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Wikipedia:良質な記事/良質な記事の選考/老人と海 20211211

選考終了日時:2021年12月25日 (土) 00:04 (UTC)2022年1月8日 (土) 00:04 (UTC)

  • (自動推薦)2021年11月の月間強化記事賞受賞記事。--Trgbot会話2021年12月11日 (土) 00:04 (UTC)[返信]
  • 賛成 :豊富な出典に裏付けされた網羅的な内容であるにも関わらず、文章量が長すぎず適切なものになっていると思います。また、『老人と海』の執筆の経緯や批評、作品の発表された当時の状況について触れていること、さらに出典を述べる際に発言者のバックグラウンドについて明記されていることなどが、今回この記事に賛成票を投じた理由です。--Dokuo350会話2021年12月13日 (月) 03:21 (UTC)[返信]
  • 賛成 とても的確にまとめられた良い記事だと思います。--Tam0031会話2021年12月21日 (火) 15:15 (UTC)[返信]
  • コメント:優れた記事と思いますが、ちょっと気になるのは、「主人公に、きわめて原始的な漁法を行う老漁師を設定したことには、生態系や環境保護に関するヘミングウェイの考えが暗示されており、すぐれて現代的なメッセージが込められている。」のように、特定の論が、あたかも普遍的であるかのように記述されている点です。「…込められていると、渡久山と都甲は指摘する。」ならよいのですが。--Falcated会話2021年12月24日 (金) 14:36 (UTC)[返信]
コメント :コメントありがとうございます。当該記事を加筆した者です。文学作品の物語の説明や解釈については、純然たる事実関係を除けば、すべてだれかがどこかで言ったことであろうと思います。だからといって、それを述べた人をいちいち挙げるのは、文章を徒に長くわずらわしくするだけです。また、ウィキペディアの場合は脚注を見ればどの文献から採用した情報かがわかるわけですから、特に明示が必要と考えられる場合、例えば作者自身のコメント、インパクトや議論のある評価や解釈、同じ対象についていくつか並列して述べる場合などを除けば、地の文で書いても読者はそれを普遍的なものと受け止める人はいないだろうと思っていました。ご指摘の箇所については、複数の文献で認められた見解であること、他の文献との齟齬をきたすような内容でもない、という理由により同様の扱いとして判断していますが、どうしても問題があるということであれば、適宜編集していただいて構いません。--みっち会話2021年12月26日 (日) 02:19 (UTC)[返信]
返信 (みっちさん宛) :おっしゃる通りですので、上述意見は取り消します。失礼致しました。さて、「文体」節の「一見非情に見えるうちに、情緒纏綿たる表現も用いられている[44]。」は、意味が分かりません。「「一見非情に見えるうちに」がどう掛かっているのか、また「纏綿たる」という言葉は初めて聞きました。漢和辞典に載っているのは確認しましたが、分かり易い表現に変えてもらえませんか。ここだけお願い致します。--Falcated会話2021年12月29日 (水) 13:38 (UTC)[返信]
もっと平たく言えば、ヘミングウェイの小説は「非情の文体」などと言われているが、非情さばかりではなく情感深い表現も盛り込まれているということでしょう。「情緒纏綿」とは四字熟語で、文献の表現を尊重してそのまま使いましたが、通用しないようなので取りました。--みっち会話2021年12月29日 (水) 15:16 (UTC)[返信]
  • コメント 選考期間終了時点で賛成票のみ2票かつ、一度も自動延長がされていないため、選考期間が2週間自動延長されます。--勝錦会話2021年12月25日 (土) 02:09 (UTC)[返信]
  • 賛成 作品に多角的に迫る優れた記事であると思います。細かいことですが、次の4点が気になりました。対応いただけると幸いです。
  1. 「前作の不評」節を最初から読んでいったとき、2文目の最初にある「前作」が「『老人と海』の前作」のことであるということが瞬時に分らず戸惑いました。ここでは「前作」という一語を削除するか、「『老人と海』の前作にあたる」とした方が良いと思います。
  2. 「着手」節にある「年内か遅くとも翌1950年1月早々には『老人と海』に着手したことになる」という記述と、次の「取材対応と身近な人々の死」節にある「『老人と海』の推敲を始めた1951年早々」という記述に矛盾を感じます。1951年早々には「着手」と同時に「推敲」に入ったのでしょうか。
  3. 「取材対応と身近な人々の死」の前半はこの主題(『老人と海』)に必要な情報でしょうか。違和感があります。
  4. 「『老人と海』を取り巻く政治的状況」節の第二段落最後にある、「『誰がために鐘は鳴る』以来、ヒット作に恵まれず不評を託っていたヘミングウェイだったが、『老人と海』によって彼は再びアメリカ文学の代表的な作家として甦った。」という一文は、「出版と反響」節にある内容と重複しており、「政治的状況」とのつながりも感じられないため、ここでは不要であるように思います。--MTBM3会話2021年12月30日 (木) 04:21 (UTC)[返信]
コメント コメントありがとうございます。この記事は年内に仕上がればいいと思ってぼちぼちやっていたところ、プロジェクト:アウトリーチ/GLAM/Wikipediaブンガク/オンラインを知って、その締切に間に合わせるために急いだ関係で、まだ消化不良というか粗いところが残っていると思います。ご指摘いただいた点はそれぞれ修正しました。ただし、3.については、本作と直接の関係はありませんが、推敲期間中の出来事であり、とくにカーロス・ベイカーはヘミングウェイ研究家として他の箇所でも言及のある人物だし、同じ節の後半部分だけ残すのも空白期間ができていまひとつな気がするのでそのままにしています。4.についても、ヘミングウェイが「アメリカ文学の代表的な作家として甦った」こと自体が実は政治的な状況との関わりとしての意味があると思われるそのニュアンスを残したかったのですが、単に重複と受け取られたということは舌足らずだったわけで、ここはこれ以上こだわらないことにします。--みっち会話2021年12月30日 (木) 13:51 (UTC)[返信]

賛成のみ3票以上の状態が48時間継続のため、早期終了・通過となります。--Tam0031会話2022年1月1日 (土) 14:38 (UTC)[返信]