Wikipedia:良質な記事/良質な記事の選考/祖父母 20180611
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選考終了日時:2018年6月25日 (月) 03:58 (UTC)
- (自動推薦)2018年5月度の月間新記事賞受賞記事。--totti(会話) 2018年6月11日 (月) 03:58 (UTC)
- 反対 非常に記事執筆が難しい種類の主題だと思いますが、良質とするには記述の充実度、整理が不足していると思います。内容のほとんど全部、「§祖父母の育児への関わり」から「§様々な文化における祖父母の育児参加」までが、主に育児にまつわる祖父母の役割や祖父母の健康状況への影響についての記述になっていますが、例えば各文化圏における祖父母の役割の違いや、社会的地位の違い、その要因など社会学的な記述が必要なように思います。近現代と前近代による時代的差異もありそうですし、また、感覚としては核家族における祖父母と大家族における祖父母の違いや、祖父と祖母の違い、父親系列の祖父母と母親系列の祖父母の違いなども必要な内容なのではないかと思います。そして、翻訳元の問題でもありそうですが、「§様々な文化における祖父母の育児参加」は記述がアメリカ合衆国と中国の内容に偏り過ぎているように見えます。「様々な文化」と銘打ちつつ実際に網羅されているのは近代中国の育児にまつわる社会問題と、アメリカ内の各移民コミュニティ内の差異であり、かつ体系だっておらず雑多な情報の羅列の域は出ていないように思われます。全体的に内容のブラッシュアップと整理が必要だと思います。--TEN(会話) 2018年6月17日 (日) 05:39 (UTC)
- 反対 現在の記事は、冒頭部を除いて「祖父母」というより「祖父母の育児参加」という主題になってしまっています。もちろん「祖父母の育児参加」という主題(項目名)であっても、これだけの内容があれば独立記事としての特筆性は十分に認められると思います。しかし、本記事の現状では「祖父母の育児参加」を主題とする記事と見なしても、まだやはり内容不足という点は否めません。TENさんのコメントにもあるように世界的な観点から見ると偏りが目立つし、歴史的な観点も必要でしょう。
- また、「祖父母」の記事としては文化人類学的な観点が必要だと思います。文化人類学においては、親族関係は基本的な研究対象の一つであり、いろいろな民族に関する文化人類学的な研究書には、その民族における親族関係の概念や呼称などについて一章以上のページが割かれており、あるいはそれだけをテーマとする書籍もあります。当然、「祖父母」の概念にしたところで、どの民族でも同じように持っているわけではないでしょうし、「親の親」を示す一般的な語がない場合もあるでしょう。そのような意味で現状では文化人類学的な観点の記述がほとんどありません。
- あとは細かいことですが、日本の歴史に関する記述に井沢元彦の本を出典とするのはいかがなものかと思います。現在参照されている部分に関しては間違いというわけでもないようですが、参照内容によってはかなり問題のある出典だと思います。--Loasa(会話) 2018年6月17日 (日) 10:40 (UTC)
選考終了時点で賛成票なし反対票2のため今回は見送りとなります。--Loasa(会話) 2018年6月25日 (月) 13:10 (UTC)