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Wikipedia:良質な記事/良質な記事の選考/摩擦 20171111

選考終了日時:2017年11月25日 (土) 00:04 (UTC)2017年12月15日 (金) 00:04 (UTC)2017年12月23日 (土) 00:04 (UTC)

  • 返信 コメントありがとうございます。ご指摘の点について修正する意思はあるのですが(それほど大きな修正にはならないと思うのですが)、ほかに優先したいことがあるので、選考期間を延長させていただきたいと思います。--Deer hunter会話2017年11月21日 (火) 23:18 (UTC)[返信]
  • 返信 アジア月間のための執筆を優先していたため、時機を逸してしまった気もしますが、とにかく要出典部分3件について修正を行いました。元の文と近い内容で出典付きの記述を行うことはできたように思います。あまり選考期間を引き延ばすのもなんですが、選考終了日は今から2週間後に設定いたします。--Deer hunter会話) 2017年11月30日 (木) 15:46 (UTC)(字句修正--Deer hunter会話2017年11月30日 (木) 15:51 (UTC)[返信]
  • コメント:読みました。この辺りの分野は個人的にも興味関心があるのでそのような記事の選考に参加できてとてもうれしい限りなんですが、良質な記事としては、、、もうちょっと要改善なのではないかなあというのが感想となります。
  1. 細かいですが、安息時間という言葉と待機時間という言葉が出てきますが、同じものでしょうか。同じならば用語を統一するか、同じものを意味することを補足するかした方がいいかと思います。
  2. 「流体摩擦」と「表面摩擦抵抗」というセクションについて。内容自体は問題ないと思いますが、用語の割り当て方が適切なのかどうか疑問に思いました。「流体摩擦」という言葉は、どちらかというと流体-個体表面間摩擦を指すことが一般的という認識です。流体内における粘性現象のことに限って「流体摩擦」と呼ぶのが適切なのか疑問に思いました。英語版の翻訳に由来するようですが。
  3. 「自動車のタイヤがスリップせずに転がるのは静止摩擦のはたらきである」で始まる静止摩擦の説明がありますが、厳密には実際にはタイヤと地面(鉄道車両の場合だったら車輪とレール)は微小に滑った状態で駆動力・制動力を伝えているので、この辺りの話もどこかに上手く盛り込んでほしいなと思いました([1][2]粘着式鉄道#粘着現象)。
  4. 「応用」節、箇条書き的書き方で全体的にやや散漫な印象があります。出典がない記述も目につきます。もう少しうまく話題を整理してまとめていく必要があると思います。--Yapparina会話2017年12月2日 (土) 17:01 (UTC)[返信]
  • 返信 改善点の指摘に感謝します。基礎的で重要な項目だけに、編集・査読に関わる方が増えるのはとても心強く思います。ご指摘の4については対応できていないのですが、とりあえずお返事いたします。
  1. time of repose=安息時間という訳語は、angle of repose=安息角にならって私が勝手に当てたものです。日本の文献で用例を見たことはありません。CiNiiで検索した限り、日本語としては「待機時間」の方が一般的だと思います([3]では、「固体同士を接触させてからせん断外力を印加するまでの時間」が「待機時間」だとはっきり定義しています)。おそらく「待機時間」はdwell timeの訳語でしょう。手近な学位論文によればdwell timeはtime of reposeと同義です。結論として、日本語の「安息時間」は使わず、すべて「待機時間」で統一します。
  2. 流体内部の粘性を「流体摩擦」と呼んでいるのは、あまり考えもなく英語版を翻訳しただけです。『流体摩擦』 - コトバンクによればその用例もないではないようですが、一般的ではないということに同意します。また「流体潤滑領域における固体間の摩擦」を流体摩擦と呼ぶ例も見られるのですが、それが誤解を招くこともないでしょう。そこで、粘性についての節見出しは「流体の内部摩擦」、粘性抗力は「流体摩擦」としてはどうかと思います。
  3. このトピックについては、紹介してくださった文献で私自身の理解も進みました。「応用」節に自動車タイヤの摩擦について加筆しておきました。Yapparinaさんが引用した「静止摩擦」節の文章は(これも元は英語版ですが)導入的な内容なので、細かいことは省いた記述にしました。
  4. 「応用」節のクォリティが低いという点は同感です。ただ手元に資料が少なく、題材も広いこともあってすぐに修正することはできません。この辺は(他の節の出典が弱い部分についても)追い追い余裕のある時に追記していこうと思っています。--Deer hunter会話2017年12月10日 (日) 05:55 (UTC)[返信]
  • ご対応いただきありがとうございます。平日はあまり時間が取れないので、他の人からの票やコメントを集う意味でも、選考期間をマックスまで延長しときました。また後日改めて返答します。少々お待ちをば。--Yapparina会話2017年12月11日 (月) 14:08 (UTC)[返信]
  • 賛成 :記事を確認しました。修正ありがとうございます。良質な記事の目安には達していると思いますので賛成を投じます。将来的な課題として、以下のような点が改善点として残っていると感じました。
  1. 英語版に由来するようですが、その著者自身の論文を出典とした研究紹介のような記述がいくつかありますが、これらについて、百科事典記事の中で本当に書くに値することなのかどうか、疑問に感じました。「1877年にフリーミング・ジェンキンとジェームス・アルフレッド・ユーイングは静止摩擦と動摩擦の連続性について研究した」や「単純な力学系について、空力弾性力学におけるフラッター不安定性と乾燥摩擦とのつながりが発見された」といったような記述のことです。エポックメイキングな研究なのか、無数にある研究の中の一つに過ぎないのか。やはり、第三者による二次資料中で評価され取り上げられている(いわゆる特筆性があるといえる)研究を載せるのが、理想的かなと思います。
  2. mechanical systemを力学系と訳されている箇所が散見されますが、力学系といえばある量の時間変化を記述するモデル(方程式)全般を指すものなので、ここでは、「力学的な系」とか「機械的な系」とかぐらいの表現がより適切かと思います。今の記述でも間違っているというほどでもないですけどね。
  3. 摩擦係数の測定の話を書くならば、節を独立させるべきではないかなと思いました。摩擦を応用している話とは趣旨が異なっており、「応用」節の下に収められるのは妙に感じました。また、物を掴めるのも摩擦のおかげといったような話をどれだけ盛り込むのか。ペンで書く、立つ、歩く、といったような摩擦の恩恵を受けている事柄は無数にあるので、ここでは工学的に意識的に摩擦を利用している事物に絞らないと話が発散してしまう気も。そのような点も含めて「応用」節はまだ改善できると思います。
  • 残っている無出典の箇所は、後で、私の方でもやれる範囲で出典追加しておきます。日常的に誰もが慣れ親しんでいるものであり初等的な物理教育で早期に習うものでありながら、その実、わからないことが多く残っており、定量的な計算予測もまだまだ難しい、というのがこの分野の奥深さであり興味深さですよね♪ --Yapparina会話2017年12月15日 (金) 21:17 (UTC)[返信]
  • 賛成 私より詳しいYapparinaさんが質疑をされていたので見守っていましたが、良さそうだということなので私も賛成とさせていただきます。私も高校物理のレベルでしか摩擦を知りませんでしたが、凸凹のモデルだと確かに逆勾配の場所が問題になるし、摩擦力が垂直抗力に比例するのであって接触面の面積に拠らないということをうまく説明できる凝着説を読んで、なるほどと思わされました。基本的な項目が充実してくれるのは嬉しいです。--Tam0031会話2017年12月16日 (土) 14:32 (UTC)[返信]
  • 賛成 基本的な項目について、様々な観点から丁寧に書かれており、良質な記事の基準を満たしていると思います。--アリオト会話2017年12月22日 (金) 13:28 (UTC)[返信]

選考終了時点で賛成3票のため、通過となります。--Tam0031会話2017年12月23日 (土) 10:00 (UTC)[返信]