Wikipedia:良質な記事/良質な記事の選考/岡上菊栄 20191024
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選考終了日時:2019年11月6日 (水) 15:17 (UTC)
- (推薦)月間新記事賞に漏れた記事です。この方の福祉・慈善活動に捧げた生涯がよくわかる記事になっており、異論のある点については丁寧に併記されており、良質な記事の水準に達しているものと思います。--Tam0031(会話) 2019年10月23日 (水) 15:17 (UTC)
- 賛成 :推薦者票。--Tam0031(会話) 2019年10月23日 (水) 15:17 (UTC)
- 賛成 社会福祉活動を目指すべくして生まれ育ったことがよく分かる内容になっており、また、検証可能性や中立性の観点も手堅く押さえてあり、良質な記事の基準は大幅に上回っていると思います。さらなるブラッシュアップを目指されるのであれば、以下ご参考になさって下さい。
- 【半孤立化】標準名前空間からのリンク元が現時点で3ページしかないので、社会福祉系だったり高知県関連ページにリンクを積極的に貼っていってほしいです。もっと注目されてもいい偉人だと思うので。
- 【関係した人たち】世話をした子供や高齢者、町の人については十分書かれていると思います。一方、菊栄の部下や高知慈善協会の関係者などの「協働者」がほぼ書かれていないのが残念です。他の人物伝でもよく見かけるのですが、カリスマ的人物の記事を読むと、何でも全て一人で切り盛りして成し遂げたように書かれる傾向にありますが、園長 (つまりリーダー) ならば部下を育てたり、報告などの事務仕事も大きなウェイトを占めていたはずです。たとえば、晩年に一番弟子の島田久が急に登場するのですが、本来ならば園の運営の中で島田が登場し、菊栄とどのような役割分担や関係性を築いたのかが書かれるべきですよね。
- 【記述順・構成】「#菊栄と町の人々」の節は推敲が必要そうです。1924年の夫死去の後ろに、1901年のダウトへの相談が記述されていますが、時系列的に逆行しますし、ダウトを「町の人々」にカテゴライズするのも違和感があります。1点目の指摘とも関連しますが、事業関係者の節を作って、ダウトの逸話はそちらに移動した方が良いと思います。また、町角に「同情函」が設置された話も、夫死去と同一段落に書かれているのは文脈的に違和感があります。夫の死後、自分の生活費を賄うために募金箱を設置したのか、施設運営費の足しにするためなのか、どちらなのでしょうか?
- 【評価コメントの引用】「#評価」の節では、Quotationを使って評価コメントを引用していますが、そこまで強調するほどの特筆性があるようには思えませんでした。文字数は削ってプレーンな「括弧書き」で十分だと思います。
- 【逸話の紹介量】「#人物」の節ですが、家族と出生に関する異説については良いのですが、その前段の逸話については、既に前のパートで散々逸話が書かれているので、too muchだと思いました。文献を調べれば調べるほど、逸話は多数見つかると思うのですが、書けば書くほど要点が伝わりづらくなり、かつ著作権法上の引用の許容範囲を超えるリスクが高まるだけなので、なるべく取捨選択した方が良いと感じます。
- 【長男の名前】誤植でしょうか。長男ヨシキの表記が「義在」と「義材」の2通りあります。
- 読んでいて元気をもらえる人物伝、ありがとうございました。--ProfessorPine(会話) 2019年10月31日 (木) 14:14 (UTC)
- 初版投稿者です。ご査読・ご助言、ありがとうございます。ご要望に応えるためには図書館での調査、記事構成の再考など時間が必要ですが、差当り参考文献『おばあちゃんはここぞね 岡上菊栄の軌跡』のみ個人で所有しておりますので、長男の名のみ確認しました。同書199-201頁によれば、正しくは「義材」でした。申し訳ありません。訂正させていただきました。--逃亡者(会話) 2019年10月31日 (木) 19:25 (UTC)
- 賛成 丁寧にまとめられた記事であり、良質な記事として問題ないと思います。--TEN(会話) 2019年11月4日 (月) 15:39 (UTC)
選考終了時点で賛成3票のため、通過となります。--Tam0031(会話) 2019年11月7日 (木) 13:50 (UTC)