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Wikipedia:良質な記事/良質な記事の選考/富士川橋梁 (東海道本線) 20190519

選考終了日時:2019年6月2日 (日) 14:56 (UTC)

  • (推薦)自薦です。東海道本線の橋で、大正時代の桁交換工事について不明点があるものの、日本鉄道土木史の権威と言える方もわからないと述べている内容なので、仕方ない点だと思います。月間新記事賞に届きませんでしたが、この橋について文献に基づいて書けることはほぼまとめたものと考えています。--Tam0031会話2019年5月19日 (日) 14:56 (UTC)[返信]
  • 賛成 :推薦者票。--Tam0031会話2019年5月19日 (日) 14:56 (UTC)[返信]
  • 賛成 実質的な主執筆者のTamq0031さんがおっしゃる通り、歴史的内容に関しては、現状で書ける内容は書き尽くされているように思います。ただ、過去の施設ならともかく、現役の施設なのですから、現時点での運営状況についての解説(以下のコメントでもいくつか疑問点として挙げているようなこと)がまったく書かれていないというのはちょっといただけません。
§2 当初の建設
  • 「富士川橋梁の建設を担当したのは、「鉄橋小川」の異名を取った橋梁架設の名人、小川勝五郎であった。」
小川勝五郎はどういう立場の人物だったのでしょうか。鉄道局の技官でしょうか。それとも工事を請け負った民間企業の技術者でしょうか。(もしかすると工事自体が鉄道局による直接運営であって民間企業は関わっていなかったのでしょうか)
§6.6 その後の対策
  • 「まさに活断層の位置が確認され」
富士川河口断層帯は、今後30年間の地震発生確率が最高レベルとされる、もっとも活動性が高い断層の一つとされています。まさに当橋梁がその断層の真上を通っていることが明らかになったわけですが、何らかの地震対策は取られているのでしょうか。
橋梁構成図
せっかく図を描くのなら、ついでに各橋梁部分にそれぞれ、竣工年と更新年および廃止年と撤去年(これは書いてありますね)を書いていただければと思います。新設、復旧などの各節を読むたびに、ええと、どっちの橋梁の方が古いんだっけ、と確認したくても、本文を読んでもすぐにはわからず結局前の節を読み返すはめになるので、それこそ竣工年等の情報を図に書いてもらえるとありがたいです。
また、これは本当にどうでもいいことなんですが、地図を見る時の感覚からすれば、右側を東(東京方面)として描いてもらった方が見易いし直感的に頭に入りやすいと思います。この種の図ではこういう風に描くのが慣習である、と言うことならばそれ以上言うこともないのですが。
運転規制について
鉄道の橋梁ではたいてい、豪雨や強風の際に降水量や風速に関して速度規制や通行規制が設けられているはずですが、富士川橋梁のそれはどうなっているのでしょうか。現時点における具体的な規制の数値がわかれば本記事に記載すべき内容だと思います。
その他
旧下り線橋梁は結局竣工後50年も満たないうちに廃止されたわけですが、現在の下り線橋梁は、橋脚やトラスの一部の補強・補修やいくつかのトラスと橋脚の交換がされているとはいえ、橋脚は一番最初の1889年のもの、トラスは1914年災害復旧後のもので、もう100年以上使用されているわけですよね。老朽化等の問題は出ていないのでしょうか。老朽化の問題があるにしても補強や補修で間に合う程度のものなのでしょうか。架け替えの検討はされていないのでしょうか。
加えて言えば、これだけ長く現役で使用されている施設であれば、そろそろ稼働遺産とか何かそういったものの指定対象になってもおかしくなさそうですが、そういう話はないのでしょうか。
--Loasa会話2019年5月21日 (火) 15:07 (UTC)[返信]
コメントありがとうございます。すぐに加筆修正するのは時間的に難しいので、とりあえずご返答だけ先にさせていただきます。
  • 小川勝五郎は、鉄道局から請け負って建設工事を行う土木業者のトップです。当時のことで、まだ会社組織になっていなかったようで、小川組と称される一団の親分みたいな人です。ただ小川の場合は橋梁工事での業績が認められたため、鉄道局側の役人にも取り立てられていて、自分で積算した工事を発注し自分で工事するみたいな、当時としても異例のことをしていた時期があるそうです。この辺り面白いので、できれば個人の記事を書きたいと思っていますが、まだ十分資料がありません。彼の立場を後ほど多少補足したいと思います。
  • 活断層の位置については、明らかになったとあるだけで、その後の対策についての資料が見当たりません。阪神大震災を受けた基準の強化で落橋対策くらいは施されているものかと思いますが、個別の橋梁について触れた記事はなさそうです。
  • 橋梁構成図に竣工年・更新年・廃止年を補う件は了解しました。後ほど作業したいと思います。右を東京方面として描いた方がわかりやすい、という件は、確かにそういう発想はあるかと思いますが、鉄道の図面は起点を左側に描くのが標準で、この件の図もそうなっています。つまり、数直線のように右に行くにつれてキロ程が大きくなるように描く、ということです。
  • 運転規制については、東海道新幹線の富士川橋梁については聞いたことがあるのですが、在来線でどうという話を聞いたことがないです。路線全体で汎用の値を使っているのではないかと思います。
  • 老朽化については、「その後の対策」の節で、多少ですが腐食桁の交換や橋脚の補強を行っていることに触れているかと思います。架け替えの検討が1982年の流失事故の前に行われていたことも記載していますが、結局補強で行く方針になったようです。なお100年以上使われている橋としては、中央本線多摩川橋梁上り線、南海電気鉄道本線紀ノ川橋梁上り線、山陽本線市川橋梁などいくつかありますが、土木遺産的な指定を聞いたことがないですね。
以上の2件については時間が取れ次第補足させていただきます。--Tam0031会話2019年5月21日 (火) 15:47 (UTC)[返信]
報告遅れましたが、上記対処させていただきました。--Tam0031会話2019年5月25日 (土) 15:17 (UTC)[返信]
  • 賛成 歴史ある鉄道橋について、丁寧に解説されているものと思います。良質な記事の目安の観点では賛成なのですが、一般向けの百科事典として考えると、専門用語が連続するところはやや難解に感じます。補足説明が必要と感じた用語は、例えばトラス橋各種(ダブルワーレントラス、プラットトラスなど)、「プレートガーダー」、「ダブルメッセンジャーコンパウンドカテナリ」などです。初出箇所や要所でトラス橋を参照したり注釈等を入れたりしていただけると嬉しいです。--Mogumin会話2019年5月27日 (月) 13:09 (UTC)[返信]
    • コメント ありがとうございます。トラス桁関連についてはとりあえずリンクにしました。プレートガーダーやカテナリについてはうまくリンクできる先が見当たらないですね…。--Tam0031会話2019年5月29日 (水) 15:59 (UTC)[返信]

賛成のみ3票の状態が48時間継続したため、早期終了・通過となります。--Mogumin会話2019年5月30日 (木) 02:41 (UTC)[返信]