Wikipedia:良質な記事/良質な記事の選考/切餅事件 20220111
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選考終了日時:2022年1月24日 (月) 15:58 (UTC)
- (自動推薦)2021年12月度の月間新記事賞受賞記事。--totti(会話) 2022年1月10日 (月) 15:58 (UTC)
- 反対 大昔に新潟の餅メーカーと仕事の繋がりがあったので、興味を持って見ていた事件でした。本記事は事実関係が出典付きで記載されている点は評価できるのですが、以下の理由から改善が必要かと思います。
- 率直な感想ですが、内容が専門的過ぎるのではないでしょうか。導入部でもう少し事件について分かりやすく概略を書いたり、専門用語を言い換えるなど、Wikipedia:専門的な記事も分かり易くの通り、裁判制度や特許法に詳しくない一般的な読者にも内容が理解できるような書きぶりにする必要があると思います。
- 記事が知財裁判に特化しており、なぜこのタイミングで越後製菓が佐藤食品工業を提訴したのかや、判決が餅メーカーの商品開発に与えた影響(後日談ですが、越後製菓は2016年に鏡餅の包装の特許侵害で凸版印刷から提訴されたりしてます[1])など、法律面以外の部分が分かりません。新潟の大手餅メーカーはほぼ寡占状態の中、ほとんど技術的に似た製品を長年にわたり製造販売してきたのに、不思議なんですよね(伊藤歩 (2013年7月22日)にも「新潟県には県の食品研究センターと県内の加工食品業者が一体となって研究開発を進めてきた歴史があり、包装餅は米菓やみそと並んでその代表格でもある。同業者どうしの結束は基本的に強い。」とあります)。競合のたいまつ食品も佐藤食品の擁護に回ったほどだし。また、伊藤歩 (2012年4月19日)の記事で越後の社長が、当初はライセンス支払いを交渉したが応じないので提訴した、と言ってますが、そうした裁判に至る背景は書くべきと思います。あと、きむら食品の餅は佐藤食品が新潟県に実施権を譲渡した特許を用いて製造していたことは書くべきでしょう(書かないと「県餅工理事会の場で再許諾に異議を唱えなかった」の再許諾の意味が分かりません)。
- それと、越後製菓と佐藤食品の餅の切り目の違いを表すイラストはあったほうが理解しやすいかと思います。--Iso10970(会話) 2022年1月11日 (火) 13:17 (UTC)一部修正--Iso10970(会話) 2022年1月11日 (火) 13:29 (UTC)
- コメント まあ確かに読むのに特許に関する基本的な知識が必要かなと思いました。もう少しわかりやすさは改善できそうです。上のIso10970さんの指摘事項ももっともです。あと冒頭節のところで「二審では原告の主張が認められ結審した」とありますが、結審という言葉は裁判の審理(弁論)を終えて、判決を待つばかりになることを意味するので、こういう場所では使わないと思います。二審で原告の主張が認められ、最高裁への上告が棄却されたということなので、私なら「一審では被告の主張が認められたが、二審では原告の主張が認められ、最高裁への上告が棄却されて確定した。 」のように書くと思います。--Tam0031(会話) 2022年1月11日 (火) 15:17 (UTC)
- 賛成 Iso10970さんの指摘事項に全部は対応できていないですが、かなり改善されたように見受けられるので、私としては賛成票としておきます。もう間に合わないと思いますが。--Tam0031(会話) 2022年1月24日 (月) 15:21 (UTC)
選考期間終了時点で賛成票1票、反対票1票のため、見送りとなります。--勝錦(会話 - 投稿記録) 2022年1月25日 (火) 08:44 (UTC)