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Wikipedia:良質な記事/良質な記事の選考/井亀あおい 20230827

選考終了日時:2023年9月10日 (日) 13:59 (UTC)

  • (推薦)2023年6月の月間新記事賞に漏れた記事で、自薦となります。この人物の生涯と遺稿集の刊行の経緯、評価などについて、一通りの記述はできているものと考えて推薦いたします。--灰色の海会話2023年8月27日 (日) 13:59 (UTC)[返信]
  • 賛成 :依頼者票。--灰色の海会話2023年8月27日 (日) 13:59 (UTC)[返信]
  • 賛成 :とてもよくまとまった記事だなと思いますので賛成といたしますが、2箇所ほど気になった(というかより詳細を知りたいなと感じた)箇所をば。中澤節子千野敏子では自殺直前のノートの記述について触れられていましたが、本記事では特に触れられていません。これは特に自殺を思わせるような記述はなかったということでよいでしょうか? 10月18日時点では自殺に対して否定的な記述があったにもかかわらず、それから1ヶ月で自殺にまで至った心情の変化はどのようなものか知りたいなと感じました。また、井亀あおい#家族関係節を読むに、彼女の人格形成には母親の影響が強かったように思いましたが、母親のパーソナリティについての分析や、母親(・父親)自身の自省などはあったりするのでしょうか? --Keeezawa会話2023年8月28日 (月) 23:08 (UTC)[返信]
  • 賛成 丁寧に調査された記事で良質な記事の目安を満たすものと思いますので賛成いたします。日記でありながら消しゴムの跡や誤字脱字がほとんど見られないという気の張り方は凄まじいですね。--Gurenge会話2023年8月29日 (火) 12:15 (UTC)[返信]
  • コメントよく調べられた、とても読みやすくまとまった記事だと思います。興味深く読ませていただきました。なかなかここまできれいに整理して書くのは難しいので、今後参考にしたいと思いました。いくつか気になったところがありましたので、ご確認よろしくお願い致します。ほとんどが「分かれば」、というものになります。
  • 「10月頃にはテニスクラブに入部するが、クラスの雰囲気に溶け込むことができず、時々苦痛を漏らしていたという。」ですが、「テニスクラブに入部するが、」の後は、テニスクラブについての否定的な内容が来るかと予想していたので、クラスについての記述が続いたので、これはテニスクラブには溶け込めたが、クラスには溶け込めなかったということなのか、少し考え込んでしまいました。「が」を変えたほうが文意が明瞭になるかもしれません。
  • 洗礼についてですが、キリスト教徒ではない家庭で、未成年の子供が洗礼を受けるというのは、大事な気がしますが、両親からの反応は特になかったのでしょうか?
  • 9月15日には自殺未遂はどのようなものだったのか?
  • 遺稿について、小説、詩・小説・童話・雑感などの内容の割合などあればよりよいかと。作風についてはよくわからなかったので、もっと説明があればうれしいです。「もと居た所」以外に注目された作品があれば、それについても。
  • 「アルゴノオト」の内容ですが、「あおいの日記」のタイトルで連載されたとのことなので、日記だろうと思いますが、日記なのでしょうか?
  • 「アルゴノオト」の「残りの七冊と数冊のメモ」は、未公開のままですか?
  • 「泰西名画」という言葉は、少し難しく感じました。
  • 「遺稿集の刊行」節に刊行された書籍が文章で説明されていますが、一覧になったものを見たいと感じました。「参考文献」節の中の書籍を、遺稿集と参考文献で分けていただけると便利だと思います。
以上、こまごました内容ですみません。よろしくお願いします。--呉野会話2023年8月29日 (火) 12:31 (UTC)[返信]
  • コメント 皆さま、仔細にお読み頂きありがとうございます。まずKeeezawaさんのご指摘につきまして、死の直前の日記の部分に関してはまさに仰る通りで、最後の11月18日の記述は自殺直前ということを思わせるような記述ではなく(「書いていることと考えること、とか、考えようと努力して考えていることと本当に思っていることが、正反対であるということは、非常にしばしばあるものだし、……」といった書き出しです)唐突に終わったというような印象を与えます。11月15日には「いよいよ手がつけられなくなるほど落ちてしまうまでは、何度でもやり直してみるさ」とある一方、翌16日には「反省も自責もやめてしまえ。無駄なことだ」とあったりと、最後まで感情の波が見てとれはするのですが。こうした日記の終わり方について言及している資料があれば書きやすいのですが、これが見当たりませんでした。
また、母親と自身の関係に対する嫌悪が自殺の原因となった可能性については、山下(2004)や水間(2005)の指摘・分析がありますが、当の両親が娘の遺著2冊に寄せている文章には、この辺りについての分析はありません。本文に記述した通り、知らなかったあおいの一面を知ってショックを受けた、とはありますが、以前から希望と絶望の間をさまよっていた、以上の原因はわからないといった感じです。
呉野さんのご指摘につきまして。
  • 「10月頃にはテニスクラブに入部するが、……」の部分を修正いたしました。「泰西名画」は原文にあった「いわゆる」を付け加え、一般名詞の類と考えて「(西洋の名画)」と付記しました。參考文献節は、著書とその他の書評等の二つに分離しました(『もと居た所』の収録作品数はかなり多く、全てを列記することはできないのですが)。
  • 洗礼と、1974年9月15日の自殺未遂(五島列島まで行って何をしていたのか)に関しては、これ以上の記述を見つけられませんでした(日記に、殆ど教会には顔を出していない、というような記述はありますが)。ご指摘の6番目にも重なるのですが、この辺りの日記は未収録ということもあります。『アルゴノオト あおいの日記』刊行時点で、母親はまだ残りの日記は未読ということで、その後、この2冊以外の遺稿が刊行された形跡も(残念ながら)ありません。
  • 『もと居た所』の残りの作品について。割合に関しては「小説7編・詩55編・エッセイ5編」ですが、表題作の小説以外の記述が殆どなかったため、新たに書評で言及されているものについて加筆しました。
  • 「アルゴノオト」は仰る通り、日記です。少々わかりにくかったため、「アルゴノオト」節に明記しました。
ひとまず、以上となります。よろしくお願いいたします。--灰色の海会話2023年8月30日 (水) 16:15 (UTC)[返信]
ご対応いただきありがとうございました。早期終了しているので投票はしませんが、私ももちろん賛成です。--呉野会話2023年9月3日 (日) 11:46 (UTC)[返信]

賛成のみ3票以上の状態が48時間継続のため、早期終了・通過。--Family27390会話2023年8月31日 (木) 15:41 (UTC)[返信]