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Wikipedia:良質な記事/良質な記事の選考/ジャバウォック 20121205

選考終了日時:2012年12月19日 (水) 02:23 (UTC)

  1. 概要部分が適切かどうかわかりませんでした。一次資料に書かれた表現は限られており、現在の概要に書かれた特徴の説明は、原文から推察された著者・研究者の想像を合成しているように読み取れてしまいます。原文/事実を紹介し、これを元に(想像すること自体が無意味とする意見も含めて)だれそれはどう解釈したかといった形式の方がいいのかな、と思いました。
  2. 特に日本でジャバウォックが一般化した経緯がいまいちよくわかりません。有名な作品がモチーフとして取り上げたことで知られるようになったのか、翻訳された『鏡の国のアリス』が人気を博したのかなど、日本における受容については今後の加筆に期待したいと思います。
  3. 解釈については非常にうまくまとめられており、なるほどと感心させられる文章だと思います。
  4. 映画等、他作品での扱いの節については、もう少し加筆が欲しいところです。特に映画(映像作品)については「アリス・イン・ワンダーランド」以外にも『鏡の国のアリス』として映像化された作品の中で、ジャバウォックがどのような扱いであったかなどが記述されれば良いと思いました。「映画等」の節名は見直してください。
指摘1の疑問が解消されれば良質な記事への選出に賛成票を投じたいと思います。--ayasesaya会話2012年12月7日 (金) 13:08 (UTC)[返信]
初版投稿者です。ご指摘ありがとうございます。記事修正には初版時点で私の用いた資料を読み返さなくてはならないのですが、私物ではなく遠方の図書館で読んだものです。年末のせいか仕事が非常に多忙な上、私事で恐縮ですがそろそろ父の一周忌の準備があり、些細な編集作業ならともかく、選考準備期間内での大幅な修正、遠方の図書館への遠征は非常に困難な状況にあります。ご指摘の箇所につきましては、来年1月以降の課題とさせていただければと存じます。せっかくご推薦くださったのに申し訳ありません。--逃亡者会話2012年12月8日 (土) 08:38 (UTC)[返信]
「概要」に関しては問題ないはずです。まずもとの詩でジャバウォックの特徴を記述している本文はわずかですし、またかばん語を多用している詩であるため、現在記事にある以上の引用を行うと詩自体の解説に踏み込まざるをえず記事間のバランスが崩れると思います。また「著者・研究者の想像を合成している」という指摘もあたらないでしょう。この節の第一段落の前半は詩の本文の紹介、後半は別の著者の解釈というふうに構成上はっきり分かれていて、その点は細かく付けられた出典から確認できます。どの解釈がだれによるものかもこれから分かるので、Wikipedia:独自研究は載せないに解説されている情報の合成にはなりません。「誰による解釈か」という点も出典から明らかですし、この場合はわざわざ本文に解釈者の名を記すかたちにする意味はないと思います。なにか特に記事主題にとって重要な人物とか研究者(マーティン・ガードナーのような)であれば本文に記す意義もあるでしょうが。節の分け方としても「概要」は形態・生態的な記述、「解釈」は語義などからの言語的な考察として明快に分かれていると思います。--頭痛会話2012年12月8日 (土) 09:15 (UTC)[返信]
私が問題と思ったのは『幻想動物事典』と『新説RPG幻想事典 剣と魔法の博物誌 モンスター編』という資料をメインに綴られた「この文面から…解釈されている。」までの文章です。想像すること自体が無意味とする言説がある中で、概要の節に一次資料にある以上の形態的な説明が必要とは思えませんし、どうしても記述するなら一般解釈と取られないよう配慮する必要があると思いましたので、「適切かどうかわかりません」という指摘になりました。また、概要/解釈の棲み分けが頭痛さんの言われる通りなのであれば、概要という節名は適当でないように思います。--ayasesaya会話2012年12月8日 (土) 13:21 (UTC)[返信]
『幻想動物事典』と『新説RPG幻想事典』はサブカルチャー寄りの文献だと思うので、一般的な解釈であるかのように書くのはたしかによくないかもしれません。そのへんは文面をちょっと調整するだけで済むのではないでしょうか。また「この文面から~」で段落を分けたほうが一次資料と解釈とがはっきり分かれて明瞭かもしれません。この部分が不必要ということはないと思いますが、「概要」は変更するなら「形態と生態」「描写」などでしょうか。--頭痛会話2012年12月9日 (日) 02:14 (UTC)[返信]
あくまで概要節に書かれるべきは「記事の概要」であると思います。つまり、文面を変えたとしてもここに架空の生物として捉えたジャバウォックの説明のみを記述するのは、特定の観点のみを記載しているようで、個人的にはあまり賛同できないのです。幻想某などの資料はルイス・キャロルの作品にヒントを得て、様々な二次的な作品などから誕生した「ジャバウォック」という大衆化した架空の生物について説明を試みているように思いました。それは確かに本記事が主題とするジャバウォックのひとつの側面なのですが、『鏡の国のアリス』に登場するジャバウォックを以って別の解釈をした者もいたのは解釈節に説明がある通りだと思います。そうした、さまざまな解釈がなされ得る題材であることを、概要では触れる必要があるのではないかと思うわけです。
頭痛さんが言われるように概要節の節名をそのまま別の名前に変えてしまうというのも解決手段のひとつだと思います。つたない説明ですみませんが、ご検討くだされば幸甚です。--ayasesaya会話2012年12月9日 (日) 08:34 (UTC)[返信]
「概要」節の使い方については同感でこうした場合はなるべく具体的な節名を用いてほしいと思っています。今回の場合は「記事の概要」ではなく「(分析や解釈の対象としての)記事主題の概要」であるということが構成上わかるので難点とまではしませんでした。--頭痛会話2012年12月9日 (日) 12:00 (UTC)[返信]
文面にほぼ手を加えずに節をいじることくらいでしたら可能かと思いまして、差し当たり試作中です。
利用者:逃亡者/sandbox
最初に詩ありき、幻想動物系書籍での解釈はそれに付随するものと考えて記述順を変え、節名は皆さんのご助言を参考にしてみて、幻想動物系書籍での解釈に「これこれの書籍では」と付け加えています……ただし「詩の解釈」で「ジャバウォックが剣で倒された」ことを引合いに出すからには、その前の節にある原典の詩にそのあたりを書き加える必要があると思われますので、これではまだ不十分と考えます(ですのでまだサンドボックスで書いています)。詩部分の加筆には例によって図書館調査が必要ですが、『鏡の国のアリス』でしたら近くの図書館にあったはずですので、時間が取れ次第行ってみます。
なお本記事執筆にあたってまず読み始めた資料が幻想動物系書籍でしたが、『鏡の国のアリス』に関する研究書籍などにもっと情報があれば、最初にご指摘のあった2,4も解消できるかもしれません。これは初版執筆にあたっての私の調査不足でした。申し訳ありません(私が最初に読んだものがそういった系統の書籍のため『ジャバウォックはドラゴンみたいな怪物のように一般人に解釈されているようだ』と先入観を持ったことが、現状のような記事形態にしてしまった一因と思います)。
また、先に述べましたように現在非常に多忙で、平日の編集作業は困難ですので、申し訳ありませんがコメントが遅れる可能性大であることをご了承いただけますと幸いです。--逃亡者会話2012年12月9日 (日) 20:22 (UTC)[返信]
タイミングの悪いときに推薦してしまったようですいません。選考期間は延長できますし、間に合わなければ提出しなおすこともできるのでご負担にならないように対応していただければ幸いです。--頭痛会話2012年12月10日 (月) 05:38 (UTC)[返信]
お忙しい中、修正についてご検討頂きありがとうございます。試作中の記事と現行の記事を読み比べてみました。1の指摘についてはこの内容で解消されていると思います。確認が遅れてしまってすみません。--ayasesaya会話2012年12月13日 (木) 14:25 (UTC)[返信]
ご確認ありがとうございます。ひとまず現在の試作案に、確認できた原典内容を加味し、現記事を加筆・修正しました。ただし、WP:Vの「記事は、全体的には信頼できる二次資料に基づきます」を考慮すると、映画『アリス・イン・ワンダーランド』に関する記述は二次資料による出典を欠いているため、個人的には検証可能性の観点において未だ問題を孕んでいるのではないか、と思われます。これまでに挙げた出典は、『アリス・イン~』公開以前のものばかりのために当然、同映画に関する記述はなく、ネット検索で見つかったのは現在、『ジャバウォック 天空の龍神と雷斬りの剣』という作品の宣伝文句で、ジャバウォックが「『アリス・イン~』に登場」と引合いに出ているので、ジャバウォックが有名になったのは『アリス・イン~』の功績なのかな?といった程度です[1]。引き続き捜してみます。
選考期間ですけれど、来週はともかく再来週になると2週間近く自宅を離れなければならず、図書館はおろか手元の蔵書を読むことも不可能ですので、現状で無理に対応するよりは、ご助言のように今回は見送っていただき、余裕のある状態で良い記事に仕上げたほうが良いかと考えております。--逃亡者会話2012年12月16日 (日) 07:11 (UTC)[返信]
修正後の「詩の解釈」という見出しですが、ジャバウォックの詩が別にある以上はやはりこの見出しはよくないと思います。「言語的解釈」くらいがよいのでは。また「概要」で定義の箇条書きを使うのは避けて欲しいです(これも箇条書きの一種なので)。何を扱っているかは明白なのでここは段落を分けるだけでいいのではないでしょうか。私はやはり原典の内容と形態・生態の解釈とは「形態・生態」でまとめたほうがよかったかなと思います。
あと映画についてですが、テリー・ギリアムとシュヴァンクマイエルにそれぞれ『ジャバウォッキー』という映像作品があり、前者は気ぐるみを使っているそうです。このあたりの作品でどのように扱われているかも加筆できればと思いました。
選考期間については了解しました。ご負担にならないようブラッシュアップしていただければと思います。--頭痛会話2012年12月19日 (水) 19:02 (UTC)[返信]
思いがけず平日仕事の合間に関連資料に巡り合えましたので、次の連休にもう少し手を入れようと思っておりました。
取り急ぎ質問です。冒頭表示「選考終了日時:2012年12月19日 (水) 02:23 (UTC)」をすでに過ぎており、選考期間が延長されたようなお知らせもありませんが、記事構成などについての議論はこのままここで続けてよろしいのでしょうか? 選考終了を終えたらノート:ジャバウォックへ移るべきかとも考えておりました。
他の派生作品については、ギリアムの映画はちょうど資料を発掘したところでした。シュヴァンクマイエルはまったく存じませんでしたので、調査は時間がかかりそうです。ほかにも他作品についての情報を仕入れられそうですが、節全体の構成は
; (作品名)
: (作中のジャバウオックのあつかい、キャロルからの影響など)
のように箇条書きにするか、それとも『(作品名)』は「~のキャラクターとして登場している」のように箇条書きなしで書くほうが良いか考え中です。--逃亡者会話2012年12月19日 (水) 20:38 (UTC)[返信]
選考終了後は記事のノートに移ったほうがよさそうです(時間をよく見てませんでした)。関連作品の解説の書き方については、さほど作品数がなければ箇条書きにしないほうがいいかもしれませんが、解説の内容などにもよるかもしれません。--頭痛会話2012年12月20日 (木) 19:16 (UTC)[返信]

選考終了時点で賛成1票のため、今回は見送りとなりました。--頭痛会話2012年12月20日 (木) 19:16 (UTC)[返信]