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Wikipedia:良質な記事/良質な記事の選考/ガニメデ (衛星) 20190311

選考終了日時:2019年3月25日 (月) 09:16 (UTC)2019年4月8日 (月) 09:16 (UTC)

  • (自動推薦)2019年2月の月間強化記事賞受賞記事。--Trgbot会話2019年3月11日 (月) 09:16 (UTC)[返信]
  • 賛成 良質な記事の水準に達しているものと思います。--Tam0031会話2019年3月22日 (金) 15:02 (UTC)[返信]
  • 賛成 十分な品質の記事だと思います。ラプラス共鳴回りの説明がややわかりづらいような気もしますが、理解できないというほどではないと思います。--TEN会話2019年3月24日 (日) 06:47 (UTC)[返信]
  • コメント すみませんが一旦、 反対 とします(最終的には取消すつもりです)。以下に理由を2点。
    • 「励起」という語ですが、イオ (衛星)#木星磁気圏との相互作用での使用方法は適切に見えます。一方、エウロパ (衛星)#潮汐摩擦は、確かに出典ではexcitedとなっていますが、これを直訳して「励起」として良いのかどうか判断つきかねました。そしてガニメデ (衛星)#軌道と自転は、励起ではなく別の何かだと思いました。こちらは出典は精査していませんが、翻訳元の英語版ではexcitationです。excitationは励振と訳すべきでしょうか?なお、私の知識では、[1]での使用方法が全てだと思っていますが、自信はありません。
    • 「軌道離心率」という語ですが、「軌道離心率の上昇が可能だった」「はるか昔に軌道離心率は減衰」、これら(他にもあるかも)は「軌道離心」ではなく「軌道の離心」とかにすべきように思います。
--JapaneseA会話2019年3月25日 (月) 05:48 (UTC)(Sutepen angel momo)[返信]
  • コメント コメントありがとうございます。当記事に大幅な加筆を加えた者です。上記のご指摘についてコメントします。
    • まず「励起」という用語に関してですが、確かに元々の意味としては量子力学で使用されている、定常状態にエネルギーが加わって高いエネルギー状態になるという意味があります。おそらくここから類推したのだと思われますが、外部からエネルギーが与えられてエネルギーが高い状態に移行すること全般を指して excitation という用語を使うことがあり、日本語ではこれはそのまま「励起」と訳されている場合が多いように思います。エウロパ (衛星)#潮汐摩擦の例では、外部からの力で波が引き起こされる現象を指して excited としていますが、このようなロスビー波や潮汐波などが引き起こされる現象は「励起」と表記されます (たとえば [2])。ガニメデ (衛星)#軌道と自転では外部からの力によって離心率が大きくなる現象を excitation としていますが、これに関しても (研究者の間では) 一般に「励起」という用語が使われます (たとえば [3][4])。軌道共鳴などの外的な要因で軌道要素 (離心率と傾斜角) が上昇すると力学的にエネルギーが高い状態になりますが、その様な状況を指して「軌道要素が励起される」と表現することがあります。離心率・傾斜角の上昇に対して「励起」が使用されている場面は多く見ますが、「励振」が使用されている場面は、少なくとも私は見たことが無いです。
    • 次に「離心率」に関して、eccentricity の訳語が「離心率」であるためかと思われますが、「離心率が上昇/減衰」という表現が一般に使われています (例えば上記2つのリンク先。その他、『系外惑星の事典』(朝倉書店) などでも確認)。むしろ「離心の上昇/減衰」という表現は見かけたことがなく、『系外惑星の事典』でも「離心」単独では出てきませんでした。
以上、参考になれば幸いです。--Ringdownrabbit会話2019年3月25日 (月) 08:42 (UTC)[返信]
  • コメント まず、励起についてはすみません。完全な知識不足でした。離心率については違和感はあるものの、そのように使われているのであれば、これも問題なしと言うことですね。念のため確認しますが、イオやエウロパの使用例も問題なしで宜しいでしょうか?で、あればこの件も御詫びし、反対票を取り下げます。--JapaneseA会話2019年3月25日 (月) 09:37 (UTC)[返信]
(追記)。そうなると[5]この編集も不要だったでしょうか?--JapaneseA会話2019年3月25日 (月) 09:46 (UTC)[返信]
イオとエウロパでの使用例も、研究者間で一般に「励起」という用語が使用されている内容ですので、問題はないと考えています。エウロパでの編集に関しては言い回しの問題で、編集していただいた後の言い回しの方が自然で分かりやすい気がしますので、そのままで大丈夫だと思います。よろしくお願いいたします。--Ringdownrabbit会話2019年3月25日 (月) 10:00 (UTC)[返信]
すみません、イオとエウロパでの使用例は励起じゃなくて離心率の話です。--JapaneseA会話2019年3月25日 (月) 10:08 (UTC)[返信]
こちらこそ誤読すみません。イオとエウロパでの「離心率」の用法に関しても問題はないと考えています。--Ringdownrabbit会話2019年3月25日 (月) 10:22 (UTC)[返信]
以上の件、申し訳ありませんでした。これにて反対票を取り下げます。--JapaneseA会話2019年3月25日 (月) 10:35 (UTC)[返信]
  • JapaneseAさんが2019年3月25日 (月)10:35 (UTC)に反対票を取り下げましたが、 選考終了は2019年3月25日 (月) 09:16 (UTC)であり、その時点では賛成2票・反対1票であったためルール的には見送りで終了ですが、このまま終わるのは惜しいと思いますので私の希望として2週間延長しました。--Yapparina会話2019年3月25日 (月) 11:28 (UTC)[返信]
  • コメント 天体には詳しくないのですが、様々な観点から充実した説明がされているものと思います。賛成したいところなのですが、内容の理解の上で2点ほどわからなかった点がありました。もし可能でしたら、以下2点の修正をご検討頂ければ幸いです。(1) 「慣性モーメント係数」という言葉は天体の分野では一般的なものでしょうか。天体のような運動であれば慣性モーメントは行列となり、大小比較するのであれば各要素について行うかノルムのようなパラメータを使うことになるかと思います。こちらこちら によると各軸周りの慣性モーメントをMR2で割った値(ここでは半径R、質量M)というのが指標になるようですが、この値のことでしょうか?詳しくない読者向けに補足説明いただけるとありがたいです。(2)もう一点は「スパッタリング」についてです。この言葉は分野により違う意味を持つようなので、当該記事中での意味を補足説明いただけると嬉しいです。--Mogumin会話) 2019年4月2日 (火) 00:12 (UTC)typo修正。Mogumin会話2019年4月2日 (火) 05:21 (UTC)[返信]
    • コメント コメントありがとうございます。当該記事に英語版から翻訳して大幅に加筆をした者です。
まず、(1) の「慣性モーメント係数」については、英語版の "moment of inertia factor" と「慣性モーメント係数」と訳してしまいましたが、慣性モーメント係数は "moment of inertia coefficient" が対訳となるべきもので別の概念であり、これは誤訳でした。大変申し訳ありません。そもそも英語版でこの部分の出典が示されていないまま翻訳してしまいましたが、対応する記述が載っている文献を探した結果、ご指摘の通り I/MR2 を指していることを確認しました。ここでの I は回転軸 (自転軸) まわりで積分したスカラー量としての慣性モーメント (慣性能率) を指しています。この I/MR2 を英語では "moment of inertia factor" と呼ぶようです (cf. en:Moment of inertia factor)。これの日本語での定訳があるかは分かりませんが、「無次元の慣性能率」(『比較惑星学』(岩波書店)) や、ご提示いただいた 2 つ目の論文中の「規格化した慣性能率」という呼称がありました。該当する部分については、出典を追加の上で修正しました。
次に (2) に関しては、こちらもご指摘に従い説明を追加しました。日本語のスパッタリングには、惑星科学でのスパッタリングの意味が残念ながら書かれていないんですね (英語版も数行程度でしたが…)。よろしくお願いします。--Ringdownrabbit会話2019年4月2日 (火) 07:23 (UTC)[返信]

賛成のみ3票の状態が48時間継続のため、早期終了・通過となります。--Tam0031会話2019年4月4日 (木) 14:29 (UTC)[返信]