Wikipedia:良質な記事/良質な記事の選考/カバヤ児童文庫 20231211
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選考終了日時:2023年12月24日 (日) 16:19 (UTC) → 2024年1月7日 (日) 16:19 (UTC)
- (自動推薦)2023年11月度の月間新記事賞受賞記事。--totti(会話) 2023年12月10日 (日) 16:19 (UTC)
- 賛成 当時の世相や短命に終わった理由について分かりやすく書いてあり、3年という活動期間を考えれば充実した記事になっていると思います。--Nekotasu(会話) 2023年12月18日 (月) 15:46 (UTC)
- コメント 「歴史」節をもう少し書けないでしょうか。「評価と影響」節とも関連するので、どちらに書くべきか難しいのでしょうが、序文の引用の下のところは、奨励する学校も現れた、の次がカバヤマンガブックの試みで離反されてしまうところになっていて、展開が早すぎるように思います。奨励する学校も現れて、売り上げを大幅に伸ばすことに貢献した、だがマンガブックを展開し始めるとかえって支持を失った、というストーリーにきちんと書き込むべきではないでしょうか。あと「評価と影響」で、年間売上が100億を超えて、当時の森永製菓の過去最高益106億に迫る、とありますが、過去最高益だと利益の話であり、年間売上と比較するのはおかしな気がします。森永の方も売上だったりしないのでしょうか。--Tam0031(会話) 2023年12月21日 (木) 14:56 (UTC)
- 返信 (User:Tam0031さん宛) ご指摘ありがとうございます。上記2点について確認するため、返却した文献の取り寄せなどお時間を頂戴したく思います。特に1点目は言及されている資料が限られている状況も踏まえ、加筆可能か検討いたします。選考期間を2週間ほど延長とさせてください。--Gurenge(会話) 2023年12月22日 (金) 00:28 (UTC)
- 報告 選考期間を2週間延長。--Family27390(会話) 2023年12月22日 (金) 00:47 (UTC)
- 賛成
コメントよく書けていると思いますが、いくつか疑問に思いました。終焉について「学校や保護者はカバヤのキャラメルを買い与えることを止め」とありますが「在庫を大きく抱えた「カバヤ児童文庫」は継続が不可能となり」とも書かれており、終焉を迎えたのがキャラメルの販売であったのか、あるいはカバヤ児童文庫の発刊であったのか、いまひとつはっきりしていないと思います。交換方法について「好きな本に交換することが可能」と記されており、リストのようなものから選べたように読み取れます。もしリストのようなものがあったのならば、希望者はどのように確認していたのか(キャラメル外箱に記載、あるいは応募券を貼り付ける台紙のようなものが販売店で配布されていた、など)気になります。総作品数について「坪内は(中略)159冊」と記していますが、岡の資料を元に174冊をリストアップしています。しかし13巻については現物が確認されておらず、12巻についても「花の少女」のみが確認されているだけです。なお、カバヤのHPも159冊としています。これは予想でしかないのですが、岡のリストは花の少女に記されている発刊予告を含めたもので、実際は12巻の刊行中に発刊が終了し、13巻は未発刊ではなかったのではないでしょうか?それと岡山デジタル大百科でカバヤ児童文庫がネット公開されていますが、たとえば8巻12号の『ひとくい鬼』には「ひとくい鬼」のほか「お姫さまといじの悪い侍女」「お人よしのハンス」も収録されています。ほかは確認していませんが、125pというボリュームを考えれば、他の号も同様に1冊に複数の話が収録されていた可能性が高いように思います。この点の補足と、全体で幾つの話が収録されていたのかわかる範囲で追記が欲しいと思います。--あずきごはん(会話) 2023年12月22日 (金) 22:46 (UTC)- 返信 (User:Tam0031さん宛) 歴史節および影響と評価節において加筆を行いました。また、森永の106億は売上でしたので記述の修正を行いました。--Gurenge(会話) 2023年12月23日 (土) 07:28 (UTC)
- 返信 (User:あずきごはんさん宛) コメントありがとうございます。終焉についてですが、カバヤキャラメル自体がいつ終売となったかについては分からなかったのですが、(坪内1984)の本の中に昭和32年にカバヤキャラメルを製造していた工場の話と、「その頃はもうカバヤ文庫を作っていない」という当時のカバヤの社員の話が出てきており、昭和29年の文庫景品終了後もカバヤキャラメル自体は販売されております。交換方法について、小売店に景品そのものが置かれていた旨を追記しました。総作品数についてカバヤHP上の記述と、岡の推論(総数131冊説)について追記しました。文庫内作品数について全213タイトル/131冊である旨を保護活動の節に追記しました。--Gurenge(会話) 2023年12月23日 (土) 07:28 (UTC)
- 賛成 歴史節がかなり充実したと思います。これほどの売上伸長効果があったとは現代では信じられない話で、興味深いです。--Tam0031(会話) 2023年12月23日 (土) 15:09 (UTC)
- 返信 (Gurengeさん宛) ご対応ありがとうございました。賛成とさせていただきます。--あずきごはん(会話) 2023年12月24日 (日) 01:23 (UTC)
- コメント よく書けている記事だと思いますが、少しよくわからないところがありますので質問します。原作者とはしがきの著者の名義は原本には記載がないようです。岡山県立図書館の「カバヤ児童文庫巻号順一覧」に依拠したのであればその旨を記すべきだと思います。例えば、「孫悟空大暴れ」のネット公開版には原作者もはしがきも記載がなく、ちょっとよく分かりませんでした。また、なぜ岡山県立図書館本にははしがきが全て欠落しているのでしょうか?そこの記載があればもう少し良くなるかと思います。ちなみに「孫悟空大暴れ」つまり『西遊記』の原作者を呉承恩とするのは、この時期だけ唱えられていた説なので、原作者表記が呉承恩となっていればかなり興味深いです。1960年の太田辰夫の『西遊記』訳本では既に呉承恩説は否定されています。また、アラビアンナイトのはしがきの著者が吉川幸次郎になっているのも意外でした。吉川は中国文学の大家なのですが、このはしがきは全集にも載っていないのと、彼がアラビア文学について語るのも相当珍しいと思うので、どういう経緯で書いたのかはちょっと気になりました(これはおそらく参考文献でもなぜ吉川に依頼したのか書いていないとは思いますが)--常陸のクマさん(会話) 2023年12月24日 (日) 14:36 (UTC)
- 返信 (User:常陸のクマさんさん宛) コメントありがとうございます。一覧表の典拠について追記しました。デジタルアーカイブにはしがきが掲載されていない理由は明確ではありませんが、はしがきのみ著者が明確であるため、著作権に配慮したものと思われます。内容を確認する場合は岡山県立図書館にて実物を閲覧する必要があります。はしがきの著者選定は編集者であった原のつてであるようですが、個別の経緯などはちょっと不明です。--Gurenge(会話) 2023年12月25日 (月) 11:57 (UTC)
賛成票のみ3票以上の状態が48時間継続したため、早期終了・通過となります。--Alicia jawiki(会話) 2023年12月26日 (火) 09:48 (UTC)