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Wikipedia:良質な記事/良質な記事の選考/ウイルスの社会史 20190311

選考終了日時:2019年3月24日 (日) 15:38 (UTC)

  • (自動推薦)2019年2月度の月間新記事賞受賞記事。--totti会話2019年3月10日 (日) 15:38 (UTC)[返信]
  • 賛成 ウイルスに関して人類が苦しみ、取り組んできた歴史がうまくまとめられているものと思います。もっとも、ウイルスの歴史を中心に据えた記事ということであれば、「有益なウイルス」の節はやや違和感があり、ウイルスの記事自体に移動させた方が良い内容かもしれません。--Tam0031会話2019年3月15日 (金) 13:57 (UTC)[返信]
  • コメント 非常に悩むラインではあるのですが、以下の点によりとりあえずコメントにとどめます。
  • 記事名について:ウイルスの社会史、という記事名ではあるのですが、内容的には「ウイルス感染症の歴史」という感じで社会史的な要素をあまり見て取ることができず、記事名との間に乖離を感じます。社会史と銘打つ記事では、感染症そのものの話よりも、そのウイルスの存在が当時の社会にどのような影響を与えているかが記述の主にならなければいけないように感じます。例えば§インフルエンザでは歴史的なパンデミックが概説されていますが、社会史的に記述すべきはインフルエンザウイルスの発見と対策、対応がもたらした人類社会への影響(医療体制の構築過程、人びとの意識の変化、など)の方を詳説するべきではないかと思います。感染症自体を扱った記事として関連項目にある感染症の歴史というかなり大きめの記事が存在しますが、現状だとペストなどウイルスによらない感染症を対象にするかどうか、という差異はあるものの内容的に非常によく似た記事が二つあるような印象で、特に社会史についての記事という感じを受けません。コメントにとどめる理由としてはこれが主です。
  • 記述内容の疑問:これは細部の話であり、また直感的な判断で検証したわけではないのですが、無出典の記述でやや違和感を感じる記載があります。§中世ですが以下の記述は率直に疑問を感じます。「(牛疫について)この病気はアジアに起源をもち、370年頃のフン族の侵入によってヨーロッパに初めてもたらされた。」とあるのですが、フン族の移動経路や原住地は現在でもはっきりとした定説があるわけではなく、はたしてウイルスの感染経路を追跡可能なほどの記録というか根拠があるのかかなり疑問です。こちらの記述を見ると、既に古代エジプト・古代ギリシア時代には牛疫は知られており、紀元前43年にはイタリア半島で流行があったようです。また4世紀の流行について直接関連しているのはゴート人であるようにも書かれています。その後のモンゴルについての記述は大体一致するのですが、最も古い牛疫の記録がエジプトのものであることからして、「アジアに起源をもち」という記述に疑問を感じます。--TEN会話2019年3月17日 (日) 13:32 (UTC)[返信]

選考終了時点で賛成1票のため、今回は見送りとなります。--Tam0031会話2019年3月25日 (月) 14:23 (UTC)[返信]