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Wikipedia:良質な記事/良質な記事の選考/インフルエンザワクチン 20170711

選考終了日時:2017年7月25日 (火) 07:06 (UTC)2017年8月8日 (火) 07:06 (UTC)

  • (自動推薦)2017年6月の月間新記事賞受賞記事。--Eryk Kij会話2017年7月11日 (火) 07:06 (UTC)[返信]
  • 賛成 細かい単語の使い方等で気になるところも無いではないですが、良質な記事としては十分かと思います。以下改善点となりうる点を挙げておきます。
    • 用語にあやしいところがあります。「インフルエンザウイルス感染症」という単語が何箇所か出てきますが、明らかに冗長です。インフルエンザという感染症の病原体がインフルエンザウイルスであり、インフルエンザウイルスの感染症がインフルエンザなので「インフルエンザ」で十分です。また、「弱毒生ワクチン」といったり「弱毒ワクチン」といったり「弱毒生化ワクチン」といったりしていますが、「弱毒生ワクチン」に統一しては如何でしょうか。少なくとも「弱毒生化ワクチン」は用語として聞いたことが無いですし、「不活化」と対比になるのは「生」です。
    • 内容的に冗長な節が複数あるように感じます。「接種の推奨」の節は全体的に似たような事が繰り返し書かれているのでもう少しシンプルにしてよいのではないでしょうか。また、「年別ワクチン型一覧」は別に一覧記事を作ってそこで解説する内容かと思います。この記事では毎年選定しているという事実だけで十分かと。
    • 動物における使用が全く触れられていないのは不足かと思います。特に家禽における使用は重要な話なので確実に含めるべきかと。
    • 一部の構成に問題を感じます。アレルギーの話はほとんどのインフルエンザワクチンが鶏卵を使用して製造されることに由来する訳ですが、それが最後に来るのは不親切かなと。製造の節は初めの方に持ってくるべきでは。
  • 他にも細かい話をすると全粒子とスプリットとか、アジュバントとか、色々あるとは思いますが、繰り返しますように現状でも良質な記事には十分だと思います。--Karasunoko会話2017年7月15日 (土) 09:40 (UTC)[返信]
  • コメント 詳細に検討してくださり感謝申し上げます。ご指摘いただきました部分の一部を修正いたしました。
    • ウイルスそのものと区別するために「インフルエンザウイルス感染症」としてきましたが、分かりやすさを考えて「インフルエンザ」に統一しました。「生化ワクチン」はミスタイプでした。(「ナマカ」では西遊記になってしまいますね)「弱毒生ワクチン」に修正し、他もほぼ統一しました。
    • 「接種の推奨」は、国ごとに微妙に異なりますので、そのまま訳して残しましたが、冗長感は否めません。総論→各論という流れですが、各論が詳しくなれば総論はカットしてもいいかもしれませんね。「年別ワクチン型一覧」はWHOの勧告が前提とはいえ、最終的には国ごとに決めるものですので、単独記事として特筆性があるかどうか分かりませんが、どこかに各年の詳細にまで触れた一覧があってもいい気はします。
    • 動物に関して触れるべきというのはおっしゃる通りかと思います。将来的に、別記事として立項してもいいかもしれません。
    • 「製造」節は前半へ移しました。
  • 主執筆者としては、良質な記事の基準は十分満たしているとの自己評価ですが、ところどころひっかるところがあるのは否めません。内容も突き詰めれば関連記事が4~5個くらい立ちそうです。さらなるブラッシュアップのためにも、さまざまな方からコメントを頂けるとありがたいです。--W.CC会話2017年7月16日 (日) 16:14 (UTC)[返信]
  • 賛成 重要な記事で、しっかりと書き込まれていて良い記事になっているものと思います。気になるところとしては、以下のようなところがあります。--Tam0031会話2017年7月18日 (火) 14:54 (UTC)[返信]
    • 「概要」節は、記事全体のダイジェストになっていてほしいので、「概要」節にだけ記載されていて他の節で記載がまったくない内容があるのは、あまりよろしくないと思います。今の内容だと、接種費用の説明のところは、「概要」節だけにあると思います。
    • 「製造」節で、鶏卵を使ってワクチンを作る方法を解説していますが、鶏卵1個から1回分のワクチンができるのでしょうか? 鶏卵1個から15マイクログラムのワクチンが得られる、と言っても、ワクチン1回分がどれだけの量なのかは説明がないので、どの程度の回数に相当するのかがわかりません。
    • 「効果と有効性」の節、「生ワクチン」「不活化インフルエンザワクチン」という言葉が出てきますが、1回目の登場時ではなく2回目の登場時にリンクされています。できれば初回登場時にリンクが欲しいですし、もっと言えば簡単な意味の説明も欲しいです。2種類のワクチンがあるのに、不活化ワクチンだけ「製造」節で説明されているのも、やや手薄かなと思いました。
    • 有効性の評価で使われているパーセントの意味を簡単に解説してほしいです。おそらく、接種していないときのインフルエンザ発症率に比べて、接種したときの発症率が何パーセント(あるいは何ポイント)減少したか、の値なのではないかと思いますが。ワクチン、あるいは薬剤の有効性評価として一般的な指標であって、総論記事で解説がある、というのであれば、そちらにリンクするというのも有効だと思います。
    • ワクチンに対しては根強い反対論があるように思います。子宮頸癌ワクチンのように非常に大きな話題になったものであれば、ヒトパピローマウイルスワクチンにあるように反対論そのものを記事で触れる必要があるかもしれません。インフルエンザワクチンで同じような問題があれば多少なりとも触れるべきかとは思います。もし、インフルエンザワクチンへの反対論が、ワクチン一般に対する反対論と大差ないのであれば、ワクチンの記事で触れているところに振ってしまうのもありかと思います。
  • コメント 新しい観点からのコメントありがとうございます。
    • 価格については、他の節に適切な部分がありませんでしたので、日本に関する部分だけ、日本の節にも転記しました。
    • 3歳以上の接種量である0.5mLに約15μgのワクチンが含まれています。製造節に加筆しました。
    • リンクを修正しました。簡単な説明は、ちょっと適切な挿入方法が思いつきませんでした。とりあえずリンク先を参照してもらう形としたいと思います。また、経鼻生ワクチンも現在のところ鶏卵培養ですので、ほとんどの不活化ワクチンと製造方法は同じです。その旨加筆しました。
    • 目からうろこでした。たしかに説明が必要ですね。加筆しました。
    • 私もワクチン反対論は加筆すべきか迷いましたが、信頼できる情報源から適切な主張がされていないように思います。信頼できる情報源を担保するため、あるいは中立的な観点から述べるためには、現在のところ根拠に乏しい主張を掲載すること躊躇しています。比較的まともな出典を根拠としているワクチン反対派のよりどころとするデータ(インフルエンザワクチンの効果は年々低くなってきているという報告や、感染そのものを抑止するわけではないという事実、さまざまな有害とされる副反応など)は、現在の記事にも盛り込んでいます。極端なワクチン推進論や反対論を両論記載するといったかたちではなく、淡々とデータを示して中立的あるいは客観的な観点を確保しているといったところです。
  • 大変参考になりました。コメントありがとうございます。--W.CC会話2017年7月20日 (木) 15:39 (UTC)[返信]

選考終了時点で賛成4票・反対0票のため、通過となります。--Yapparina会話2017年8月8日 (火) 13:11 (UTC)[返信]