Wikipedia:良質な記事/良質な記事の選考/おとぎ話 (メトネル) 20230901
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選考終了日時:2023年9月15日 (金) 02:34 (UTC)
- (推薦)クラシック音楽の記事。楽譜がよく使われており、出典も十分だと判断したため、良質な記事に推薦。--ぽめらん(会話) 2023年9月1日 (金) 02:34 (UTC)
- 賛成 :推薦者表。--ぽめらん(会話) 2023年9月1日 (金) 02:34 (UTC)
- コメント作品の解説内容や文章スタイルに関しては申し分無く、興味深く読むことができましたが、概要節が記事の概要として正しく機能しておらず、構成を見直した方が良いかもしれないと感じました。特に「創作の背景」節はメトネルの出生と人物評が書かれているのみであり、読んでも何故おとぎ話という分野の曲を創作するに至ったのかや、30年にわたって同一分野に固執した理由など、節名から想定する本来知りたい情報を読み取ることができず、節名と内容が乖離しすぎているように思います。また、作品の評価や影響についても評価節を設けるなどして整理した方が読みやすいのではないかと個人的には思いました。--Gurenge(会話) 2023年9月4日 (月) 18:23 (UTC)
- コメント 資料が豊富に存在するとはいえない主題を扱った大作で、執筆はさぞかし大変であったことと思います。ただし、まだ改善の余地はあるように思いますので、特に気になったことを4点コメントします。
- まず、"Skaska"の説明が過剰であるがために、かえってその理解を妨げていると感じます。「"fairy tale"よりは"tale"の方が真の意味に近い」、「個人的な経験、ある男の内なる人生の対立に関する話」、「標題音楽だがテーマの明らかにされていない作品もある」、「楽曲が物語の筋書きをなぞるのではない」、「題材はロシア民話の他にもプーシキン、シェイクスピア、聖書に及ぶ多様さ」、と説明されればされるほど、「では、そもそも"Skaska"とは何なの? 」という疑問が強まります。もっと簡潔な説明の方がすっと頭に入ってくるように思います。
- 「創作の背景」節についてはすでにGurenge様からの指摘がありますが、現状は「創作の背景」の説明になっていません。必要があればニコライ・メトネルの方に加筆して、この記事では全て削除しても構わないと思います(残すにしても、メトネル家とドイツとの関連を作品8の脚注として記載する程度)。むしろ、各作品を作曲した時のメトネル個人の状況や社会の動きを、作曲の動機や経過などと関連付けて記述する必要があると思います。例えば、メトネルがロシア革命後の混乱を避けてロシアからフランスに移住したことは、作品42などに書かれるべきであるように思います。また、作品14や作品54の説明に「ドイツ」が出てくるところに唐突さがあり、このあたりは補足説明がほしいところです。(なお、話が横道に逸れますが、作品54の説明に「インフレーション」とあるのは正しいでしょうか? 第一次世界大戦直後の有名なハイパーインフレはともかく、この曲が書かれた1931年頃は世界恐慌などの影響でデフレになっていると思うのですが。)
- 「楽曲構成」節で、作曲年、曲の調性や拍子、初演(年、奏者、場所等)などの情報が、曲によって書かれていたり書かれていなかったりしますが、根拠となる資料が見つからない場合を除き、これらの情報は原則して記載すべきだと思います。また、「楽曲一覧」節は「楽曲構成」に統合してしまっても良いように思います。
- 同じく「楽曲構成」節で、各作品の見出しは「作品××」ではなく、「○つのおとぎ話 作品××」にしてはいかがでしょうか。例えば、作品31や作品54は、作品全体ではなく、作品に含まれる曲が「おとぎ話」というタイトルなので、それぞれ、『3つの小品』作品31 - 第3曲、『若者のためのロマンティックなスケッチ』作品54 - 第2、第4、第6、第8曲 のようになりますし、作品番号がないものも、『おとぎ話(1915年)』のように記載できます。なお、本文中の「○曲で構成される」「○曲が含まれる」といった説明は不要になります。--MTBM3(会話) 2023年9月12日 (火) 12:59 (UTC)
選考終了時点で、賛成1票、反対0票より、見送り。--Family27390(会話) 2023年9月15日 (金) 12:42 (UTC)