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Wikipedia:管理者への立候補/ks aka 98 20061030

Aphaiaさんから声をかけて頂き、多少時間をいただくようお返事したのですが(実際12月半ばを過ぎるまでは、ほぼウィキブレイク状態となります)、複数の方から立候補を勧められ、また参加している議論が一区切りついたり停滞していたりする事もあって、前倒しで管理者に立候補させていただくことにしました。--Ks aka 98 2006年10月30日 (月) 17:03 (UTC)[返信]

あらかじめ申しあげておかなければいけない事として、記事名前空間の編集回数の少なさがあります。立候補に対して賛否を表明する資格もないですし、「多岐にわたる記事を作成」してはいないし、スタイルなどについても把握しているとは言えません。いわゆる議論屋として「他の参加者とたびたび衝突すること」のほうがはるかに多かったと言えるでしょう。執筆・編集に関する能力が判断できず、また悪しき先例となる危惧があろうことは想像できますし、そのような判断は理解できます。遠慮なく反対票を投じてください。単に選出の条件として認められないということであれば、将来再び立候補しようと思うことがあれば、そのタイミングをはかる一助となりますので、その旨コメント頂ければ幸いです。執筆/編集能力については、議論などでは長文の投稿もありますし、執筆者への配慮などの有無については発言内容からご推察頂けるところもあるかもしれません。また、質問と回答によって判断の一助となるようでしたら、質問をお願いします。

記事名前空間の編集が少ない理由としては、割ける時間が足りないということもありますが、書ける事/書きたい事、できること/したいこと、自らに課している記事のクオリティと、分野における傾向やウィキペディアの方針などの兼ね合いから腰を据えて書くに至らないということがあります。最初の投稿となる吹奏楽およびそのノート欄を見て頂ければいくらかご推察頂けると思いますが(当時の方針の理解の浅さについてはご寛恕願います)、検証可能性や独自研究の解釈や運用いかんでは方針に反する可能性があったり、引用の必要性を感じているのにしばしば適法な引用が削除されているのを見たりすることから、まずは運営関係の議論や削除依頼の審議に参加している、と言えるのかもしれません(あまり意識はしていませんでしたし、言い訳じみているとは思いますが)。

また、管理者立候補へのお誘いは、存続であれ削除であれ、著作権侵害関係の削除依頼の終了の判断が求められているのかと認識しています。どこかで一度書いたかと思いますが、著作権法については独学であり資格や実務経験を持つわけではないということも申しあげておかなければいけないでしょう。また民法や不正競争防止法、商標法や特許法など、関連する各法令の知識は欠落しています。審議や議論の場では、分かる範囲で意見を述べ、解説書や判決例を挙げて解説をしようとつとめていますが、過分な評価・期待をなさらないよう、お願い申しあげます。

管理者権限を持った際には、セーフティに倒しての削除は、思い切りでもできますが、審議が割れている案件について存続として終了させる、あるいは著作権侵害であることを示してなるべく早く削除して編集可能な状態に戻す、という作業を引き受ける事になるでしょう。積み残し案件の整理には、少しずつでも手を付けていこうと考えております。

おそらく、削除依頼への対応以外の管理者の業務には手が回らないと思いますから、現在の管理者の皆様の仕事量の軽減にはあまりお役に立てないでしょうし、実際には、管理者権限の行使よりも、管理者権限を必要としない、たとえば引用のガイドラインの加筆・修正などのほうが、著作権についての知識を生かせるのではないかと思うところもあります。

以上を踏まえて、よろしくご検討をお願いします。--Ks aka 98 2006年10月30日 (月) 17:03 (UTC)[返信]


審議のスケジュール

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現在の状態はのあるところです。現在時刻: 2024年12月22日 (日) 15:17 (UTC)

(今後この審議をウォッチ する/しない

  1. 一次質問期間
    2006年10月30日 (月) 16:33 (UTC) から 2006年11月2日 (木) 16:33 (UTC) まで
    候補者に対する質問を受け付けます。
  2. 二次質問期間
    2006年11月2日 (木) 16:33 (UTC) から 2006年11月5日 (日) 16:33 (UTC) まで
    候補者の回答に対する追加の質問を受け付けます。
  3. 再回答期間
    2006年11月5日 (日) 16:33 (UTC) から 2006年11月6日 (月) 16:33 (UTC) まで
    追加質問に対して回答するための期間です。
  4. 投票期間
    2006年11月6日 (月) 16:33 (UTC) から 2006年11月13日 (月) 16:33 (UTC) まで
    賛成または反対の形で投票を行ないます。

賛成/反対 ……賛成・反対のうちひとつを選び、日付入り署名 (~~~~) を書いてください。

賛成

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  1. スのG 2006年11月6日 (月) 18:11 (UTC)[返信]
  2. Yassie 2006年11月6日 (月) 18:16 (UTC)[返信]
  3. Calvero 2006年11月6日 (月) 18:37 (UTC)[返信]
  4. ゆう(matunami) 2006年11月6日 (月) 19:14 (UTC)[返信]
  5. Lem 2006年11月6日 (月) 19:38 (UTC)[返信]
  6. Bellcricket 2006年11月6日 (月) 21:39 (UTC)[返信]
  7. しほれろ 2006年11月6日 (月) 22:11 (UTC)[返信]
  8. ちゃたま会話|投稿記録2006年11月6日 (月) 22:57 (UTC)[返信]
  9. Lcs 2006年11月6日 (月) 23:03 (UTC)[返信]
  10. Toki-ho 2006年11月6日 (月) 23:10 (UTC)[返信]
  11. Lemon pie 2006年11月6日 (月) 23:59 (UTC)[返信]
  12. Musashi 2006年11月7日 (火) 00:47 (UTC)[返信]
  13. SpailT/C/M 2006年11月7日 (火) 02:08 (UTC)[返信]
  14. みっち 2006年11月7日 (火) 02:26 (UTC)[返信]
  15. miya 2006年11月7日 (火) 02:44 (UTC)[返信]
  16. Miya.m 2006年11月7日 (火) 12:28 (UTC)[返信]
  17. Uryah 2006年11月7日 (火) 13:02 (UTC)[返信]
  18. 健ちゃん 2006年11月7日 (火) 13:13 (UTC)[返信]
  19. ジャスト宣言 2006年11月7日 (火) 13:14 (UTC)[返信]
  20. 全中裏 2006年11月7日 (火) 14:02 (UTC)[返信]
  21. The flag 2006年11月7日 (火) 14:04 (UTC)[返信]
  22. 水野白楓 2006年11月7日 (火) 14:10 (UTC)[返信]
  23. s-kei 2006年11月7日 (火) 14:21 (UTC)[返信]
  24. Kaba 2006年11月7日 (火) 15:44 (UTC)[返信]
  25. Anonymous000 2006年11月7日 (火) 17:50 (UTC)[返信]
  26. Road N 2006年11月8日 (水) 08:42 (UTC)[返信]
  27. Doratea 2006年11月8日 (水) 12:15 (UTC)[返信]
  28. Coleus 2006年11月8日 (水) 23:42 (UTC)[返信]
  29. Panpulha 2006年11月9日 (木) 05:03 (UTC)[返信]
  30. Muyo master 2006年11月9日 (木) 15:51 (UTC)[返信]
  31. Aotake 2006年11月9日 (木) 16:42 (UTC)[返信]
  32. Riden 2006年11月9日 (木) 18:36 (UTC)[返信]
  33. Himetv 2006年11月9日 (木) 22:46 (UTC)[返信]
  34. hyolee2 2006年11月9日 (木) 22:59 (UTC)[返信]
  35. Kanjy 2006年11月10日 (金) 07:25 (UTC)[返信]
  36. Iosif 2006年11月10日 (金) 22:32 (UTC)[返信]
  37. Kinori 2006年11月11日 (土) 23:45 (UTC)[返信]
  38. Aphaia 2006年11月13日 (月) 09:34 (UTC)[返信]
  39. JuliusF 2006年11月13日 (月) 14:19 (UTC)[返信]

反対

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  1. Noda,Kentaro 2006年11月6日 (月) 21:22 (UTC)[返信]
  2. Nekosuki600 2006年11月10日 (金) 09:47 (UTC)[返信]

無効

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  1. --シーランド公国2006年10月31日 (火) 13:21 (UTC) 投票期間外--Faso 2006年11月2日 (木) 21:54 (UTC)[返信]
  2. --Noda,Kentaro 2006年10月31日 (火) 14:23 (UTC) 投票期間外--Faso 2006年11月2日 (木) 21:54 (UTC)[返信]

コメント

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質問はこちらではなく下の質疑欄に書いてください。

  • hyolee2 2006年11月1日 (水) 07:19 (UTC) - FAQの13番について、韓国語版でのフェアユース導入は否決されたようです。(ただし、ロゴに限定する法案は審議中。)[返信]
  • Kanbun 2006年11月3日 (金) 05:33 (UTC) - 大変真剣に答えていただき感謝しております。回答には、私にはちょっと理解しづらいところもあったのですが、Ks aka 98さんの利用者に誠実であろうとする姿勢だけは受け取ることができました。ありがとうございました。[返信]
  • Toki-ho 2006年11月6日 (月) 00:44 (UTC) - Ks aka 98さんの立候補を歓迎します。私も、Wikipedia空間やノートページでの説得的な議論のすすめ方、礼儀正しく親切な態度を拝見し、管理者になっていただくことをお願いした一人です。著作権問題に関しては現行のWikipediaでの扱い(「方針」とはいいません)と、やや異なるとらえ方をなさっていると理解しますが、それがより説得的であればコミュニティーに受け入れられると存じます。alternative な視点をもつ管理者として、ご自身の視点と、現行のやりかたを止揚し、よき方向にすすめてくださることを期待します。Toki-ho 2006年11月6日 (月) 00:44 (UTC)[返信]
  • Musashi 2006年11月6日 (月) 11:02 (UTC) - 法制関係に、その中でも特に著作権関係に詳しい方が管理者になられることは、JAWPにとって大変喜ばしいことであると思っています。いままでも削除依頼に著作権侵害の虞として出された案件の議論で、それが侵害なのかどうかで、削除の方針の理解不十分なまま、未消化のままの者達で議論することが多かったせいか、やたらと時間が掛かったり、疑問が残るなか対処されてしまったりすることもあったように感じています。さらに積み残しも出ています。そして、それらのことが元となって利用者間でしこりが残ったこともあったようにも思います。そこで、是非、どの利用者の方も同じ基準で削除依頼の作業などが出来るような方向に導いて欲しいと思っています。何卒よろしくお願いします。終いになりましたが、今後のあなたのご活躍を期待しております。[返信]
  • 通常であれば、記事をあまり執筆・編集しておられない方に私が賛成票を投じることは、まずありません。しかしKs aka 98様は別です。なぜなら、私もWikipedia:削除依頼/高山気候でご一緒しましたが、Ks aka 98様は皆様仰るように著作権関連の深い知識をお持ちの方であり、それだけでもWikipediaにとって貴重な人材であるからです。著作権に関する深く正しい知識をお持ちの方が管理者に就任することによって、横行するルールの拡大解釈・自分流解釈による安易・不当な削除(依頼)、その結果として引き起こされる記事破壊・初心者狩りに歯止めをかけることができるのではないかと期待しています。Yassie 2006年11月6日 (月) 18:16 (UTC)[返信]
  • 反対とはしませんが(進行中の議論に関わっているので、極力賛否無しで行きます)、審議が割れている案件に対する終了処置と通常の記事編集の少なさが気に掛かります。前者は、存続なら賛否が割れている物に対する削除での終了と表裏関係にあり、削除依頼の乱発を引き超すのではないかと危惧しております(削除は、既に発生している問題と同様)。むしろこのような場合には、著作権に関わる判断材料を示して削除議論に加わっていただく方が有用でしょう。後者は、自覚されているようですがいくらなんでも少ないと……。著作権侵害関係「以外」に関しては不安が残りますが、これは経験を積むことで解消されることを期待するのみです。--open-box 2006年11月7日 (火) 02:44 (UTC)[返信]
  • open-boxさんの意見もごもっともであると思われますが、私は候補者のご意見を拝読した限りではその点は今後のご研鑽で十分に補えるのではと考えて賛成させていただきます。--水野白楓 2006年11月7日 (火) 14:09 (UTC)[返信]
  • Kaba 2006年11月7日 (火) 15:53 (UTC) - 我々より優秀である事が管理者の適性なのではなく、無知の知こそがここの管理者としての適性と考えます。従って今後に期待しつつ賛成票を投じさせて頂きます。[返信]
  • 私が参加している議論においてとても冷静で明晰なコメントをいただいており、とても感謝しております。さらにコメントされた後のご姿勢(フォローを必ず行い、いわゆる「言いっ放し」にしない等)から、誠実で責任感がとても強い方だと私は感じております。管理者に適任だと思い賛成させていただきます。引用関係の規約整備などにも期待しております。--Anonymous000 2006年11月7日 (火) 17:50 (UTC)[返信]
  • どうも。えーと、記事空間の執筆の少なさが気になるため、今回は「管理者への就任は保留」という意味合いで、反対票を入れさせていただきます。まあなんだ、「記事執筆者と管理者は一致していなくてもいい(執筆者適性と編集者適性は別)」という考え方もあるだろうとは思うのですが、現状ではまだそのあたりは未整理だと思いましたので。不信表明という意味合いではないことを明記しておきます。--Nekosuki600 2006年11月10日 (金) 09:49 (UTC)[返信]
  • 打診したものとして。編集回数の少なさは実はその時点では気づいておりませんでした。気づいていたら行動が変わったか、というとたぶんそうではないので、それはそれでよいと自分では考えております。再考しなかっただろう理由としては3点あり、 (1 メタの管理者立候補下限が1ヶ月100回だが、とくにそれで大きな問題が起きているわけではない。(2 自分が参加している他プロジェクトで編集回数500回以下の方に管理者をお願いしたことがあるが、特に大きな問題が起きたとは認識していない。(3 ノートなどの受け答えをみるに、Ks aka 98 さんは進退を問われたらしかるべく身を処することの出来る方のように思われる。
    私も以前は「ホームプロジェクトでは最低限2000回、できれば5000回は編集経験がほしい」と考えていましたが、そんなわけで数量的目安については、いまはかなり考えが変わってきております。全体に、3000回編集するのをまって立候補を促すよりは、やや時期尚早の声がある状態で管理者をはじめて実地に経験をつんでいくほうが、このプロジェクトの現実にはあっているように考えています。 --Aphaia 2006年11月13日 (月) 09:41 (UTC)[返信]
  • すみません、投票に間に合いませんでした。が、歓迎を表明しておきます。-- 2006年11月14日 (火) 01:26 (UTC)[返信]

質疑

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質問の受付は終了しています。

FAQ文例にある質問および最近の立候補についてhyolee2さん、煌々さん、Adayさんから提出された一般的な質問については、あらかじめ答えておきます。

FAQ
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  1. 管理者およびWikipedia:管理者が心得るべき文書の一覧をお読みになったことはありますか。それらの内容について、特に分かりにくいと思った文書や気になる文書があれば教えてください。
    A.
    管理者の作業に関するものについては、今回初めて読みました。分かりやすいとは思いませんが、それが自身の能力のせいか文書のせいかの判断は付けられませんので、実作業を行うようになってから、必要を感じたら修正を検討・提案したいと思います。全体に分かりやすくはないと思いますし、翻訳がされていない文書、正式な方針となっていない文書が残っている事は気になります。たとえば、NORについては既に議論にも参加しておりますが、管理者の皆様がどのように理解しているか、ノートでご意見を表明して頂ければ助かります。著作権関係の文書については、タイトルと内容、あるいは文書間でが多少食い違いがあるように思っています。tomosさんとT. Nakamuraさんの文章に手を入れるのは気が引けるのですが、時間が取れるようになったところで、運用の実態やGFDL解釈の変化を踏まえ、加筆・修正を試みたいと思います。
  2. 管理者権限を行使する仕事にも色々あります。削除、削除の確認、復帰、保護、保護解除、ブロックなどなど。管理者に就任した場合、どの仕事なら出来そうだと思われますか。また、特にしたい、力を入れたいと思う分野があれば教えてください。
    A.
    上で回答済ですので、そちらをご参照下さい。意見が割れている著作権関係の削除審議を優先させる事になると思います。
  3. 管理者に就任した場合、管理者権限を行使する仕事について、一日、あるいは一週間にどれくらいの時間を割くことが出来ると思われますか。
    A.
    個々の作業にどれくらい時間がかかるかにも拠りますが、週に2~3時間程度でしょうか。
  4. メンテナンスや運営には、管理者権限を直接使わない仕事もたくさんあります。つまりWikipedia:削除依頼を出したり、最近更新したページを見て荒らし行為を監視したり、ユーザーの要望に応えて手助けしたり、Wikipedia:井戸端で質問に答えたり、ウェルカムメッセージを入れたりなど。これらの仕事の中で、あなたがこれまでしばしば行ってきたものがあれば教えてください。
    A.
    文書についての議論、著作権関係の削除依頼での意見表明。
  5. 過去にウィキペディアで行った管理・メンテナンス関係の自分の貢献で、もっとも印象に残っている、あるいは役立っていると思うことを教えてください(例:リバート、削除依頼関係の調査、カテゴリの分類、項目名の基準の作成、論争の調停など)
    A.
    もっとも印象に残っているのは、貢献ではなく、1行上に目がいかないまま校正してしまったWikipedia:すべての言語版にあるべき項目の一覧の編集だったりします。かつてロッキーホラーショーの客の合の手で覚えた単語を見て慌ててしまったようです。
    問いへのお答えとしては
    が印象に残っています。
  6. 過去に編集をめぐる論争をしたことがありますか。そのときはどう解決しましたか。また将来同じことが起きた場合、どんなことに注意してどのように解決したいと思いますか。
    A.
    編集内容・編集行為をめぐっての「論争」はあまり記憶にない、あるいは自覚がないです。「論争」というと、いまだ明らかな結論が出ていない事について一方が正しいという結論に向けて意見を戦わせ、相手を説得するというようなニュアンスを感じます。激しいやりとりや対立があったとしても、それはどうするのがよいかを模索する議論であり、ある程度専門的な領域では結論が出ている事の説明であり、あるいは落としどころを探るための意見表明であって、上で述べたような「論争」という自覚を持って当事者となる事は、好ましくないと考えます。
    なお、議論に多く参加してきたため、「論争」と感じられるような激しいやりとりをしたことはありますし、やりとりはなくともそれぞれに対立する意見が表明されることもありました。お心当たりのある方が適当なコメントを付して頂ければ、判断材料となるでしょう。これらの場合、合意に達する事もあれば、第三者による判断や投票によって結果を出す事もありましたし、深入りをさけて双方の見解の相違を確認して打ち切る事もありました。まとまらないまま一方が議論から離れたこともありますし、複数の参加者により複数の論点が錯綜してしまったこともあります。解決は個人の意志では困難な事が多く、解決への労力をどこまでかけるかどうかという判断も必要かと思います。
    できていないことも少なからずあると思いますが、議論の際に心がけているのは以下のような点です。
    • 自身が当該項目の執筆者ではない場合は、できるだけ編集内容の評価をしないこと。
    • 正誤があるような内容についての議論では、他で同じようなことを書いていても再びわかりやすく解説する事を厭わず、自身が過ちを犯している可能性を考慮し、知識が及ばないところはあらかじめ断りをいれ、また論点を双方が正しく認識しているかを確認しながら話を進めること。
    • 正誤がない事柄については、意見の基となる認識の違いを表明し、また意見を推し進める事がどのような結果を導くかということを視野に入れること、前提となる認識や意見の解釈に食い違いがなければ、最終的な判断は議論参加者の合意に委ね、あまり深追いしないこと。
    • 特にチャット状態での議論では、決して感情的にならないこと。相手が感情的になったとしても、自分が感情的になることは許されない。余計な一言を付け加えていないか、投稿前に確認すること。
    • 対話を呼びかけられた場合には、何らかの対応をし、議論の継続を望まない場合は打ち切りの意思表示をすること。
    これまでできていなかった事としては、議論を自ら提出する事はあまりないため、深入りせずその場を取り仕切っている人に委ねるつもりで参加する事が多いとはいえ、その結果をまとめ、適切な文書の修正を図ること、があります。
  7. 過去に自分がした百科事典の項目の編集で、一番気に入っている、あるいは人の役に立っていると思う項目と編集を教えてください。
    A.
    編集した項目がそもそも少ないですが、
    • 吹奏楽ブラスバンドは、お役に立てているようです。ただし、それぞれのノートで断りをいれてますが、出典を示しているとは言えず、独自研究とみなされる可能性も残しています。十分な資料がないような項目は、どうすれば信頼性を保ちつつ書くことが出来るか、まったくの独自研究やエッセイを抑止する事が出来るか、悩むところです。
    • 自ら編集していないですが、ノート:密室殺人は、査読依頼に出てたもので、執筆者の意図に踏み込まず、用いられている参考資料をすべて確認して、という査読らしい査読を試みたということで、気に入るとまでは言えないですが、印象に残ってます。
  8. 日本の著作権法、または著作権に関する書籍・ハンドブックを読んだことがありますか?
    A.
    手元にある主な書籍は利用者:Ks aka 98に挙げていますのでそちらを参照下さい。法制問題小委員会の議事録や、弁護士/弁理士、企業法務や図書館の関係者、著作権や知財法関係の研究者/院生を含む20ほどのブログはチェックするようにしています。web上で読める判例などは必要に応じて目を通しています。
その他のFAQ
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  1. 管理者同士の馴れ合いについて問題視する人々がいます。どのようにお考えですか?
    A.
    管理者同士が親しくなる事や管理者業務についての情報・意見の交換をすることは好ましい事でしょう。管理者以外のユーザに影響がある事を秘密裏に決定するような事があれば、それは問題視されるべきでしょう。
  2. あなたには親しいウィキペディアンはいますか?いませんか?いるならばお名前をお答え下さい。
    A.
    たとえば、自宅や携帯の電話番号を知っているウィキペディアンはいません(いるかもしれませんが、把握していません)。過去の対話や投稿履歴から、なんとなくお人柄を想起できる程度にウィキペディア上で交流している方は何人かいらっしゃいますが、名前を挙げる必要性は感じられません。
  3. Wikipediaには不適切な人物は排除するべきだという主張があります。どのようにお考えですか?
    A.
    不適切とはどういうことか、排除するとはどのような対処なのか、ということについて共通の認識を得てから考えたいと思います。たとえば、悪意をもって無意味な投稿や法に触れる編集を繰り返す人物について、適切な手続で合意を形成した上で「追放」することは否定しません。方針を十分に理解していない投稿や議論の中での暴言や失言について、適切な手続で合意を形成した上で期間を決めたブロックを行う事も否定しません。しかし、手続を経ない無期限ブロックには反対しますし、方針を熟知していないユーザには適切な解説や助言を行い、方針やガイドブックなどへのアクセスや記述内容がわかりにくいことについて何らかの対処ができないかと考えることを選びたいです。
  4. 現在のWikipediaは初心者に冷たいのではないかという指摘があります。どのようにお考えですか?
    A.
    冷たいと感じる初心者がいるであろう、ということについて同意します。上の質問の答えの一部は、この問いへの答えともなるでしょう。この程度のややこしさを乗り越えるだけの読解・検索などの能力や熱意がないならば参加しづらくなるということで、執筆者を選別しているのだということであれば、多少理解できなくはないかもしれませんが、それを好ましいとは思いません。ほとんどの閲覧者・執筆者は、方針やガイドライン、ウィキペディア内の慣習を熟知していないでしょう。閲覧はもちろん、執筆する上でも、それらを知らなくとも優れた記事は書けますし、スタイルに関する文書については必要に迫られて読むこともあるでしょう。しかし、ある事柄を確認するために何を読めばいいかという点において、ウィキペディアの構造はわかりやすいものではありません。ある内容がどこの項目に書かれているかがわからないと、探し出す事は困難です。検証可能性など重要な方針の中にはウィキペディアの性質に合わせた独自の内容を持つものがありますし、そのタイトルから一般に想像するものと(意図的に)異なる部分があることもあります。GFDLを守らなければいけないという本来基本的なことについても、どうすればいいのかということについてはまだ議論中と言えるでしょう。削除依頼に出ているもので、投稿者の会話ページや項目のノートに連絡がなく、なぜ削除されたか分からずに当惑しているような例も見たことがあります。少なくとも、何を見ればわかるのかというポインタを示すことくらいは心がけたいと思いますが、どのように対処するのがよいかという事は、これから考えてみたいと思います。
  5. 現在のWikipedia日本語版管理者は傲慢であるという指摘があります。どのようにお考えですか?
    A.
    上二つの項目で触れた事とも重なると思います。たとえば、ある話題について意見を述べ、しかし継続的な議論には参加しないようなこと、方針に明示されていない、あるいは原則とされていない対応をとったときに対象者あるいはコミュニティに説明を怠ることなどは、強権的で、傲慢であると受け取られる事があるでしょう。多忙であること、慣習となっていることの背景に多くの議論が積み重ねられていることなどは、運営関係の文書で議論をしていると、ログをたどる必要性もでてきますから思い至ることもありますし、削除依頼の量は日々目の当たりにしていますから、ぼく自身が傲慢さを感じる事はあまり多くはありません。現実問題としてはやむを得ないところがあるという理解はできます。しかし、意見を示した後の議論への参加をせず、また説明を怠ることは好ましい行為ではなく、管理者として忙しいから許される、あるいは当然だと思っているのであれば、傲慢であるとの批判は免れないでしょう。
  6. Wikipediaの記事は百科事典の執筆にふさわしい優秀な人間のみによって書かれるべきという指摘があります。どのようにお考えですか?
    A.
    悪意ある編集などを別にすれば、執筆に関わる人間はみな執筆にふさわしい優秀な人間だと思います。たとえば、単独で秀逸な記事が書けるような人のみによって書かれるべきということであれば、報酬を支払って専門家に依頼すればいい、ということになるでしょう。参加していただける「優秀」な人と、それほど「優秀」ではなくてもそれぞれの知識と調査、多くの視点による検証によってウィキペディアは書かれるべきです。
  7. Wikipediaはあくまで私的なサイトであるという指摘があります。公共の資産であるという指摘もあります。どのようにお考えですか?
    A.
    私的なサイトであり、公共の資産でもあります。これらは矛盾しません。
  8. 2ちゃんねるのwikipediaスレに書き込んだり、IRCでチャットをしたことはありますか?また、何を感じましたか?
    A.
    スレへの書き込みはあります。IRCはROMしたことがあります。ウィキペディア外部にウィキペディアについてのコミュニティがある事は自然ですし、編集などの検証という点で機能している面もあるように思います。IRCは覗いた時は人がいないか、雑談や独白に終始していることが多いので、特に感じた事はありません。
  9. ウィクショナリーなどの姉妹プロジェクトと比べてウィキペディアが非常に活発なことはどう思いますか?
    A.
    ウィキペディアはウィクショナリーに比べると自由度が高く、ブックスほど執筆が困難ではないということかと思います。また、閲覧する側から考えると、辞書や教科書は、百科事典よりも信頼性が求められますから、ウィキプロジェクトとの親和性が低いのかもしれません。
  10. 著作権案件の削除は審議を経て削除すべきか、それとも審議なしで管理者の独断で削除すべきかどうか教えてください。
    A.
    著作権案件については、条文や過去の判例などから判断すべき、でしょう。プロバイダ責任制限法上は有意かもしれませんが、著作権侵害についてコミュニティの合意は、裁判では役に立たないと思います。
    とはいえ、専門の弁護士を雇う事も困難でしょうから、実際には審議あるいは独断で判断せざるを得ないという現実があります。現時点では、審議と独断とどっちが適切か、明らかなほど違いがあるようには思いません。ただし、審議する事によって、依頼とは異なる版での侵害が見つかる事もありますし、審議の中で著作権法の理解が進む事もあると思います。もとより学説上の分かれが多い分野でもありますから、大勢で検証するに越した事はありません。
    他方、管理者の独断による削除は、管理者の判断が正当なものかどうかの検証機能がなければ、管理者権限の濫用を止める事ができません。そもそも、本来的に権利侵害の責任は投稿者が負うものであり、表現の自由の観点からは、執筆者の投稿を削除するには、正当な理由が必要であり、その理由の一つとして著作権侵害があるのですから、削除は慎重にあるべきです。明らかな侵害案件では、審議を経ずに削除することがあってもよいと思いますが、どのようなケースが「明らか」なのかについて、方針として明示するのが望ましいと思います。また、投稿者自身が転載元の著作権者であったり、権利者の許諾を得ていたりするがその表示が不備である場合なども考えられます。このような場合は、削除よりも先に投稿者との対話が必要ですし、一定の期間が必要です。
    以上の理由により、制度としては現状通り「審議」が好ましいと思います。
  11. アカウントと違う署名をすることについてどう思いますか?
    A.
    現状、アカウントと違う署名をする事がウィキペディアでよくないこととされる記述はなかったかと思います。同一人物である事を確認する事は、ある程度慣れた人であれば困難ではないのですから、混乱が生じないように、基本的に同じ署名を用いたり、使い分ける場合はその違いが明確であったりするのであれば問題はないかと思います。
  12. 管理者の人数は何人くらいがちょうどいいと思いますか?
    A.
    作業をしてみないと分からないです。
  13. 法律に反した方針は効力がある(方針として有効かどうか)と思いますか。(これは、大韓民国の著作権法にフェアユースがないにもかかわらず韓国語版でフェアユースを導入する方針が提案されたため。導入根拠は大韓民国著作法第25条(公表された著作物の引用)公表された著作物は報道・批評・教育・研究などのために正当な範囲の中で公正な慣行に合致するようにこれを引用することができる。条文翻訳hyolee2)(参考:日本国著作権法第32条(引用)公表された著作物は、引用して利用することができる。この場合において、その引用は、公正な慣行に合致するものであり、かつ、報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行なわれるものでなければならない。)
    A.
    フェアユース規定に、効力はまったくないと思われます。コピーレフトという考え方は、自分の著作物が自由に流通することを想定した思想であり、他人の著作物を自由に使えるようにしようと言う思想ではありません。ウィキペディアでの方針は、ウィキペディア参加者への契約と考える事は可能かもしれませんが、ウィキペディア外部の著作物に対しては、著作権者がその方針を受け入れたと考える理由は存在せず、なんの効力も持ち得ません。また、根拠となる条文は「引用」であり、フェアユースは「使用/利用」をめぐる権利制限規定とご理解下さい。韓国法条文には「引用」の定義はなく、判例までは存じ上げませんし、韓国における「公正な慣行」がどのように認められているかにもよりますが、引用と「使用/利用」は同一ではないはずです。逆に、ウィキペディアの文書を、各国法案の権利制限の対象とならない場合であっても米フェアユース規定に従って使用する事を認めるという方針を作る事は、興味深い試みかと思います。
    なお、韓国(およびほか何カ国か)の著作権法の邦訳は、著作権情報センターのサイトで読む事ができます。
  14. 現在、削除の方針、履歴情報の追補で分割と翻訳のGFDL違反は削除の対象とすべきか、また履歴の後付は妥当かどうか議論がされています。しかし、韓国語版などにはWikipedia:分割とWikipedia:翻訳FAQはありません。必ずなければならない方針であるかどうか教えてください。
    A.
    必ずなければならない方針は存在しないと思います。分割する手順の解説や、翻訳についての回答などを必要とするユーザがいなければ存在しなくてもよいでしょう。GFDL上履歴の後付が可能かどうかについてはここでは判断しませんが、議論の対象となるような「履歴の後付」が発生しないような効果があり、どのようにするのが望ましいかを知る事ができるような文書があるにこしたことはない、と考えます。

以上。--Ks aka 98 2006年10月30日 (月) 17:03 (UTC)[返信]

追加の質問
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質問させていただきます。

ks aka 98さんは著作権法に関する高い水準の知識をお持ちなので、著作権侵害を理由とした削除依頼においては、コミュニティーの多数意見と、貴殿の意見が対立するようなこともあるかと思います。もし、管理者である貴方が、その議論を終了させ、存続/削除の判定をしなければならなくなった場合、どのような対応をされるかを、以下の場合にわけて具体的におしえてください。また、もしコミュニティーの多数意見に反する対処をされる場合、どのような工夫をしてコミュニティーを納得させるべきかをおしえてください。
  • コミュニティーの多数意見が「削除」で、貴殿は「存続」という場合
  • コミュニティーの多数意見が「存続」で、貴殿は「削除」という場合

以上。--全中裏 2006年10月31日 (火) 15:20 (UTC)[返信]

  1. A.
  • コミュニティーの多数意見が「削除」で、自分は「存続」という場合
→ケースB2以外の要素にもよりますが、早めの判断が望まれる場合は、コミュニティの合意を理由になるべく早く削除した上で、見解を述べ、復帰依頼の可能性を示唆。争点が類似性の程度問題であれば、多数意見に従い、著作権侵害として削除。争点が、引用の要件や著作物性の有無である場合は、自身の見解を示して存続票を入れて議論に参加し、議論の推移と他の管理者の終了の判断に委ねるかもしれません。
  • コミュニティーの多数意見が「削除 存続」で、自分は「存続 削除」という場合
→現実的な事例が想像できないんですが、自身の見解を示して存続 削除票を入れて議論に参加し、議論の推移と他の管理者の終了の判断に委ねる事になるでしょう。このような事例があるとしたら、ぼくが何かを捉え損ねていると考えられますので、議論の中でそれを正してもらうということになるのではないかと思います。ぼくが間違ってなかったら、削除側に倒す流れにはなりやすいのではないかと。
これらの場合、「多数意見に反する対処」はほぼ避けられます。現実問題として、多数意見と自分の意見が対立する場合は、引用か著作物性が絡む案件だと思います。これらの問題は、その存在を知り基本的な考え方を知り、ある程度セーフティに倒すならば、あまり難しい判断を迫られる事はありません。福井『著作権とは何か』、岡本『著作権の考え方』などの新書を1冊読めば、おそらく理解いただけることかと思うのですが、それを削除の審議の場で求める事は適切ではないでしょう。積極的に削除依頼を提出したり削除審議に加わる方には、ご一読をこの場を借りてお願いします。ガイドラインなどでの説明を試みようかと思う気持ちはあります。--Ks aka 98 2006年10月31日 (火) 19:02 (UTC)[返信]
仮定部分のミスの修正。すみません。これでは意味が通りませんでした。修正によって判断が変わる場合についての規定はないようですが、変更がある場合、立候補者としてはこれを受け入れることにあらかじめ同意しておきます。--Ks aka 98 2006年11月7日 (火) 16:26 (UTC)/もう一箇所同様のミスを修正--Ks aka 98 2006年11月7日 (火) 16:29 (UTC)[返信]

Ks aka 98さん。こんにちは。1点だけ質問させてください。

ある人(仮にAとします)が検証可能性に基づいておこなった記述が「百科事典にふさわしい内容でないこと」であるという指摘(この指摘をした人をBとします)がなされて除去されたとします。AはBの理由が検証可能性に基づかないということを指摘し、この場合Bの指摘はAの言うとおり検証可能性には乏しかったとします。その際に「百科事典にふさわしい内容でないこと」を、Bが検証可能性に基づいて立証しなければ、その記述は暫定的に「百科事典にふさわしい内容であること」として記載されるべきでしょうか。それともBの指摘が検証可能性に基づかなくとも、「百科事典にふさわしい内容でないこと」という理由で除去されたということで、Aが「百科事典にふさわしい内容であること」を新たに検証可能性に基づいて立証しない限り、その記述はウィキペディアに記載されるべきではないのでしょうか。

この場合の判断材料となるガイドラインを示しながら回答していただけると幸いです。宜しくお願いします。--Kanbun 2006年10月31日 (火) 16:45 (UTC) (質問補正)--Kanbun 2006年10月31日 (火) 16:55 (UTC)[返信]

ええと。申し訳ないのですが、実際の事案に関連する当事者からの質問に対して、ノートでの議論に参加した者が、この場で回答する事は、適当ではないと判断します。議論の場で触れた部分はやや質問と合わない部分もありますので、改めて一般化した回答をここに書いてみました。Kanbunさんおよびこの回答を参考にすべきと判断される方は、お手数ですが、そちらをご参照下さい。--Ks aka 98 2006年10月31日 (火) 19:02 (UTC)[返信]

Ks aka 98さんが上の質問にお答えいただけないということですので、別の2点の質問に替えさせていただきたいと思います。

  1. Wikipedia:中立的な観点について、その名称が不適切であるとして、用語を置き換えることがコミュニティで合意されたとします。現在の「中立的な観点」に代えて以下のものから投票で選んで決定することになりました。その際にKs aka 98さんが現在のWikipedia:中立的な観点から見て最も近いと思われるものをあげ、できれば理由もお答えください。挙げていただくのは複数でもかまいません。
    1. 客観的な観点
    2. 消極的な観点
    3. 第三者的な観点
    4. 中間的な観点
    5. 相対的な観点
    6. 中庸的な観点
    7. 多元的な観点
    8. 並立的な観点
    9. 不偏的な観点
    A.
    もっとも近いと思うのは「不偏的な観点」で、投票が強制であれば、方針声明(新版 拡張版)での記述を根拠とし、一般的な用語ではない語を用いる事で、単に偏りがないというだけではないことを想起させることができそうであること、他の候補がいずれも適当ではないことを理由として「不偏的な」に1票を投じます。強制でなければ棄権するでしょう。可能であれば「中立的な観点」に戻す事を提案するか、新しい案を考えるよう努力します。
    基本的にはすべての意見に反対する理由を、きわめてラフに述べるなら、中立的な観点という方針は、主観的な記事や特定の意見を書く事を抑制するだけに留まらず、単に「客観的」「第三者的」であることを求めるのではなく、客観それ自体が主観的な認識に基づいている可能性を示唆し、相対主義からニュークリティシズムあたりも考慮しつつ、複数の論を単に並立的・多元的に、あるいは中間的・中庸的に記述するのではなく、一方でいわゆる文化相対主義を巡る混乱のように理論上のあれこれに躊躇せず、積極的に記述するために現実的な対処、すなわち偏りがあるものは偏りがあるままに記述するという対処を示す、という、かなりややこしい内容だから、となります。今回もご期待に添えない回答かもしれず、申し訳なく思いますが、この質問は非常に興味深いものでした。メディア論とか批評理論とかに強い人と一緒に話し出したら朝まで続きそうです。ありがとうございました。--Ks aka 98 2006年11月1日 (水) 17:08 (UTC)[返信]
  2. 管理者が記事内容に関しての議論の調停の際に、参考となるようフローチャート式のマニュアルを用意することが決定されたとします。管理者の間でそのフローチャートで先頭に置くガイドライン、つまり記事内容について最初に検討すべきガイドラインについて議論がおこなわれているとします。争点となっているのが「Wikipedia:中立的な観点」「Wikipedia:検証可能性」「Wikipedia:独自の調査」のどれをフローチャートの先頭に置くかについてであった場合、Ks aka 98さんはどれが先頭に置かれるべきと考えますか。できれば理由を挙げてお答えください。
    A.
    これら三つのガイドラインは、いずれも相互補完的であり、どれが優先されるというものではないでしょう。どの方針を先頭に置くかではなく、どのような議論を先に取り上げるかという点から意見を交わすのがよいと思います。他の方針に依存する部分が少なく、問題点を単独の方針で示すことができて分かりやすいと思われる議論を先に置くか、もっとも深刻に対立する可能性がある議論を先に置くか、ということで意見を交わし、結果として、前者であれば「検証可能性」が、後者であればおそらく「中立的観点」が先に置かれることになると思います。--Ks aka 98 2006年11月1日 (水) 17:08 (UTC)[返信]

以上。--Kanbun 2006年11月1日 (水) 06:48 (UTC)[返信]


賛成39、反対2で信任されたと判断し、先ほどmakesysopを行いました。今後もよろしくおねがいします。KMT 2006年11月16日 (木) 22:52 (UTC)[返信]

よろしくお願いします--Ks aka 98 2006年11月17日 (金) 05:59 (UTC)[返信]