Wikipedia:秀逸な記事の選考/インフルエンザウイルス 20060211
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(ノート) 《推薦理由》疾患としてはインフルエンザ(やトリインフルエンザ)に詳しい(むしろインフルエンザウイルスの該当記載も移すべき?)ですが、ウイルスの項目として、すでに十分な記事となっていると考え、秀逸な記事への推薦(他薦)を行います。皆様の審議をよろしくおねがいします。KMT 2006年2月11日 (土) 02:11 (UTC)
- (賛成)百科事典として充分なのではないかと存じます。--Tanadesuka 2006年2月11日 (土) 07:18 (UTC)
- (賛成)斜め読みをした時点でも結構面白い&分かる記事。学術的な間違いだとかそういうことは分からないのですが、書き方や文章の面では文句つけるところはないです。Elthy 2006年2月13日 (月) 08:01 (UTC)
- (コメント)極型ファロー四徴症のコメントと若干矛盾に近いことを書いているところがありますが、インフルエンザはそもそも既知の部分が多いし致死性もかなり低いということからまぁ少々の間違いは大丈夫だろう、と考えています。Elthy 2006年2月14日 (火) 06:10 (UTC)
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コメント賛成)予備知識のない私のような人間が読むと、目次よりも上の部分にある文章だけで面食らう可能性があります。この部分にある記述は本当に「目次よりも上になければならない」のでしょうか?もしそうではない記述があるならば、しかるべき場所/項目に移動する方が良いように思います(とくに、ここにまだ説明していない「亜型と株」関連の話を持ってくるのは少々不親切だと思いました)。また、同じ理由で【歴史】は【分類】の下に置く方が良さそうに思います……この記事で扱う語句の説明は【分類】で行うようですし、インフルエンザではこのあたりの順序がきちんとしているように思いますので。それ以外の部分に関しては特に引っかかる感じはありませんでした。 -- かえで 2006年2月13日 (月) 23:17 (UTC)- (コメント)そうですね、序論の3段落目をもう少しスマートにする必要があると思います。あと、A型インフルエンザウイルスの項がかなり長くなっているようですが、A型のみで記事を分割させてもいいのでは? --Totti 2006年4月5日 (水) 13:13 (UTC)
- (コメント)主執筆者です。あまり執筆意図を説明するのもどうかと思いましたが、いくつかrevisionを行いましたので、それについてのコメントを。
- KMTさんが括弧書きで提言?されている、インフルエンザウイルスの項目にかかれている疾患との関連についての記載については、いわば「将来、インフルエンザやトリインフルエンザの項に書かれている/書かれていなければならない内容のサマリ」にあたります。インフルエンザウイルスという「事象」について語る際、当然ながらこれらの疾患についての記述は必要になりますし、全体の文章における割合までだいたい考えて書いてますので、「持っていく」という名目で削られちゃうと困ります ;-) インフルエンザやトリインフルエンザには、将来的にこれよりも詳しく正確な記述が必要になるでしょう(現在もちょっとだけ手を入れてはいますが、両記事とも専門家的観点から見ると実はコンテクストがごちゃまぜになって不正確な記述が目立つという大きな問題があるので、すぐにというわけにはいかないです)
- Elthyさんが指摘されている正確性についてですが、執筆者と利害関係のない専門家による査読がなかなか望めない現状では難しいところがありますね。しかし、これは現在のウィキペディア全体に見られる問題点なので、この部分で差し止めることもできないでしょう。一応代替案として、非専門家であっても、きちんとした専門書と内容を比較して間違いのないことを確認することが、次善の案として「理論上は」可能だと思います。もちろん、その手間を誰かに強制するわけにはいきませんが、このインフルエンザウイルスについては、大学以上で用いられるどのウイルス学の教科書に書かれている内容と比較しても、少なくとも重要な部分において大きな間違いが見られないだろうということを、一専門家として述べておきます。
- 次に、かえでさんの指摘に対して(3〜5)、一部意見を取り入れて編纂しました。前の版にいきなり書かれていた「エンベロープを持たないマイナス鎖のRNAウイルス」という下りは、実は単なる文章ではなく、れっきとしたウイルスの分類群を指す専門用語なのですが(現在のウイルスの分類を参照:なおそこに書かれているクラスによる分類名称は汎用性が低いため、文脈上で用られることがない)、これが非専門家にとっては判りにくくなっている一因であったと思います。これについては、やや文章の冗長性が増しますが、いくつか語を補い、語順をかえることで対処しました。
- 目次よりも上にある文章の長さについては、「インフルエンザウイルス」というコンテクストを確立する上で必要なことと、必須のキーワードを盛り込んだものであり、冒頭だけを読めば全体の概要が判るようにしています。つまり、最初っから「目次よりも上で力つきても構わない」ような文章構成になっています(後のセクションもだいたい同じで、最初の一文ないし一段落で概要を述べるスタイルです)。このような位置づけで書いているため、冒頭部分については残念ながらあまり削ることができない、というのが私の意見です。
- (補足)これは冒頭を「定義+概要」とする編集スタイルだと言えます。これに対して、概要の節を独立させる編集スタイルもありますが、どちらの方法も一長一短であり、私自身は常に一意性を重視した編集スタイルを貫くという観点から、概要を独立させる方式の問題点の方が我慢ができません(本来、定義を含まない概要などあってはならないし、定義直後に再び定義を含んだ概要が来ると冗長さが際立つ)。これはいわば文章に対する「好みの問題」に属する、比較的瑣末な問題点だと考えています。というのは、今の秀逸選考のシステムからいうと、仮に定義と概要を分ける編集がなされた後で、私が「もとの形式に戻すべきだ」という理由で秀逸選考に反対することもできますね ;-)
- 専門用語の出現順についてですが、例えば『理科系の作文技術』のような文章の書き方についての名著にも書かれていることであり、非常にもっともな指摘だと思います。実際、執筆時にも実はこの点は非常に気を配って執筆し、他の部分についてはほとんど達成できていると考えています。しかしながら冒頭の「ヒトに感染する亜型」は概要として書かれねばならないキーワードでもあり、そもそも日本語文章の論理構造からして出現順を守ることが無理なケースというのも存在する(上述の著書でも指摘されてます)ため、完全にそれを徹底するのは不可能です。ただし、ご意見を考慮して見直した結果、項目内リンクを貼ることで、理解を助けるためのポインタを示すのが、もっとも妥当な配慮であろうと思われたため、その形で対処しました。歴史を分類の下に持っていくことについては、実はかなりの抵抗があったのですが、この部分に関してはかえでさんの案に譲歩しました(文章についての出現順と同様に、「発見された経緯の出現順」というのも構成上、かなり大事なものなので、これを先に説明しないと理解されにくいことも多い……特に概念が変遷していくような事象については)
- Tottiさんの書かれている、A型インフルエンザウイルスの分割についてですが、実はすでに執筆時からそれが容易になるよう、わざと構造化した作りで書いていますので、作業自体は難しくはないと思います。しかし、単純に「長いから」というのが理由では困ります。というのは、文章の長さはその部分の内容について書くべきことが多い、すなわち重要性が高いことを意味するものです。「インフルエンザウイルス」という事象を考えた場合、ABCの中でもっとも重要なのはA型であり、B型C型はそれにはるかに劣ります。したがって「B型C型の記述よりもA型の記述が長い」のが、この記事のバランスとしては当たり前です。これは長い文章を全部は読まない人に対しても、どの部分が大事なのかが感覚的に、無意識のうちに把握できる効果を計算した上で、わざとやっていることです(大項目に関しては、このような方法論が有効なことも多いです)。分割自体に反対するものではありませんが、分割の際もそれを考慮した上での分割作業が必要だと思っています。例えば、A型、B型、C型すべてを分割するなど(B型とC型については、上のインフルエンザウイルス全般やA型のセクションに書いた内容を重複的に補充することで、「短すぎる項目」にはならないでしょう…その分、手間がかかりますが)
- 以上、長くなりましたが、revisionについてのコメントです。なお、今回の秀逸選考についてですが、この項目はちょうど一年前に第一回執筆コンテストエントリ項目として書いたものです。一部未執筆の状態で長いこと放置していましたが、秀逸への推薦があったために慌てて加筆を行いました。しかし、まだ必要と思われる図版がないこと、参考文献や外部リンクなどの整備がないことから、個人的には「まだ完成していない」項目だという位置づけで考えています。まぁ、現在の「秀逸記事」というのが、選考システムや品質検証などの点でいろいろと問題があるので(実はそれでコメント付けるのは差し控えてたのですが、構成の意図を理解せずに単純なコピペ分割だけされて、その後始末させられるのも困りますし)、そんなにこだわることもないのかな、とも思いますけど。(まぁ、こんなこと言うと、反対票がつきやすくなるだろうし、余計なことを言わずにもらえるものならもらっておくのが「正しい対応」でしょうけどね ^^;) ともあれ、たとえ今回で無理だったとしても、この項目もまた、「秀逸な記事」に名誉を与えるものになるよう、ブラッシュアップしていくつもりです。--Y tambe 2006年4月8日 (土) 07:40 (UTC)
- (コメント)先の「コメント」を「賛成」に変更します。現状のシステムでは「秀逸な記事の選考」が「査読依頼」を兼用しているそうですので、いきなり「秀逸な記事の選考」に投稿されること自体は不思議なことではない様です(私は記録が混成・冗長になりがちな「兼用」制度にはあまり賛成できないのですが……)。Y tambeさんのご指摘がwikipediaにおいても正しいならば、おそらく秀逸な記事の再選考にかけられることと思いますが、どちらにせよインフルエンザウイルスの記事品質向上を目指す上ではプラスになるはずです。今後の更なるブラッシュアップに期待しています。 -- かえで 2006年4月9日 (日) 18:09 (UTC)
- (秀逸)賛成のみ3票より1週間、特に反論等なしの為。--Ultratomio 2006年4月17日 (月) 05:07 (UTC)