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Wikipedia:秀逸な記事の再選考/情報化社会 20081228

(ノート) 今日トップページで紹介されていましたが、率直な感想として違和感を覚えました。秀逸と呼ぶには問題の多い記事だと思います。

  • 記述と出典の対応が付けられておらず、テンプレートでもそれが指摘されている。出典自体は多く示されていますが、これが本当に適切な出典を十分に示しているのかは、対応が付いていなければ判断が出来ません。
  • 図表が一つもない。図表化しづらい項目ではあるとは思いますが、「各国の情報化の度合いを比較する統計も多く出ている」という記述もありますので、情報化が進んでいることを客観的に示すグラフなどを置くことは出来るのではないでしょうか。
  • 「脚注」という節が途中でいきなり出てくるなど、スタイルが練られていない印象を受ける。
  • 「主な批判」の節が雑多な内容の箇条書きである。
  • 「情報化社会の特色」「学説としての起源」の節も事実上の雑多な内容の箇条書きのような構成になっている。
  • 「歴史」の節がない。「学説としての起源」の節は本来は歴史節の一部であるべきで、起源以外のその後の変化・発展についてちゃんと述べている節がないのは問題です。

第一印象として、秀逸な記事の割に本文が非常に短い印象を受けました(ちゃんと調べたわけではありませんが)。全体的に加筆・修正の余地が大いにあり、今秀逸な記事の選考にかけてもとても通りそうにないと思ったので、再選考を依頼します。Kyoku 2008年12月28日 (日) 17:03 (UTC)[返信]

  • (除去)出典の摘示が圧倒的に不足しており、問題があります。内容も、何となくの一般論に終始しており、物足りません。形式面でも推敲が不十分である点は、依頼者が指摘されるとおりです。現在の選考水準では秀逸入りは不可能と思われることから、除去票とします。--ゴーヤーズ 2009年2月15日 (日) 04:48 (UTC)[返信]
  • (除去)Wikipedia:検証可能性の観点から見て出典の明示が明らかに不足しています。参考文献だけはいっぱいあるのですが、文献のどの内容から、情報を持ってきたのか、参考にして文章を書いたのか分かりません。除去票とします。--Wushi 2009年2月15日 (日) 12:33 (UTC)[返信]
  • (除去)各人のご指摘、首肯できるものばかりです。除去に一票投じます。内容面の不備について当方からも指摘させていただけば、「起源」以後の情報社会論の展開、たとえば、マーク・ポスターの情報様式論、マニュエル・カステルの情報時代論など、「情報(化)社会」を論じる上で最低限押さえておかなければならない議論・要素がすべて抜け落ちており、したがって、「特色」節も「批判」節もまったく表層的な記述に終始しており、「内容が充実している」と呼べる代物ではありません。「特色」節における「但し、情報や情報技術の社会的効果は必ずしも強調されているとは限らず、社会変動をもたらす多くの要素の一つであったり、あるいは原因というよりも結果、あるいは社会変化を測定する際の指標といった位置づけになっているものもある」という怪しい整理など、その典型です。言うなれば、冒頭部の「情報を扱う諸活動が顕著であること」をなぞっているだけであり、今日のグローバル社会における(ノイズも含めた)「情報」のインパクトは何ら論述されていません(「本記事は、1960年代あたりのかつての情報化社会(論)に限定して取り扱う」とでもすれば話は違ってきましょうが、そういう体裁にもなっていません)。--Clem 2009年2月22日 (日) 17:53 (UTC)[返信]