Wikipedia:査読依頼/複雑ネットワーク 20070310
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数学で話題となったテーマであり、他言語版にほとんど記事がない状況ですが、いちはやく秀逸記事にまで育てたいと考えています。間違いはないか、足りないものはないか、ご意見よろしくお願いします。Cave cattum 2007年3月10日 (土) 15:00 (UTC)
- 【査読】 ──専門家の方による審査結果。
- 【検証】 ──参考文献などと照合しつつ正確性を評価頂いた結果。
- 【書評】 ──専門外の方による評価および助言。
- 数学のほうで話題となったかどうかはよく知りませんが、参照論文のリストを見る限りにおいては、個人的には情報科学と生物学,そして物理学の一部において話題となっているように思えます(特にこの分野の基礎理論における先駆的研究は物理学者によって成されたものが大半ではないかと認識しています)。したがって、数学におけるグラフ理論の一部として研究されている方が多数おられることは認識していますが、「グラフ理論の一分野である」という記述はあまり適切ではないようにも思います。私はこの分野の専門家ではなく、また原論文をきちんと検証してみたわけでもないのですが、べき則分布としてのスケールフリー性はそもそもノード数が非常に大きいときにのみ有意であり、したがってスケールフリー性などの統計的な検証が難しいにも関わらず、それらの認識が特に生物学分野を中心として欠けており、Natureなどの専門誌においても少ないノード数(数百程度)であるにも関わらずそれっぽい分布であればスケールフリーであると論じている論文が掲載されたり等(それはそれで価値のある論文ではあると思いますが)、誤解が生じていると聞いたことがあります。もしそれが事実であれば、そのあたりの注意を喚起する部分を追記されてはいかがかと思いますがどうでしょうか(百科事典として適切かどうかという問題はあるかもしれませんが)。内容は非常に良くまとまっていて適切であると思いますが、ZEROさんが述べておられる最初の数行を肉付けして概要節を作る案を支持します。また、特にノードなどの用語については解説記事に飛べるようにしておくべきかと思います。--HATARK 2007年3月20日 (火) 11:27 (UTC)
- 【感想】 ──専門外の方による感想。
- 「秀逸記事まで育てる」と言うことであれば、秀逸な記事の目安の「詳しくない読者にもその主題について理解できる」かどうかが選考の際の争点になるような気がします。私が読んだ場合、目次の直下で「グラフ理論における「グラフ」はノードとエッジの集合である。」がきている時点で、専門外の人間には「読み手に対するハードルが高いなー」と思ってしまいます。個人的には、目次の上にある「複雑ネットワークは、1998年に〜一分野でもある。」をかみ砕いた上で、それに「背景」から「複雑ネットワーク研究の現状と今後」までの節の内容を、数式等を使わず平易な文章で加え、「概要」節(=詳しくない読者にもそこだけ読めばおおよそわかる)として目次の下に置くことをおすすめします。もちろん、これはあくまで一例ですのでもっと良い方法があるかもしれません。--ZERO 2007年3月18日 (日) 23:11 (UTC)
- 【その他】 ──表記・文体など
- ある程度規模の大きなネットワークの方が各モデルの「雰囲気」を掴みやすい気がしたので、いくつか画像を追加してみました。--Kei 2007年7月26日 (木) 04:25 (UTC)