Wikipedia:査読依頼/共通中間言語 20130628
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en:Common Intermediate Languageよりの翻訳です。訳に誤りがないか、また専門的分野(特に.NET Framework絡みの部分)から誤りがないかどうかの査読をよろしくお願いします。--CharHigh(会話) 2013年6月28日 (金) 04:20 (UTC)
- 【査読】 ──専門家の方による審査結果。
- 【検証】 ──参考文献などと照合しつつ正確性を評価頂いた結果。
- 【書評】 ──専門外の方による評価および助言。
- 【感想】 ──専門外の方による感想。
- 【その他】 ──表記・文体など
- 翻訳おつかれさまでした。「プログラミング .NET Framework」などのテキストを読んでいますが、CILの命令体系までは知らないという程度の者です。CILの仕様書との突き合わせまではやっていないので、査読や検証ではなくこちらの方に書かせていただきましたが、自分が見る限りでは、内容自体には誤りはなかったと思います。
- 導入部
- stack-basedは「スタックベース(の)」であろうと思います。
- 「最も低水準な人間が解読可能なプログラミング言語であり」→「人間が解読可能な最も低水準なプログラミング言語であり」
- due to~は「~により」ではないかと。
- 一般的な情報
- General informationの訳語は「概要」としたほうがよいのでは。
- CIL code is verified for safety during runtime, providing better security and reliability than natively compiled executable files.の訳は「CILコードは安全のために実行時に検証され、ネイティブにコンパイルされた実行可能ファイルよりも優れた安全性と信頼性を提供する。」ではないかと。
- 「ソースコードは、CLIのCPU用アセンブリ言語と等価なCILに変換される。」では意味が通りません。「ソースコードはCILに変換される。これはCLIにとって、CPU用のアセンブリ言語と同じものである。」という意味なのですが、そもそもwhich以降の説明は蛇足なので無いほうがわかりやすい訳にできるのではないかと。
- 「CLIアセンブリの実行中、そのコードは、ネイティブコードを生成するためにランタイムの実行時コンパイラを通じて渡される。」も意味が通りません。語順の入れ替えと主語の省略を行うと日本語らしくなります。「CILアセンブリの実行時には、ネイティブコードを生成するために、ランタイムのJITコンパイラにコードが渡される。」とか。
- JIT Compilerは「実行時コンパイラ」で間違いではないですが、そのまま「JITコンパイラ」とする方がわかりやすいと思います。
- 命令
- Monitor-based concurrencyは直訳では意味が通らないので、「モニタベースの同時実行制御(or並列処理制御)」とするのがよいのではないかと。
- 計算モデル
- ldloc.0などの命令の「.0」が何を意味しているのか説明がほしいところです。
- オブジェクト指向概念の説明のところでは、フィールドはどのように格納されるのか、メソッドからフィールドへのアクセスはどうやって行うのか、といった大切なことが説明されていませんね。そこまで百科事典に書く必要があるのか、そんなことはCILの仕様書を読めばいいじゃないか、という話もありますが、この記事の説明ではメソッドが単なる関数としてしか説明されておらず、オブジェクト指向概念の説明になっていないという点で問題です。中途半端に書くくらいならば全く書かずにCILの仕様書を読んでくださいとしたほうがましでしょう。まぁそれは元の英語版の記事の品質が悪いってことなのですが。
- メタデータ
- Attributes can be custom made by extending from the Attribute class. の訳ですが、.NETのカスタム属性という概念を知らないとうまく訳せない箇所ですね。「Attributeクラスを継承することで、カスタム属性を作ることができる。」となると思います。
- Consumerの訳語を消費者とするのはいかにも機械翻訳的です。この場合は「利用者」でよいと思います。
- Application domainの訳は難しい(domainに相当する日本語の言葉がないので)のですが、一般的な「アプリケーションの問題領域」といった意味の他に、.NETではメモリ分離の単位という意味もあるので、日本語にできないからといってカタカナのままにしてしまうと、どちらのことを言っているのかわからなくなります。この場合は、domainを訳さずに、「アプリケーションごとに様々な使い方ができる」という風にするのが無難なように思います。
- 実行
- 「実行時コンパイルによりバイトコードを、CPUにより即座に実行可能なコードにするようになる。」では意味が通りません。辞書によるとimmediatelyには「直接に」という意味もあるそうなので、「実行時コンパイルにより、バイトコードは、CPUによって直接実行できるコードに変換される。」と訳せます。
- 何箇所か「意味が通らない」と指摘させていただいた点がありますが、そのような箇所というのは、査読にかける前にご自分で訳文を読み返してみればわかると思います。自分ではこれ以上問題点を見つけられないので人様に見てほしい、という状態まで完成度を上げたものでなければ、査読にかける価値がないのではないでしょうか。(自分ではどう訳したらいいのかわからない、ということでしたら、査読依頼ではなくて翻訳依頼か修正依頼に出すのがよいのではないかと)--Uttiee56(会話) 2013年7月6日 (土) 08:03 (UTC)
- ご意見ありがとうございます。訳について指摘を頂いた部分を直しました。確かにこのページに関しては査読依頼ではなくて翻訳依頼や修正依頼へ出すのがよかってみたいですね。反省しています。--CharHigh(会話) 2013年7月8日 (月) 04:52 (UTC)