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Wikipedia:査読依頼/バリ島 20080907

バリ島関連記事の玄関口となる本記事ですが、2008年8月7日時点まで出典・脚注が一切提示されることなく、本文内容の水準も危うい状態が続いてきました。そこで、約1か月かけて、加筆、修正、出典付与、再構成を行いました(本査読依頼時点での最新版差分表示)。現段階で、ほぼ完成に近い状態にまで引き上げたつもりではありますが、ほとんど独りの手でやってしまったため、独断的な編集を行なってしまった懸念もあります。

そこで、「本記事を一読すれば、バリ島に詳しくない読者でもその全体像を余すところ無く把握することができるか」などといった観点から、批判的なご意見を賜わりたく、依頼する次第であります。

以上、何卒、よろしくお願い致します。--Wirtz 2008年9月7日 (日) 02:56 (UTC)[返信]

【査読】 ──専門家の方による審査結果。
【検証】 ──参考文献などと照合しつつ正確性を評価頂いた結果。
【書評】 ──専門外の方による評価および助言。
東南アジア関連の記事は、ある程度、日本国内でも参考文献が揃っていることから、充実の余地は十二分にあるのですが、日本人になじみが最も高いであろう東南アジアの地理の記事を見事に、充実したものに昇華されたことに対して、評価したいと思います。
私の専門は、政治学(東南アジアから中東)になるので、専門外のことに関して、ちょっとコメントをしたいと思います。
セクション1の地理についてですが、そこからは2つ。雨温図は欲しいところです。最大の都市はデンパサールですから、どこかに転がっていれば、それをもとに、この記事に組み込んでいただければ。あと、英語版のen:Bali、インドネシア語版のid:Baliも生態に関しては、かなり貧弱なため、文献に基づいての加筆が求められるところだと思います。
セクション2の歴史、セクション3の生活と宗教、セクション4の文化と芸術に関しては、必要最低限のことが丁寧にまとめられていて、好感が持てます。文化人類学からのアプローチは、バリに関して言えば、もっとも充実している分野であり、このセクションだけで考えれば、Wikipedia:秀逸な記事の選考に回しても十分な価値があると思います。
セクション5の経済と観光については、バリ島の記事でも根幹をなす部分であるのですが、観光経済がバリを支えていることは理解できたとしても、それでもなお、人口の約3分の1が農業に従事していることを鑑みるとバリの農業がどうなっているのかを知りたいと思います。観光経済に関しては問題ないでしょう。
何はともあれ、東南アジアの政治を専攻した身としては、十分読み応えがある記事になったと思います。いずれ、Wikipedia:秀逸な記事の選考に回せるように、記事のブラッシュアップに励んでいただければ幸いです。--Tantal 2008年9月7日 (日) 03:36 (UTC)[返信]
Tantalさん、このたびは貴重なコメントをお寄せいただき、誠にありがとうございました。大変、参考になりました。早速、ご指摘いただいた点(デンパサール雨温図の作成、および生態、農業の加筆)を中心に手を入れました。おかげさまで、全体の構成に対する「地理」セクションのバランスが随分と良くなったように思います。
Tantalさんのおっしゃるとおり、東南アジア、とりわけインドネシア&バリ島は内外の研究が相当に蓄積されてきた地域ですので、この査読期間中にブラッシュアップを重ね、無味乾燥な記述による冗長性を排し、セクション間の連関性を高め、バリ島の魅力を事実ベースでしっかりと伝えられるように改善し、秀逸な記事への選出を目指したいと思います。まずは、御礼まで。--Wirtz 2008年9月10日 (水) 14:47 (UTC)[返信]
【感想】 ──専門外の方による感想。
【その他】 ──表記・文体など