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Wikipedia:査読依頼/デズモンド・ムピロ・ツツ 20180320

南アフリカの反アパルトヘイト活動家についての査読依頼になります。既存記事の内容は薄かったため、全て英語版からの翻訳に置き換えています。かなり長めの記事となりますが、以下の二点に焦点をあてて助言いただきたく思います。

  1. 自分の英語力の問題と、特にキリスト教の用語についての理解度不足のために、翻訳にかなり怪しい部分が多々ある状態です。特に翻訳時内容に自信を持てないまま訳出した部分には訳語疑問点Templateを張り付けてありますが、結構な数になってしまっています。訳語疑問点部分について、内容の精査をいただけると嬉しいです。もちろんそれ以外の部分についても、誤訳は恐らくあるはずなので、ご指摘いただけると幸いです。
  2. 英語版の元記事の問題として、同性愛者の権利問題や国際問題、私生活に関する記述が、主にマスコミ報道のつぎはぎになっていて品質が低いように感じています。デズモンド・ツツのアパルトヘイト関係における重要性については疑問の余地がないところですが、同性愛の権利やパレスチナ問題等におけるデズモンド・ツツの立ち位置・重要性について(特に後者について)やや疑問を持っていることもあり、この品質であれば関連の記述はばっさり整理削除してしまって良いかなと思っています。ただ、同性愛関係やその他人権問題における記述については正直私個人の関心の薄い分野であることもあり、デズモンド・ツツのその分野での活動が果たして特筆性があると言えるのかいまいち判断ができないでいます。この分野について詳しい方がいらっしゃればアドバイスをいただけると助かります。

よろしくお願いします--TEN会話2018年3月19日 (月) 15:02 (UTC)[返信]

【査読】 ──専門家の方による審査結果。
【検証】 ──参考文献などと照合しつつ正確性を評価。
【書評】 ──専門外の方による評価および助言。
ほぼ専門外ですので、訳語疑問点関連だけ。
  1. consensus-building model of leadershipは、おおまかにですが指導者が(カリスマなどではなく)合意形成を促進する形で統率力を発揮する、といった意味になります。
  2. in charge of the congregationにおいて、congregationは「会衆」または「集会」という意味です。in charge ofでひとつのフレーズなので、「告解」にはならないかと。
  3. serversは「侍者」のほうが合うかもしれません。
  4. black theology is an engaged not an academic, detached theologyは省略せずにblack theology is an engaged theology, not an academic, detached theologyという風に読めば、engagedとdetachedの対比がわかりやすくなると思います。
  5. public enemy number one for the powers that beにおいて、the powers that beは「時の権力者」という意味なので、「時の権力者にとって第一の公敵たる存在」でよいかと。
  6. Tutu drew upon traditional African custom by adopting a consensus-building model of leadership, seeking to ensure that competing groups in the church reached a compromise and thus all votes would be unanimous rather than divided - 少し並び替えます。まず、ツツは「アフリカの伝統的慣習」に則ろうとした。すなわち、「多数決ではなく全会一致での意思決定」になります。そのためには「合意形成を促進するリーダーシップ・モデルを採用」して、「教会内の競合するグループが妥協」するようにしました。原文は節(clause)を多用しすぎて読みにくくなっています。
  7. Stratkom wing - Stratkomは国家安全保障会議の「戦略コミュニケーション」(Strategic Communications)という部門の省略形です(en:State_Security_Council#Stratkomを参照)。そのため、Stratkom wingとはずばりこの部門を指すものと思われます。
  8. the pair - 文脈からはツツとジョセ・ベロの2人を指すものと思われます。
  9. 「ドレスを着た男からの批判」のくだり - おそらく:ツツはマンデラがマディバ・シャツをよく着用したことが不適切であるとして批判した。これに対し、マンデラは「ドレスを着る男(ツツ)から批判されるとは皮肉的ですね。」と皮肉で答えた。
  10. He made his views on this issue known through speeches and sermons. - 「彼はスピーチと説教で自分の見解を広めた」という意味です。理由は太字の部分:He made his views on this issue known
  11. 「世界における最近の発展」のくだり - 良い訳し方を思いついたわけではありませんが、ニュアンスとしては「カトリック教会がより合理的な立場をとっていたらいいのに」のようになると思います。
  12. presidents for Lifeは「終身大統領」のほうがしっくりくると思います。
  13. rally - 「集会」の意味です。ツツがなんらかの集会で発言したと考えばつじつまも合うと思います。
  14. Act Now for Climate Justice Rally - 集会の名前なので翻訳するのも野暮かもしれませんが、「気候の正義のために今行動しよう!集会」という風の名称であり、かっこいいと思います。翻訳しないほうがいいかもしれませんが。
  15. 「人を信じやすい傾向」のくだり - 「ツツと親しい者の一部はこの傾向がさまざまな場面において賢明ではないと考えている」のほうがいいかもしれませんが、より良い訳し方もあると思います。
  16. constitutional documentのくだり - 「一字一句従うものではない」「一度に書かれた書物ではなく、多くの書物が集まった結果である」の2つの意味があると思いますので、正直わたしもあまり思いつきません。
  17. He honoured his commitments through May 2011のくだり - 約束を守って以降演説しなかったという意味ですが、次の文で約束を破ったといわれたので、このくだりは除去してもいいでしょう。
  18. horns or tails - かなりわかりにくいたとえですが、おそらく「(角やしっぽが生えた)悪魔」を指すものであると思います。

--ネイ会話2018年3月19日 (月) 16:22 (UTC)[返信]

具体的な指摘ありがとうございます。非常に嬉しいです。とりあえずそれぞれ修正・変更を行ってみました。詳細は以下の通りです。
  1. consensus-building model of leadership~:この部分正直なところ意味不明でした・・・。やっと理解できました。ありがとうございます。とりあえず「彼は合意形成を促すことで統率力を発揮するリーダーシップモデルを重視し~」というような感じにしてみましたが、ちょっと文章が日本語っぽくない感じになってしまっているので、もうちょっと考えてみたいと思います。
  2. in charge of the congregation~:成句を全く理解していませんでした・・・。「集会担当となり~」としました。
  3. servers:Deer hunterさんが聖公会で使用している訳語を調べて下さったので、その形のままにしてあります。
  4. black theology is an engaged not an academic, detached theology:こちらもDeer hunterさんによる訳文が、文脈的にも正しく原文を正確に反映しているように思われるのでその形のままにしてあります。
  5. public enemy number one for the powers that be:「時の権力者にとって第一の公敵たる存在」をそのまま採用させていただきました。
  6. Tutu drew upon traditional African custom ~:アフリカの伝統的慣習=全会一致という内容が全然頭の中で結びついていませんでした。訳文の出来はともかく、文意はようやく腑に落ちました。ありがとうございます。「ツツは合意形成を促すリーダーシップモデルを採用することで、多数決ではなく全会一致による決定という伝統的なアフリカの習慣を引き出し、教会内の競合するグループの妥協を確実なものにしようとした。」としてみました。ただ、多数決ではなく~の部分の繋げ方ががちょっと原文を無視していますが・・。
  7. Stratkom:en:State_Security_Council#Stratkomを見て、恐らくそうだとは思っていたのですが、確信が持てず訳語疑問点としていました。こちらは修正しました。
  8. the pair:修正しました。
  9. ドレスを着た~:こちらもほぼ例示していただいた文章を使って修正してみました。
  10. He made his views on this issue known through speeches and sermons:構文を把握できていませんでした。確かに「この問題についての彼の見解が知られている(状態)」を「speeches and sermonsを通じて」、「彼は作った」という感じですね。
  11. 世界における最近の発展:確かに(カトリック教会の)合理的立場を期待する」的な意味合いと取ると納得できますね。ただ、前半部は「世界における最近の発展の成果をより多くの人々が受けられるように」という感じの意味になると思うのですが、これをカトリック教会に対して主張するのも妙なような気がして疑問点のままです。「世界における最近の発展=女性の地位向上やコンドームの使用」を指すのかなぁとも思うのですが・・。
  12. presidents for Life:何を思ったのかわからないような謎訳をしてました(^^;。前後の文脈からして、指導者が終身制を取るのには反対すべきだ、ということだと思うのでそのようになおしました。ただThe Eldersの「大統領」、というのは妙なので指導者としてみましたが、ちょっと自信がないです。
  13. rally:修正してみました。
  14. Act Now for Climate Justice Rally:例示してもらった名前を見て、「今、気候のために行動する正義の集い」とかいう感じなのかもとも思いましたが、どうも私の感覚では「気候(Climate)」と「正義(Justice)」というフレーズがどうしても日本語で結びつかず、また何よりも、特定の集会の名前にWikipedia内でしか存在しないであろう日本語名が当てられているのも変な話なので英語のままが良いように思いました。
  15. 人を信じやすい傾向:「彼に近しい人々の中には、様々場面において、時にこれが賢明ではないと考える人もいた。」と修正してみましたが、これもちょっと原文を無視していてどうかなあという感じです。
  16. constitutional document:私自身では全然訳文が出てこなかったのですが、後続の文章が「There are certain parts which you have to say no to. The Bible accepted slavery.~」と続くので、例示していただいた「一字一句従うものではない」と解するのがぴったりな気がしました。なので、そのように修正しました。「一度に書かれた書物ではなく~」も正しい気がしますが、ここで聖書の細かい歴史的な成立過程の説明はしないだろうと思うので。
  17. He honoured his commitments through May 2011:ご指摘の通りだと思うので該当の部分を削除しました。
  18. horns or tails:これもネイさんが言う通りだと思うのですが、単純に「角(尾)のある悪魔」としてしまうと何となく日本語の文章としてはすわりが悪い気もして、とりあえず未修正です。文脈上は単に「悪魔」と言い換えてしまうのがいいのかなとも思いますが・・・。
本日のところは以上です。--TEN会話2018年3月20日 (火) 18:20 (UTC)[返信]
いつも質の高い記事を投稿してくださってありがとうございます。南アフリカもキリスト教も専門外ですので、固有名詞や役職名、キリスト教用語などはほぼノータッチですが、文法的な部分に絞って原文と対照してみました。まだ記事全体の1/3ほどしか読めていないのですが、とりあえず気づいた部分に修正・コメントを行いました(特別:差分/67798263)。このページに抜き出すのが手間なので、記事に直接書き込んでしまいましたが、それが改善になっていないようであれば、遠慮なく差し戻してくださって結構です(実際、中には、わざわざ変更しなくても大して意味が変わらないような箇所もあります)。文中コメントは時機を見て除去しておきます。--Deer hunter会話2018年3月20日 (火) 16:10 (UTC)[返信]
前回の査読に引き続き、本当にありがとうございます。過分な評価をいただきましたが、本記事は残念ながら私の翻訳では「質が良い」とは言えない状態であると思っています。ですので非常に助かります。ちょっと本日は力尽きてしまったので、後程修正とコメントを確認させていただきます。--TEN会話2018年3月20日 (火) 18:34 (UTC)[返信]
確認させていただきました。多数の誤訳を修正していただきありがとうございます。ずっと改善されていると思うので、そのままの使用させていただきます。訳抜け部分のみ追加しました。--TEN会話2018年3月21日 (水) 13:48 (UTC)[返信]
すでに対応していただいた部分もありますが、追加の校正・コメントを行いました。編集(1)編集(2)です。--Deer hunter会話2018年3月26日 (月) 01:09 (UTC)[返信]
本当にありがとうございます。指摘していただいた箇所のうち私の方で明確に誤訳であると確認できた箇所は修正させていただきました。修正していただいたことで文意が取れなかった箇所もほぼ意味が通じるようになっていて、まともな記事の体裁が整ってきたと思います。誤訳の確認はもうちょっとしようと思いますが、後は以下の点でちょっと改善を図っていきたいと考えています。
  • 「§評価と影響」で指摘していただいた箇所や、SilverSpeechさんの指摘されている点など、英語版の元記事の問題点に関する修正を行おうと思っています。冒頭に受賞した賞が羅列されているのも可読性を損なっているだけのように思えるので削除したいと考えています。
  • 「比喩について」:bunch of prima donnas(プリマドンナ)の箇所ではコメントをいただきましたが、この種の英語特有の比喩については、できれば通常の説明文に置き換えるか、或いは注釈をつけたいと思っています。クエスチョンマーク付きでこの文章を「気難しい集団」としたのが翻訳として良いかどうかわからないのですが、私が最初この文章を見た時の印象は、唐突すぎて意味がわからないという物でした。一般的に日本語の文章で「プリマドンナ」という比喩を使う事もあまりないと思います。「角や尻尾をはやしているわけではない」もより直接的な方が良いと思ったので、ネイさんも同様の意訳例を出していただいていた「鬼や悪魔」に変更してみました。もう一つある、「likening it to "a group of blind men" judging the Chelsea Flower Show.」も、現在そのまま直訳していますが、正直この比喩からツツの意図していることを直感的に感じ取れる日本語話者はあまりいない気がしています。これについては自信があるわけではないので、比喩は比喩のまま残すべきかなど、もし意見等あれば助言いただけると嬉しいです。--TEN会話2018年3月26日 (月) 16:31 (UTC)[返信]
  • 横から失礼します。その部分は「盲目の審査員団にイギリスの園芸展「チェルシー・フラワー・ショー」を審査させるようなものだ」くらいに言葉を補って意訳するのはいかがでしょうか。「園芸展」などと説明を入れれば「盲目では審査できない」というニュアンスが伝わるかと思います。--SilverSpeech会話2018年3月26日 (月) 23:50 (UTC)[返信]
  • 馴染みのない言葉(特に固有名詞)に対しては、SilverSpeechさんが書いたように文中や注で補足を加えるのがいいと思います。それ以外では隠喩を直喩に改めるという方法もあります。原文の著者の感覚を共有できないまでも、何を言いたいかだけは分かるように。
the people who ... are not sporting horns or tails
「…の人々も、角や尻尾をはやしているわけではない。同じ人間だ
we really were like a bunch of prima donnas
「我々はみなオペラの主演女優のように自意識過剰だった
「我々はプライドの高いプリマドンナの集団のようで、腫れ物に触るような扱いが必要だった
ただ上のボールド部のように言葉を足していくと、分かりやすくなる一方で、当然ながら原文の意図を読み違えるリスクがあります。独自研究だという人もいるかもしれません。でも個人的には、読みやすさを優先して(ただし自分の中の確信の度合いに応じて)意訳や補足を入れていくのがいいと思っています。--Deer hunter会話2018年3月27日 (火) 03:46 (UTC)[返信]
お二方ともありがとうございます。いただいた例を参考に、なるべく原文のフレーズは残すようにはしつつ比喩部分をちょっといじってみました。--TEN会話2018年3月27日 (火) 16:53 (UTC)[返信]
記述の整理削除を行いました。また重要キーワードとして登場しつつ説明が乏しいウブントゥ等について、日本語論文を元に加筆してみました。同性愛関係については残念ながら、断片的な情報しか見つけられず、文章にまとめられなかったため既存のままとなっております。クリスティーン・チンキンのパレスチナ問題における事実調査については、提出された報告書の全文が公開されていましたが、ツツがどう関与したのかを追えなかったため、全削除しています。また、些末なことですがクラークスドープは、日本語論文の中にクレルクスドルフと書いてあるものがあったので、括弧書きで追加しました。「最大の憎まれ役」についてはちょっと古臭い言い回しですが「目の上のたんこぶ」としてみました。これについては適当でなければ差し戻していただけると幸いです。なお、比喩部分のうち"my dentist is a Dr. Cohen"は、反ユダヤ主義への弁解としてどういう意味を持つのか把握できず直訳のままです。
全体として細かい問題点の修正や、スリム化がまだ必要な気がしますが、とりあえず私の方の執筆としては大枠はこんなところかなと考えています。正直なところ半分ぐらい翻訳した段階で事前知識の乏しい分野について私の語学力で翻訳を行うには記事が大き過ぎたと感じ、惰性で最後まで行きましたが翻訳の正確性についてどうしようもないところでした。ネイさん、Deer hunterさん、SilverSpeechさんには多数の助言と誤訳の訂正を戴き、本当にありがとうございます。--TEN会話2018年4月1日 (日) 10:02 (UTC)[返信]
まとめていただいた後になって申し訳ありませんが、これまでのコメントを除去するとともに、何点か気付いたことを新しく追加しました(特別:差分/67966625)。
"my dentist is a Dr. Cohen" についてですが、en:Cohen (surname)によればこれはユダヤ系の姓です。自分に反ユダヤ感情がないことを「私の歯医者はユダヤ人だよ」というのは、ちょっと皮相な発言という気もします。ネットで文例を探すと「Every antisemite and Jew hater denies he is one with things like "I have a Jewish friend", or "my doctor is Jewish"....」[1]という文章も見られるので、定型的な表現なのかもしれません。ツツがどれほど意識的だったかは分かりませんが。自分が訳すとしたら、上手いやり方も思い浮かばないので、(ユダヤ系の姓)と注釈を入れておいて読む人の感じ方に任せると思います。--Deer hunter会話2018年4月2日 (月) 13:07 (UTC)[返信]
ありがとうございます。全く申し訳ない要素はないので大丈夫です、というかとてもありがたいです。一応区切りをつけただけで、査読依頼自体は当初予定通り5月5日まで継続して開いておくつもりです(こんなに早くたくさんの人に査読を行っていただけるとは思ってませんでした)。
en:Cohen (surname)は実は最初の翻訳の時確認したのですが、"my dentist is a Dr. Cohen"は、何というか人種差別関連のフレーズでは悪名高い"I have black friends"を連想してしまい、ツツのイメージに合わなかったのでどうにも何か特殊な表現なのではないかと言う感覚から離れられませんでした。指摘の通り確かに皮相な発言ですし、ユダヤ人グループから非難が悪化したということからすると要するに口が滑ったというか、失言という扱いなのかなと今は思います。ですので、注釈のみ入れるというアイデアをそのまま使わせていただこうと思います。--TEN会話2018年4月2日 (月) 15:50 (UTC)[返信]
コメント 私も詳しい訳ではありませんが、いくつか気になった点を。
  1. 記事全体について
    ざっと読んだだけですが、英語版からある細かなミスをいくつか発見しました。例えば、ツツの出身地であるクラークスドープはWestern Transvaalと書いてあったりnorthwest South Africaと書いてあったりしますが、州として記載する場合は旧トランスヴァール州西部、もしくは現在の北西州(南部)というのが正確な表記かと思います。英語版では州名ではなく単なる地名として使用しているのかもしれませんが、リンク先が州の記事になっていますし百科事典としては州名を正確に記載した方がよいでしょう。また、infoboxのメインの肩書が「ケープタウン名誉大主教」となっていますが、前任や後任は「ケープタウン大主教」としての情報が記載されています。メインの肩書を「(元)ケープタウン大主教」に変更して、名誉大主教については「他の役職」のところに記載した方がよいのではないかと思います。他にも何か英語版に問題があるかもしれません。また、母の出身地は英語読みの「ボックスバーグ(ボクスバーグ)」の表記が一般的かと思われます。アフリカの固有名詞は日本語表記を調査するのは大変かと思いますし、読み方のはっきりしないものは最悪アルファベット表記のまま残してもよいかと思います。
  2. 同性愛について
    キリスト教では宗派によって見解が異なり大きな論争になっている話題ですが、アフリカ大陸では南アフリカが例外的に結婚まで認めているほかは否定的な国が多いようです(アフリカにおけるLGBTの権利)。ウガンダでは同性愛を終身刑とする法律が可決されてツツが強く批判する(AFPBB)など、アフリカ聖公会にとっても大きな話題になっていそうです。また、娘が同性結婚したということは既に記事に記載されていますが、彼女はこの結婚により聖公会の聖職者を辞めざるをえなかったようです(クリスチャントゥデイBBC(英語))。アフリカの同性愛問題では賛成派の代表的な人物なのかもしれません。ただ、経歴部分はかなりの長文になっていますし、「イデオロギー」節に新たな節を作るなどして整理した方が読みやすいのではないでしょうか。
  3. パレスチナ問題について
    こちらもキリスト教では聖地に関わる重要な問題ですが、ガザ侵攻 (2006年)中に国連調査団でガザを訪問しようとしたり、米国の大学がツツの講演をキャンセルする理由にして話題になったり(Democracy Now!)と和解を主張する代表的な人物の一人となっている可能性はありそうです。ただ、こちらも整理の必要がありそうです。クリスティーン・チンキンの記述など重要性の低そうなもの、調査の必要なものなどはノートに移すなりコメントアウトするなりして除去してもよいのではないでしょうか。
専門外ではありますが、参考になれば幸いです。英語版自体が雑多な記述になっていますので、記事構成に大幅に手を加えてしまってもよいのではないでしょうか。--SilverSpeech会話2018年3月21日 (水) 01:23 (UTC)[返信]
ありがとうございます。固有名詞については手元の本やWebで確認できないものについてはアルファベットに戻してしまっても良さそうとも思います。ただ、ヨハネスブルクからして、ヨハネスバーク、ジョハネスバークと書いているものもあって、ちょっと採用を迷うものがありますが。反アパルトヘイト活動以外についての記述が雑多なのは私も感じたところで、Later life節や Personal life and personality節は翻訳を割愛するか結構悩みました。同性愛やパレスチナ問題等についてはやはりそれなりに特筆性はありそうなのですね。イデオロギー節にまとめてしまうというのはいいアイデアのような気がします。ツツの思想については一応ネット上で読める論文もあるので、翻訳の問題点がある程度改善したら、それを元に整理してしまおうと思います。21世紀以後の活動については、メディア報道が出元である記述が多いので、要点だけに圧縮してしまった方がいいかなとも思っています。--TEN会話2018年3月21日 (水) 05:40 (UTC)[返信]
【感想】 ──専門外の方による感想。
興味深い記事を読ませていただきました。完訳できただけで賞賛に値するのではないかと思います。--ネイ会話2018年3月19日 (月) 16:22 (UTC)[返信]
【その他】 ──表記・文体など
こちらも気づいた点だけ。
  1. 「Template:聖マーティン学校 (ロゼッテンビル)」という誤記があります。おそらく仮リンクであろうと思います。
  2. 「教師|聖歌隊副指揮者」は単純な誤記でしょう。
  3. Tutu is the author of seven collections of sermons and other writingsという翻訳忘れの一文があります。

以上です。--ネイ会話2018年3月19日 (月) 16:22 (UTC)[返信]

終了

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