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Wikipedia:井戸端/subj/転載荒らしを著作権侵害罪で告訴することは可能か

転載荒らしを著作権侵害罪で告訴することは可能か

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最近Wikipedia内で、意図して履歴を継承せず記事を転載する荒らしが続いております。こうした行為を著作権侵害の罪で告訴することは可能でしょうか。自分が以前投稿した記事が転載に使われた場合ならば、親告罪の告訴権者に該当するはずです。

Wikipedia:法的な脅迫をしないという方針もありますが、これは善意の利用者同士が不毛な対立状態に陥ることを回避するための規範であり、悪意をもった目的外利用者に相対するときは話が異なるものと思います。

とはいえ、管理者や削除者の方々により問題のある版は速やかに不可視化されますので、「今もって著作権が侵害され続けている状態」ではありませんし、外部の方に「この版のこの箇所が権利を侵害しています」と指し示すこともできないのですが。-禁樹なずな会話2018年8月3日 (金) 18:48 (UTC)[返信]

ご自身の著作物が許諾なく使われた件で告訴を検討されているのでしたら、弁護士に相談してはどうでしょうか。そのアプローチが現実的かどうかを含めて、助言が得られるものと思います。 --2001:240:240C:815F:8DEC:EC8E:3D68:13A6 2018年8月4日 (土) 01:01 (UTC)[返信]
コメント 今晩は。告訴が可能であるかとのご質問ですが、それが要件を満たしているのものについて行うということであれば、あなたがそうすることを引き止めることはできません。しかし、それを行うために削除作業を保留して欲しいというようなことであれば、その協力を得ることは難しいかもしれません。Wikipediaはボランティアによって編集作業を行っているサイトであり、不適切な投稿を削除してサイトが不適切な状態にならないように保つところまで含めて運営を行っています。これは、もちろん不適切な投稿を削除することで投稿によって不利益を被る人が出ないようにするという趣旨において行われますが、もう一方ではWikipediaが法的問題に巻き込まれないようにという意味でもあることは言うまでもありません。あなたは、悪意をもった目的外利用者を訴えたいとの意向を示されていますが、法律は悪意や善意の有無によって裁くわけではなく、行為が不法か否かによって裁くものです。Wikipediaは善意の投稿者を守るために、一律の削除を選ぶスタンスです。もちろん、実際に問題が法廷に持ち込まれ、然るべくログ開示等の命令が下されたならばそれに応じることでしょう。しかし、削除を行うことで防げるものについては一律に防ぐことでしょう。これには削除の段階で善意悪意の存在を判じるのが難しいというのもありますが、何をもって誰が何の削除を行い、何の削除を行わないのかを明確化するのが難しく、一律に行わなければ非難を受けることに繋がるというのもあります。また、そういった行為が通るようになった場合に、単なるミスからの権利侵害であっても削除の差し止めとその後の法的な闘争へとつながらないと誰が保証できるのかということでもあります。そして、そういった法的トラブルが起こりえるのだという事実を突きつけられれば、だれも安心してWikipediaの編集に参加できなくなることでしょう。つまり、Wikipediaが安心できる環境であり続けるためには、迅速な削除が必要であり、そのためには権利関係の一律な削除が必要なのです。逆に、法律的な根拠もないのに削除を差し止めた上で、問題を法廷に持ち込むというようなプロセスを、もしも、一度でも作ってしまったとしたら、誰も安心して編集作業を行うことはできなくなるのです。それがいつ誰に適用されるかわからないからです。長々と駄文を連ねてしまいましたが、あなたの意図するところにそぐわない的外れなものでありましたらどうかご容赦願います。--114.182.175.15 2018年8月4日 (土) 13:18 (UTC)[返信]
コメント 具体的な行為は知りませんが、一般論としてコメントします。「自分が以前投稿した記事が転載に使われた場合ならば、」ですが、Wikipediaに投稿した記事(および記事以外は全て)「自身の投稿をクリエイティブ・コモンズ 表示-継承ライセンス 3.0およびGFDLの下で公開することに同意したことになります」です。日本の法律上は著作権放棄はできませんが、Wikipediaはフリーでオープンな百科事典プロジェクトです。履歴継承しない事は良くありませんが、Wikipedia内外で転載・改変・使用されて困る事は、最初から書くべきでは無いと思います。記事に所有権や管理権(のようなもの)はありません。--Rabit gti会話2018年8月6日 (月) 09:46 (UTC)[返信]
コメント 仰る通り、Wikipediaに投稿された文章であっても「著作権の放棄」はされておりません。ライセンスに基づいた運用は、Wikipedia内での記事の編集においては通常記事の変更履歴によって意識する必要なく実現されているものですが、コピー&ペーストを行った場合には履歴が継承されないため注意する必要があります。質問者さんが問題視している事例の具体的な内容は確かにわかりませんが、版削除されているということですからおそらく帰属表示に問題があったものということで間違いないのではないでしょうか。--114.182.175.15 2018年8月7日 (火) 08:47 (UTC)[返信]
コメント これは実際に侵害を受けたという話ではなく、荒らし行為を罪に問えないか、制裁することはできないのかといった話であるように思いました。荒らしへの対応には管理者、削除者への負担も大きく、対策や抑止効果を狙って法的措置を取ることを明示すること、実際に実行することも一案ではありますが、誰が対応するのか、費用負担はどうするのか、相手をどう特定するのか(立証できるか)といった点等でなかなか難しいものと考えます。著作権侵害の罪は軽いものではありませんが、財産権の侵害に対するものであるので、ウィキペディアの記事転載をもって起訴されるかといった点も不明です。IP利用者であればWikipedia:荒らしの通報、アカウント利用者である場合はチェックユーザー係による対処あるいはIPの開示により、対象が投稿に利用しているISPへ対応を依頼することで減らしていければというところかと思います。--Amayus会話2018年8月8日 (水) 12:26 (UTC)[返信]
コメント Web上での著作権侵害で勝訴となっている判例を見るに実際に告訴は非常に難しいのではないかと思います。イラスト関連の転載などの裁判の個別事案を見ている限りでは削除依頼の放置などが発生しないと小規模案件では立件されていないようですので、Wikipediaのシステムを勘案するに告訴に持ち込む事は非常に難しいのではないでしょうか?--えすぱーの人会話2018年8月12日 (日) 14:31 (UTC)[返信]
コメント蛇足ですが、「履歴継承しない人を制裁したい」ならば、Wikipedia上は相手ユーザーへのコメント依頼、ブロック依頼等と思います。なお「訴訟したい」話ならば、被告の住所氏名特定が必要で、そのためAmayusさん記載の方法でIP開示、警察捜査などが考えられますが、現実には小額案件は警察も裁判所も扱わない(役所も税金で働いている)傾向があり、損害被害額の根拠も困難で、再利用者による自由な編集に同意したのに何故訴訟するかの論拠が乏しい気はします。--Rabit gti会話2018年8月12日 (日) 15:06 (UTC)[返信]
コメント 先づ著作権侵害および著作権に注意引用のページをご覧頂きたく申し上げます。さて上述のように記事全てはCC-BY-SAGFDLに基づき一定の転用を認めておりまするので、単なる一連の文章から「ここまでは犯罪じゃない、ここからが犯罪」「ここまではライセンス内、ここからがライセンス外」「ここまでは荒らしの著作物、ここからがあなたの著作物」という線引きをするのは、相応の丸写しが認められないかぎり非常に困難にあります。畏くも申し上げれば、相当の(概ね、診断書を受け取るレベルの)精神的苦痛が現実世界で認められないかぎりこのような告訴は民事でも受理されないと思われ、左様な電子的に野蛮な手段に訴えず、粛々と(進行中の荒らしとして通報するか、上述のようにチェックユーザーから利用ISPを割り出して通報するしかない(その際はWPに関わるものとしてプロパイダへ通報したことを示して頂くことになります)と思われます。恐惶謹言。--力在領域会話2018年8月12日 (日) 18:07 (UTC)[返信]