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Wikipedia:井戸端/subj/著作権侵害の恐れのある箇所の報告・議論の仕方について

著作権侵害の恐れのある箇所の報告・議論の仕方について

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著作権侵害の恐れのある記事(鈴木光男)を見つけました。その指摘の仕方についてご教授ください。

  • 【出典】今日はとにかくまあ暑くて、本当にしんどい一日であった。
  • 【記事】今日はとにかくまあ暑くて本当にしんどい一日である。

(実際はもっと長く創作性が高い文だと考えてください。出典は「書籍」です。)

このような侵害の恐れのある箇所を複数見つけた時、そのノートや執筆者に対して報告する際の作法について悩んでいます。出典元の文をそのまま書いたら私も著作権を犯してしまいますし、記事ページだけでなく報告したノートなども版指定削除しなくてはならなくなりますよね。だからといって文の冒頭だけ書くだけでは出典を保持している執筆者と私の間では会話が成り立つかもしれませんが第三者は議論に参加し辛いと思います。このような場合はどうすればいいでしょうか?私自身が文の創作性についてそんなに深い見識があるわけでは無いため、単に侵害の恐れのある文をポインタで示すだけでなく出典元と記事の文を詳細に比較して「このような書き方は著作権侵害かどうか」とコミュニティの皆さんも議論に参加して欲しいという事情もあります。さらに言えば、執筆者は何度も過去に著作権侵害について問題を起こしているようなので、単純にポインタだけを示しても理解してもらえないのではないかという懸念もあります。何かいい方法があれば教えて頂きたいです。ちなみにこの記事ページは強化記事というものに選ばれて現在トップページから直接リンクされています。--むよむよ会話2016年10月5日 (水) 11:50 (UTC)[返信]

コメント Wikipedia:著作権で保護されている文章等の引用に関する方針、より詳しくは著作権法32条1項にあります通り、法的に定められている要件を満たした通りの書式に従って抜粋転記するなら著作権法を犯しません。◆例示するなら「以下出典元より引用:『今日はとにかく台風18号の暴風が酷くて家が吹き飛ぶかと思った、心臓に悪い。』--『今日の一日』(江田島平八著、2016年10月)民明書房刊、p.88より抜粋転記。」のような感じですかね。{{引用}}や{{Cite book}}、{{Sfn}}、{{Harv}}など出典テンプレート群を使用した方が簡単に書けると思います。◆このような引用を行う場合は普段の書き方とは異なり、同一性保持権の侵害回避のために(例え明らかな誤字・脱字があっても)一言一句改変しないこと、が求められます。--Nami-ja(凪海) 会話 / 履歴 2016年10月5日 (水) 13:12 (UTC)◆少々追記、連投失礼。--Nami-ja(凪海) 会話 / 履歴 2016年10月5日 (水) 13:17 (UTC)[返信]
本件のような場合は「Wikipedia:著作権で保護されている文章等の引用に関する方針→日本の著作権法の3」に抵触しないかなと心配でした。『ヤマダタロウは自らの書籍で「〜(ここで引用)〜」と述べているが、この考えは誤りである。なぜならば〜』という引用ならば批評や研究対象として認められるでしょうが、本件のような場合はどうなんでしょうか。引用する文を対象とした批評・研究・報道のいずれにも該当しない気もします。おそらく大丈夫なのでしょうが著作権侵害を指摘する側が侵害してしまってはミイラ取りがミイラになってしまうのでちょっと慎重になっています。他にご意見が無ければ例示して頂いたやり方で先方の執筆者さんにお話してみます。ありがとうございます。--むよむよ会話2016年10月5日 (水) 13:28 (UTC)[返信]
下でJkr2255さんが仰っておられる通り、「原典を見ない第三者は議論参加しなくて良い」ことを前提とするなら「記事本文のXXXXから始まる語句は書籍○○のp.nn、NN行目と一致」「鈴木の○○に係る文章である、XXで始まる文章は丸ごと書籍○○、p.nn-p.NNの範囲からの翻案転記」などで各文章の存在箇所を文章引用せず範囲指定で指摘すればいいのでより簡単かもですね。原典を見れば一目瞭然(原典を見なければ問題点が判断できない)であるなら原典を見れない議論参加者の意見は要らない、と言い換えても良いので。--Nami-ja(凪海) 会話 / 履歴 2016年10月5日 (水) 13:42 (UTC)[返信]
コメント Wikipedia:削除依頼/RIETANで以前出したように、「(書籍)の○ページ、『今日は』で始まる文が、テニヲハの言い換えを除いて一致。」のように書けば、著作権侵害の恐れはありません。現物を見れば白黒ははっきりすることですから、無理に(現物を見ない)第三者の参加を求める必要もないでしょう。--Jkr2255 2016年10月5日 (水) 13:19 (UTC)[返信]
全くの丸写しの箇所が数件あるのでその場合はそれでもいいかもしれませんが、丸写しとは言えないがちょっとこれはどうなんだ…という箇所もあるので、その場合はNami-jaさんのやり方で議論を提起したいと思います。実例をありがとうございます。--むよむよ会話2016年10月5日 (水) 13:28 (UTC)[返信]

すみません、もう一点お聞きしたい点が出てきました。例えば以下のようにノートで指摘して、仮に記事中の文が侵害を認められて版指定削除されたとします。

  • 【出典】以下出典元より引用:『今日はとにかく台風18号の暴風が酷くて家が吹き飛ぶかと思った、心臓に悪い。』--『今日の一日』(江田島平八著、2016年10月)民明書房刊、p.88より抜粋転記。
  • 【記事】18号の暴風が酷くってマイハウスがピューって吹き飛ぶかと思いハートがドキドキ。

記事中のこの文は出典の文章と極めて酷似しているので著作権侵害の恐れがあるのではないか。

【出典】の方は正しい引用をしているのでいいとしても【記事】の方は著作権侵害に該当してしまい、本記事の方と合わせて版削除されてしまい管理者さんに迷惑かかるのではないでしょうか?このような書き方ではなく、記事中の文については「記事中の〜〜」とポインタだけ示した方がいいのでしょうか。小出しで聞いてしまいすみません。--むよむよ会話2016年10月5日 (水) 14:11 (UTC)[返信]

コメント ご心配の通り「削除依頼の削除依頼」が提出されることがあります(゚ロ゚*) ですので依頼文中に著作権侵害となる記述を転記する必要自体がありません(ちなみに安易に転記するとWikipedia:ウィキペディア内でのコピーに抵触して問題が増えたり)。
というか著作権侵害(WP:DEL#B-1)案件の場合、依頼提出時に{{copyrights}}の貼付と「著作権侵害が疑われる記述部分の抹消除去」が求められます(Wikipedia:削除依頼#STEP.1.1 権利侵害部分を除去Template:Copyrights/doc参照)ので{{差分2}}などを用いて「ほげほげ 2016年10月5日 (水) 11:57 (UTC) の版時点の記述に一致」などとすれば問題部分の除去差分により特定可能ですので容易かつ版指定削除が実施されれば問題部分が見えなくなりますので後々問題も残らず良いでしょう。他にも「本文中に存在している・していた問題部分を特定するだけ」でしたらいろいろ方法は選べると思いますがとりあえず一例として。--Nami-ja(凪海) 会話 / 履歴 2016年10月5日 (水) 15:50 (UTC)[返信]

御指摘いただいている鈴木光男の記事を書いた当事者Earthboud1960です。

御指摘ありがとうございます。
結論から申し上げますと著作権に反するとは思っておりません。あくまでも記事は著作物からの引用で有り著作権に反する物では無いと認識しております。以下に私の見解を記載させていただきます。
法律上の引用の要件である
1.公表された著作物でからの引用である。
2.公正な慣行に合致している。
3.報道・批評・研究その他の引用の目的上正当な範囲内である。
を満たしていると判断しています。
この要件を踏まえた上で、裁判上認められた引用基準以下の5つの要件についても基準を満たしたいると判断しています。
a.明瞭性→引用する側の著作物と、引用される側の著作物との区別が明瞭であること。
明瞭性を担保するため、脚注に表示をして出典文献を明らかにしています。
b.付従性→引用するWikipedia上の文章・写真・図形等が主体で、引用される元の著作物が従たる存在。
引用した文献は、鈴木光男氏の文献がほとんどありますが、鈴木光男の文献は時系列的に系統立てて網羅的に鈴木光男の業績について書かれてはおりません。それに対して鈴木光男の記事は時系列・網羅性について力点を置いて記述しております。
また、業績については鈴木光男は出典の中で事実として述べている部分(外務省へゲーム理論を紹介が該当します)もありますが、業績としては述べていません。
また、最大の功績である多数のゲーム理論家の輩出については、「優秀な人材が自分の研究に興味を持ってくれて、自分で研鑽を重ね優秀な学者になった。」といったへりくだった記載しか無く、幾つかの鈴木光男の文献を引用することで、『多数のゲーム理論家』を輩出することになったことを本記事では明らかにしており、引用部分がメインであるようななっていないと判断しております。
c.必要最小限→引用の範囲が引用の目的上必要最小限の範囲であること。
引用部分については目的上必要最小限にとどめております。全部の引用をしておりません。
d.人格権への配慮→著作者の人格権侵害や名誉棄損とならないように配慮する必要性。
鈴木光男の記事中、著作者である鈴木光男の人格権侵害や名誉毀損はありません。
e.記事が著作物であることを要する。ただし、高度な独創性は不要、説明文などにおいて何らかのご自身の表現を用いていればいいという程度のもの。
外務省へのゲーム理論の紹介部分は、Wikipediaで言うところの独自研究に近いと私は判断しております。鈴木の記述では『永井道雄に誘われた研究会で報告した内容を、永井の依頼で外務省で行った。』とあり、「外務省へのゲーム理論の紹介ではない!独自研究に該当する。」との指摘があってもおかしくないと認識しております。
このような踏み込んだ記述、また、業績に関する文言については自身の表現を用いていおり、記事が著作物である要件は満たしていると判断しております。
著作権と引用は全く別物で有り、引用においては引用元に忠実に引用すべきものであり『丸写し』にならざるを得ないと判断しております。逆に引用部分に加筆修正を行うことで、引用元に忠実であることが担保されなくなる可能性があると私は判断しております。
以上が私の見解です。--Earthboud1960会話2016年10月5日 (水) 21:44 (UTC)[返信]

コメント むよむよ様が最初に提示された

  • 【出典】今日はとにかくまあ暑くて、本当にしんどい一日であった。
  • 【記事】今日はとにかくまあ暑くて本当にしんどい一日である。

という例題についてだけ考えますと、

  • 「今日は……一日である。」という25文字の加筆中、24文字が出典と一致(句点を除去して文末を変えただけ)。出典を示しているものの若干の改変を伴っており、本文と「」などで区別していないため、WP:引用要件を満たさない。

という指摘の仕方があり得ると思います。著作権侵害として対処するか否かは、その度合い(文章量)も影響しますので、自分の場合は出典との一致文字数を示すことが多いです(例1例2)。--Assemblykinematics会話2016年10月5日 (水) 22:38 (UTC)[返信]

コメント「著作権と引用は全く別物で有り、」という表現は間違っていますので訂正します。『著作権を保護するために引用があり、』に訂正します。
また、「」等で引用部を明らかに明示していない点、もしくは脚注でp=21, l=22-25等のように引用部分を行単位で指定しない点については、他の記事でもそういった記述を見かけないので、慣例的にWikipediaでは使用しない事がルールになっていると判断しておりました。この判断が間違っているのであれば訂正致します。--Earthboud1960会話2016年10月5日 (水) 22:53 (UTC)[返信]
(編集競合ママ)3点ほど。
  1. 「著作権と引用は全く別物」 ⇒ 引用#日本法における著作物の引用をご覧頂きますとお分かりの通り、著作権法第三十二条に引用に関する規定があり著作権法の一部です。
  2. 「引用においては引用元に忠実に引用すべきものであり『丸写し』にならざるを得ない」 ⇒ その通りですが引用#要約による引用にあります通り、地の他文との「明瞭区別性」が必要です。現状では出典は付記されてあれども地文と比較して引用部分が「誰が見てもはっきりとそれと判別可能なほど明確に引用の形で引き写されている」とは判断しづらく、まさにその点をむよむよさんは指摘しているものと考えます。
  3. 恐らくここを勘違いされておられると思うのですが、むよむよさんが懸念通り削除依頼を提出し、削除依頼中で削除を是とする意見が集まって削除が為されることになったとしても、ここで問題とされているのは「引用の手法」に関する事柄ですので、問題のある著作権を持つ書籍からの文章引用方法を問題のない引用に依って正しく書き換えてやれば、記事そのものが全ての執筆文章と共にウィキペディア上から消滅する、という結果にはなりません(WP:DP#PARTIAL)。
ごく簡単に例示しますと、ウィキペディアでよく使われる引用の表示方法というのは
それは、昭和十八年(一九四三年)四月十八日午前七時四十分ごろ(日本時間)、突然におとずれたかに見えた山本長官の死によってはじまった。
—転記元:大野芳山本五十六 自決セリ学研M文庫、2011年12月13日、3頁。ISBN 978-4059007296https://books.google.co.jp/books?id=LdFVBAAAQBAJ&pg=PT246&dq=%E5%B1%B1%E6%9C%AC%E4%BA%94%E5%8D%81%E5%85%AD&hl=ja&sa=X&ved=0ahUKEwiZwe-W38TPAhWCHZQKHd9CAucQ6AEIMzAF#v=onepage&q=%E5%B1%B1%E6%9C%AC%E4%BA%94%E5%8D%81%E5%85%AD&f=false 
…のように、「誰が見ても間違えようのない、他の文の書き方とは違う、解説文章と混在しない表記」が求められます。--Nami-ja(凪海) 会話 / 履歴 2016年10月5日 (水) 23:00 (UTC)[返信]


報告何やら議論が進んでしまっていますが、ここで著作権侵害かどうかまで論じ合うと議論分散になる気がしますので、ノート:鈴木光男にて侵害リスクのある箇所を提示しました。皆様のコメントのおかげで恐らくは問題の無い報告の仕方が出来たのではないかと思います。多数のコメントいただき大変勉強になりました。ありがとうございます。--むよむよ会話2016年10月6日 (木) 00:34 (UTC)[返信]


コメント引用記事の表記方法ですが

ご指導いただいた表記法では以下のとおりになります。引用部分が分かりやすいのは認めますが、読みにくいのでは無いかと思います。

鈴木 光男'(すずき みつお、1928年 - )は、日本の経済学者。専門はゲーム理論

長く理解を得られず批判されてきたゲーム理論を日本に根付かせるべく紹介し続けた。
—転記元[1]1-3行目
多くの偏見と戦いながら「人間的なるもの」を求め研究を継続し、数多の優秀な研究者を輩出している。
—転記元[1]7-10行目


引用については1.引用部分が明確であること、2.どこから引用したのかが明確であることを考えると、以下の表記方法でも条件は満たしていると思いますがいかがでしょうか?ご検討ください。

Earthboud1960試案

鈴木 光男(すずき みつお、1928年 - )は、日本の経済学者。専門はゲーム理論『長く理解を得られず、批判されてきたゲーム理論を日本に根付かせるべく紹介し続けた』[1](1-3行目)研究者。『多くの偏見と戦いながら「人間的なるもの」を求め研究を継続、数多の優秀な研究者を輩出した』[1](7-10行目)。


  • 鈴木, 光男『ゲーム理論と共に生きて』(初)ミネルバ書房〈「自伝」my life my world〉、2013年3月20日。ISBN 978-4-623-06502-8 

  1. ^ a b c d 鈴木 2013, 表紙カバー裏.

こうやればもっと見やすいとか、こんなやり方がある。と言った御指摘もお待ちしております。--Earthboud1960会話2016年10月6日 (木) 01:04 (UTC)[返信]

Earthboud1960試案2
こっちのほうが少しは見やすいでしょうか?
鈴木 光男(すずき みつお、1928年 - )は、日本の経済学者。専門はゲーム理論『長く理解を得られず、批判されてきたゲーム理論を日本に根付かせるべく紹介し続けた』[1](1-3行目)研究者。『多くの偏見と戦いながら「人間的なるもの」を求め研究を継続、数多の優秀な研究者を輩出した』[1](7-10行目)

コメント Category:引用文テンプレートにたくさん引用文専用テンプレートがありますよ。Template:引用文テンプレートに実際に使用した場合の表示と記入の仕方が図表になってます。◆議論が拡散しますので表記方法についてなどの質疑はノート:鈴木光男の方へ移動しましょう。--Nami-ja(凪海) 会話 / 履歴 2016年10月6日 (木) 03:05 (UTC)[返信]

返信 いつも的確なご指導ありがとうございます。テンプレート参考にさせていただきます。ノート:鈴木光男に今後は書きます。--Earthboud1960会話2016年10月6日 (木) 03:12 (UTC)[返信]

脚注

  1. ^ a b 鈴木 2013, 表紙カバー裏.