Wikipedia:井戸端/subj/日本語版の方針が英語版と違っていたり、その誤訳であったりした場合
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日本語版の方針が英語版と違っていたり、その誤訳であったりした場合
[編集]あるノートページでWikipedia:検証可能性#中立性の「ごく少数派の観点であれば、その話題についての専門記事以外であれば含める必要はありません」という文言を引用して、問題の記述の妥当性を論じたのですが、相手の利用者の方から、その部分は英語版の「誤訳」であると指摘を受けました。一般論として、英語版と日本語版で方針に相違点があったり、あるいは日本語版の方針が英語版の誤訳であったりした場合は、日本語版の記事においても、その部分は無効になったり、方針としての規制力が弱まったりするのでしょうか。文脈からして暗に、そのような効果が生じると、その利用者の方は言っておられるようにも思われたので、どなたかご教示願います。参考までに紹介しますと、「誤訳」指摘を受けたのはこの編集になります。--WSS office(会話) 2012年9月24日 (月) 13:58 (UTC)
- 元々の方針は、英語版を元にしているのですが、英語版がルールが変化しているのに更新してなかったり、日本語版に事情にあったルールに変わっていたり、さらには誤訳が正しいと言うことになっていたりすることも現実に存在すると思います。誤訳で効力が減少することはないと思いますが、修正するべきだと思うのであれば、改めて翻訳し直して改正を提案してみてはと思います(法律や宗教観、国民性など変えないと行けない要素も現実に存在します)。--Taisyo(会話) 2012年9月24日 (月) 14:04 (UTC)
- 現に日本語版の方針がその通りであれば、たとえ誤訳であったり、修正が必要であったりしても、改正されていない時は、そのまま方針として通用しているという理解でいいのでしょうか。--WSS office(会話) 2012年9月24日 (月) 14:14 (UTC)
- 不都合がない限りは、現ルール適用が原則に思います。最近でもWikipedia:多重アカウントの大改正がありましたし(日本語版のルールが古くなったので、改めて英語版から輸入し直しました)。それも、翻訳前までは旧ルールが正でした。--Taisyo(会話) 2012年9月24日 (月) 14:21 (UTC)
- 当然ですが「誤訳の方が良いよ」となる場合もあります。その点は、理解してください。--Taisyo(会話) 2012年9月24日 (月) 14:23 (UTC)
- それと、日本語版のルール改正が正しい方法で行われたか確認するのも方法に思います。正規の方法で改正されてなければ、改正前のルールに戻ることはあります。念のために(そうなると、無断改正のルールに従った部分はどうするべきかの問題も有ります。一定の調整期間を入れて、本来のルールに合わせる必要はあると思います)。--Taisyo(会話) 2012年9月24日 (月) 14:28 (UTC)
- 現に日本語版の方針がその通りであれば、たとえ誤訳であったり、修正が必要であったりしても、改正されていない時は、そのまま方針として通用しているという理解でいいのでしょうか。--WSS office(会話) 2012年9月24日 (月) 14:14 (UTC)
- 「ルールすべてを無視しなさい」があるように基本的にその文面を絶対に固守する必要はないです。ウィキペディアのルールというのは三大方針を除いて、基本的にそれを守らないことによって守ることよりもメリットが大きいといえるなら(あるいはルールを固守した方がデメリットが大きいなら)、ガイドライン文書に書かれていない、あるいは禁止されていることをやっても問題はないです。故に誤訳であろうとなかろうと、ここはこうした方が良いと説明して、支持を受けるのであれば、それは何の問題もないです。誤訳の方が問題解決に適していると考える人が多ければそれで構わないのです。
- 今回は一応三大方針のガイドラインだけど、あくまで付帯事項の箇所なので難しく考える必要はないかなと。--EULE(会話) 2012年9月24日 (月) 14:27 (UTC)
- 何点かに分けてコメントしますが...。
- まず、問題の部分は誤訳というほどではないでしょう。「その話題についての専門記事」ではなくて、「その話題専用の記事」のほうがいいかなとは思いますが、今でも意味は通じるのでは。WP:NORにもただ単にごく小さな少数派にしか支持されていない観点を掲載することは、独自研究に認定される場合がありますとあります。
- とはいえ、誤訳が問題にされたことは今まで何度か見てきたことがあります。一応、英語版ガイドラインが翻訳されると、複数の編集者がRigorousにチェックして多数の編集者に支持されて日本語版のガイドラインとなる、ということになっていますが、これはガイドラインによりけりですね...。何を言っているのか意味が通じない、英語版と意味が全然違う、という、不親切で不適切な訳はときどき見かけます。そういうときはノートでより適切な訳を提案したり、書き直したりするとよいと思います。ウィキペディアの精神としては、書いてあることを字面どおりに厳守する、というのではなくて、なぜそのようなルールがあるのかその背景を理解した上で、ルールの精神を具体的に記事に適用する、というふうにするべきだと思います。
- 問題となっている記事の記述に関しては、中立性の観点から特に問題は感じませんでした。--Bugandhoney(会話) 2012年9月24日 (月) 15:04 (UTC)(追記)WP:Vを修正しました[1]。--Bugandhoney(会話) 2012年9月24日 (月) 17:09 (UTC)
こちらの都合で少し遅れてしまいましたが、皆さんの丁寧な返答に感謝申し上げます。Taisyoさん、疑問への明快なお答えありがとうございます。EULEさん、Bugandhoneyさん、記事内容の充実・改善に向けて有意義な、ガイドライン一般に関する知識もご教示いただけてありがたく思います。--WSS office(会話) 2012年9月30日 (日) 07:44 (UTC)