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Wikipedia:井戸端/subj/既にある程度まとまっている記事を、外国語版の翻訳で置き換えることは妥当でしょうか?

既にある程度まとまっている記事を、外国語版の翻訳で置き換えることは妥当でしょうか?

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Rienziと申します。

シュタイナー教育」の記事に関して、すでに一つトピックを立てさせていただいておりますが、もう一点、皆様のご意見・アドバイスをいただきたく、こちらで話題提起させていただきたいと思います。

「シュタイナー教育」の記事は、2009年秋に「ヴァルドルフ学校」という記事を統合する形となりました。この、統合に関する議論の中で、2009年夏ごろから、私のほうから「英語版ないしドイツ語版ウィキペディアの『ヴァルドルフ教育』の記事を翻訳して置き換える方が適切ではないか」という意見を出させていただき、また、他の利用者さんからもこの意見に関して同意をいただいております。

私が、外国語版からの翻訳が妥当であると考える理由は、下記のようなものです。

  • 日本語版の「シュタイナー教育」の記事の現在の版は、統合前の「シュタイナー教育」と「ヴァルドルフ学校」の記事内容から、誹謗中傷的記述を削除したものではあるが、その記述のほとんどに出典がない。
  • 日本語の客観的二次資料が乏しく、主観的記述に陥りやすい。
  • 日本国内のシュタイナー教育関係者によると思われる、宣伝まがいの記述が行われたり宣伝まがいのリンクが貼られた過去がある。
  • セクションごとに「日本中心」「ドイツ中心」「アメリカ中心」となっており、「世界的観点」からの説明がまったくなされていない。また、「世界的観点から見たシュタイナー教育」について、日本語の客観的資料があまりない。
  • 現在の記事内容は、その内容が肯定的であるか批判的であるかに関わらず、「独自研究」との誹りを免れない記述が多い。
  • 教育活動内容やカリキュラムの中身、あるいは学校のシステムなどについての内容が弱い。

以上のような理由から、英語版ないしドイツ語版の、きちんとした出典があり、また、世界的観点からの記述も日本語版と比べてある程度充実している記事からの翻訳を行い、その内容で記事を置き換えることが妥当であると考えております。これについては、「シュタイナー教育」のノートで利用者:Ganeshさんから「記事の全面書き換えについて」という議題で発議が行われていますが、ほとんどコメントがついていない状況です。

しかし、「既にある程度記事としてまとまっているものを、外国語版の翻訳でそっくり置き換える」ということは、ウィキペディアの記事編集のあり方としてどうなのか疑問や不安があり、皆さんのアドバイスをいただきたくこちらにコメントさせていただきました。--Rienzi 2011年10月27日 (木) 01:48 (UTC)[返信]

質的に向上が見込まれるものを避ける理由はありません。翻訳に置き換えるか置き換えないかという二者択一ではなく、既にある記述のなかで有用なものがあればそれを組み込むこともできます。日本語の文献があるのなら、読者にはそのほうがアクセスしやすく理解しやすいでしょうから、参照先として示すことは大事でしょうし、日本での状況は日本語文献のほうが得やすいでしょうし。--Ks aka 98 2011年10月27日 (木) 06:14 (UTC)[返信]
Ks aka 98さんと同意見です。私もファシズム等で、ほぼ全文を翻訳で置き換えました。確かに「多くの方が積み重ねた記事全体を、翻訳版にいわば暴力的に置き換えて良いのだろうか」とも悩みますが、現状が全体が独自研究だったり単なる箇条書きだったりする場合は、置き換えて良いと思います。Wikipedia:ページの編集は大胆にとのガイドもあります。日本語訳や日本語出典など活かせるものは活かし、トラブル防止でノートで「これこれと思うので、当記事全体をxx語版から翻訳して置き換え予定です」と事前予告すれば更に良いと思います。--Rabit gti 2011年10月29日 (土) 10:08 (UTC)[返信]
「外国語版が正しく日本語版が間違っている」と考え勝ちなのは日本語話者にありがちな学習態度であり、一般論としては完全に間違いです。とくに対象言語版wikipediaの該当出典をいっさい検証せず信用してしまうことは危険です。そうではなく、日本語版をさらに充実させる方向で情報を補強するなり紹介する形で追記翻訳するのは非常に有意義だと考えます。この場合でも参照先の該当引用先・出典を確認していることが本則であり、単に対象言語版の投稿者を安直に信頼して単純翻訳してしまう行為には、やはり問題があると考えます。--大和屋敷 2011年10月31日 (月) 01:38 (UTC)[返信]

お二方とも、コメントいただきありがとうございました。お礼を申し上げるのが遅くなってしまい、申し訳ございません。今後の記事編集の参考とさせていただきます。--Rienzi 2012年1月3日 (火) 11:50 (UTC)[返信]