Wikipedia:井戸端/subj/文字の画像化
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年表の作成方法
[編集]今、en:Bishopric of Liège(リエージュ司教領)の翻訳をしようとしているのですが、使用しているtimeline中の文章で漢字が使えない様です。このような年表を作る場合に「timelineで漢字を使う方法はあるでしょうか?」もしくは「他の方法で同様の年表を作る方法はあるでしょうか?」ご存知の方がいましたらご教示いただけるでしょうか。よろしくお願いいたします。 -- Daisydaisy 2007年3月10日 (土) 15:54 (UTC)
- m:ヘルプ:簡易経時グラフによると、いまのところ <timeline> ではユニコードは使えないようです(将来的には対応される予定らしいです)。Adobe Illustrator やInkscape などの描画ソフトで同様なものを作り、画像として保存するしかないのではないでしょうか。ただ、Inkscape で保存できる SVG フォーマットでも日本語が使えないようなので、PNG などのフォーマットに変換する必要があります。変則的ですが化学式用の構造式エディタも使えるかもしれません。もっと良いものがあるかもですが…。--Calvero 2007年3月10日 (土) 16:13 (UTC)
- ご教示ありがとうございます。一番簡単そうな方法は画像に変換してペイントブラシ等で編集後、画像変換にかける方法かも知れません。早速試みてみます。
- と思って、ちょっと考えてみたところ、通常フォントは著作物だと思います。このような用途で図の中に文章を入れた場合どのようになるのでしょうか?Windowsのヘルプやマイクロソフトのサイトから使用許諾(EULA)関係の文章を読んでみましたが、日本語のフォントは外製ということまでは分かったのですが、フォントの使用許諾自体が見つからず、よく分かりません。これまであまり気にしていなかったのですが、数文字の場合は問題ないのでしょうか?ご存知の方がいましたら同じくご教示いただけるでしょうか? -- Daisydaisy 2007年3月10日 (土) 23:33 (UTC)
- 私も最近ちょうど、文字の画像化について調べていたのでわかる部分だけお伝えしますね。よく使われているMS ゴシックやMS 明朝はリコー製です。リコーからはこういうアナウンスが出ています。解釈の問題は法律に詳しい方にお任せしたいのですが、少なくとも、そのフォントを使って作成した画像をGFDLやパブリックドメインでリリースするのは難しいような気がします。--bcjp 2007年3月11日 (日) 00:26 (UTC)
- コモンズで外字作成を行っている者です。もし要り用な文字がありましたらお作り致しますので仰って下さい。なお、現在、記号や変体仮名を含めて約700文字をご用意しております。--٢١٩.١٧٤.١٥٨.٢٢٥ 2007年3月11日 (日) 00:42 (UTC)
- (追記)えーと、今回のケースの場合、カタカナや数字も作った方が宜しいのでしょうか? もしそうであるならば早急に必要となる分だけでもお作り致しますので、使用する文字のリストをウィキメディアコモンズのマイノートの方へ書いて頂ければ対応します。なお、カタカナや数字の場合、コモンズ側で事情を訊かれる事も考えられますので、出来れば理由を英文で理由を添えて頂けると幸いです。--٢١٩.١٧٤.١٥٨.٢٢٥ 2007年3月11日 (日) 00:54 (UTC)
- 私もわからないです。すでにいくつか MS ゴシックを含んだ画像をアップロードしてしまっていますが、これはやはりまずいのでしょうか。巷で売られている商品には、ほぼあらゆる物に成分表示や注意書きなどとして文書が添付されていますが、こういうものも全てライセンス契約を交わしているか、あるいは独自に作成したフォントを使っているのでしょうか? また、同人誌についても写植、最近だとデジタル入稿というのもあるそうですが、いちいち高額な使用料を払うわけでもないでしょうから、それらもフリーライセンスのフォントを使ったりしているのでしょうか? 日本やアメリカの法律では、芸術性・創作性の高い物を除き、フォントは著作物としては認められていないのですが。--Calvero 2007年3月11日 (日) 01:02 (UTC)
- 余りウィキペディア外での個人的な事は書きたくありませんが、ソフトウェアの企画開発を行っています。フォントには一般に著作権が存在し、タイトル画面などで使うものや、コンシューマー、アーケード用のゲームソフトで使われる文字は原則としてメーカーへのライセンスの下で実装しています(パソコンソフトでは大抵の場合、ユーザーの環境にあるフォントを使うのでコンシューマー・アーケードほどの面倒はありませんが)。同人誌や内部的文書に使われる印刷物への利用は慣習的に認められていますが、出版社が書籍等での印刷物として使う場合にはフォント開発者への許諾が必要になります。ウィキペディアはそうしたメディアではありませんが、日本語版では使用を避けるのがルールに則ったものであると考えます。--٢١٩.١٧٤.١٥٨.٢٢٥ 2007年3月11日 (日) 01:15 (UTC)
- (追記)なお、これに伴い、アップロードされているファイルの多くが影響を受け、削除となるのであれば、私がコモンズで独自に進めている文字画像の制作プロジェクトは本格的な動きに入る事となる可能性が強まります(これらの文字はデザイン的にはTRON文字収録センターのものを参考にしていますが、全てドット打ち手作業による、完全オリジナルのものです)。流石にそうなると1人の手では迅速な開発が追い付かなくなりますので、もしそのようでありましたら、協力者を募りたいと思います。--٢١٩.١٧٤.١٥٨.٢٢٥ 2007年3月11日 (日) 01:21 (UTC)
- 私の理解が間違っておりましたか(このへんを見ると日本は法整備が遅れているみたいですが…フォントを著作物として認めない判例があります(ヤギ・ボールド事件[1]))。Linux 用にはフリーのフォントがいろいろあるらしいですが、Windows や Mac にもないでしょうか? さすがにJIS漢字を全て新たに用意するのはしんどそうですし。--Calvero 2007年3月11日 (日) 02:04 (UTC)
- 私も最近ちょうど、文字の画像化について調べていたのでわかる部分だけお伝えしますね。よく使われているMS ゴシックやMS 明朝はリコー製です。リコーからはこういうアナウンスが出ています。解釈の問題は法律に詳しい方にお任せしたいのですが、少なくとも、そのフォントを使って作成した画像をGFDLやパブリックドメインでリリースするのは難しいような気がします。--bcjp 2007年3月11日 (日) 00:26 (UTC)
- 詳しく書くと混乱するので手短に。厳密に言えばフォントの利用者はフォントの一次使用許諾を守る必要があります。残念ながら、一次使用許諾で商用利用が無制限に認められている日本語フォントはあまり多くありません。しかし、いまのところフォントには著作権が認められていないので、フォントを大々的に再配布しない限り問題にはならないと私は思っています。
- 気になるようでしたら、一次使用許諾で商用利用が認められているフォントを用いればよいと思います(例: VLゴシック)。もし、SVG を使われるのであれば、日本語の文字をパス化(アウトライン化)すれば(当たり前ですが)ウィキペディアでも正常に表示されます。--excl-zoo (会話/履歴) 2007年3月11日 (日) 02:14 (UTC)
- 私もexcl-zooさんと同じ考えです。著作権侵害の問題というよりは、使用許諾契約違反の問題ですね。私もVLゴシックの利用を考えていました。もちろんWindowsでも使えますし、画像取り込みなどの場合は一切制限なく使えることが明言されていますので安心ですよ。--bcjp 2007年3月11日 (日) 03:16 (UTC)
- ただ、VL ゴシックはまだまだ品質が良くありません。使用許諾も気になるが品質の良いフォントを使いたい方は一次使用許諾の制限が緩やかな商用フォント(例: TYPE-LABOのフォント、Microsoft Office互換フォント、ダイナフォント)などを購入して、自己責任にて使用することになると思います。--excl-zoo (会話/履歴) 2007年3月11日 (日) 04:23 (UTC)
- excl-zooさんへ。ライセンスの件について改めて言及しておきますが、個人的意見として、フリーなライセンスでないフォントを使用した画像はGFDLやPDには馴染まないと思っています。日本の商慣習に基づく投稿者の自己判断によるリスク(低いとはいえ)を再利用者にも負わせる可能性があるように思いますので。もしそうした画像を投稿する場合は、フォントの出処を注記し、再利用者にリスク回避の機会を与えるべき、というのがわたしの考えです。commons:Commons:ライセンシング#スクリーン・ショットもご参照下さい。--bcjp 2007年3月11日 (日) 16:30 (UTC)
- commons:Commons:ライセンシング#スクリーン・ショットの問題はスクリーン・ショット作成行為に創作性がないことが大きいので、今回の件とは遠いのではないでしょうか? ライセンスフリーでないフォントを使った画像の問題は、「商標が写り込んだ写真の問題」や「著作権が存在する文献からの引用の問題」に近い問題だと思います。これらの問題は非常に重たい問題なので、「さわらぬ神にたたりなし」だと思っています。
- ライセンスフリーの日本語フォントは数えるほどしかないので、全てライセンスフリーなフォントで図を描くと文字のデザインを活用した識別性を犠牲にせねばなりません。説明図として文字の識別性を犠牲にするのはかなり致命的だと感じます。現状では、ライセンスを守って商用フォントを使うのは仕方ないことではないかと思います。--excl-zoo (会話/履歴) 2007年3月12日 (月) 12:13 (UTC)
- ご返答ありがとうございます。「スクリーン・ショットに創作性がないことが大きい 」と仰いますが、私は違うと思います。自分が大いに創作性を発揮したからといって、前著作者の権利を無かったことにできるわけではありません。著作権のある素材を使用したのであればあくまで二次著作物ですので、元著作者が示したライセンスに制限されるのが当然です。また、「ライセンスを守って商用フォントを使うのは仕方ない 」というのは何だか変です。ライセンスを守っているのなら、もちろんなんの問題もありません。「自己責任にて」と強調なさっていたので、わずかにでもグレーゾーンのあるものを想定してコメントいたしました。
- もう1点、視点を変えて、公開されたものを再利用する側の立場で考えてみてください。フリーなライセンスだから安心と信じて再利用する人には何の責任もないのに、トラブルに巻き込まれる可能性が(例えほんのわずかでも)残ってしまうのはおかしいと思います。重ねて申し上げますが、「ライセンスを守って商用フォントを使う 」ことが良くないなどとは申しておりません。わずかでもグレーゾーンの残るものを素材とする場合、完全フリーなライセンスでリリースするのは良くないのでは?と言っているのです。--bcjp 2007年3月12日 (月) 20:31 (UTC)
- 二つの問題を混ぜて「自己責任」と言ったために、混乱させてしまいました。すみません。商用フォントの使用許諾問題には二つのパターンがあります。
- 使用許諾で商用利用不可とされるフォントを使って作成した画像
- 使用許諾である条件の下で商用利用可とされるフォントを使い、使用許諾を守って作成した画像
- 2 の場合、第三者が加工を行うと使用許諾を守った画像でなくなる可能性があります。また、1, 2 とも、使用許諾はフォント使用者とフォントベンダーとの契約なので、あるフォントを使った画像を利用する第三者にまで影響が及ぶかは疑問です。
- どちらにしてもこの問題は不明な部分が多いため、自己責任なのかな?と思います。ちなみに自分は小心者なので、なるべく商用利用に制限のないフォントを使うようにしています。--excl-zoo (会話/履歴) 2007年3月17日 (土) 02:03 (UTC)
- コメントありがとうございます。個人ウェブページなどでの利用でしたら、仰るとおりの「自己責任」でいいのだと思いますが、今回はウィキペディアでの利用( GFDLでの公開)を前提としてお話しているつもりです。GFDLでリリースする場合は、改編・再利用は当然されるものと考えておいた方が良いと思います。「不明な部分が多い 」からこそ、使用を控えた方が良いと言いたいのです。自己責任というのは自分1人で被るべきものであって、他人(再利用者)に被らせる可能性を残すようでは自己責任とはいえません。小心者とかそういう話ではなく、GFDLのライセンサーとなる場合の責任の問題を言っているのです。--bcjp 2007年3月17日 (土) 07:17 (UTC)
- 私は使う方も自己責任だと思うんですよね。フォント、引用、商標が含まれた素材から一部を切り出して使うと、フリーでなくなる虞があることぐらいは使用者の知識として持っておいてほしいと私は思います。
- bcjp さんのようにフォント、引用、商標の問題に対して「白」でないとウィキペディア上で使用しない考えもあると思いますし、私のようにフォント、引用、商標の問題に対して「灰色」でも必要があればウィキペディア上で使用する考えもあると思います。どちらを選択するかは bcjp さんや私が決めることではなくて各自の判断、つまり自己責任なのだと思います。--excl-zoo (会話/履歴) 2007年3月17日 (土) 12:21 (UTC)
- 「この利用許諾契約書の目的は、(引用者による中略)改変の有無あるいは目的の営利非営利を問わず、文書を複製し再頒布する自由をすべての人々に効果的に保証することです。 」(GFDL非公式日本語訳より引用)
- ウィキペディアで何らかの著作物を公開するという行為は、即ち上記GFDLにおける「保証」を行うということです。他人に対して「自由を保証する」という行為には、相応の権利と責任が要求されるのが当然と私は考えておりますが、そうした意識の希薄な方も存在するのだとわかり、個人的に残念に思います。ウィキペディア内での、GFDLの目的に対する理解向上を願って止みません。--bcjp 2007年3月18日 (日) 12:01 (UTC)
- コメントありがとうございます。個人ウェブページなどでの利用でしたら、仰るとおりの「自己責任」でいいのだと思いますが、今回はウィキペディアでの利用( GFDLでの公開)を前提としてお話しているつもりです。GFDLでリリースする場合は、改編・再利用は当然されるものと考えておいた方が良いと思います。「不明な部分が多い 」からこそ、使用を控えた方が良いと言いたいのです。自己責任というのは自分1人で被るべきものであって、他人(再利用者)に被らせる可能性を残すようでは自己責任とはいえません。小心者とかそういう話ではなく、GFDLのライセンサーとなる場合の責任の問題を言っているのです。--bcjp 2007年3月17日 (土) 07:17 (UTC)
- 二つの問題を混ぜて「自己責任」と言ったために、混乱させてしまいました。すみません。商用フォントの使用許諾問題には二つのパターンがあります。
- excl-zooさんへ。ライセンスの件について改めて言及しておきますが、個人的意見として、フリーなライセンスでないフォントを使用した画像はGFDLやPDには馴染まないと思っています。日本の商慣習に基づく投稿者の自己判断によるリスク(低いとはいえ)を再利用者にも負わせる可能性があるように思いますので。もしそうした画像を投稿する場合は、フォントの出処を注記し、再利用者にリスク回避の機会を与えるべき、というのがわたしの考えです。commons:Commons:ライセンシング#スクリーン・ショットもご参照下さい。--bcjp 2007年3月11日 (日) 16:30 (UTC)
- ただ、VL ゴシックはまだまだ品質が良くありません。使用許諾も気になるが品質の良いフォントを使いたい方は一次使用許諾の制限が緩やかな商用フォント(例: TYPE-LABOのフォント、Microsoft Office互換フォント、ダイナフォント)などを購入して、自己責任にて使用することになると思います。--excl-zoo (会話/履歴) 2007年3月11日 (日) 04:23 (UTC)
- 私もexcl-zooさんと同じ考えです。著作権侵害の問題というよりは、使用許諾契約違反の問題ですね。私もVLゴシックの利用を考えていました。もちろんWindowsでも使えますし、画像取り込みなどの場合は一切制限なく使えることが明言されていますので安心ですよ。--bcjp 2007年3月11日 (日) 03:16 (UTC)
- ありがとうございます。いろいろ勉強になります。ためしに VL ゴシックを使って SVG ファイルを作ってみました。比較のため MS Pゴシックの PNG と並べます
- 品質としてどうでしょうか? これは Pゴシックも日本語は等幅になっているような。--Calvero 2007年3月11日 (日) 04:48 (UTC)
- 個人的には、画像化する時点で品質はあまり気にしても仕方ないと思っています(表示環境の差や個人の感覚差はあると思います)。プロポーショナルの件、手元でも確認しましたが、確かにVL Pゴシックでの日本語文字は等幅のように見えますね。いわゆる半角のあるカナや記号はそちらにしてみると、割合いい感じになりました。--bcjp 2007年3月11日 (日) 15:51 (UTC)
- 上で言うのを忘れていましたが、M+IPAというフォントがあります。こいつはフリーにしては良い品質なのですが、元になったIPAフォントのライセンスに転載条件しか書かれていないため、一次・二次使用許諾の範囲がよくわかりません。もし、興味があれば手元で試してみてはいかがでしょうか。VL ゴシックとの差がよくわかると思います。--excl-zoo (会話/履歴) 2007年3月12日 (月) 12:13 (UTC)
いろいろとご意見ありがとうございました。インフルエンザで倒れている間に色々と話が進んでいてすこしびっくりです。簡単なようで根が深い問題なんですね。文章の方は先ほど投稿しましたので、年表の方は、体調の回復後に、フリーのフォントを使って画像を作ることにします。-- Daisydaisy 2007年3月14日 (水) 16:41 (UTC)