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Wikipedia:井戸端/subj/平仮名読みから記事への誘導性確保について

平仮名読みから記事への誘導性確保について

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関連する話題が複数箇所に分散しており、統一的に話をするのに適切な場所が判らなかったので、井戸端に投げさせていただきます。

現状、記事に対する読み仮名において、平仮名と片仮名の混在状況は、ある程度読者が知っているべきという前提になっている状況だと考えています。これは、日本に住み、日本語に慣れ親しんだ読者に対しては妥当な前提かもしれませんが、日本語にそれほど慣れ親しんだとは言えない読者(日本国外に住む日本語学習者など)に対しては妥当な前提とは言いがたいのではないかと考えています。もう少し具体的に書くなら、「ウサギとカメ」「チケットぴあ」「沢尻エリカ」などについて、その分野に詳しくない読者(もちろんどのパートが片仮名であるかは判らない読者でもある)がその記事に辿り着くための有効な手段が必要ではないでしょうかという話です。

これに対する対策として、以下のようなものが挙げられます。他にもあるかもしれませんが、私が思いつくところ(および過去議論内で提案されたもの)はこのようなところです。

  1. 平仮名表記からのリダイレクトを設ける。
  2. 記事冒頭の読み仮名を平仮名で示す。
  3. 特別:検索機能によって平仮名での検索に引っかかるように、記事内に(読者には示さない形で)検索キーワードを埋め込む。
  4. 特別:検索を平仮名と片仮名で同一視検索できるようにする。
  5. Wikipedia:索引が受け持つべき役割のものであると考え、索引が検索に引っかかればよいとする。

1は、「ウサギとカメ」に対する「うさぎとかめ」などで用いられている手法です。但し、「JAL」に対する「じゃる」は、平仮名では通常表記されることがないリダイレクトとして削除差分されています。また、左記リダイレクトの削除依頼中でコメントされているように、類似ケース(例えばでるたこうくうなど)が即時削除されていたりもします。これらのことから、「Wikipedia‐ノート:リダイレクト削除の方針#ひらがな等からのリダイレクトについて」では強い否定的意見は出ていませんでしたが、実際のところは、平仮名では通常表記されることがないリダイレクトは削除されているのが現状だと思います。

2は、過去に「Wikipedia‐ノート:スタイルマニュアル (導入部)#「3.1 読み仮名」の変更を提案します」で提案された方法ですが、片仮名で通常表記される分野を中心に否定的な意見が多く、私も否定的な考えです。なお、前記で例示した「沢尻エリカ」は「さわじりえりか」で検索すると該当記事ではなく関連記事が引っかかりますが、そのうち「沢尻エリカ REAL ERIKA」は片仮名部分の読みを(スタイルマニュアルに反して)平仮名で表記してあるからたまたま見つかっているだけであり、「ニコモ一覧」でも平仮名表記の読みがなければ、検索では見つからないことになります。「エリカ」は漢字で記されることもあり(例:「戸田恵梨香」「荒木絵里香」、まあ意図的にそういう名前を例に挙げているわけですが)、漢字で記された読みは平仮名で記すことになりますので、現状「えりか」で「エリカ」を検索に引っ掛けることはできず、「えりか」での検索と「エリカ」での検索を読者に強いることになってしまいます。

3は、2での議論で出た方法で、平仮名の読みを検索に引っ掛けるという手法を用いる場合に、導入部の読みをわざわざ変えずとも、記事のどこか、読者から見えない部分で平仮名の読みを埋め込むことができれば良いだろうという考えに基づくものです。イメージとしては「JAL」に対して「{{検索キーワード|にほんこうくういんたーなしょなる|じゃる}}」、「チケットぴあ」に対して「{{検索キーワード|ちけっとぴあ|ちけっとピア|チケットピア}}」のようなテンプレートを貼る(読者視点では何も変わりません)という感じです。実は昨年末に「Wikipedia:利用案内#利用者サブページに対する検索」で聞きながらいろいろ試したことはあるのですが、うまくいきませんでした。ダミーの(=何も表示せず、引数で指定したキーワードをコメント内部に埋め込む動作をするだけの)テンプレートを作成して、その引数に指定するという手法ですが、実現可能かどうかが、利用者サブページ内での動作確認ではどうも見極められませんでした。

4は、上記の議論中に時々出てくる意見ですが、MediaWikiのソフトウェア変更となりますので、実際のところは一番ハードルが高い手法ではないかと考えています。

5は、過去に索引の全自動化についての提案が何度か挙がっているようですが(例:Wikipedia‐ノート:ウィキプロジェクト 索引)、現状、各索引の履歴を見る限り、手作業での登録だと思っています。ですので管理が大変という問題があるように思います。また、現状の「Wikipedia:索引」では「平仮名や片仮名のみの記事については読み仮名を省略」とありますので、実際には「どのパートが片仮名で表記されるか」を読者が知らない限りは索引が検索に引っかかりませんので、本項で示す問題を解決するには「片仮名記事の平仮名読みを索引に記すか?」という点を考える必要があります。

という感じで、どういった手法が良いかによってそれを話し合うべき場所も変わってくるという事情から、議論が分散していたという経緯があります。以下は、私が知る限りの先行議論へのリンクです。上に書いたことの再掲のものもありますが、情報集積を目的としてまとめておきます。

上記について、「そんな(どこが片仮名パートであるかが判らない)読者を考慮する必要はない」「この手法がよいのではないか」「上記以外のよい手法がある」「3に対する実現可能性について」など、ご意見をいただきたく存じます。--NISYAN 2010年2月7日 (日) 03:39 (UTC)[返信]

検索補助ならやはりリダイレクトにまかせるのが一番じゃないでしょうか。3番の埋め込み方法は面白いですが、リダイレクトのほうがシンプルで手間がかかりません。2番の記事冒頭の読み仮名を平仮名で示す方法は、百科事典の作法としてカタカナはひらがなにしないことが多いので、考慮に入れないほうがいいと思います。「沢尻エリカ」にたいして「さわじりえりか」、「デルタ航空」にたいして「でるたこうくう」のリダイレクトを作る有用性はないとはいえないと思います。「カタカナまじりの記事名に対するひらがなのリダイレクトは削除しない」ぐらいで合意を取り付けれたらいいんじゃないでしょうか。--Afaz 2010年2月7日 (日) 11:55 (UTC)[返信]
「JAL」にたいする「じゃる」は元がカタカナまじりではないので、この場合の例として不適切なんじゃないかな?--Afaz 2010年2月7日 (日) 12:03 (UTC)[返信]
普段平仮名を使う習慣の無い記事まで平仮名のリダイレクトを付けてもよいとなると、多くは曖昧さ回避になってしまい、リダイレクトにはできません(WP:Rより、曖昧さ回避の障害となるリダイレクトは作成できません)。そもそも普段平仮名を使う習慣の無い記事まで曖昧さ回避に記載していたら、すぐにいっぱいになってしまうことが予想されます。コメント依頼に出しているノート:すいせいもご覧いただけますでしょうか。--Gwano 2010年2月7日 (日) 13:47 (UTC)[返信]
いや、それは知っている。だから「カタカナまじりの記事名」限定で話を進めたらどうかな?--Afaz 2010年2月7日 (日) 13:55 (UTC)[返信]
確かに「片仮名まじりの記事名」限定のがいいかもしれませんね。まあ「JAL」については、「じゃる」から「ジャル」(リダイレクト)への誘導性が確保できれば最終目的記事には到達できるので、「片仮名まじりの記事名」限定の話の中で解決すると思っています。--NISYAN 2010年2月8日 (月) 00:48 (UTC)[返信]
3番の埋め込み方法に関連するのですが、もしかすると特別:検索機能にバグがあるのかもしれません。「とら」で検索すると、トラ{{DEFAULTSORT:とら}}が引っかかるのですが、「らいおん」で検索しても{{DEFAULTSORT:らいおん}}を含むライオンはヒットしません。NISYANさんの試行がうまく行かなかったのは、このあたりの動作が原因だった可能性があります。(バグの報告に出すべきかな?)
{{DEFAULTSORT}}が検索できることが正しい動作であれば、長音や濁音、半濁音などを含まない記事であれば{{DEFAULTSORT}}で十分ということになりますが、ほとんどヒットしないようなので、「とら」が例外動作なのかもしれません。--アルビレオ 2010年2月7日 (日) 13:42 (UTC)[返信]
上記は確認が不十分でした。「とら」は「トラ」へのリダイレクトページとなっていたために検索でヒットしていました。直前の発言については無視してください。--アルビレオ 2010年2月7日 (日) 14:09 (UTC)[返信]

コメントそう云う漢字の読みのあいまいさのような高度な検索はGoogle検索でsiteオプションをja-two.iwiki.icuにするのがよろしいと考えます。検索結果ページの[Mediawiki検索]ドロップダウンにはgoogleというのがあって、それに切り替えると検索ボックスの検索語に"site:ja-two.iwiki.icu"を付けてくれるので。すでに存在する機能であると考えます。--あら金 2010年2月7日 (日) 15:23 (UTC)[返信]

スレ違いですが、今の検索ページは慣れてない人には分かりにくいですね。あら金さんのおっしゃる検索エンジンの変更も、「詳細」をクリックしないとでてきませんし、初画面にそういうことができることを臭わせる文言もありません (英語版を見てみたら検索エンジンの変更ができないですね)。もっと分りやすくした方が良いと思いますがどうでしょう。--Blowback 2010年2月7日 (日) 16:04 (UTC)[返信]
Google検索オプションは「上記以外のよい手法がある」の一案だと思っていますし、目的記事へのその誘導方法がWikipediaに不慣れな読者(例えば初見の読者)から見えやすい形になっていれば、それはそれで1つの解ですから、スレ違いとは思っていませんので念のため。この案を積極的に推し進めるなら、「平仮名での用例があるものには平仮名リダイレクトが有用/平仮名での用例がないものには平仮名リダイレクト作成は非推奨(作成指針への反映)」「Google検索オプションを用いる手法への誘導性の確保(検索ページの改善)」といった感じだろうと思います。とはいえ、今の段階ではそういう特定の案にこだわらずに、引き続いてコメントを募りたいと考えています。--NISYAN 2010年2月8日 (月) 00:48 (UTC)[返信]