Wikipedia‐ノート:削除依頼/服部嗣雄
削除依頼理由に提示された個別の案件の調査結果について
[編集]- 下記にS-PAI氏が示された削除依頼の根拠となった
削除ノートの整理要約を示します。 長文ですが宿題への御回答として御容赦願います。 個々もしくは概要に関しては現在推敲中です。
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- 1.Wikipedia:削除依頼/駿台予備学校講師
依頼 –BBG 2007年9月19日 (水) 16:30 (UTC)
削除 健ちゃん 2007年9月28日 (金) 15:20 (UTC)
依頼根拠 ケースE
理由 著名性のない人物でケースEに該当。小島敏久は、著作物が何点が書かれているが所属予備校の出版物に留まる。
発言 BBGさん×2,Wakkuboxさん×2,210.251.184.224さん,目蒲東急之介さん,Wushiさん,210.251.184.224さん×4,Dr.Jimmyさん,Lonchiさん,221.191.76.146さん,Maryaさん,Xmaseveさん,Hammerfestさん,Sendaitompeiさん,健ちゃんさん
発言者数 14人
発言回数 延べ19人
- 2.Wikipedia:削除依頼/武下奈二子
依頼 --koon1600 2006年10月10日 (火) 19:53 (UTC)
削除 --っ 2006年10月19日 (木) 13:34 (UTC)
依頼根拠 ケースE
理由 ほとんど一般人。ケース E「百科事典的な記事に成長する見込みのないもの」に当たると考えます。
発言 koon1600さん(○)×5,D.Bellwoodさん,Extrahitzさん,Lemon pieさん×2,PeachLover ももがすき。さん×2,Lan-Cruerさん×3,Gokiさん,Ffwithyouosさん×2,Loniceraさん,149.9.0.57さん,219.211.144.40さん
発言者数 11人
発言回数 延べ20人
- 3.Wikipedia:削除依頼/やまぐち健一
依頼 --PeachLover- ももがすき。 2006年8月14日 (月) 04:37 (UTC)
削除 --Kkkdc 2006年9月2日 (土) 12:40 (UTC)
依頼根拠
理由 記事を読む限り、予備校講師といっても一サラリーマン、一般人に過ぎない。その内容は単なる感想、推測。真意は不明、など、調査をせずに記述している。ミスが多い、など、 発言 Kkkdcさん,PeachLover- ももがすき。さん×3,Lcsさん,Dojoさん×3,K.F.さん,Lan-Cruerさん,219.126.239.171さん,端くれの錬金術師さん,いちごミルクさん
発言者数 9人
発言回数 延べ13人
- 4.Wikipedia:削除依頼/田中真一
依頼 --koon1600 2006年11月24日 (金) 06:44 (UTC)
削除 --nnh 2006年12月6日 (水) 00:49 (UTC)
依頼根拠 ケースE
理由 ほとんど一般人であり、また内容的にも内輪ネタのみで百科事典的ではなく、今後進展する可能性も薄いため、ケース E「百科事典的な記事に成長する見込みのないもの」 発言 koon1600さん×5,221.191.66.30さん,経済準学士さん,Wrycwpixyさん,Lemon pieさん,open-boxさん,220.109.151.105さん,Naisiさん,Loniceraさん(○),Ihsananさん,いちごミルクさん,nnhさん
発言者数 12人
発言回数 延べ16人
- 5.Wikipedia:削除依頼/ena講師
依頼 --Lonicera 2007年8月18日 (土) 19:21 (UTC)
削除 --東京特許許可局 2007年8月28日 (火) 13:02 (UTC)
依頼根拠
理由 予備校講師の個人項目は存廃の明確な基準が整っていないのが現状ですが(例えば代ゼミや駿台の講師でも削除される場合がある)、皆さんのご意見をお聞かせ願いたく存じます。
削除根拠 ケースE
発言 Loniceraさん,frommさん,BBGさん,Topspinさん,Maryaさん,東京特許許可局さん
発言者数 6人
発言回数 延べ6人
- 6.Wikipedia:削除依頼/著作が確認できない予備校講師
依頼 --きん太 2007年5月4日 (金) 10:32 (UTC)
削除 --co.kyoto 2007年7月23日 (月) 13:54 (UTC)
依頼根拠 ケースE
理由 Amazon.co.jpで検索しても著作物が見当たらず、ケースEの個人的なページ「執筆者やその周辺の人物以外は、内容の正しさや不正確さを検証できない記事」に該当。
発言 きん太さん×2,テンパわたるさん,Doripokeさん×3,中林藍子さん,ポッポーさん×2,210.136.2.170さん,220.105.206.154さん,経済準学士さん,森造さん×3,河村さん,BBGさん,Bellcricketさん,125.103.89.86さん,co.kyotoさん
発言者数 14人
発言回数 延べ20人
- 7.Wikipedia:削除依頼/業績が確認できない予備校講師
依頼 --きん太 2007年4月30日 (月) 10:43 (UTC)
削除 --Ks aka 98 2007年5月13日 (日) 13:50 (UTC)
依頼根拠 ケースE
理由 業績についてAmazon.co.jpで検索しても書籍などの作品が見当たらず、ケースEの個人的なページ「執筆者やその周辺の人物以外は、内容の正しさや不正確さを検証できない記事」に該当。
発言 きん太さん×2,Yukiakihaさん,MZM-MSYKさん,掃除屋ケンちゃんさん,Tiyoringoさん,小川尚明さん,Ks aka 98さん
発言者数 7人
発言回数 延べ8人
- 8.Wikipedia:削除依頼/仲本浩喜
依頼 11月29日 (水)12:10 ラウビト--—以上の署名の無いコメントは、61.118.75.107(会話/whois)さんが[2006年11月29日 (水) 02:57 (UTC)]に投稿したものです。
削除 --赤井彗星 2007年10月21日 (日) 09:52 (UTC)
依頼根拠
理由 このような予備校講師の項目は、大半が生徒の面白半分に書かれており、ほとんど一般人であるためwikipediaに相応しくないものと考える。
発言 ラウビトさん,Muyo masterさん,KoZさん,SeyfertSluwさん,◆Lemon pie◆さん,Fuji 3さん,open-boxさん,58.12.27.105さん,Takotさん×2,Ihsananさん×3,ikedat76さん,わたあめひみつさん,6144さん,Baldandersさん×4,Arpeggioさん,Loniceraさん,D.Bellwoodさん×2,koon1600さん,幣原外交さん,Los688さん,Gulfさん,Frameさん×2,経済準学士さん,Emolfasさん,Haru21さん,ユッケさん,125.14.243.92さん,松平忠輝さん,Mkeiさん,ゴンボさん,Caminanteさん,テンパわたるさん,Tiyoringoさん,ユミエミ(目蒲東急之介)さん,Lifeorさん,May.Lowさん,ライアンさん,219.9.116.58さん,ぽにさん,アセルスさん×2,S-PAIさん,裏言霊伝道師さん×3,Krs13さん,KHATさん,219.118.135.162さん,WhiteWingさん,バリアーさん,BBGさん,赤井彗星さん×2
発言者数 49人
発言回数 延べ61人
- 9.Wikipedia:削除依頼/予備校講師関連
依頼 --61.115.196.42 2007年12月15日 (土) 06:43 (UTC)
削除 --Lonicera 2007年12月21日 (金) 20:25 (UTC)
依頼根拠 ケースE
理由 百科事典的でない記事の「個人などを扱い、執筆者やその周辺の人物以外は、内容の正しさや不正確さを検証できない記事」、「百科事典的な記事に成長する見込みのないもの」
発言 61.115.196.42さん,Maryaさん,Five-toed-slothさん,BBGさん,Loniceraさん
発言者数 5人
発言回数 延べ5人
- 10.Wikipedia:削除依頼/早稲田予備校の講師
依頼 --61.115.196.42 2007年12月1日 (土) 02:20 (UTC)
削除 --Lonicera 2007年12月7日 (金) 20:34 (UTC)
依頼根拠 ケースE
理由 百科事典的でない記事の「個人などを扱い、執筆者やその周辺の人物以外は、内容の正しさや不正確さを検証できない記事」、「百科事典的な記事に成長する見込みのないもの」
発言 61.115.196.42さん,Topspinさん,スフィンクスさん,BBGさん,Kodai99さん,Loniceraさん
発言者数 6人
発言回数 延べ6人
- 11.Wikipedia:削除依頼/小泉祐一郎
依頼 --koon1600 2006年11月24日 (金) 16:09 (UTC)
削除 霧木諒二 2006年12月1日 (金) 18:21 (UTC)
依頼根拠 ケースE
理由 「ほとんど一般人であり、また内容的にも内輪ネタのみで百科事典的ではなく、今後進展する可能性も薄いため、ケース E「百科事典的な記事に成長する見込みのないもの」に当たると考える」 発言 霧木諒二さん,koon1600さん×5,Lemon pieさん,open-boxさん×2,Delmore(○)さん,経済準学士さん,Wrycwpixyさん,ikedat76さん,61.118.75.107さん,Ihsananさん
発言者数 10人
発言回数 延べ15人
- 12.Wikipedia:削除依頼/田中真一
依頼 --koon1600 2006年11月24日 (金) 06:44 (UTC)
削除 --nnh 2006年12月6日 (水) 00:49 (UTC)
依頼根拠 ケースE
理由 ほとんど一般人であり、また内容的にも内輪ネタのみで百科事典的ではなく、今後進展する可能性も薄いため、ケース E「百科事典的な記事に成長する見込みのないもの」に当たると考えます。
発言 koon1600さん×5,221.191.66.30さん,経済準学士さん,Wrycwpixyさん,Lemon pieさん,open-boxさん,220.109.151.105さん,Naisiさん,Loniceraさん(○),Ihsananさん(○),いちごミルクさん,nnhさん
発言者数 12人
発言回数 延べ16人
- 13.Wikipedia:削除依頼/東進ハイスクールの予備校講師
依頼 --61.115.196.42 2007年11月3日 (土) 06:37 (UTC)
削除 --Lonicera 2007年11月9日 (金) 19:24 (UTC)
依頼根拠 ケースE
理由 ケースEの「個人などを扱い、執筆者やその周辺の人物以外は、内容の正しさや不正確さを検証できない記事。」
発言 61.115.196.42さん,Five-toed-slothさん×2,Maryaさん,ずんとくさん,BBGさん,かぼさん,122.30.141.113さん,Bisserさん,森造さん,Topspinさん,Loniceraさん
発言者数 11人
発言回数 延べ12人
- 14.Ryoma35988氏による予備校講師記事
依頼 --わかみん(話/歴) 2007年4月29日 (日) 11:28 (UTC)
削除 --nnh 2007年5月9日 (水) 15:56 (UTC)
依頼根拠 ケースE
理由 「ケースE:百科事典的でない記事」の「個人などを扱い、執筆者やその周辺の人物以外は、内容の正しさや不正確さを検証できない記事。」
発言 わかみんさん,Tiyoringoさん,掃除屋ケンちゃんさん,BBGさん,Tiyoringoさん,きん太さん,PeachLoverさん,MZM-MSYKさん,nnhさん
発言者数 9人
発言回数 延べ9人
- 15.Wikipedia:削除依頼/高橋秀和 (城南予備校講師)
依頼 Los688 2006年6月24日 (土) 12:09 (UTC)
削除 nnh 2006年7月2日 (日) 02:10 (UTC)
依頼根拠
理由 Notableでない人物記事。関係者以外、記事の記載が不能な人物であり、百科事典的記事の発展は望めない。宣伝の疑いも出るのではなかろうか。
発言 Los688さん×2,Muyo masterさん,Ganzoさん,Himetvさん,nnhさん
発言者数 5人
発言回数 延べ6人
-以上-
--朝焼けの読書 2008年12月19日 (金) 14:43 (UTC)
--朝焼けの読書 2008年12月20日 (土) 21:55 (UTC)
本文から移動分
[編集]【お問い合わせ】 下記にS-PAIさんが掲示された事案について全て検討をすませました結果、 議論に有効な案件に整理させて頂きたいと思いますがいかがでしょうか。 なお、整理前に当該案件下にその理由を明記させていただき、ご意見を伺い、その後に実行させて頂きます。 リストの提示ありがとうございました。 --朝焼けの読書 2008年12月20日 (土) 21:45 (UTC)
【削除に反対する意見です】
服部嗣雄氏はYMCA予備校講師として活躍し、その活動の一環として、講義のエッセンスである難問題の解法を1976年以来2004年まで、物理学の難関大学受験用の問題である「難問題の系統とその解き方 物理」として一貫して著述しました。この問題集は、基礎問題集とは一線を画しているため、東京大学、京都大学をはじめ、私立難関大学を目指す学生の間では常に他の問題集と比肩して語られ使用されており、現在でも出版中です。これらは全て服部嗣雄氏単独による著作であり、監修などではありません。
この問題集は当初教育出版から「難問題の系統とその解き方」シリーズの第4巻として1976年に出版されたもので、これらは他に数学1、英作文、日本史、世界史、化学1・2等と共に第12巻まで出版されました。しかしながら、同シリーズの著作物の中で唯一同名で2008年現在に至るまで32年にわたり、4回の版を重ね、当初は教育出版社から、現在はニュートンプレスから出版され続けており、現在でも同書を活用している受験生が多数存在します。
この事実については、単なる「教え屋」でない、服部嗣雄氏の予備校講師の講義以外の業績として、正当に社会的に評価されるべきものと考えます。
このように30年以上にわたり広く受験生に用いられている問題集の著者についての記述を加筆することは、著者の関係資料を検索する当の受験生やその関係者の利益に貢献するものであり、「Wikipedia」の百科事典としての価値を向上させる一助となるものと考えます。何故なら、現在出版中の服部嗣雄氏の著書では著者のメッセージが記載されているのみだからであります。
「服部嗣雄」もしくは「難問題の系統とその解き方 物理」で検索すると多数のブログ、掲示板にこの著作物に関する記述、合格体験記が見られます。Amazon.co.jpは勿論のこと、紀ノ国屋、ジュンク堂などの有名書店の書架にも必ずといってよいほど置かれて販売されています。同書はオークションなどの古書市場での取引も盛んです。
また、大学入試共通第一次学力試験(以下共通一次試験と呼称)が1979年(昭和54年)から開始されると、共通一次試験対策の問題集である「自信のつく物理1」を1983年1月に著作し日本YMCA同盟出版部より出版しました。服部嗣雄氏はYMCA予備校での講義の中で共通一次対策用にこの問題集を一般の流通ルートに載せるよりも早く受講者に紹介しました。これは先の「難問題の系統とその解き方 物理」シリーズとは異なり、当時の物理1課程に沿った編集内容の著作物です。
次に予備校講師の立場からの対外的な社会的活動について述べます。服部嗣雄氏は1983年1月の共通一次試験の物理1の設問の設定に問題があり、解が2つ生じる可能性があるとの指摘をYMCA予備校を通じて大学入試センターに公式に指摘するなど、私企業の一社員である予備校講師のみならず、公的な社会的活動として共通一次試験の質の向上に予備校講師の立場から貢献したと考えます。
雑談などを行わず真摯な講義を行い、世に多数の優秀な人物を送り出した予備校講師にとどまらず、30年以上の長期にわたり発刊され続ける物理学難問受験著書の著作者として、また、公的活動として大学試験の質的向上に貢献した人物として、服部嗣雄氏の社会的活動の正当な評価を希望致します。
以上、服部嗣雄氏については、「予備校の講師については他の分野等における特筆性のある内容が伴わない限り作成すべきでない」という削除依頼者の御指摘は事実関係から判断して相当しないと思科いたします。よって、服部嗣雄氏の業績は私的活動、公的活動の見地からも十分百科事典に記載すべきものであると考えますので、削除の方針にはあたらないと思科致します。以上の理由により削除依頼の取り下げを求めさせていただきます。-以上-
加筆修正させていただきました 議論にふさわしい「丁寧文」に修正致しました。 --朝焼けの読書 2008年12月15日 (月) 07:42 (UTC)
*(削除反対)依頼者票>—以上の署名の無いコメントは、朝焼けの読書(会話・履歴)さんによるものです。
- 残念ながら、編集回数が規定に満たないので、投票権はございません。--アイザール 2008年12月14日 (日) 07:46 (UTC)
【回答とお詫び】
削除依頼取り下げの依頼投稿を行った「朝焼けの読書」です。
署名を失念致しました点につきまして皆様にお詫び申し上げます。
反対票を投じました点につきまして、編集回数が既定に満たないとの御指摘ありがとうございます。
投稿は記事の補足説明と改めさせて頂きます。-以上-
【加筆修正のご連絡】
朝焼けの読書です。
先に無署名で寄稿してしまいました文章について今一度反省し、皆様との議論の場として、ですます調の文体が適切と考えましたので改めさせて頂きました。また、議論に参加される方にとってPositiveな表現に一部を改めさせて頂きました。宜しくお願い申し上げます。
【寄稿者の把握している他の事実関係について】
小生は先の1976年出版の「物理1・2 難問題の系統とその解き方;シリーズ4」、1983年出版の「自信のつく物理1」と2004年出版の「難問題の系統とその解き方物理1・2:新課程 新装版」を所有しており、1982年4月から1983年3まで、当時のYMCA豊中校で服部嗣雄氏の講義を直接受講しました。記事は全て自分自身が見聞した事実と所有蔵書に基づき起筆し、その後著作、文献は国立国会図書館、文献検索データベースCINIIにて検索済、更にJDreamII、Engineering Village 2、Science Directなどで調査する予定です。事実関係は大阪YMCA予備校、駿台予備校、大学入試センターに確認済です。京都大学にも正式に照会し服部氏の論文についても調査中です。
文章は全て削除となりましたが全て事実ですので、復活する余地について、今一度御検討願いたいと思います
朝焼けの読書 2008年12月15日 (月) 07:42 (UTC)
- (コメント)服部氏についてわかりませんが、「難問題の系統・・」(通称:難系)は、物理の難問が出題される大学(東大京大東工大)の対策としては定番の本でしたし、今もそうみたいです。長年に渡り版を重ねていることも希有だと思います。大学への数学シリーズの新数学演習のように難問題の系統とその解き方という記事ならあってもよいかと思います。。--fromm 2008年12月15日 (月) 08:38 (UTC)
- 【fromm様への御礼と御回答】
- 朝焼けの読書です。
- コメントありがとうございます。感謝致します。御提案につきましては前向きに考察させて頂いております。服部氏の著作は現在発刊中の版はAmazon.co.jp、過去の著作を含めると国立国会図書館等のデータベースで検索できます。リストアップしたものは全て国会図書館に保存され閲覧可能です。すなわち、事実確認を「執筆者やその周辺の人物以外も内容の正しさや不正確さを検証できる記事」であります。また、S-PAIさんに御指摘いただきました削除依頼の議論を全て理解いたしました。削除依頼ノートでは最終的にはケースEにて削除される場合が多いのですが、削除対象の予備講師の著作件数が問題とされる議論も多いと理解いたしました。今回の案件では服部氏の物理学の著作を件数と発刊年数の長さ以外に、微積分の扱いの観点から特異性があると指摘する予定です。これは小生の主観によるものではなく、服部氏の著作を見れば、他書では微分方程式が使用される場合においても、これを使わずに問題の解説を行っていますので、誰にも明白と考えます。よって、出典は服部氏の著作自体となります。概論については実際の高等教育の現場の有人と相談しておりますので、アップ致しましたらご覧頂きたいと思います。また、S-PAIさんにご提示いただきました削除依頼の議論についても、内容を分析中ですので改めてご質問させて頂き、御指導願いたいと思います。
- 難問題の系統とその解き方はこの名称のシリーズとして各科目においてタイトルNo.12までが教育社より1976年以降に刊行されたことが確認できます。小生は当時同シリーズの「化学1・2」を買い求め勉強したものの、当時発刊中で、それ以前に学習した「チャート式化学」などの他の化学参考書および問題集と比較して、服部氏の著作にみられるような他の参考書・問題集に対する特異性はないと考えました。もしもfromm様の御指摘のスタイルでの項目作成を行う際、難問題の系統とその解き方シリーズの一冊としてスタートした同書の他の物理学叢書との相違を如何様に百科事典に記載すべきかを別途考察しております。
- 今回の案件につきましては、S-PAIさんから御提示頂きました「予備校の講師については他の分野等における特筆性のある内容が伴わない限り作成すべきでない」という点について、「執筆者やその周辺の人物以外も内容の正しさや不正確さを検証できる」同氏の著作物から「特筆性ある内容」を示すことができると考えておりますので、改めて主張を展開させていただきたいと思います。恐縮ですが宜しくお願い致します。--朝焼けの読書 2008年12月18日 (木) 09:53 (UTC)
【服部嗣雄氏の講義を一種の予備校文化と捉える理由について】
朝焼けの読書です
小生が予備校生の頃は駿台予備校の表三郎氏などが著名で、小生もこっそり駿台大阪校にその講義を聞きに行った記憶があります。授業にとどまらぬ元左翼活動家としての逸話など、型破りな授業は確かに予備校文化の項目に記載すべきものと考えます。
一方、服部嗣雄氏は大阪出身の講師らしく、その講義も漫才の要素を有する巧みな話術を含んでいたのが特徴です。緊張感とテンポの速い講義を進め、一問ごとに解説の最後に「あほな人は・・・」の出だしで笑いを取り、受講生の緊張感をほぐした後、その緊張感を一気に高める鋭い解説を行いました。受講生はこの最後のセリフを予定調和として今か今かと待ち、このセリフを聞いた後、一問ごとに笑える者、笑いながら心の中で笑えない者に分かれたものです。これは鋭いだけのスノッブな講義ではなく、お笑い文化の歴史の長い関西の予備講師らしい講義方法であったと考えています。緊張感のあるレベルの高い講義を行いながらお笑いでオチをつけるという点は、関西の漫才師の話術と共通です。
服部氏はこの講義を決してふざけてやっているわけではなく、大真面目に行いながらもきちんと取るべきところで笑いを取るという点が他の解説のみを行う講師と大いに異なる、巧みな話術師でありました。当時のYMCA予備校で服部氏がカリスマとされたのは、難問題をばっさばっさと切りながら、受験勉強に疲れた受講生を笑わせ、しかも内容の濃い成果を持たせて帰らせる、一流の漫才の舞台を聞きに行くような服部氏のぐいぐい引き込まれる講義によるものです。現在のお笑いブームの時代であれば、当時よりも名物講師として人気を博したことと思います。
勉強不足の質問に対して落胆の表情を隠さなかったと記述しましたが、この際も、まるで漫才師がボケに突っ込みを入れる様な表情をなさることを意味するものであり、軽蔑や怒りの表情ではありません。すなわち、一瞬わずかにずっこけ、「何いうとんねん」という表情そのものをなされたため、真面目に勉強の質問をしに行って、この表情をされることで、心中に「何いうとんねん君、もっと勉強しなさい」という突っ込みが強烈に浮かんだのです。予備校の講師控え室にまで質問しに行く真面目な学生にこのように対応される講師は珍しく、講師室の中でもお笑いの突っ込みの手法で学生をたしなめる服部氏の鋭い姿勢は変わりませんでした。後に京都大学入学後、小生は指導教官に散々この台詞をじかに聞かされる経験をし、一足先に学究の道の厳しさを知りました。
恥を忍んで言いますと、運動エネルギー等を習得し始めた頃、ポテンシャルエネルギーに負があるということをまだ理解せず、「エネルギーに負があるんですか。」と迂闊に質問した小生に対し、服部氏は一瞬ソファの上でわずかな身振りながらずっこけるように驚き「はあ?」という表情をされ、短く「あるよ。」とだけ答えられました。この言葉に付加された無言の突っ込みには大変なショックを受け非常に落胆して帰り、後の猛勉強につながりました。研究を糧にする小生にとっては一生忘れられない突っ込みです。
講義の合間の一休みや、受講生の私語を防ぎ気を引くため、直接講義内容に関係ない雑談を行う講師は多々ありました。しかし服部氏は講義と関係ない漫談は一切せず、真摯な講義を行いながらも学生を笑わせ、緊張をほぐしながら難問題を次々と解説して行きました。
文章が長くなりましたが、私は服部嗣雄氏の予備校講師としての特徴を、講義を行う上での単なる話術だけにあると捉えるのではなく、退屈になりがちな物理学の講義を笑いを交えながらこなした人物としての観点から判断して頂きたいと思います。これがどれほど困難なことであるかは大学で物理関係の講義を受講した方は御存知と思いますし、これから受講される方もきっと大学入学後に理解されると思います。
参考に、マサチューセッツ工科大学(MIT)の Walter H. G. Lewin 教授の Lecture Videos by an Amazing MIT Physics Professor というホームページをご覧になって下さい。世界中で高く評価されているビデオです。周到に準備された道具を使い、学生を笑いに引きこみながら講義を行っています。古典力学の振り子の法則を説明するビデオが秀逸です。しかしながら黒板にきちんと微分方程式を書き講義を行います。将来この道を目指す受験生の方も是非ご覧になって頂きたいと思います。服部氏は道具は使いませんでしたが、Prof.Walter の講義を見ると、学生の集中力を引き出すために笑いを用いた過去の服部氏の講義を強く思い出します。服部氏の微積分の取り扱いに関する点については後日記述いたします。
【メインページ】
メインページのビデオは一般に非公開です。このページから古典力学(Classical Mechanics)か振動と波動(Vibrations and Waves)のリンクに移動して下さい。両者のリンクも併記いたします。電磁気学(Electricity and Magnetism )へのリンクは削除された模様です。
http://blog.wired.com/wiredscience/2007/12/lecture-videos.html
【古典力学(Classical Mechanics)】
http://ocw.mit.edu/OcwWeb/Physics/8-01Physics-IFall1999/VideoLectures/index.htm
http://ocw.mit.edu/OcwWeb/Physics/8-03Fall-2004/VideoLectures/index.htm
--朝焼けの読書 2008年12月15日 (月) 16:38 (UTC)
【皆様へお願い】
朝焼けの読書です。
服部氏の講義・著書における微積分の扱いとその意義については推敲中です。
本論であるため遅くなっています。大学で教鞭をとる友人にも相談しています。
あるふぁるふぁさんへの御返事をかねて、小生自身のノートに削除への疑問点などを記載しております。もしよろしければご覧頂きますと幸いです。
今しばらくお時間(1週間以内目処)を下さい.
宜しくお願い致します。
--朝焼けの読書 2008年12月17日 (水) 05:45 (UTC)
- 【S-PAIさんの御指摘に対する御回答】
朝焼けの読書です。
S-PAIさんに御提示頂きました15件の削除案件例について調査致しました。一覧は後掲させて頂きます。申し訳ないのですが小生はWebsiteの階層構造について勉強中ですので、一覧などを別掲する場所を未だ存じ上げませんので、一緒に掲載させて頂きます。
長文でまことに申し訳ないのですが、御指摘に量でもって対抗する意図ではなく、提示頂きました事案につきまして誠意をもって調査させていただきました結果ですので何卒御容赦願います。 まず概括について述べ、一覧に移っております。
一覧では意思決定の過程を調査するため、御提示いただきました事案について依頼された方とその日時、削除された方とその日時、Wikipediaに明文化された依頼根拠、削除理由の要旨、発言者、発言者数、発言者延べ人数をまとめさせて頂きました。削除依頼者と削除者の方は日時を含めた原文の署名を使用しておりますので尊称を省略させていただき、利用者を示すHTMLのみ付加しております。
ここで、依頼根拠とは、「ケースE」などと明示された場合をもって明示されたとしております。発言から相当する根拠が推察されても根拠となるルールが明示されていなかった場合は空欄と致しました。御理解願います。 発言が複数回の方は出来るだけ「×n」の形式としております。署名もしくはグローバルIPアドレスをもって1発言と見なしましたので、IPユーザーの修正者もこれを1名とカウントしております。グローバルIPアドレスのみのIPユーザーの方は、異なるIPごとにこれを1名とカウント致しました。IPの使い分けが懸念されますが、相当すると思科される使用状況が顕著でありませんでしたのであえて別カウントを致しております。提案された削除理由はなるべく原文に近い形で簡潔に掲載しております。
一覧についても追って概括を述べさせて頂きます。
- 【現時点での総括コメント】
- 1.削除依頼から削除までの平均時間について
全平均(15件): 35日15時間16分
最 長 :326日6時間55分
2nd : 80日3時間22分
残平均(13件): 9日20時間32分
- コメント:特に時間を要した記事以外は10日以内の議論で15件中13件(86.7%)の削除が行われています。論文、特許に比べ時間が余りにも短時間であります。Wikipediaの審査過程とはこのようなものなのでしょうか。百科事典的たるべき記事を審査するには風評の被害を考慮したとしても日数が不足しているように思われます。
- 2.削除依頼ノートの平均発言者数(括弧内は述べ人数)について
全平均(15件):12.0人 (15.5人)
最 大 : 49人 (61人)
最 小 : 5人 ( 5人)
残平均(14件): 9.7人 (12.7人)
- コメント:グッドコメントが多々あり、大変参考になりました。小人数でもまとまった議論になっている場合もありますが、官公庁、企業、教育機関では通用しないような議論も見られます。見かけの投票数を増やし議論を誘導する意図が明白な発言や、感情の抑制の不得手な方が盛んに発言され、論点が流され時間切れとなり多数決となる例もあります。発言者数およびその延べ人数が6人以内の削除案件が15件中4件(26.7%)あります。参加自由の形態からして致し方ない結果かもしれません。マイナス点を述べましたが、大変参考になる意見とグッドコメンテイターもよくわかりました。今後の参考にさせて頂きたいと思います。研究に従事している立場から指摘させて頂きたいのは、事実関係やデータを具体的にあげての議論が殆どなく、感想のやりとりに終始している点です。
- 3.削除者(Referee)について
S-PAIさんが掲示された順に削除者をリストアップしております。
健ちゃんさん 2007年9月28日 (金) 15:20 (UTC)
っさん 2006年10月19日 (木) 13:34 (UTC)
Kkkdcさん 2006年9月2日 (土) 12:40 (UTC)
nnhさん 2006年12月6日 (水) 00:49 (UTC)
東京特許許可局さん 2007年8月28日 (火) 13:02 (UTC)
co.kyotoさん 2007年7月23日 (月) 13:54 (UTC)
Ks aka 98さん 2007年5月13日 (日) 13:50 (UTC)
赤井彗星さん 2007年10月21日 (日) 09:52 (UTC)
Loniceraさん 2007年12月21日 (金) 20:25 (UTC)
Loniceraさん 2007年12月7日 (金) 20:34 (UTC)
霧木諒二さん 2006年12月1日 (金) 18:21 (UTC)
nnhさん 2006年12月6日 (水) 00:49 (UTC)
Loniceraさん 2007年11月9日 (金) 19:24 (UTC)
nnhさん 2007年5月9日 (水) 15:56 (UTC)
nnhさん 2006年7月2日 (日) 02:10 (UTC)
- 15件の引例中、同一人物が4件および3件削除を行っていますが、恣意的に抽出したとしても学会、特許の審査ではありえません。この2名で15件中7件(46.7%)の削除が行われています。現在、アカウントを削除されたユーザーが過去に削除を行った例もあります。ノート内で職業としての予備校講師に対して中立性を欠く発言を行う方が削除を行った例が見られます。Refereeの選出基準は機能していますでしょうか。これには残念ながら苦言を申し上げるしかありません。
- 検索エンジンについて
Amazon.co.jp以外に公式に信頼される検索エンジンの提示が見当たりません。古いものではJOIS,Dialog、現在ではCINII、JDreamII、Engineering Village 2、Science Direct等の信頼ある検索エンジンの活用例が見当たりません。国立国会図書館のデータベースさえ使用した記述がありません。著作物の評価もその多寡ではなく質的な議論を充実させると百科事典としての信頼性が向上する事と思われます。アインシュタインは相対性理論の発表以降、これを超える評価を受ける論文に恵まれていません。検索が充実した例として、表三郎氏の項目があげられます。文献表記の正確さから、信頼ある検索ツールで検索を行ったことがわかります。
- 以上の結果より、本件は未だ過去の削除依頼のノートの記録から検討に値しないとの解釈は成立しないと考えますので、御審査いただきますようお願い申し上げます。
【御指摘ありがとうございます】
- 朝焼けの読書です。
- 目蒲東急之介さん、ノートページ活用の御指摘ありがとうございます。小生自身も困っておりました。早速実行させて頂きます。ただ、審議は議論の対象にあげられた事案を対象にして行われますので、S-PAIさんから御提示頂きました15件の案件につきまして調査致しました次第です。その必要のない場合、冒頭にリンクを張ってこの件数を掲示しての削除依頼は不要であり、15件の案件の議論が殆どがそうであったように、理由とその根拠を示すのみで足りると思います。
- 削除依頼ノートでは百科事典たるべきとの発言が多々見られましたのでどのような審査過程で意思決定に至ったかを調査させて頂きました。事実関係を正確に把握するためにデータを整理し結果を提示し、そのコメントと理由について記載したものです。
- UNIPUMAさん、冷静にお願い致します。このようなコメントでは、審議で私が不利益を被る結果となったとしても、今後お答えしかねる場合もあります。長文との御指摘はこの予備校文化の項目ではその通りですが、他のWikiページには長大な議論を重ねて作成されているページもあります。大和(戦艦)もそうですし、ICPPのレポートAR4に関する「気候変動」など和訳途中の方が苦心されておられるご様子ですので少々お助けしようかと考えております。この原文のEnglish版Wikipediaの「Climate Change」の本文とDiscussionは非常に長大です。
- 小人数で意思決定がなされたり、特定の方が長く削除者を続けるような事態が続く事は編集の公平性をゆがめる点を指摘させていただきました。世間の百科事典と同等のステイタスを維持するのであれば、公式に行われている審議や審査を参考に、Refereeを公開して交代で公平に選び、審議を相応の時間をかけて行うべきであると考えます。それともこちらは殆ど限られたメンバー(例えば現役予備校生や予備校講師、大学生)により暗黙のルールで行われているサークルなのでしょうか。そうではないはずです。
- 感情のこもった口語のコメントが現れ、その流れのまま意思決定され削除という独特の現象が予備校に関する議論では目立ちます。感情を抑制した文体の方が議論が発展しやすいと思われます。
- この予備校文化では審議の際に原文の具体的にどの箇所がどのような理由でどのルールに抵触するかという意見の交換をなさると今後この関連サイトの信頼性が増すと思います。予備校同士で削除合戦を行っているような事例も見受けられます。
- 御指摘の件は逐次実行させて頂きます。御指摘ありがとうございました。
--朝焼けの読書 2008年12月20日 (土) 21:45 (UTC)
【服部嗣雄氏の講義および著作の特筆性について】
朝焼けの読書です。この予備校講師の項目は、予備校文化の項目の下位にあります。その意味で、服部嗣雄氏の講義と予備校文化に与えた意義、著作の特徴と特筆性を説明致します。
微積分学の導入において、高等学校、予備校ではその公式の証明を必ずしも十分に行いません。例えば微分では、その導出過程で発散要素の逆数を収束させて公式を簡単に説明するにとどまり、最終的にも演習問題を中心とした入試問題対策のレベルに終わっています。この様な教育の結果、微積分の意味を理解せず、大学入学後に高等教育を受けるレベルの学力を有しない学生が大量に発生し、○○を履修していない学生向けの出版物がもてはやされ、昨今では入学前に微積分学の初歩的講義を行う大学すらある始末です。これらは大学などの高等教育の現場で教鞭をとる教官達の深刻な悩みとなっています。
例えば、数学が得意で関東の最難関校の医学部に現役合格した大手予備校出身の学生は、重力、浮力を重心と質量を用いた概念の関係としか理解しておらず、これらが互いの質量とそれを有する要素間の相互の積分により得られることを理解していませんでした。また、電磁力に至っては中学受験生並みの理解でした。しかしこれはこの学生個人に問題がある訳ではありません。
微積分は有限の要素間の増分の関係を、個々の増分を無限化していく過程において論じますが、高校、予備校ではこれらを単なる公式としてしか教えず、その概念を十分に習得させません。その結果、高等教育の微積分学の導入において挫折する学生が後を絶たないのが現状です。
例えば、大学の微積分学の初歩では線積分、面積分を習得しますが、これらは服部氏がその講義で行った手法である、増分とその関数との積を特定の軌跡、範囲にわたり積分することであり、講義では微分dxとf(x)を用いていきなり立式を行います。これらは服部氏が講義で用いた増分Δxを微分dxに置き換えることで直ちに理解できるものです。一方、増分Δxと微分dxを区別すべき場合については服部嗣雄氏の項目で追記しました。
さらに、計算機科学では立式した微分方程式が数式的に解ける際には計算結果の数式解をプログラムに組み込みますが、数式的に解けない場合は有限の増分を設定し、両端の対応する値を求め、これらを直線近似で積算(積分でない)し、その精度を向上させるためルンゲクッタ法などの方法も種々行われています。これは微分方程式が数式的に解けない際に用いられる手法ですが、これは服部氏が自らの物理学の講義で用いた有限の増分Δを用いる手法と全く同じです。
服部氏は自らの講義において安易に微積分の記号を使用せず、個々の増分の関係を明確にしながら立式する授業を行うことで、位置xの時間による微分が速度、速度vの時間による微分が加速度αなどという稚拙な微積分の理解の範囲から結果的に受講生を引き上げる意図があったと考えます。
服部氏の受講生は大学入学後にこれらの授業を受講する準備が既に済んでいたことを、微積分学、電磁気学、材料力学、物理化学、数値解析学などの理数系の学問を習得する際に初めて気づきます。そして、これらを経てn次元の座標空間に一対一で関連付けられたベクトル、スカラー関数の扱いにまで微積分学を発展させていきます。
服部氏の講義、著作が1970年代以降、他の予備校講師のそれと一線を画し、安易に微積分を用いず、増分間の関係から微分方程式が導かれることを説き、その手法を習得する訓練を受講生に行った事は、予備校のみならず、数学教育、高等教育のありかたにも一石を投じたと考えるものであり、雑談や予備校講師としての業績に関係ないサブカルチャーではなく、硬派の予備校文化そのものとして特筆すべき評価に値すると主張します。
審議に必要な情報提供のため長文となりまことに申し訳ありませんが、宜しく御審議願います。 -以上-