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Virtaal

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Virtaal
開発元 Translate.org.za
最新版
0.7.1 / 2012年1月9日 (12年前) (2012-01-09)
対応OS クロスプラットフォーム
種別 翻訳支援ツール
ライセンス GPL
公式サイト virtaal.org
テンプレートを表示

VirtaalPythonで書かれた翻訳支援ツールである。Translate.org.za で開発、メンテナンスが行われているフリーソフトウェアである。

Virtaal は内部で Translate Toolkit を使っており、多種の翻訳、ソフトウェアの国際化に関するファイル形式を扱うことができる。

設計指針

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Virtaal は翻訳、国際化の作業者の操作するインターフェイスを最適化することを目標として設計されている。キーボードから適切な操作ができ、必要な情報が常に表示されているように考えられている。

開発の経緯

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限られたオープンソースの開発者の間で、2007年に作られた最初のバージョン 0.1 をもとに開発が始まった。2008年のバージョン 0.2 が最初の公開版となった。

命名

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Virtaal は fərˈtɑːl と発音され、これは一種の言葉遊びである。Translate.org.za が置かれている南アフリカ共和国の公用語はアフリカーンス語だが、そのアフリカーンス語の "vir taal" が英語の "for language" に相当し、また "vertaal" (発音は "vir taal" と同じ) は "translate" を意味する。Virtaal のロゴでは "Virtaal is for language"、つまり語義が再帰的に表現されている。

対応しているファイル形式

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Virtaal は翻訳元と翻訳先の二言語にそれぞれ、Translate Toolkit で対応している形式ならどれでも扱うことができる。扱えるファイル形式は XLIFFgettext の PO および MO ファイル、Qt の各種ファイル (.qm, .ts, .qph)、Wordfast (翻訳メモリアプリケーション) 形式、TBXXML である。

特徴

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  • シンプルな一画面の GUI
  • シンタックスハイライト
  • オートコレクト
  • 自動補完
  • 翻訳中文書のフィルタリング
    • 文書全体の分割
    • 部分翻訳、翻訳対象外の指定
    • 検索(大文字・小文字の区別の有無、Python の正規表現)
  • 正規表現による検索と置換と Unicode への変換
  • バックエンドのソフトウェアによる翻訳メモリ機能
    • ローカルの翻訳メモリ・データベース(翻訳中のファイルを含む)
    • ネットワーク越しの翻訳メモリ・データベース(翻訳メモリ・サーバーなど)
    • Open-Tran.eu
    • Apertium、Google を使う libtranslateBabel Fish などによる自動翻訳
    • TinyTM
  • 専門用語
  • 置換可能なタグ

関連項目

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外部リンク

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脚注

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