Virtaal
開発元 | Translate.org.za |
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最新版 |
0.7.1
/ 2012年1月9日 |
対応OS | クロスプラットフォーム |
種別 | 翻訳支援ツール |
ライセンス | GPL |
公式サイト | virtaal.org |
Virtaal はPythonで書かれた翻訳支援ツールである。Translate.org.za で開発、メンテナンスが行われているフリーソフトウェアである。
Virtaal は内部で Translate Toolkit を使っており、多種の翻訳、ソフトウェアの国際化に関するファイル形式を扱うことができる。
設計指針
[編集]Virtaal は翻訳、国際化の作業者の操作するインターフェイスを最適化することを目標として設計されている。キーボードから適切な操作ができ、必要な情報が常に表示されているように考えられている。
開発の経緯
[編集]限られたオープンソースの開発者の間で、2007年に作られた最初のバージョン 0.1 をもとに開発が始まった。2008年のバージョン 0.2 が最初の公開版となった。
命名
[編集]Virtaal は fərˈtɑːl と発音され、これは一種の言葉遊びである。Translate.org.za が置かれている南アフリカ共和国の公用語はアフリカーンス語だが、そのアフリカーンス語の "vir taal" が英語の "for language" に相当し、また "vertaal" (発音は "vir taal" と同じ) は "translate" を意味する。Virtaal のロゴでは "Virtaal is for language"、つまり語義が再帰的に表現されている。
対応しているファイル形式
[編集]Virtaal は翻訳元と翻訳先の二言語にそれぞれ、Translate Toolkit で対応している形式ならどれでも扱うことができる。扱えるファイル形式は XLIFF、gettext の PO および MO ファイル、Qt の各種ファイル (.qm, .ts, .qph)、Wordfast (翻訳メモリアプリケーション) 形式、TBX、XML である。
特徴
[編集]- シンプルな一画面の GUI
- シンタックスハイライト
- オートコレクト
- 自動補完
- 翻訳中文書のフィルタリング
- 文書全体の分割
- 部分翻訳、翻訳対象外の指定
- 検索(大文字・小文字の区別の有無、Python の正規表現)
- 正規表現による検索と置換と Unicode への変換
- バックエンドのソフトウェアによる翻訳メモリ機能
- ローカルの翻訳メモリ・データベース(翻訳中のファイルを含む)
- ネットワーク越しの翻訳メモリ・データベース(翻訳メモリ・サーバーなど)
- Open-Tran.eu
- Apertium、Google を使う libtranslate、Babel Fish などによる自動翻訳
- TinyTM
- 専門用語
- ローカルの辞書ファイル
- Open-Tran.eu
- 置換可能なタグ
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- virtaal.org - Virtaal ウェブサイト
- #pootle接続 - IRC developer channel on freenode