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The Bellwood

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

The Bellwood(ザ ベルウッド)は、東京都渋谷区宇田川町にあるレストランバー[注釈 1]

概要

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オーナーは、2017年の「ザ・シーバス マスターズ」で世界チャンピオンとなった鈴木敦[1]。店名はその名字から。鈴木は東京でバーテンダーのキャリアをスタートし、24歳で渡米。ニューヨークの名店「Angel's Share」では、ヘッドバーテンダーの後閑信吾の補佐として店舗運営に従事。のちにロンドンカナダトロントでも活躍。その後上海Speak Low」のヘッドバーテンダーに就任し[2]、以来SG Groupのグループマネージャーとして「Sober Company」「The SG Club」の開業と運営に携わる。

The Bellwoodのコンセプトは、「100年前の東京にあった大正モダンな特殊喫茶(カフェー)を想像したバー」。当時流行した『お酒と料理も楽しめる社交喫茶』を、現代の渋谷にカクテルバーとして表現した[3]

フロントバーのメニューは珈琲や日本茶、オールデイでオーダーできるカクテル。料理は洋食をベースに、モーニング、ランチ、バーフードとして提供する。料理の監修は、渋谷のイタリアン「Konel」の菊地隆樹シェフ[4]

店内奥にはカクテルペアリングを体験できるセカンドバーがあり、1つの空間で2つの楽しみ方ができる。フロントバーもバーバックの開閉により、1日で2つの顔を見せる。デザインは、国内外で受賞歴を持つ「WHOLEDESIGN」の杉山敦彦氏が担当した[5]

沿革

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2013年

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トロントで開催された「Buffalo Trace Cocktail Competition」で鈴木が優勝。

2017年

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7月、「ザ・シーバス マスターズ」にて、鈴木が世界チャンピオンとなる[1]

同月、世界のバー業界のアカデミー賞といわれる「Tales of the Cocktail: The Spirited Awards」にて、後閑が「International Bartender of the Year」を受賞[6]

11月、「DRiNK Magazine Bar Awards」(DMBA)にて、鈴木が日本人として初めて「Bartender of the Year」を受賞[7]

2018年

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6月、渋谷に「The SG Club」がオープン。鈴木は後閑とともに立ち上げから加わった。

2020年

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5月、「The Bellwood」がソフトオープン。

6月20日、グランドオープン。

脚注

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注釈

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  1. ^ 最寄り駅は東京メトロ千代田線代々木公園駅。

出典

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  1. ^ a b 『THE CHIVAS MASTERS 2017』世界決勝大会で、日本人バーテンダー、鈴木敦が優勝し世界チャンピオンに!”. BAR TIMES (2017年7月7日). 2020年7月19日閲覧。
  2. ^ ザ・シーバス マスターズ2017 世界チャンピオン 鈴木敦氏が語る ザ・シーバス マスターズ2017”. BAR TIMES (2017年8月17日). 2020年7月19日閲覧。
  3. ^ 大正モダンの雰囲気で楽しむカクテルバー『The Bellwood』が渋谷にオープン”. 食楽web (2020年6月26日). 2020年7月19日閲覧。
  4. ^ 渋谷にバー「ザ・ベルウッド」 カクテルコンペ世界一バーテンダーがプロデュース”. シブヤ経済新聞 (2020年6月16日). 2020年7月19日閲覧。
  5. ^ 【ツマミの効くバー】Cidernaut/The Bellwood”. BRUTUS. 2020年7月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月19日閲覧。
  6. ^ International Bartender of the Year”. Tales of the Cocktail Foundation. 2020年7月19日閲覧。
  7. ^ DMBA 2017: The day after the night before”. The DRiNK Magazine (2017年11月20日). 2020年7月19日閲覧。

外部リンク

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