コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

THE CODE/暗号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
THE CODE/暗号
監督 林海象
脚本 林海象
製作 大和田廣樹
出演者 尾上菊之助
稲森いずみ
上原歩
貫地谷しほり
成宮寛貴
松岡俊介
松方弘樹
宍戸錠
テイ龍進
佐野史郎
斉藤洋介
音楽 めいなCo.
撮影 柴主高秀
配給 日活
公開 日本の旗 2009年5月9日
中華民国の旗 2009年9月4日
上映時間 124分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
テンプレートを表示

THE CODE/暗号』(ザ・コード あんごう)は、2009年5月9日に公開された日本映画。配給は日活

キャッチコピーは、「それは、哀しき真実を解く暗号(コード)」。

概要

[編集]
  • 映画監督林海象企画・原作の探偵映画シリーズ「探偵事務所5」の劇場版第2弾。
  • 当初、2008年秋の公開予定で調節されており、タイトルも「コードブレイカー507 上海円舞曲(ワルツ)」とアナウンスされていた。しかし、公開は2009年初夏に変更。タイトルも現在のものに変更された。
  • 探偵役で出演していた加勢大周が大麻所持の疑いで警察に書類送検されたため、永久追放すると発表されたが[1]、本作からはカットされておらず、エンドロールにも出演者としてクレジットされている。
  • 劇中では稲森いずみが中国語で劇中曲を歌っている。サウンドトラックにも稲森の歌声が収録される予定。
  • 2007年の9月に、稲森いずみと尾上菊之助が上海ロケをオールアップさせた。
  • 稲森いずみ佐野史郎原田喧太は、1997年CAT'S EYEでも共演し、監督・林海象ともタッグを組んでいる。
  • 第21回「東京国際映画祭」「日本の映画・ある視点部門」ノミネート
  • 第8回光州国際映画祭オープニング上映
  • 2009年9月4日台湾で「人體密碼」というタイトルで公開された。また、それに先駆けて8月31日にプレミア試写会が行なわれた。[2]

ストーリー

[編集]

“探偵事務所5”のある川崎市で爆破テロ事件が相次ぎ、犯人グループは政治犯の釈放を要求する。市長は発見された爆弾の解除を、探偵501(佐野史郎)に依頼する。情報科学研究室の部長・探偵507(尾上菊之助)は、宍戸会長(宍戸錠)の孫娘・瞳(貫地谷しほり)に数学を教える傍らで、次々と爆弾コードの解読をこなしていき、犯人グループも逮捕される。507は上海支部から、暗号の解読を依頼される。見たことのない配列の暗号が写った写真を見た507は、上海へ向かう。上海には、万年平探偵の探偵523(斎藤洋介)と宍戸会長が待っていた。507のバックアップを名目に上海にやってきた会長だったが、他の理由も隠されていた。507は情報屋(松岡俊介)の協力を得て、依頼人の美蘭(稲森いずみ)が歌っているクラブに向かう。美蘭は、上海最大の地下マフィア“青龍コンス”のボスの女で、関わる者は死ぬと噂されていた。507は、クラブを出た美蘭を追跡し、彼女の部屋に忍び込む。美蘭は507に、暗号の謎から自分を解放してほしいと告げ、背中に彫られた暗号を見せる。美蘭にとってこの暗号は、幼いころに生き別れた父の手がかりでもあった。507は解読を始めるが、護衛に気づかれ、部屋を抜け出す。しかし逃亡の途中で、青龍の一味に追い詰められる。窮地に陥った507を、謎の男が助け出す。男は、暗号のことを忘れないと死ぬと警告して去っていく。青龍は、美蘭の暗号が旧日本陸軍の軍資金の在り処を示すと確信していた。507は美蘭を青龍の元から救い出し、暗号の解読を進める。次第に、美蘭も507に心を開いていく。507は財宝が村外れの洞窟にあると分かるが、青龍も2人を追い詰めていた。すると、謎の男が再び現れる。

出演者/人物紹介

[編集]
頭脳明晰な暗号解読の天才。若くして探偵事務所5の幹部を務める。情報科学研究室の部長でもある。
暗号解読の天才であるが、探偵としての技能は未熟である。
宍戸瞳に数学を教えている。
上海支部から送られてきた暗号の写真に魅せられ、暗号を解読するため上海へ向かう。
上海の美しい歌姫。
背中一面に暗号の刺青を入れられており、探偵事務所5上海支部へ暗号の解読を依頼した。
上海最大の地下マフィア「青龍コンス」のボスの女でもある。
探偵事務所5の設立者。探偵507のバックアップとして上海を訪れる。
上海支部所属の探偵。
青龍コンスのボスの息子。
探偵事務所会長の孫娘。

スタッフ

[編集]

プロモーション

[編集]
  • 映画「THE CODE/暗号」プロモーションアイデアコンテスト
    • 大学生を対象に、プロモーションプランを競うコンテストが開催された。[3]

参考文献・出典

[編集]

外部リンク

[編集]