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T・J・イエーツ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
T・J・イエーツ
T. J. Yates
アトランタ・ファルコンズ
クォーターバックコーチ
ポジション クォーターバック
生年月日 (1987-05-28) 1987年5月28日(37歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ジョージア州マリエッタ
身長: 6' 3" =約190.5cm
体重: 220 lb =約99.8kg
経歴
大学 ノースカロライナ大学
NFLドラフト 2011年 / 5巡目全体152位
初出場年 2011年
初出場チーム ヒューストン・テキサンズ
所属歴
選手歴
2011-2013 ヒューストン・テキサンズ
2014-2015 アトランタ・ファルコンズ
2015 ヒューストン・テキサンズ
2016 マイアミ・ドルフィンズ
2017* バッファロー・ビルズ
2017 ヒューストン・テキサンズ
*オフシーズンまたはプラクティス・スクワッドとしての所属のみ
コーチ歴
2019-2020 ヒューストン・テキサンズ
2021- アトランタ・ファルコンズ
NFL 通算成績
TD/INT 10/11
パス獲得ヤード 2,057ヤード
QBレイティング 70.7
Player stats at NFL.com
Player stats at PFR

テイラー・ジョナサン・イエーツTaylor Jonathan Yates1987年5月28日- )ジョージア州マリエッタ出身の元アメリカンフットボール選手。現在NFLアトランタ・ファルコンズのコーチを務めている。現役時代のポジションはクォーターバック(QB)。

経歴

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現役時代

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2011年、トレーニングキャンプでのイエーツ

アトランタ郊外の高校で彼はクォーターバックとパンターとしてプレーした。2005年にはアトランタ大都市圏の高校生のファーストチームに選ばれた[1]

ノースカロライナ大学では2007年から2010年までQBとしてプレーし2010年にはオール・アトランティック・コースト・カンファレンスに選ばれている[1]。またパスの通算獲得ヤード、シーズン獲得ヤード[2]、シーズントータルオフェンスで大学記録を作っている。

2011年のNFLドラフト5巡でヒューストン・テキサンズに指名されて入団した[3]。第10週にマット・ショーブがシーズン絶望となる怪我を負い、第12週に第2QBのマット・ライナートが負傷したため、第2Q終盤から交代出場した[4]。ライナートも故障者リスト入りすることとなったため、第13週のアトランタ・ファルコンズ戦に初先発することとなった[5]。ファルコンズ戦ではアンドレ・ジョンソンへの50ヤードのパスをTDに結びつけるなど、チームは勝利し[6]、第14週のシンシナティ・ベンガルズ戦ではパス44回中26回成功、300ヤード、2TD、1INT、残り2秒で逆転TDパスを決めて勝利、テキサンズのAFC南地区初優勝に貢献、NFL週間最優秀新人に選ばれた[7]。翌週のカロライナ・パンサーズ戦ではパス30回中19回成功、212ヤード獲得ながら2INTを喫しチームは敗れた[8]。第16週インディアナポリス・コルツにも敗れ、チームはホームアドバンテージ争いから後退した。最終週のテネシー・タイタンズ戦では第1Q途中左肩を脱臼、負傷退場したためジェイク・デロームがリリーフしたが、チームは地区優勝決定後3連敗でシーズンを終えた[9]。シンシナティ・ベンガルズとのワイルドカードプレーオフでは、アンドレ・ジョンソンへの40ヤードのTDパスを決めるなど[10]、パス159ヤード獲得、1TD、INTなしで勝利した[11]ボルチモア・レイブンズとのディビジョナルプレーオフではパス35回中17回成功、184ヤード、3INTを喫し13-20で敗れた[12]

2012年ジョン・ベックケイス・キーナムと控えQBの座を争い、開幕を第2QBで迎えた。

2013年、第6週のセントルイス・ラムズ戦でクリス・ロングにサックされた際に足を負傷したショーブに代わって出場したが2インターセプトを喫し、その内の1回はアレック・オグレツリーに98ヤードのリターンTDを許した[13]

2014年6月18日、アキーム・デントとのトレードでアトランタ・ファルコンズに移籍した[14]。この年1試合に出場し、パス4本中3本成功、64ヤード、1INTの成績にとどまった。

2015年3月、ファルコンズと再契約を結んだ[15]。10月27日にヒューストン・テキサンズに復帰した。

2015年10月27日、ボルチモア・レイブンズに移籍したライアン・マレットの代わりにヒューストン・テキサンズに復帰した。

2016年12月13日、マイアミ・ドルフィンズと契約した。

2017年4月10日、バッファロー・ビルズと契約した。その後、11月3日に再びヒューストン・テキサンズと契約し、このシーズン限りで引退。

引退後

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2019年2月5日、テキサンズのオフェンシブアシスタントとしてコーチに就任する。シーズン後、アシスタントクォーターバックコーチに配置換えとなる。

2021年1月30日にファルコンズに移籍し、パッシングゲームアシスタントコーチに就任した[16]

脚注

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  1. ^ a b Player Bio: TJ Yates”. tarheelblue.com. 2011年12月1日閲覧。
  2. ^ Yates Selected To NFLPA All-Star Game”. tarheelblue.com (2011年1月18日). 2011年12月1日閲覧。
  3. ^ テキサンズ、控えQBライナートと再契約”. NFL JAPAN (2011年7月28日). 2011年12月1日閲覧。
  4. ^ ライナート負傷交代も克服、テキサンズ5連勝で首位死守”. NFL JAPAN (2011年11月28日). 2011年12月1日閲覧。
  5. ^ 【第13週プレビュー】QB連続離脱の非常事態を乗り越えられるか”. NFL JAPAN (2011年12月1日). 2011年12月1日閲覧。
  6. ^ テキサンズ、強力ランと堅守が光り6連勝”. NFL JAPAN (2011年12月5日). 2012年6月7日閲覧。
  7. ^ 初優勝決定TDパスのQBイエーツ、第14週の最優秀新人に”. NFL JAPAN (2011年12月17日). 2012年6月7日閲覧。
  8. ^ ニュートンが2TDの活躍、テキサンズの8連勝阻む”. NFL JAPAN (2011年12月19日). 2012年6月7日閲覧。
  9. ^ タイタンズ、劇的な粘り勝ちもプレイオフならず”. NFL JAPAN (2012年1月2日). 2012年6月7日閲覧。
  10. ^ 地上戦を支配、テキサンズがチーム初のプレイオフ快勝”. NFL JAPAN (2012年1月8日). 2012年6月7日閲覧。
  11. ^ 大舞台でも堅実だった新人QB、「俺たちを止めるのは難しいよ」”. NFL JAPAN (2012年1月8日). 2012年6月7日閲覧。
  12. ^ レイブンズが堅守で逃げ切り、チャンピオンシップ進出”. NFL JAPAN (2012年1月16日). 2012年6月7日閲覧。
  13. ^ Doug Farrar (2013年10月13日). “T.J. Yates replaces injured Matt Schaub, throws a pick-six of his own for reeling Texans”. スポーツ・イラストレイテッド. 2014年1月25日閲覧。
  14. ^ Falcons acquire QB Yates from Texans”. ESPN (2014年6月19日). 2015年3月10日閲覧。
  15. ^ Falcons re-sign backup QB T.J. Yates”. USAトゥデイ (2015年3月10日). 2015年3月10日閲覧。
  16. ^ “T.J. Yates, former UNC and Falcons QB, joins coaching staff”. NFL Enterprises, LLC. (January 30, 2021). https://www.atlantafalcons.com/news/t-j-yates-former-unc-and-falcons-qb-joins-coaching-staff March 18, 2021閲覧。 

外部リンク

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