Slay the Spire
ジャンル | |
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対応機種 | |
開発元 | MegaCrit |
発売元 |
MegaCrit(PC)[1] Humble Bundle(PS4, Switch, Xbox One)[2][3] フライハイワークス(Switchパッケージ版) |
発売日 |
PC:2019年1月23日 PS4 2019年5月21日 2019年6月18日 Switch 2019年6月6日 2020年9月3日(パッケージ版) Xbox One 2019年8月14日 iOS 2020年6月13日 |
対象年齢 |
CERO:A(全年齢対象) ESRB:T(13歳以上) PEGI:7 USK [PS4] 6(6歳未満提供禁止) [Switch] 12(12歳未満提供禁止) [Xbox One]:IARC 3+ [iOS]:12+(12歳未満提供禁止) |
コンテンツアイコン |
ESRB:Violence, Blood PEGI [PS4] Violence [Switch] Violence, Fear |
『Slay the Spire』はMega Crit Gamesによって開発されたローグライクカードゲームである[4][5]。2017年11月より早期アクセスが開始され、その後PC、PlayStation 4、Nintendo Switch、Xbox One、iOS向けに正式リリースされている[6][7][8]。
ゲーム内容
[編集]ゲームを開始する際、プレイヤーは初期デッキや入手カードなどがそれぞれ異なる4つのキャラクターの内1つを選択する[4][6]。プレイヤーはランダムに生成されるマップ上の敵を倒しながら塔の攻略を目指すことになる[4]。マップ上には「敵」、「エリート」、「商人」、「財宝」、「休憩」、「未知」の6種類のマーカーが存在する[4]。「敵」、「エリート」のマーカーに止まると敵との戦闘が発生し、カードとエナジーを使用して攻撃や防御などを行うことで敵を倒すことになる[4][9]。マップの最後には「ボス」のマーカーが存在し、強力な敵と戦闘することになる[4]。ボスを倒すと希少なカードやボス専用のレリックが入手できる[4]。
登場するアイテム
[編集]- カード
- 戦闘において使用するアイテム。相手に攻撃する「アタック」、相手の攻撃を防ぐブロックの効果などがある「スキル」、長期間自身の能力を向上させるなどの効力がある「パワー」の3種類がある[4]。カードには「コスト」が存在し、コストの数と同数のエナジーを使用することでカードを使用できる[9]。
- レリック
- 様々な効果をもたらすアイテム。戦闘後にHPを回復したり,カードを追加で引けるようになるなどの効果がある[9]一方、負の効果をもたらす場合もある。
- ゴールド
- 商人からのアイテムの購入に使用できるアイテム。
- ポーション
- 戦闘中に使用できるアイテム。キャラクターやカードの強化、攻撃を行うことができる[4]。
開発
[編集]Mega Crit Gamesの創設者の一人Anthony Giovannettiは昔から「ドミニオン」等のデッキ構築型カードゲームが好きで、同種ゲームである「マジック:ザ・ギャザリング」の大会への出場や「アンドロイド:ネットランナー」のファンサイトの運営を行い、カードゲームを扱う店の店長も務めていた。一方で、コンピュータゲームではローグライクのジャンルのものを好んでプレイし、この仕組みはカードゲームのデッキ構築システムと相性が良いのではと考えていた。そうした中、もう一人のMega Crit Games創設者である大学の同級生Casey Yanからゲーム開発の誘いを受け、務めていた会社を辞めて本作の開発に取り掛かることになった[10]。
本作では膨大な数のカードやアイテム、敵、イベントがあり、その全てのバランスを調整する必要があった。これを実現するため、Mega Crit Gamesの2人は友人や家族にテスターとして参加を依頼したほか、前述の「アンドロイド:ネットランナー」のサイトを訪れていた強豪プレイヤーもテスターに加わり、1年以上をかけて調整が行われた。その後、PC向けの早期アクセス版が配信されてからはSNSを活用し一般ユーザーからもフィードバックを得た[10]。
脚注
[編集]- ^ “Steam:Slay the Spire”. Valve. 2019年8月8日閲覧。
- ^ “『Slay the Spire』デッキ構築とローグライクを組み合わせた新感覚カードゲームのSwitch版が配信開始”. ファミ通.com (2019年6月6日). 2019年8月8日閲覧。
- ^ “Slay The Spire を購入”. Microsoft. 2019年8月23日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i “【おすすめDLゲーム】『Slay the Spire』はカードバトルと融合した新感覚のローグライクゲーム”. 電撃オンライン (2019年3月26日). 2019年8月8日閲覧。
- ^ “ローグライクカードゲーム『Slay the Spire』Steam早期アクセスから卒業、正式版が配信”. Game*Spark (2019年1月24日). 2019年8月8日閲覧。
- ^ a b “『Slay the Spire』の「4人目のクラスキャラ」が開発中。無料アップデートで追加へ”. AUTOMATON (2019年7月3日). 2019年8月8日閲覧。
- ^ “『Slay the Spire』4人目のキャラは9月9日にベータ実装。まずはSteam、その後コンソール向けに無料配信”. AUTOMATON. 2019年8月24日閲覧。
- ^ “ローグライクカードゲーム「Slay the Spire」のiOS版が配信スタート。日本語ローカライズ済で価格は税込1220円”. 4Gamer.net. 2020年7月1日閲覧。
- ^ a b c “インディーズゲームの小部屋:Room#568「Slay the Spire」”. 4Gamer.net (2019年1月30日). 2019年8月8日閲覧。
- ^ a b “「Hello! インディー」第28回 開発者が語る奥深さとバランスの秘密 『Slay the Spire』”. 任天堂 (2019年8月8日). 2019年8月9日閲覧。
外部リンク
[編集]- 公式サイト
- MegaCrit (@MegaCrit) - X(旧Twitter)
- フライハイワークス公式サイト