Shingo Suzuki
Shingo Suzuki | |
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出身地 | 日本 |
ジャンル | ヒップホップ・リズム・アンド・ブルース |
職業 | |
担当楽器 | ベース・キーボード |
活動期間 | 2000年 - |
レーベル | origami PRODUCTIONS |
共同作業者 | Ovall・Hipnotics |
公式サイト | Shingo Suzuki official web site |
Shingo Suzuki(シンゴ・スズキ)は、origami PRODUCTIONS所属のベーシスト、キーボーディスト、音楽プロデューサー、トラックメイカー[1]。バンド「Ovall(オーバル)」のリーダーやソロプロジェクト「Hipnotics(ヒプノティクス)」としても活動する[2]。
人物
[編集]音楽プロデューサー、ベーシストとして矢野顕子、CHARA、KREVA、PES、さかいゆう、藤原さくら、ビッケブランカ、尾崎裕哉、Uru、佐藤千亜妃、福原美穂、Shing02、Awesome City Club、七尾旅人、環ROY、中田裕二、ダイスケ、BTS、川本真琴、SALU、5lack、PUNPEE、白神真志朗、DOBERMAN INFINITY、グローバー、Negicco、YOSHIKA、AISHA、Hanah Spring、片木希依(jizue)、Keyco、SATOMI'、Yasei Collective、KOJOE、Wouter Hamel、illa J、DinoJr.、Monicaなど様々なアーティストの作品に参加[1]。
数多の企業、テレビアニメ「コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜」などのCM、ジングルを制作するなど多岐に渡るシーンで活動する[1]。
サンプリングに加え、トラックほぼすべての上モノを自ら演奏しサンプリングする"生音トラックメイカー"というスタイルで、世界中のアンダーグラウンドヒップホップ、JAZZYヒップホップ、器楽曲ヒップホップシーンの注目を浴び、フランスで最もビッグなラップグループHOCUS POCUSの20syl(ヴァンシール)、DJ Green、ロサンゼルスアンダーグラウンドのBLU、そしてSwollen MembersのMOKA ONLYなど、世界の数々の大物アーティストとのコラボも実現させる[3]。2008年にリリースした1stアルバム『The Abstract Truth』はリリース前にMyspaceで4位に入り、日本のITunesでは2位、タワーレコードでは3位、とインディーズとして健闘を見せる[3]。またフランスのITunes Storeのヒップホップアルバムチャートで11位を記録、EU圏各国のITunesのTOPページで『スタッフおススメ』として掲載されヒップホップページでバナーが貼られるなど、破格の扱いを受ける[3]。
略歴
[編集]2000年からJAZZYヒップホップ& リズム・アンド・ブルース音楽ユニット「Ovall」のベーシスト/バンドマスターとして活動するとともに、トラックメイカーとしての活動も開始[4]。
2002年から「Hard Bossa」、2003年から「The Belle」など様々なバンドにも参加[4]。
2005年、フランス・パリに拠点を移し、ライブ、レコーディング、映画音楽制作、楽曲制作など精力的に活動。パリの"L'O.P.A"ではレギュラーイベントのオーガナイザーとして、「Ovall」としてライヴを行う[4]。2006年、渋谷のJAM集団「JAMNUTS」に参加[4]。
2007年、Gerry Lopezのライフスタイルを追った映画『The Cleanest Line』の劇中に楽曲が採用される。また「TUFF SESSION」のサポートを行う(キーボードとして参加)[4]。
2008年、Origami PRODUCTIONSより1stアルバム『The ABSTRACT TRUTH』でデビュー。同年、Yahoo!ニュースやMyspaceで「2008年最も驚きの新人アーティスト」として取り上げられる[1]。
2009年より、レーベルメイトのmabanua、渥美幸裕、SWING-O a.k.a. 45と共に1つのテーマに沿ってセッションを繰り広げアートと音楽を融合させたソングブックのリリースを毎月続ける"laidbook"プロジェクトを開始。同年、「Ovall」リーダーとして、mabanua(ドラムス)、関口シンゴ(ギター)と共に活動開始。
2015年、ソロプロジェクト「Hipnotics」を始動[2]。
2016年、スナーキー・パピー来日公演のサポートアクトにOrigami PLAYERS として出演。
2017年、テレビドラマ「僕たちがやりました」の劇伴を担当。同年12月、WWW Xでの復活ライブより「Ovall」が活動再開する。
ディスコグラフィ
[編集]アルバム
[編集]発売日 | タイトル | 規格 | 規格品番 | レーベル | 備考 | |
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1st | 2008年5月21日 | The ABSTRACT TRUTH | CD | XQDU-1003 | origami PRODUCTIONS |
シングル
[編集]発売日 | タイトル | 規格 | 規格品番 | レーベル | 備考 | |
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2020年3月25日 | Night Lights 2020 | 配信 | OPDS-1023 | origami PRODUCTIONS |
アナログ
[編集]発売日 | タイトル | 規格 | 規格品番 | レーベル | 備考 | |
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1st | 2008年 | Night Lights with thirdiq | 7インチシングル | origami PRODUCTIONS |
主な参加作品
[編集]アーティスト | タイトル | 曲名 | 発売日 |
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JAMNUTS | NU JAM | Hey Ya!(ベース) | 2007.8.8 |
HanaH | soulflower | take my time(プロデュース・作曲) | 2008.12.3 |
Keyco | Walk in Romantica | 恋と旅人 , starlight journey (プロデュース・作曲) | 2009.7.15 |
thirdiq | who may find love in the imaginary axis | a kind of nocturne(プロデュース・作曲) | 2009.9.16 |
EART | はじまりのうた | 全楽曲 (ミックス) | 2010.6.17 |
七尾旅人 | リトルメロディ | アブラカダブラ (アレンジ) | 2012.8.8 |
ダイスケ | 星のドロップス | 五畳半のラブソング (プロデュース) | 2013.3.13 |
ダイスケ | tsumugu | 恋とマシンガン (プロデュース) | 2014.3.26 |
V.A. | We Love Piano Man ~Tribute to Billy Joel~ | The Stranger(さかいゆう)(共同プロデュース) | 2014.05.21 |
LAska | CA LI FOR NIA | CA LI FOR NIA, D.C.T. ボーイ, HELLO ファンタジー, グラデーション(プロデュース) | 2014.05.21 |
さかいゆう | サマーアゲインEP | 全曲 (プロデュース) | 2014.9.3 |
防弾少年団 | WAKE UP | INTRO, OUTRO(プロデュース) | 2014.12.24 |
YOSHIKA | YESHIVA | Dance In The Rain1, だれかの涙, BABY, Orange Mountain (プロデュース) | 2015.8.21 |
矢野顕子 | Welcome to Jupiter | わたしとどうぶつと。 (Ovall) (プロデュース) | 2015.9.16 |
V.A. | OWER RECORDS SHIBUYA 3rd ANNIVERSARY GROOVE COMPILATION | Bring You Down (Hiro-a-key) (プロデュース) | 2015.11.21 |
福原美穂 | Something New | No Way (プロデュース) | 2015.12.23 |
さかいゆう | 4YU | サマーアゲイン, The Stranger (プロデュース) | 2016.2.3 |
Kie Katagi | Serendipity | Ranunculus (プロデュース) | 2016.2.10 |
藤原さくら | good morning | How do I look? (プロデュース) | 2016.2.17 |
ダイスケ | 君にかける魔法 | 東京ラヴァーズ (プロデュース) | 2016.3.2 |
矢野顕子 | Two Jupiters | わたしとどうぶつと。(Ovall)(プロデュース) | 2016.4.6 |
SALU | Good Morning | ビルカゼスイミングスクール feat. 中島美嘉 (プロデュース) | 2016.4.20 |
Monica | This Is My Wish | This Is My Wish (ベース) | 2016.5.4 |
Awesome City Club | Awesome City Tracks 3 | Don't Think, Feel (プロデュース) | 2016.6.2 |
中田裕二 | IT'S SO EASY / THE OPERATION | IT'S SO EASY (プロデュース) | 2016.8.24 |
藤原さくら | PLAY | sakura, Necklace (ベース) | 2017.5.10 |
環ROY | なぎ | 食パン (プロデュース) | 2017.6.21 |
ビッケブランカ | FEARLESS | broken (ビートアレンジ) | 2017.7.5 |
Michael Kaneko | Westbound EP | Cracks In The Ceiling (プロデュース) | 2017.7.5 |
Creepy Nuts | 高校デビュー、大学デビュー、全部失敗したけどメジャーデビュー | メジャーデビュー指南 (プロデュース) | 2017.11.8 |
村上佳佑 | Beautiful Mind | 二人だけの愛 feat. 雄大 (プロデュース) | 2017.11.15 |
Uru | モノクローム | Sunny day hometown (プロデュース) | 2017.12.20 |
Awesome City Club | TORSO | yesから二人始めましょう (プロデュース) | 2016.6.2 |
- | I have you here with me | Caravan Stories TVCM (作曲) | 2018.4.28 |
SING LIKE TALKING | Vox Humana | Vox Humana (Ovall Remix) (リミックス) | 2018.6.27 |
VIXX | Reincarnation | Sugar(プロデュース) | 2018.9.26 |
V.A. | テレビ朝日系金曜ナイトドラマ 『dele』 オリジナル・サウンドトラック | Pretend, The Mints, With a Little Luck, Key Plate, Cyan, Yellow, Magenta (ベース) | 2018.10.17 |
七尾旅人 | Stray Dogs | Across Africa, きみはうつくしい (プロデュース) 迷子犬を探して, スロウ・スロウ・トレイン (ベース) |
2018.12.12 |
大和田慧 | シネマティック | Turn it around feat. Michael Kaneko(プロデュース) | 2019.6.5 |
- | YAMAWA on SOUNDS GOOD | FOCUS ON YOU(作曲) | 2019.9.19 |
RAY | 人と心 | 人と心(アレンジ) | 2019.11.13 |
TSUNEI | Into | 全曲(アレンジ) | 2020.2.12 |
Uru | オリオンブルー | marry(アレンジ) | 2020.3.18 |
E.scene | 意識 | 意識(プロデュース) | 2020.4.3 |
主な楽曲提供
[編集]企業名 | 楽曲・番組名など | 備考 | 提供・参加年 |
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J.FERRY | 店内BGM | 2014年 | |
J-WAVE | Mercedes me Music Factory | テーマソング | 2014年6月〜 |
ATSUGI | 映像作品BGM | ||
TOKYO MX ほか | TVアニメ コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜 | 挿入歌 | 2015年11月 |
GION | CM楽曲 | ||
TIP.X TOKYO | WebCM楽曲 | 2016年 | |
MEVIUS | PREMIUM MENTHOL OPTION RED | CM楽曲 | |
UNIQLO | UNIQLO Xmas | テーマソング UNIQLOとCharaのコラボレーション企画 | |
JAL | The Art of J | CM楽曲 | |
J-WAVE | Good Neighbors | 番組ジングル | 2017年4月 |
J.Score | CM楽曲 | 2017年10月〜 | |
sanwa company | CM楽曲 | 2018年1月〜 | |
Aiming(エイミング) | Caravan Stories | TVCM楽曲(坂本美雨、haruka nakamura と共同制作) | 2018年 |
Right-on | TVCM楽曲 | 2018年 | |
adidas | テニスシューズ - ウーバーソニック3 MULTICOURT | 店頭映像楽曲 | 2018年 |
資生堂 | Museum of Red | 複合型体験施設「S/PARK」で放映される映像コンテンツの楽曲 | 2019年 |
スズキ (企業) | For Your Love (Stevie Wonder cover) | ラウル・ミドンが歌唱したCM楽曲 | 2019年 |
出光昭和シェル | モビリティの未来へ | CM楽曲 | 2019年 |
ライブサポート
[編集]- Azumi
- Uru
- 尾崎裕哉
- GAGLE
- 木村カエラ
- グローバー
- KOJOE
- さかいゆう
- 佐藤千亜妃
- s**t kingz
- S.L.A.C.K.
- 七尾旅人
- Negicco
- Hiro-a-key
- 福原美穂
- 藤原さくら
- Yasei Collective
- Loop City Project
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d “BIOGRAPHY”. Shingo Suzuki official website. 2019年6月29日閲覧。
- ^ a b “メンバーは無限!? OvallのリーダーShingo SuzukiのニュープロジェクトHipnoticsが始動”. BARKS (2015年2月24日). 2019年6月29日閲覧。
- ^ a b c “日本人“生音トラックメーカー”が欧州で大ブレイク中”. BARKS (2008年6月19日). 2019年6月29日閲覧。
- ^ a b c d e “Shingo Suzuki プロフィール・バイオグラフィ・リンク”. BARKS. 2019年6月29日閲覧。
外部リンク
[編集]- Shingo Suzuki (Ovall/Hipnotics) official web site
- Shingo Suzuki (shingosuzuki.official) - Facebook
- Shingo Suzuki (@shingo_suzuki) - X(旧Twitter)
- Shingo Suzuki (@catflyingcat) - Instagram
- Shingo Suzuki - YouTubeチャンネル
- Shingo Suzuki - SoundCloud
- Ovall公式サイト
- origami PRODUCTIONS公式サイト