セタ (企業)
表示
(SETAから転送)
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | |
本社所在地 |
日本 〒135-0063 東京都江東区有明三丁目1番地25(廃止当時) |
設立 | 1985年(昭和60年)10月1日 |
業種 | 機械 |
事業内容 | 遊技機関連事業、通信関連事業 |
代表者 | 徳田一(代表取締役社長) |
資本金 | 24億9505万円 |
売上高 |
連結:13億7186万1千円 単独:12億2190万6千円 (2008年3月期) |
総資産 |
連結:32億8649万8千円 単独:32億4300万2千円 (2008年3月31日現在) |
従業員数 | 連結:41人 単独:39人(2008年3月31日現在) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 |
アルゼ(株) 95.48% 港宣也 0.95% 高英商事(有) 0.83% (2008年3月31日現在) |
主要子会社 | 日本将棋ネットワーク(株) 42.0% |
関係する人物 |
富士本淳(創業者) 平林久和(元代表取締役社長) |
株式会社セタ(Seta Corporation)は、2009年まで存在した日本の企業である。旧社名は世田企画(せたきかく)。パチンコ機周辺機器・情報機器・ゲームソフトなどの開発・販売を行っていた。
沿革
[編集]- 1985年(昭和60年) - 世田企画の社長を務めていた富士本淳により株式会社セタ設立。設立当初しばらく(1989年まで)はタイトーのアーケードゲーム開発メーカーの役割の一翼を担っていた。
- 1997年(平成9年) - 株式を店頭公開。
- 1999年(平成11年)2月5日 - アルゼ(現:ユニバーサルエンターテインメント)の子会社になる[1]。
- 2004年(平成16年) - 株式会社企画デザイン工房戦船と合併。ニンテンドーゲームキューブ用ソフト『レジェンドオブゴルファー』をもってゲーム事業から撤退。
- 2008年(平成20年)
- 2009年(平成21年)
事業
[編集]- パチンコ機用周辺機器開発
- パチンコ機用IC開発
- 通信機器開発(ユニファイド・コミュニケーション事業部で行っている)
- ゲームソフト開発(映像コンテンツ事業部で行っている)
ゲーム
[編集]- 花合わせ(1982年)- 世田企画名義
- 大富豪(1983年)
- グレートソードマン(1984年) - 開発のみ、販売はタイトー。
- サイクルマー坊(1984年) - 開発のみ、販売はタイトー。
- ピンポンキング(1985年) - 開発のみ、カネコと共同開発。販売はタイトー。
- 黄金の城(1986年) - 開発のみ、販売はタイトー。
- 内藤九段将棋秘伝
- 森田将棋 - ファミコン初のバッテリーバックアップ機能搭載ソフト。この機能を搭載するROM基板の開発はセタが行った。
- 金沢将棋
- エイト・アイズ(1988年)[注 1]
- シルヴァ・サーガ ファミコン
- シルヴァ・サーガII スーパーファミコン
- スーパーリアル麻雀シリーズ - PCエンジンSUPER CD-ROM2への移植はナグザット、ネオジオポケットカラーへの移植はSNK。
- ツインイーグルシリーズ - 第1作は開発のみ、販売はタイトー。IIは開発、販売。
- 目撃
- 特殊部隊UAG - 開発のみ、販売はタイトー
- U.S.クラシック
- アルバレスタ(1989年)
- CAL.50(1989年)
- トム・ソーヤーの冒険 (1989年)ファミコン
- 早指し将棋 五月陣戦シリーズ
- エキゾースト・ヒートシリーズ
- ウルトラ警備隊 空想特撮ゲーム - 開発のみ、販売はバンプレスト
- メタフォックス(1990年)[注 2]
- あやかしの城(1990年) ゲームボーイ
- ガデュリン スーパーファミコン - 元々はファミコン用に開発されていたが、プラットフォーム変更
- マジックダーツ(1991年)ファミコン
- スーパースタジアム(1991年)スーパーファミコン
- ノスフェラトゥ(1994年)スーパーファミコン
- 金沢将棋'95(1995年)PlayStation
- 井出洋介の麻雀家族(1995年)PlayStation
- PERFECT GOLF(1995年)PlayStation
- 将棋データベース 棋友(1995年)PCエンジンSUPER CD-ROM2
- 将棋女流名人位戦(1995年)PlayStation
- 最強羽生将棋(1996年)NINTENDO64
- 蛭子能収の大穴競艇(1996年)PlayStation
- パチンコ大好き(1996年)PlayStation
- 栄光のセントアンドリュース(1996年)NINTENDO64
- BASTARD!! -虚ろなる神々の器-(1996年)PlayStation
- ワイルドチョッパーズ(1997年)NINTENDO64
- 森田将棋(1997年)PlayStation
- 本格囲碁(1998年)PlayStation
- PERFECT GOLF2(1998年)PlayStation
- パチンコ365日(1998年)NINTENDO64
- テトリス64(1998年)NINTENDO64
- 金沢将棋 月(1999年)PlayStation
- パーフェクトフィッシング 磯釣り(2000年)PlayStation
- パーフェクトフィッシング バス釣り(2000年)PlayStation
- 井出洋介の麻雀塾(2000年)NINTENDO64
- 井出洋介の麻雀家族2(2000年)PlayStation 2
- 光速谷川将棋(2001年)PlayStation 2
- レジェンドオブゴルファー(2004年)ゲームキューブ - 最終作
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ 「第三者割当増資で セタ、アルゼの子会社に 元ユニバーサルのアルゼがTVゲーム再参入」『ゲームマシン』(PDF)、第581号(アミューズメント通信社)1999年2月15日、1面。
- ^ “セタが解散へ―『スーパーリアル麻雀』や『森田将棋』で知られる”. インサイド (イード). (2008年12月31日) 2021年2月6日閲覧。
- ^ a b 子会社の解散及び清算に関するお知らせ - アルゼからのニュースリリース
- ^ “パチンコ・パチスロ機向けカードシステム販売 元・ジャスダック上場 株式会社セタ 特別清算開始決定受ける”. 大型倒産速報. 帝国データバンク (2009年6月3日). 2009年6月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年2月6日閲覧。
- ^ マイウェイ出版『死ぬ前にクリアしたい200の無理ゲー ファミコン&スーファミ』 (ISBN 9784865119855、2018年10月10日発行)、44ページ
- ^ 「ビデオゲーム新作インファメーション」『マイコンBASICマガジン』1990年3月号(第9巻第3号)、電波新聞社、1990年3月1日、283頁。
外部リンク
[編集]- セタのホームページ - ウェイバックマシン(2003年6月25日アーカイブ分)
- セタ - メディア芸術データベース