特殊部隊UAG
ジャンル | 縦スクロールシューティングゲーム |
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対応機種 | アーケードゲーム |
開発元 |
セタ (AC) マイクロニクス (NES)[1] |
発売元 |
タイトー (AC) サミー (NES) |
プロデューサー | 富士本淳 |
音楽 |
長谷川健 四元久 鈴木隆志 |
人数 | 1~2人協力プレイ |
発売日 |
アーケード
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デバイス |
8方向レバー 2ボタン |
CPU |
MC68000 (@ 8 MHz) M65C02 (@ 2 MHz) |
サウンド |
YM2203 (@ 2 MHz) YM3812 (@ 4 MHz) |
『特殊部隊UAG』(un attached grenadier)は、セタが開発し、タイトーから1987年にリリースされたアーケードゲーム。ジャンルは武装したバイクを操作する縦スクロールシューティングゲームである。海外名はTHUNDERCADE。
海外ではサミーがNESに移植しており、日本国内では2023年12月21日発売のイーグレットツー ミニ アーケードメモリーズ VOL.2に収録する形でアーケード版が移植。
概要
[編集]自機のバイクを8方向ジョイスティックで操作。2ボタン(機関砲、 ボム)で敵を倒す。
ボムは上空の援護機からの空爆による後方から前方への直進爆撃。爆撃ライン上の敵にダメージ。2回連続で使うと爆撃方向がジグザグに変化し、より強力な攻撃を行うことができる。
バイクならではの特徴として、
1:兵士を轢き殺すことができる
2:攻撃の補助となるサイドカーを左右1個、計2個装備することができる(敵弾に対して1発は被弾してもサイドカーの破壊により防いでくれる)
3:地形の干渉をうける(高低差、進行不可エリアをジャンプで移動、飛び越しする。この間はミス扱いにはならない)
ミスになる条件は、兵士以外の敵キャラクターへの接触と敵キャラクターの攻撃による被弾がバイク自体に入るとミス。
残機が0の時にミスをするとゲームオーバー。設定によりコンティニューによる継続プレイ可能。 全4ステージで周回無し。二人同時プレイ可能。
後述するステージの特徴から、最終ステージより序盤のほうが難しいとする見方もあるが、当時としては比較的簡易なゲームに類すると言えた。後年、連射装置の実装などによりさらに難易度は低くなる。
ステージ構成
[編集]全4ステージ。
- 市街地
市街地や港湾基地を進む。侵入不可能な地形、高所からの攻撃、ヘリ編隊による攻撃など、このゲームの要素が集約されており、序盤にしては難易度が高い。ボスは巨大戦車。
- 砂漠
砂漠ステージ。ボスはティルトローター機。
- ジャングル
ジャングルステージ。固有のボスは存在せず、ヘリ編隊ラッシュの後最終ステージに突入する。
- 敵基地
最終破壊目標の原子力発電所があるステージ。ゲーム中唯一ヘリ編隊が出現しないステージであり、そのため比較的簡単なステージとなっている。
アイテム
[編集]- サイドカー
自機の左右に1台ずつ装着可能。被弾すると破壊される。 チェーン砲、カノン砲、ガンランチャーの3種類があり、それぞれに攻撃方向が前方か横方向か、砲の数が一門か二門か、の違いがあり、計12種類となる。同種を取ることで4段階までパワーアップする。 オレンジ色のサイドカーは射程が無限になる。
- ボム
ボムのストックが1個増える。
- 1UP
プレイヤー残数が1機増える。
- 7UP
スコアの777700点目がボムによる敵の破壊であった場合に出現。プレイヤー残数が7機増える。目標点数の直前にボムで敵をまとめて破壊し、777700点を超えるようにすれば容易に条件を満たせる。
隠しアイテム。1・3面ボスをサイドカーなし・ボム未使用(残機は失ってもok)で撃破するとオレンジ色の宝石様の物体が出現する(出現条件が「道中でサイドカー・ボムを全く使用せずステージクリア」ではないことに注意)。
これを取ることにより障害物を貫通する高威力のレーザーを発射できるようになるが、ミスをするとなくなってしまう。効果はサイドカーの攻撃にも適用される。
移植版
[編集]No. | タイトル | 発売日 | 対応機種 | 開発元 | 発売元 | メディア | 型式 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | THUNDERCADE | 1989年7月 |
Nintendo Entertainment System | マイクロニクス | American Sammy | Game Pak | NES-UD | |
2 | イーグレットツー ミニ アーケードメモリーズVol.2 |
2023年12月21日 |
イーグレットツー ミニ | 瑞起 ※本体の開発元 |
タイトー | SDカード | - | アーケード版の移植 追加SDカードに入っている10作品の1つとして収録。 |
出典
[編集]- ^ “Thundercade for NES (1989) - MobyGames”. MobyGames. 2021年8月31日閲覧。
- ^ Thundercade Arcade information at GameFAQs
- ^ Thundercade NES information at GameFAQs