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PyBOP

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
PyBOP
識別情報
CAS登録番号 128625-52-5
特性
化学式 C18H28N6OP•PF6
モル質量 520.39 g/mol
外観 白色結晶
融点

150 °C

危険性
主な危険性 刺激臭
Rフレーズ R36 R37 R38
Sフレーズ S26-36
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

PyBOP は、ペプチド合成に用いられる脱水縮合剤のひとつ。ヘキサフルオロリン酸(ベンゾトリアゾール-1-イルオキシ)トリピロリジノホスホニウムのことで、"PyBOP" はドイツのメルク社の登録商標[1]。PyBOP は BOP の誘導体のひとつで、BOP が反応後に毒性の HMPA を出してしまう欠点が、PyBOP では避けられる。

脚注

[編集]
  1. ^ カルボジイミドを超えたメルクの縮合剤 - メルク バイオインサイト No. 46