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Portal:競馬/特集記事ピックアップ/ディープインパクト (競走馬)

ディープインパクトDeep Impact)は、日本競走馬中央競馬史上6頭目のクラシック三冠馬。同時に史上2頭目の無敗での三冠達成でもあった。現在は種牡馬

2004年12月にデビュー。翌2005年10月の菊花賞まで無傷の7連勝で中央競馬クラシック三冠を達成した。同年12月の有馬記念で初の敗戦を喫したが、翌2006年は3連勝を記録しフランスに遠征、凱旋門賞では3着に敗れるとともに体内から禁止薬物が検出され失格処分となった。しかし帰国後のジャパンカップ、有馬記念を連勝して引退、有終の美を飾り2007年から種牡馬として新たな道を歩んでいる。

ディープインパクトは北海道早来町(現在の安平町)のノーザンファームで生まれた。同じノーザンファームの同期生には優駿牝馬アメリカンオークスに優勝したシーザリオ桜花賞優勝馬ラインクラフトジャパンカップダート優勝などダートの競走で活躍するカネヒキリ東京優駿2着のインティライミといったメンバーが名を連ねている。

0歳時にセレクトセールに上場されたディープインパクトは、全兄ブラックタイドと同じ馬主である金子真人に7000万円で落札された。馬体の薄さが嫌われてか上場されたサンデーサイレンスの産駒14頭のうち9番目(ちなみにトップはトーセンダンスの3億5000万円)の落札価格だった。購入した金子はこの時の瞳の輝きに衝撃を受け、また多くの人々に強い衝撃を与える馬になって欲しいという思いから「ディープインパクト」と名付けた……