PHANTOM BULLET
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PHANTOM BULLET | |
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ジャンル | ガンアクション、クトゥルフ神話 |
漫画 | |
作者 | 広江礼威 |
出版社 | ワニブックス |
掲載誌 | コミックガム |
発表号 | 2000年3月号 - 6月号 |
話数 | 4話 |
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『PHANTOM BULLET』(ファントムバレット)は、広江礼威による日本の漫画作品。『コミックガム』(ワニブックス)にて短期集中連載された。単独の単行本は未刊行だが、『月刊サンデーGX』2003年8月号の別冊付録として全4話収録の冊子が付属したほか、2007年に発売された作者の画集『Barrage 広江礼威アートワーク集』にも全話が収録されている。
作者は『サンデーGX』の冊子コメントにおいて、クトゥルー神話が好きだったため、ホラーまでいかずともアクションホラー的な作品を目指して執筆した作品であり、他の漫画とは違う見せ方で“人間を越えたもの”を表現したかったと述べている。
物語
[編集]1944年のポーランド、母親をナチスドイツの兵隊に射殺された少女イルサは、かつて教会の神父が所持していた“混沌の書”によって謎の男と契約を交わして復讐を目論むが、それと同時期に一人の女が村へ訪れる。
登場人物
[編集]- 収穫の主(ロード・オブ・ハーヴェスト)
- 黒衣に身を包んだ女。拳銃使い(ガンスリンガー)を通り名とする。武器は二丁拳銃。
- イルサ
- ヴァドヴィツェ村に住む少女。母親を殺したナチスの兵隊に復讐を果たすため、ナイアルラトホテップと契約を結ぶ。子供の頃に読んだ絵本のイメージから生まれた影の龍(シャッテンドラッツェ)を従えて暴れまわるが、収穫の主と対峙する。
- 少佐
- 特別執行部隊(アイザッツグルツペ)を率いるナチスの指揮官。
- バルクホルン大尉
- ヴァドヴィツェ村に派遣されたナチスの兵隊の一人。収穫の主と出会い、事件の顛末を見届けることとなる。
- 這い寄る混沌(ナイアルラトホテップ)
- “混沌の書”によって呼び出された存在。ヴァドヴィツェ村における事件の全てを裏から操っていた。