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MOA-2008-BLG-310L

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
MOA-2008-BLG-310L
星座 さそり座
見かけの等級 (mv) 23.38
位置
元期:J2000.0
赤経 (RA, α)  17h 54m 14.530s[1]
赤緯 (Dec, δ) −34° 46′ 40.99″[1]
距離 25,000 光年
(7,700 パーセク[2]
物理的性質
質量 0.21 +0.21
−0.09
M[2]
スペクトル分類 M
Template (ノート 解説) ■Project

MOA-2008-BLG-310Lは、さそり座の方角におよそ2万5千光年の距離にある23等級恒星である。この恒星は、太陽の0.21倍の質量を持ち、M型主系列星褐色矮星であると推測される。

惑星系

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2008年7月6日に、重力マイクロレンズ現象が観測された。この重力マイクロレンズによる背後の恒星の増光は、手前を横切った恒星単独よりも、太陽系外惑星が存在した方が観測とよく合うことから、惑星が発見された[3]。この惑星は、親星から1.6AUの軌道を公転し、質量は地球の23倍であると推定される[2]

MOA-2008-BLG-310Lの惑星
名称 質量軌道長半径
天文単位
b23.4 +23.9
−9.9
[2] M
1.61 ± 0.98[2]

出典

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  1. ^ a b NAME MOA-2008-BLG-310-L -- Star”. SIMBAD. CDS. 2017年11月1日閲覧。
  2. ^ a b c d e Bhattacharya, A.; et al. (2017-08), “The Star Blended with the MOA-2008-BLG-310 Source Is Not the Exoplanet Host Star”, Astronomical Journal 154 (2): 59, Bibcode2017AJ....154...59B, doi:10.3847/1538-3881/aa7b80 
  3. ^ Janczak, Julia; et al. (2010-03), “Sub-Saturn Planet MOA-2008-BLG-310Lb: Likely to be in the Galactic Bulge”, Astrophysical Journal 711 (2): 731-743, arXiv:0908.0529, Bibcode2010ApJ...711..731J, doi:10.1088/0004-637X/711/2/731 

関連項目

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外部リンク

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座標: 星図 17h 54m 14.530s, −34° 46′ 40.99″