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MOA-2007-BLG-192L

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
MOA-2007-BLG-192L
MOA-2007-BLG-192LとMOA-2007-BLG-192L bの想像図
MOA-2007-BLG-192LとMOA-2007-BLG-192L bの想像図
星座 いて座
位置
元期:J2000.0
赤経 (RA, α)  18h 08m 04s[1]
赤緯 (Dec, δ) −27° 09′ 00″[1]
距離 2,150 ± 330 光年
(660 ± 100 パーセク[2]
物理的性質
半径 0.4 R[3]
質量 0.084 +0.015
−0.012
M[2]
スペクトル分類 M[2]
表面温度 3,300 K[3]
Template (ノート 解説) ■Project

MOA-2007-BLG-192Lは、いて座の方角に地球から約2,200光年の位置にある低質量赤色矮星である。質量は太陽の8%程度であると推定される[2]2008年、地球程度の質量を持つ惑星の発見が公表された[4]

惑星系

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太陽系外惑星MOA-2007-BLG-192Lbの発見は、2008年6月2日に発表された[5]。この惑星は、2007年5月24日に、ニュージーランドマウントジョン天文台で行なわれていたMOAプロジェクトの観測中に、重力マイクロレンズ現象が検出され、発見された[4]。この惑星は地球の3.3倍程度の質量で、それまで発見された太陽系外惑星の中で最も小さいものの1つである[4]

MOA-2007-BLG-192Lの惑星
名称
(恒星に近い順)
質量 軌道長半径
天文単位
公転周期
()
軌道離心率 軌道傾斜角 半径
b 3.3 +4.9
−1.8
 M
0.62 +0.22
−0.16
799.54 2.415 R

関連項目

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出典

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  1. ^ a b Planet MOA-2007-BLG-192-L b”. The Extrasolar Planets Encyclopaedia. 2017年3月8日閲覧。
  2. ^ a b c d Kubas, D.; et al. (2012-04), “A frozen super-Earth orbiting a star at the bottom of the main sequence”, Astronomy and Astrophysics 540: A78, Bibcode2012A&A...540A..78K, doi:10.1051/0004-6361/201015832 
  3. ^ a b MOA-2007-BLG-192-L b”. Extrasolar Planet's Database. 京都大学. 2017年3月8日閲覧。
  4. ^ a b c Bennet, D. P.; et al. (2008-09), “A Low-Mass Planet with a Possible Sub-Stellar-Mass Host in Microlensing Event MOA-2007-BLG-192”, Astrophysical Journal 684 (1): 663-683, Bibcode2008ApJ...684..663B, doi:10.1086/589940 
  5. ^ David P. Bennett. “MOA-2007-BLG-192Lb: A Low-Mass Planet with a Possible Sub-Stellar-Mass Host”. 2008年7月3日閲覧。

外部リンク

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