LUNA SEA (アルバム)
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『LUNA SEA』 | ||||
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LUNA SEA の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | パンク・ロック | |||
時間 | ||||
レーベル |
Extasy Records ユニバーサルミュージック (リマスター盤) | |||
プロデュース | LUNA SEA | |||
LUNA SEA アルバム 年表 | ||||
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『LUNA SEA』(ルナシー)は日本のロックバンド、LUNA SEAの1枚目のオリジナルアルバムである。初回限定盤は、写真集ブックレット・ステッカー付き。2011年3月16日に発売された再録盤についても本項で紹介する。
概要
[編集]- LUNA SEAの1stアルバムであり、LUNA SEAとしてはインディーズ時代での唯一のCD作品である。当時XのYOSHIKIが主催していたExtasy Recordsからリリースされた。
- 全てがアルバム制作前にライブで披露されている[1]。
- レコーディングにかけた期間は3週間。制作費もインディーズにしてはいい方だった[1]。
- メンバーが実家から通うのが大変だから、国分寺のスタジオの上の宿所に布団を敷き、泊り込みで制作した。寝ていた時と同じ格好で、スタジオでのレコーディングに臨んだ[1]。
- 初めての音源のレコーディングされた作品で、方法論も無いのにメンバー5人は「自分たちでプロデュースする」と言い張った。それが裏目に出て、音質が悪くなってしまった[1]。
- SUGIZOは「あの頃が一番楽しかった。ガムシャラだったけど、すごく純粋だったから」と振り返っている[1]。
- 歌詞カードの最後にある「Special Thanks」の欄には、Extasy Records関係のバンド名が綴られているが、XとAIONのメンバーに関しては一人一人名前を出して書かれている。
- ジャケット写真は真冬の井の頭恩賜公園で撮影されたもの。
- 2007年12月5日に最新リマスタリング音源、DVDとの2枚組でユニバーサルミュージックより再発された。DVD内容は「MOON」「PRECIOUS...」のライブ映像。この2つの映像は1991年9月19日・日本青年館のものだが、収録されている音声は差し替えられたものである。
収録曲
[編集]全編曲: LUNA SEA。 | ||||
# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 時間 |
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1. | 「FATE」 | RYUICHI | SUGIZO | |
2. | 「TIME IS DEAD」 | RYUICHI | J | |
3. | 「SANDY TIME」 | RYUICHI | INORAN | |
4. | 「BRANCH ROAD」 | RYUICHI | SUGIZO | |
5. | 「SHADE」 | J・RYUICHI | J | |
6. | 「BLUE TRANSPARENCY 限りなく 透明に 近い ブルー」 | RYUICHI | INORAN | |
7. | 「THE SLAIN」 | RYUICHI | J | |
8. | 「CHESS」 | RYUICHI | SUGIZO | |
9. | 「MOON」 | RYUICHI | SUGIZO | |
10. | 「PRECIOUS...」 | RYUICHI | J | |
合計時間: |
楽曲解説
[編集]- FATE
- 演奏時間が1分20秒とLUNA SEAの楽曲の中でも極めて短い曲。演奏にはツーバスまたはツインペダルを必要とする。
- TIME IS DEAD
- Jが生まれて初めて作曲したという「SEXUAL PARVASION」(1stデモテープ「LUNACY」に収録)という曲が原曲となっている。LUNA SEAとして初のオリジナル曲で、現在に至るまでライブでの定番曲である[2]。
- SANDY TIME
- クリーントーンのギターと歪んだギターの組み合わせの曲である。ライブではSUGIZOが長尺のギターソロやステージパフォーマンスを織り交ぜた、攻撃的なアレンジが加えられる。
- BRANCH ROAD
- 情事をテーマにした歌詞の曲。
- SHADE
- BLUE TRANSPARENCY 限りなく 透明に 近い ブルー
- 副題の「限りなく透明に近いブルー」は、村上龍の小説の題名からそのまま採ったもので、歌詞も小説の内容と同じく麻薬中毒がテーマとなっている。
- THE SLAIN
- 曲中に時計の音が使用されており、そのまま次の曲に繋がる。
- CHESS
- MOON
- PRECIOUS...
- 初期の頃からライブで頻繁に演奏され、終幕ライブ「THE FINAL ACT」でも2日とも演奏された。『LUNA SEA MEMORIAL COVER ALBUM -Re:birth-』では、メリーによってカバーされている。
セルフカバー盤(2011年)
[編集]『LUNA SEA』 | ||||
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LUNA SEA の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル |
パンク・ロック プログレッシブ・ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | HPQ | |||
プロデュース | LUNA SEA | |||
チャート最高順位 | ||||
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LUNA SEA アルバム 年表 | ||||
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- 上記全曲を再録音したセルフカバー・アルバム。エイベックス移籍後第1弾で、2ndデモテープ「SHADE」復刻版カセットテープと「UNDER THE NEW MOON TOUR 1991」ツアーロングTシャツが封入されたBOXタイプ、スペシャル特典ムービーが収録されたDVD付属のタイプ、CDのみ(初回盤はスリーブケース、ステッカー封入)の3タイプで発売。
- LUNA SEAが再始動した2010年の「REBOOT」後、LUNA SEAとしての最初のCD作品。メンバー5人が揃って新たにスタジオ・レコーディングした楽曲を収録した作品としては2000年のベストアルバム『PERIOD 〜THE BEST SELECTION〜』以来約10年ぶりのリリース。
- DVDに収録の「SHADE-EXTREME CLIP」は2010年12月25日に行われた「LUNACY 黒服限定GIG ~the Holy Night~」の映像を中心に編集したもの。
収録曲
[編集]全編曲: LUNA SEA。 | ||
# | タイトル | |
---|---|---|
1. | 「FATE」 | |
2. | 「TIME IS DEAD」 | |
3. | 「SANDY TIME」 | |
4. | 「BRANCH ROAD」 | |
5. | 「SHADE」 | |
6. | 「BLUE TRANSPARENCY 限りなく 透明に 近い ブルー」 | |
7. | 「THE SLAIN」 | |
8. | 「CHESS」 | |
9. | 「MOON」 | |
10. | 「PRECIOUS...」 |
楽曲解説
[編集]- FATE
- TIME IS DEAD
- SANDY TIME
- BRANCH ROAD
- SHADE
- BLUE TRANSPARENCY 限りなく透明に近いブルー
- THE SLAIN
- CHESS
- トラック開始のタイミングが変更されており、時計の音は前曲に最後まで収録されているため、プロペラの回る音から始まる。
- MOON
- 次作『IMAGE』収録バージョンの構成で再録。
- PRECIOUS...
- ベストアルバム『PERIOD 〜THE BEST SELECTION〜』でも再録されているが、本作のレコーディングに伴い2度目の再録を行った。
- DVD
- SHADE-EXTREME CLIP
- デモテープ
- A面
- SHADE
- SEARCH FOR REASON
- SUSPICIOUS
- B面は何も収録されていない
参考文献
[編集]- ^ a b c d e ソニー・マガジンズ刊「PATi PATi」1996年12月号「LUNA SEA reminisce 追憶 ~足跡をたどると……」pp.26-27より。
- ^ 山本弘子「証言 LUNA SEA 軌跡 カウントダウン#2」Oricon Style, 2007年10月5日
- ^ “「LUNATIC FEST.」2日目も大盛況、笑顔に満ちた豪華アンコール”. (2015年6月29日) 2015年8月5日閲覧。
- ^ SUGIZO&INORAN [LUNA SEA] Complete Guitar Book(シンコーミュージック、1999年11月29日)ISBN 4-401-61632-4