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KAIコミューター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Kereta Commuter Indonesiaから転送)
クレタ・コミューター・インドネシア
PT. Kereta Commuter Indonesia
KAIコミューター本社のあるジュアンダ駅
種類 株式会社子会社
略称 KAIコミューター、KCI、KAIC
本社所在地 インドネシア
Jl. Ir. Juanda I B No.8-1 Jakarta 10120
設立 2008年9月15日
業種 旅客鉄道事業
事業内容 通勤電車および一部の中距離電車の運行会社。
売上高 増加 2,399兆ルピア (2021年)[1]
営業利益 増加 379兆5,630億ルピア (2021年)[1]
純利益 増加 285兆1,920億ルピア (2021年)[1]
総資産 増加 2,305兆ルピア (2021年)[1]
従業員数 増加 2.580人 (2021年)[1]
主要株主 クレタ・アピ・インドネシア 99%
関係する人物 Asdo Artriviyanto[2]
(最高経営責任者)
Edy Widyaya[3]
(会長委員)
外部リンク commuterline.id
テンプレートを表示
黒色柄のICカードはマルチトリップカード。白色柄のICカードは片道カードで、日本で言うSuicaと同じ機能をもつ。いずれもFeliCaカードタイプで、再利用することが出来る。

PTケレタ・コミューター・インドネシア[4](PT Kereta Commuter Indonesia、商号KAIコミューター、略称KCIまたはKAIC)は、インドネシアの国有鉄道会社PTケレタ・アピ・インドネシア( PT Kereta Api Indonesia (KAI))の子会社で、通勤鉄道サービスを運営している。

当初は大ジャカルタ通勤鉄道の運営会社として設立され、現在はインドネシア国内の複数の通勤鉄道および中距離鉄道の運営を担っている。

日本では会社名を「インドネシア通勤鉄道会社」又は「KCI (Kereta Commuter Indonesiaの略)」・路線系統名を「コミューターライン[注釈 1]」と表記される場合がある。なお、初期の鉄道雑誌等や一部の個人ブログでは「KRLジャボタベック」が運営会社・日本製中古車両の保有会社と表記する文章等もあるが、系統上の愛称であり、この表記は誤りである。

歴史

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2020年までのPT KCI 旧ロゴ

当初は、インドネシア国鉄(PJKA)を1999年に民営化したインドネシア国鉄株式会社(PT Kereta Api Indonesia; PT KAI)が直接運営していたが、2008年9月よりPT Kereta Apiのジャカルタ通勤鉄道事業を分社化したPT KAI Commuter Jabodetabek(PT KCJ)が運営。

その後、2017年9月20日付でPT Kereta Commuter Indonesia(PT KCI)に社名を変更した[5]

2020年9月28日にはKCIはKAIコミューターにブランド変更し、ロゴも変更し、同時に親会社のPT KAIもロゴを変更した。2020年から、KAIコミューターは全国での運用を拡大した。2020年10月から、以前は親会社であるインドネシア国鉄が運行していたクトアルジョ線(別名:プランバナンエクスプレストレイン)とメラク線の運行が、2020年6月3日にKAIコミューターに移管された[6]

運行区間

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エリア 運行路線名 路線長 駅数 備考
ジャカルタ首都圏
バンテン州
KRLコミューターライン ボゴール線 54.8 km 26 電化
チカラン線 92 km 27 電化
ランカスビトゥン線 72.8km 22 電化
タンジュンプリオク線 8.1 km 4 電化
タンゲラン線英語版 19.3 km 11 電化
スカルノ・ハッタ空港線 54.3 km 5 電化
メラク線 68.5 km 13
バンドン都市圏英語版 ガルット線インドネシア語版 31
バンドン・ラヤ線 13
チバトゥアン線 18
KCJB接続線英語版 3
ワラハル・ジャティルフル線インドネシア語版 60 km 10
ジョグジャカルタ特別州
スラカルタ
ジョグジャカルタ線 >60 km 13 電化
プランバナン・エクスプレス線英語版 63.6 km 5
スラバヤ都市圏英語版 スラバヤ・コミューターライン英語版 7路線
KAIコミューターの位置(インドネシア内)
バンドン都市圏
バンドン都市圏
スラバヤ都市圏
スラバヤ都市圏
インドネシア地図

出典

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  1. ^ a b c d e Laporan Tahunan 2021” (インドネシア語). PT Kereta Commuter Indonesia. 5 Agustus 2023閲覧。
  2. ^ Dewan Direksi” (インドネシア語). PT Kereta Commuter Indonesia. 5 Agustus 2023閲覧。
  3. ^ Dewan Komisaris” (インドネシア語). PT Kereta Commuter Indonesia. 5 Agustus 2023閲覧。
  4. ^ Sekilas PT Kereta Commuter Indonesia (About PT Kereta Commuter Indonesia)” (インドネシア語). krl.co.id (2021年). 2021年9月5日閲覧。
  5. ^ “State-run commuter line operator PT KCJ transforms into PT KCI”. The Jakarta Post. http://www.thejakartapost.com/news/2017/09/20/state-run-commuter-line-operator-pt-kcj-transforms-into-pt-kci.html 20 September 2017閲覧。 
  6. ^ Puspa, Anitana Widya (2020年9月30日). “Oktober, KCI Jalankan KA Prameks Solo-Yogyakarta” (インドネシア語). Bisnis.com. 2023年12月6日閲覧。

脚注

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  1. ^ 通勤鉄道路線の意味

関連項目

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外部リンク

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