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KEIRINグランプリ'97

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
KEIRINグランプリ97
立川競輪場
周長:400m みなし直線:58.0m
周長:400m みなし直線:58.0m
レース詳細
開催日 1997年12月30日(
レース結果
優勝 [7] 山田裕仁(初) (岐阜)
2位 [5] 神山雄一郎 (栃木)
3位 [3] 濱口高彰 (岐阜)

KEIRINグランプリ'97(けいりんぐらんぷりきゅうじゅうなな)は1997年12月30日立川競輪場で開催されたKEIRINグランプリである。優勝賞金7000万円[1]

出場選手

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車番 選手 登録地 選考理由
1 児玉広志 香川 第13回全日本選抜競輪優勝
2 鈴木誠 千葉
3 濱口高彰 岐阜 第50回日本選手権競輪優勝
4 小橋正義 岡山 KEIRINグランプリ'96優勝
151 神山雄一郎 栃木 第40回オールスター競輪優勝・第6回寬仁親王牌優勝・第39回競輪祭優勝
6 東出剛 千葉
171 山田裕仁 岐阜
8 後閑信一 群馬
191 吉岡稔真 福岡 第48回高松宮記念杯競輪優勝

競走内容

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周回は、前団に山田 - 濱口の岐阜ライン、中団に神山 - 後閑の関東ラインと東出 - 鈴木の南関東ライン、後方に吉岡 - 小橋 - 児玉のライン。残り2周のところで後方のラインが上昇。続いて関東と南関東のラインが仕掛けていくが、ここで吉岡が、神山から遅れていた後閑とぶつかり落車転倒してしまう[2]

ここで神山が先頭に出て、第2コーナーで岐阜と南関東のラインが追走。後閑は第2コーナーのあとの直線で後退。そして第3コーナー付近で東出が捲りを放つが、岐阜の両車には届かず。

最後の直線は、先頭で粘る神山と、後方から追い込んできた山田・濱口の3人の争いとなり、ゴール手前で山田が神山を差し切ってゴールイン。山田は特別競走・グランプリを通して初優勝。神山は3年連続でグランプリ2着。3着には神山を捕らえきれなかった濱口が入った。

競走結果

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着順 選手 決まり手
1 山田裕仁
2 神山雄一郎
3 濱口高彰
4 鈴木誠
5 東出剛
6 小橋正義
7 児玉広志
落棄 吉岡稔真
失格 後閑信一

配当金額

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車番二連勝単式 7-5 6240円
枠番二連勝単式 5-4 2640円

エピソード

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  • GP単体の売上は、98億9259万9300円[3]。目標の110億円を大幅に下回った。
  • シリーズ全体の目標額は230億円だったが、シリーズ三日間の売り上げは217億3498万9200円とこちらも目標を大きく下回った。

競走データ

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  • 優勝の山田裕仁は当時、GI優勝未経験だったが、GI優勝未経験者によるグランプリ制覇は史上最初のことであった。なお、山田は翌1998年全日本選抜競輪青森競輪場)を制し、晴れてGIでも優勝経験者となった。

脚注

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関連項目

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外部リンク

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