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韓国放送公社

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KBS第1ラジオから転送)

韓国放送公社
한국방송공사
(韓國放送公社)
Korean Broadcasting System
KBS Logo
KBS本部
KBS本部
種類 公社※1
略称 KBS、韓国放送
本社所在地 大韓民国の旗 韓国
07235
ソウル特別市永登浦区汝矣公園路13
設立 1973年3月3日
業種 放送業
代表者 理事長 孫炳斗/ソン・ビョンドゥ (손병두)
社長   金仁圭/キム・インギュ (김인규)
資本金 1,800億ウォン
(政府持分資本金、2012年12月31日時点)
従業員数 4,701人
(2020年6月末)
決算期 12月末日
主要子会社 KBSメディア、KBSアートビジョン、KBSインターネット
外部リンク www.kbs.co.kr(朝鮮語)
特記事項:※1放送法に基づく政府全額出資の公営放送企業体。
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韓国放送公社
各種表記
ハングル 한국방송공사
漢字 韓國放送公社
発音 ハングバンソンゴンサ
日本語読み: かんこくほうそうこうしゃ
英語表記: Korean Broadcasting System (KBS)
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韓国放送公社(かんこくほうそうこうしゃ、ハングル한국방송공사; ハンチャ韓國放送公社; RRHan-guk Bangsong Gongsa; MRHan'guk Pangsong Kongsa、通称:KBS)は、韓国の公共放送局である。ラジオ放送とテレビ放送を共に流すラテ兼営を行っている。

概説

前身は日本統治時代に設立された社団法人朝鮮放送協会」(発足当時は社団法人京城放送局1927年2月16日開局、呼出符号(コールサイン)はJODK)。1945年の解放以降は、名称をソウル中央放送局(呼出符号はHLKA)に変更され、大韓民国建国時に国営化された。1961年10月15日に地上波テレビ放送が開始され、1973年3月3日に現行の公営放送となった[1]

公営放送であるが、1981年から広告収入が認められているため[2]CMも放送されている[注釈 1]。これは、全斗煥政権時代の1980年に行われた、いわゆる「言論統廃合」政策によって、東洋放送東亜放送西海放送全日放送韓国FM放送と言った民放を統合したことによる。そのこともあり、旧東洋放送系のチャンネルと有料放送チャンネルに限って実施されている。また、韓国の提供クレジットは提供企業の名称が羅列しているだけであり、それを読み上げないのが一般的であるが、KBSでは、“提供”の字幕表示を省略している番組が他局よりも多い。

ネットワーク

概要

  • 本部の他、各地の放送局、海外10支局を有する。
  • 各地の放送局は拠点局である「放送総局」と一般の放送局の2階建てになっている。放送総局は基本的に建国当時の直轄市(現在の広域市)と各道庁所在地に置かれる。

国内拠点

道名 放送総局 傘下放送局 廃止された放送局
ソウル特別市
仁川広域市
京畿道
本部直轄 京仁センター(水原)
江原特別自治道 春川 原州江陵 寧越、太白、束草
大田広域市
世宗特別自治市
忠清南道
大田 公州
忠清北道 清州 忠州
全羅北道 全州 群山(旧西海放送)、南原
光州広域市
全羅南道
光州 木浦順天 麗水
大邱広域市
慶尚北道
大邱 安東浦項
釜山広域市
蔚山広域市
釜山 蔚山
慶尚南道 昌原 晋州
済州特別自治道 済州 西帰浦
KBS昌原放送総局

国外拠点

放送系統

多チャンネルであるが、地域ごとに視聴できる系統が異なっている。

その背景としては、1980年の全斗煥による言論統廃合により、KBSがMBC(文化放送)系列各社とCBS(基督教放送)以外の民放を吸収合併したことがある。

  • 全国紙・中央日報社経営による「東洋放送」はKBSの第2テレビジョン・第3ラジオ(初代)[注釈 2]・第2FMに移行。
  • 全国紙・東亜日報社経営による「東亜放送」(HLKJ/792KHz)はソウル・首都圏市民向けに生活情報やニュースなどを放送するKBSラジオソウルに移行された。なお、KBSラジオソウルは民放のソウル放送(現社名:SBS)に移管している。

その後教育テレビ放送教育FM放送はKBSから分離して韓国教育放送公社(EBS)に移管している。

国内向けテレビジョン放送

地上波チャンネル

KBS 1TV
略称:KBS 1TV。ニュース・時事・教養番組中心。もともとのKBSオリジナル系統。
KBS 2TV
略称:KBS 2TV。ドラマ・芸能番組中心だが、一部1TVとジャンルが被る。言論統廃合によって1980年11月30日で廃局した東洋放送から引き継いだ。
KBS第3テレビジョン
2017年5月31日首都圏地区で開局。世界初の地上波による超高精細度画質4K)によるテレビジョン放送で、第1・第2それぞれで放送を行っている。但し導入に際し、試験段階でヨーロッパ方式を試していたものの本放送ではアメリカ方式を採用したため、一部でアメリカ方式に対応したセットトップボックスの追加購入を余儀なくされる事態となった。
地上波DMBテレビ放送 “U-KBS”
2005年まず首都圏で開始し、2年後に全国化。1TVサイマルの「U-KBS HEART」[注釈 3]、2TVサイマルの「U-KBS STAR」がある。

ケーブル・衛星チャンネル(KBS N系列)

KBS drama(ドラマ・バラエティ専門)
キャッチフレーズは「あなたを愛しています」。最新のドラマとバラエティや、思い出のドラマや海外のテレビシリーズなどを放送している。
KBS N sports(スポーツ専門)
キャッチフレーズは「MORE THAN SPORTS」と「スポーツ、その以上の感動」。韓国内の様々のプロスポーツと海外のスポーツなどの実況中継を中心とする。
KBS joy(本格バラエティ専門)
キャッチフレーズは「想像、その以上の楽しさ」。本チャンネル自主制作のオリジナル番組が、ほかのチャンネルと比べて多い。
KBS prime(プレミアム文化専門)
キャッチフレーズは「Leader's Choice」。1996年衛星2テレビとして開局したこのチャンネルは、文化・歴史・生活情報などを放送する。
KBS Kids(子供向け専門)
子供番組専門チャンネルで、かつて2TVで放送されていた幼児向けフィクション『フートス』のキャラクターをマスコットとしていた。
KBS W(女性向け専門)
女性向けの番組が多数放送されている。
KBS News D(ニュース専門)
インターネット限定放送。このコンテンツオリジナルのニュースやドキュメンタリーを放送している。地上波チャンネルの全定期ニュース番組とサイマル放送をしている。

国内向けラジオ放送

KBS第1ラジオ“ニュースチャンネル”
略称:KBS 1R。ニュース・時事情報専門の24時間放送である。午前5時を基点とし、愛国歌はその前に放送。中波(AM)による放送が基本だが、混信対策も兼ねて標準FM放送も全国的に放送されている。
KBS第2ラジオ“Happy FM”
略称:KBS 2R。「健康な家族・娯楽チャンネル」として、インターネットと連動した放送を実施。KBSオリジナル系統ではあるものの、後に吸収した“愛の声放送”以前の旧第3ラジオを2TVと同じく東洋放送から引き継いだ経緯から、ソウルのみAMでも放送されており、その他の地域ではFMのみの放送。放送時間は5時から翌朝3時。
夜10時からの人気番組「夜を忘れたあなたに」は東洋放送時代から続く人気長寿番組。オープニングテーマ曲も「シバの女王」と、TBC当時と全く変わっていない。ただ放送時間が10時からと、当時の開始時間に比べ若干早くなっている。
KBS第3ラジオ“愛の声放送”
2000年放送開始。障害者や社会的弱者に向けた生活情報を中心とした番組編成。放送時間は5時から翌朝3時。「HLKC(-SFM)」のコールサインを用いたラジオ放送を旧第3ラジオ閉局以来19年ぶりに復活させたもの。ソウル首都圏のみ標準FM放送を2010年から開始したため、国内対象のAM局は全て標準FMを実施するようになった。それ以外の地区でも第2ラジオのAM波はコールサインをそのままにして当局に変更したため、AMのみの放送となっている。
ソウル、大邱光州江陵昌原地区で放送中。かつては群山順天地区でも放送していた。
1980年12月1日から1981年9月6日まで運営していた第3ラジオとは関係ない。
KBS第1FM“Classic FM”
器楽曲専門放送で、クラシックジャズはもちろんのこと、韓国の放送局ということもあり、国楽も扱う。1Rとは別の系統である。24時間放送。ソウル首都圏以外におけるKBSのFM局はこの系統だけであり、地域ごとに局名・愛称が異なる。
大邱局のものは韓国FM放送から引き継いだ系統のため、未だに独自番組が他局よりも多くなっている。
KBS第2FM“Cool FM”
地上DMB音声放送“U-KBS MUSIC”
ポピュラー音楽専門放送。2TV、2Rと同じく東洋放送から引き継いだ。前者の系統は首都圏のみではあるが、首都圏以外の地区では第2ラジオに移してネットしている番組もある。後者の系統は全国向けで、前者系統のサイマル放送を実施しているが、ごく一部でサイマル放送を行っていない時間もある。24時間放送。

国外向け放送

歴史

1926年
  • 11月30日...「社団法人京城放送局」設立が許可される。
1927年
  • 1月20日...京城放送局、試験放送開始。
  • 2月16日...京城放送局開局。呼出符号JODK、周波数870キロサイクル、空中線電力1kW。
1932年
  • 4月7日...「社団法人朝鮮放送協会」に改組、京城放送局は後に「京城中央放送局」に改称。
1933年
  • 4月26日...京城中央放送局、朝鮮語による第2放送開始。従前の放送は日本語による第1放送となる。空中線電力を共に10kWとする。
1935年
  • 9月21日...釜山放送局開局、以後順次朝鮮全土にネットワークを広げる。
1937年
  • 4月17日...京城中央放送局第2放送の空中線電力を50kWに増強。
1945年
  • 8月15日 - 終戦の詔勅を中継放送。
  • 8月26日...日本敗戦により朝鮮半島北部を占領したソ連軍が南北の中継回線を切断。
  • 9月9日...京城に進駐した米軍が京城中央放送局を接収し、日本語による放送終了。以後米軍の管理下に置かれる。
1948年
  • 8月6日...大韓民国発足により朝鮮放送協会が「大韓放送協会」に改称。その後大韓放送協会は解散させられ、国営となる。
1953年
1961年
  • 7月1日...自由大韓の声を「ソウル国際放送局」に改称。
  • 10月15日...政権を掌握した朴正煕により、韓国初のテレビ局「大韓放送」が国に接収され廃局となる。
  • 12月31日...接収した大韓放送を引き継ぐ形で「ソウルテレビジョン放送局」開局。
1968年
  • 7月25日...ソウル中央放送局、ソウル国際放送局、ソウルテレビジョン放送局を統合し、国営中央放送局が発足。
1973年
  • 3月3日...放送事業を公社化し、「韓国放送公社」発足。
1976年
  • 汝矣島放送センター本館運用開始。
1979年
  • FMステレオ音楽放送開始。
1980年
1981年
  • 2月2日...第3テレビジョン、教育FM放送開始。
1990年
  • 12月27日...第3テレビジョンと教育FM放送を韓国教育開発院に移管。
2000年
  • ラジオ第3放送「愛の声放送」開始。
2001年
  • 3月3日...「韓国放送」の愛称を導入。
  • 11月5日...デジタルテレビジョン放送開始[3]
2004年
  • 10月31日...合理化のため地域放送局の統廃合を実施。
2012年
  • 12月31日...首都圏地域を最後にアナログテレビジョン放送を午前4時をもって終了した[4][5]

歴代代表取締役社長

歴代 名前 就任 退任
1代 洪景模 (홍경모) 1973年2月21日 1979年2月20日
2代
3代 崔世卿 (최세경) 1979年2月21日 1980年7月28日
4代 李元洪 (이원홍) 1980年7月28日 1985年2月19日
5代
6代 朴鉉兌[6](박현태) 1985年2月20日 1986年8月29日
7代 鄭九鎬 (정구호) 1986年8月30日 1988年11月3日
8代 徐英勳 (서영훈) 1988年11月3日 1990年3月8日
9代 徐基源[6](서기원) 1990年4月9日 1993年3月16日
10代 洪斗杓[6](홍두표) 1993年3月17日 1998年4月1日
11代
12代 朴權相[6](박권상) 1998年4月20日 2003年3月10日
13代
14代 徐東九 (서동구) 2003年3月22日 2003年4月2日
15代 鄭淵珠[6](정연주) 2003年4月28日 2008年8月11日(解任)[7]
16代
17代
18代 李炳淳[6](이병순) 2008年8月26日 2009年11月23日
19代 金仁圭[6](김인규) 2009年11月24日 2012年11月23日
20代 吉桓永[6](길환영) 2012年11月23日 2014年6月10日(解任)[8]
21代 曺大鉉[6](조대현) 2014年7月28日 2015年11月23日
22代 高大榮[6](고대영) 2015年11月24日 2018年1月23日(解任)[9]
23代 梁承東[6](양승동) 2018年4月9日 2018年11月23日

シンボルマーク

本社の概要

所在地

送信所・中継局一覧

デジタルテレビ

第1テレビ
  • リモコンキーID:9-1
  • 呼出符号:HLKA-DTV
第2テレビ
  • リモコンキーID:7-1
  • 呼出符号:HLSA-DTV
EBSテレビ
  • リモコンキーID:10-1
  • 呼出符号:HLQL-DTV
送信所 物理チャンネル 空中線電力
第1テレビ 第2テレビ EBSテレビ
冠岳山 K-15ch K-17ch K-18ch 2.5kW
南山 K-22ch K-45ch K-46ch 5kW
仏光 K-26ch K-28ch 90W
白蓮 K-20ch K-51ch 90W
貞陵 K-320ch K-51ch 50W
長位 K-38ch K-47ch 90W

アナログテレビ

[2012年12月31日午前4時終了]

第1テレビ
  • 呼出符号:HLKA-TV
第2テレビ
  • 呼出符号:HLSA-TV
  • 旧「東洋テレビジョン(TBC/HLKC-TV ただし前身DTVとして開局から中央日報社と統合時しばらくはHLCE-TVを使用。)」
EBSテレビ
  • 呼出符号:HLQL-TV
送信所 チャンネル 空中線電力
第1テレビ 第2テレビ EBSテレビ
南山 K-9ch K-7ch K-13ch 50kW / 50kW / 10kW
冠岳山 K-25ch K-37ch K-43ch 30kW / 10kW / 30kW
仏光 K-49ch K-52ch K-60ch 500W
白蓮 K-20ch K-32ch K-39ch 500W
貞陵 K-53ch K-57ch K-59ch 100W
東小門 K-49ch K-36ch K-39ch 10W
長位 K-20ch K-45ch K-23ch 500W
杏堂 K-57ch K-21ch K-31ch 10W

ラジオ

ラジオはテレビと異なり、仁川市・京畿道も本社直轄である。

第1ラジオ
送信所 周波数 空中線電力 呼出符号
※蘇莱送信所
(仁川市)
AM 711kHz 500kW HLKA
※冠岳山送信所
(ソウル市)
FM 97.3MHz 10kW HLKA-SFM
※龍門山中継所
(楊平郡)
FM 90.3MHz 1kW なし
紺岳山中継所
(坡州市ほか)
FM 91.5MHz 500W
城南中継局
(城南市)
FM 93.5MHz 20W
龍仁中継局
(龍仁市)
FM 88.1MHz 20W
第2ラジオ(HappyFM)
送信所 周波数 空中線電力 呼出符号
南陽送信所
(華城市)
AM 603kHz 250kW(昼間)
500kW(夜間)
HLSA
冠岳山送信所 FM 106.1MHz 10kW HLSA-FM
第3ラジオ(愛の声放送)
  • AMは2000年1月1日放送開始。この呼出符号(コールサイン)・周波数(HLKC/639kHz)はかつて東洋放送が使用していた。
  • 2010年に周波数を1134kHzに変更。この周波数は韓民族放送第1で使用されていた(972kHzとサイマル放送)。標準FM(本社直轄)は2010年4月20日放送開始。
送信所 周波数 空中線電力 呼出符号
華城送信所
(華城市)
AM 1134kHz 500kW HLKC
冠岳山送信所 FM 104.9MHz 2kW HLKC-SFM
第1FM(Classic FM)
送信所 周波数 空中線電力 呼出符号
冠岳山送信所 FM 93.1MHz 10kW HLKA-FM
第2FM(Cool FM)
  • 1965年6月26日にソウルFM放送株式会社が呼出符号HLCD-FMで放送を開始、東洋放送との経営統合に伴い1966年8月15日、呼出符号HLKC-FMに変更。
  • KBS第2FMとしては、言論統廃合により東洋放送を吸収した翌日の1980年12月1日放送開始。
送信所 周波数 空中線電力 呼出符号
冠岳山送信所 FM 89.1MHz 10kW HLKC-FM
白翎中継局 FM 90.9MHz 100W なし
城南中継局 FM 97.7MHz 20W なし
韓民族放送
  • 1972年放送開始。本社直轄。
送信所 周波数 空中線電力 呼出符号 備考
唐津送信所
(忠清南道唐津市)
AM 972kHz 750kW(昼間)
1500kW(夜間)
HLCA 第1放送
華城送信所 SW 6015kHz 100kW HLK2
金堤送信所
(全羅南道金堤市)
AM 1170kHz 500kW HLSR 第2放送

地上波DMB

U-KBS
  • 呼出符号:HLKA-TDMB
送信所 物理チャンネル(周波数) 空中線電力
冠岳山送信所 K-12Bch (207.008MHz) 2kW
南山中継所
Nソウルタワー
2kW
仏光中継所
(ソウル市)
90W

主なテレビ番組

ドラマ

アニメ

日韓合作

日本製作

ニュース

1TV

  • KBSニュース広場 (KBS뉴스광장)
    • 月曜~土曜6:00~7:50。ローカル枠は7:35頃~。平日のみの放送。(手話)
    • 平日の6時台の前半 (6:00~6:15) を第1ラジオと同時放送。
      • 祝日は6:00〜6:10にKBSニュースを放送し、KBSニュース広場は7:00開始となる
  • KBSニュース (930) (KBS뉴스(930))
    • 平日9:30~10:00(手話)(9:50頃~10:00はローカル枠)。
      • 祝日は9:30〜9:40に縮小
  • KBSニュース12 (KBS뉴스12)
    • 平日12:00~13:00。(手話放送)
      • 祝日はKBSニュースとして12:00〜12:20に放送)
  • KBSニュース2 (KBS뉴스2)
    • 平日14:00〜14:30。(手話)
      • 祝日はその日の編成によるが、KBSニュースとして14:00〜10分間ないし15分間放送)
  • KBSニュース5 (KBS뉴스5)
    • 平日17:00~17:30。(手話)
      • 祝日はKBS ニュースとして17:00〜17:10に放送)
  • KBSニュース7 (KBS뉴스7)
    • 平日19:00~19:40。月曜〜木曜は全編ローカル枠。金曜日のローカル枠は19:30頃~19:35頃。(手話)
      • 祝日は19:00〜19:20に縮小
  • KBSニュース9 (KBS뉴스9)
    • 平日21:00~22:00、土日21:00~21:40。ローカル枠は平日21:35頃~21:45過ぎ、土日21:25頃~21:30過ぎ。(手話)
    • MBCニュースデスク (MBC 뉴스데스크)」と並ぶ韓国を代表するニュース番組。前半部は第1ラジオ放送と同時放送。日本では日本放送協会(NHK)の「ニュースウオッチ9」と同時間帯。
    • テレビ欄上の表記は「KBSニュース9 (KBS 뉴스 9)」であるが、実際の放送では「KBS 9時のニュース (KBS 아홉시 뉴스)」と言っている。
    • 番組の前半 (平日21:00~21:30、土日21:00〜21:20) を第1ラジオ、第3ラジオ、韓民族放送と同時放送
  • KBSニュースライン (KBS뉴스라인)
    • 月曜〜木曜23:30~24:10、金曜23:40〜24:10。(手話)
  • KBSニュース (KBS뉴스)
  • KBS週末ニュース (KBS주말뉴스)
    • 週末24時台に10分間(その日の編成によって放送時間が変わり、25時台に放送する場合もある)、土曜9:30~9:40(手話)、日曜8:00~8:10(手話)。
    • 日曜は6:00~6:10 (手話放送)
    • 土日は12:00~12:10(手話放送)
    • 土日は17:00~17:10(手話放送)
    • 土日は19:00~19:10(手話放送)
  • KBSニュース特報(KBS뉴스특보)
  • KBS気象特報(KBS기상특보)

このうち、日本向けテレビ国際放送「KBS WORLDテレビ」では、「ニュース広場」(平日で第1部のみ)、「ニュース9」(2022年1月より平日のみに縮小)を同時に放送する。

2TV

  • KBS朝のニュースタイム (KBS아침뉴스타임)
    • 平日9:00~9:20。(祝日は放送休止)
  • 地球村ニュース (지구촌뉴스)
    • 平日10:40~11:00。世界のニュースやトピックを紹介。(祝日は放送休止)
  • KBSニュースタイム (KBS뉴스타임)
    • 平日15:00~15:10。(祝日は放送休止)
  • KBS統合ニュースルームET (KBS통합뉴스룸ET)
    • 月曜~木曜17:50~18:30、火曜〜木曜24時台(その日の編成によって放送時間が変わり、25時台に放送する場合もある)。主に、経済関係のニュースを放送する。(祝日は放送休止)
  • KBS災難放送センター(KBS재난방송센터)
    • 日曜7:00~7:10、月曜〜木曜25時台(その日の編成によって放送時間が変わる)。
備考
  • 第1テレビジョンのKBSニュース広場、KBSニュース12、KBSニュース9はNHK-BS1のワールドニュース(ニュース広場→「ワールドWave モーニング」と「ワールドWave」、ニュース12→「ワールドWave アジア」、ニュース9→「ワールドWave トゥナイト」と「ワールドWave アジア」(記事によっては翌朝の「ワールドWave モーニング」))でも放映されている。ハイビジョンで制作されているため、デジタル放送は16:9のワイド画面で放送されており、NHKのデジタル総合テレビでは韓国KBSのニュースが放送される際、ハイビジョン画質で見ることができる。
  • 長らく、KBSニュース9の開始時間が半端な時間なのはヘッドラインが20:58′30″から開始する為であった。現在はOPの後にヘッドラインが流れているため、21:00開始である。また、過去に第2テレビジョンで放送されたKBS8ニュースタイムも同様(19:58′30″開始)であった。

情報番組

  • 生放送 世界の朝(생방송 세상의 아침)(第2テレビジョン、平日6:00~/放送終了)
  • 生放送 今日(생방송 오늘)(第2テレビジョン、平日6:00~放送終了)
  • 2TV朝(2TV 아침)(第2テレビジョン、平日6:00~)
  • 生放送 朝がいい(생방송 아침이 좋다)(第2テレビジョン、平日7:00~08:00)
  • 生放送 朝の広場(아침마당)(第1テレビジョン、平日8:30~)
  • 6時 我が故郷(6시 내고향)(第1テレビジョン、平日18:00~)
  • 生放送 時事360(생방송 시사360)(第2テレビジョン、月曜~木曜24:15~/放送終了)
  • 生放送 世界は今(생방송 세계는 지금)(第2テレビジョン、月曜~木曜20:20~20:50)
  • 追跡60分(추적 60분)(第2テレビジョン、土曜22:15~)
  • VJ特攻隊(VJ특공대)(第2テレビジョン、金曜21:55~)
    • 当番組の一部が「VJ突撃隊」の名義でNHK BS1の「ほっと@アジア」にて毎週火曜日に放送されている。
  • 取材ファイル4321(第1テレビジョン、日曜21:40~)
  • リビングショーあなたの6時(리빙쇼 당신의여섯시)(第2テレビジョン、月~木18:10/放送終了)
  • 法律バラエティ~依頼人K(의뢰인K) (第2テレビジョン金曜19:55~20:55/放送終了)
  • TV批評 視聽者デスク(TV비평 시청자데스크)(第1テレビジョン、金曜13:00~14:00)
  • TVグショ 珍品名品(TV쇼 진품명품)(第1テレビジョン、日曜11:00~12:00)
  • 挑戦! ゴールデンベル도전! 골든벨)(第1テレビジョン、日曜19:10~20:05)
    • KBS WORLD TVでは、「特ダネニュース」の名義で放送されている。
  • 生生情報通(생생정보통)(第2テレビジョン1.月~木18:30~18:40,平日 20:30~20:50/放送終了)
  • 動物の世界(동물의 세계
  • 動物の王国(동물의 왕국
  • KBS杯バドゥク王戦(KBS바둑왕전
  • テレビ囲碁アジア選手権戦(TV바둑아시아선수권대회)
  • KBS杯 将棋王戦(KBS장기왕전

音楽・バラエティ

  • 歌謡舞台(第1テレビジョン、月曜10:00~)
  • 開かれた音楽会(第1テレビジョン、日曜18:00~)KBSホールで定期収録。
  • ハッピートゥゲザー3(第2テレビジョン、木曜23:05~)トークバラエティ
  • ギャグコンサート(第2テレビジョン、日曜21:05~)若手コメディアンによるショートコント番組。
  • スポンジ2.0(第2テレビジョン、土曜18:40~)フジテレビトリビアの泉」の盗作と批判を浴びた番組。
  • 楽しい日曜日・ハッピーサンデー(第2テレビジョン、日曜17:30~)(2時間余のワイドバラエティで「スーパーマンが帰ってきた」と「1泊2日」の2番組を放送)
  • クイズ大韓民国(第1テレビジョン、日曜10:00~)
  • ミュージックバンク(第2テレビジョン、金曜18:30~)
  • 愛のリクエスト(第1テレビジョン、土曜18:00~)
  • 全国のど自慢(第1テレビジョン、日曜12:10~)日テレAで司会者が紹介された(2005年5月15日)。
  • コンサート7080(第1テレビジョン、日曜11:10~)
  • 国楽の祭典だ(국악한마당)(第1テレビジョン、土曜13:15~14:05)
  • TVショー珍品名品(TV쇼 진품명품)(第1テレビジョン、日曜11:00~)
  • 美女たちのおしゃべり2(미녀들의 수다2、第2テレビジョン、月曜23:05~)
  • 想像プラス(第2テレビジョン、火曜23:05~)
  • 1対100(第2テレビジョン、火曜20:55 (1대1001 vs. 100の韓国版にあたるクイズ番組。
  • 演芸家 中継(연예가 중계、第2テレビジョン、金曜20:55~)
  • 天下無敵野球団 スポーツバラエティー。韓国の芸能人野球愛好家が結成した草野球チームの奮闘を描いたドキュメンタリータッチの番組。
  • ヌガヌガ チャラナ (第2テレビジョン、金曜16:00~17:00)

受信料制度

KBSの受信料制度は、1961年のテレビ放送開始を機に導入された。日本のNHKとは異なり、当初はKBS独自で、続いて公共機関による委託徴収を経て、1994年からは受信料を韓国電力公社電気料金に上乗せして徴収している。受信料の一部は韓国教育放送公社(EBS)と韓国電力公社[注釈 4]にそれぞれ分配されている[10]。世帯にテレビ受像機が無い家庭については、KBSに別途申告することで毎月の受信料を免除されるが、この手続きが煩雑であり(大韓民国のマスメディアでも、この件について批判報道があった)、実際にKBS受信料が免除されている家庭は少ない。

現行の制度は、受信料徴収にかかる費用を抑えることや、受信料公平負担を目的に導入された。この徴収制度によって受信料収入は増加し、広告収入も増加しているため、月額2,500ウォンのまま20年以上据え置かれているが、「公共放送にふさわしい財源に見直すべきだ」との意見が高まっているため、広告収入を縮小させ受信料を引き上げることも検討された。2010年10月現在、受信料を月額4,600ウォンとし、全体に占める広告収入の割合を20%以内とする法案が検討されている[11]

2023年6月、大統領府は韓国電力の電気料金と分離した上でKBS受信料を徴収するように放送通信委員会と産業通商資源部に勧告したことを発表した。これに伴い、同委員会などは放送法施行令の改正に動く方向で調整しており、朝鮮日報は早ければ同年内にも分離徴収が実現する可能性があると報じている[12]

全斗煥政権時代には、毎日ニュース番組のトップで大統領の動静を伝えたり(毎日午後9時になると、時報と同時に「全斗煥大統領閣下は」と始まっていたのを揶揄し、「땡」(テン)と時報が鳴ったら「全斗煥」(전두환)の頭文字「전」(ジョン、ただし実際にはチョンと発音)という音が聞こえるということで땡전뉴스(テンジョンニュース)と呼ばれていた)、総選挙時には与党候補に隔たった偏向報道を行って韓国の視聴者の反感を買い、KBS受信料ボイコット運動を起こされた。この受信料不払い運動によって、当時のKBSは受信料収入を50%も減らし、KBSの経営にも大きなダメージを負った。

受信料の現実化 - 健康な公営放送の始まり

言論統廃合による媒体・組織の肥大化により、受信料収入だけでは運営が困難となり、放送局の統廃合など経営合理化策を進める一方で、旧東洋放送系統のチャンネルだけではなく、公式ウェブサイト上でも国営企業を通じて広告を募り、その収入で不足分を補う事態となっていた。大韓民国の国会にも大韓民国政府を通じて受信料値上げに向けて制度改正を求めたものの、拒否されていた。なお、KBSの受信料は年間3万ウォンであり格安である[13]

このため、2013年12月10日"수신료 현실화, 건강한 공영방송의 시작입니다."(受信料の現実化 - 健康な公営放送の始作です)というキャッチフレーズを掲げ、受信料値上げへの理解を求める一大キャンペーンを開始した。『KBSニュース9』後の繋ぎスポットも『韓国の遺産』から、受信料値上げに理解を求めるものに変わった。また、KBS理事会では受信料値上げの目的として実現した際に実行する「10大約束」を決め、放送などで広く示している。

論議を呼んだ報道

  • 2014年2月9日、ソチオリンピックフィギュアスケート団体戦ショートプログラムにおいて「浅田真央の演技が始まります。おそらく失敗するでしょう」とアナウンサーが実況したが、これを聞いた解説者が「今の浅田真央はキム・ヨナのライバルではないですね。キム・ヨナのジャンプの高さ、スピード、表現力は、浅田と比べ物になりませんね。例えるなら、成熟した魅力を持つ女性と小娘の力比べのようなものでしょう」と応じた[14]

日本での視聴方法

KBS World
KBS World HD
More than you imazine
もっと あなたのそばに
基本情報
運営(番組供給)事業者 ケー・ビー・エスジャパン株式会社
放送(配信)開始 2006年3月1日
HD放送(配信)開始 2009年10月1日
ジャンル 海外ドラマ・バラエティ・韓流
放送内容 韓国KBSのドラマ・ニュース・ドキュメンタリー・音楽・バラエティーなど
衛星基幹放送(東経110度CS放送)
プラットフォーム スカパー!
放送事業者 株式会社スカパー・エンターテイメント
チャンネル番号 Ch.317(HD)
物理チャンネル CS1-ND10
放送開始 2018年10月1日
HD放送開始 2018年10月1日
スカパー!プレミアムサービス
放送事業者 株式会社スカパー・エンターテイメント
チャンネル番号 Ch.656
放送開始 2009年10月1日
スカパー!プレミアムサービス(標準画質)
放送事業者 ケー・ビー・エスジャパン株式会社
チャンネル番号 Ch.791
放送開始 2006年3月1日
放送終了 2014年5月31日
その他(再送信・配信)
ひかりTV 552(HD)
eo光テレビ 890(HD)
J:COM 756
JCN 313
公式サイト
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  • テレビ放送(KBS 1TV、2TV)は、韓国に比較的近い日本の一部地域(主に西日本以南)で、衛星放送を通じて受信可能である[15]。また、スポラディックE層が発生している時には、地上アナログ放送の電波をとらえることができた(九州北部や山陰地方は海上伝播による直接受信が可能)が、韓国のアナログテレビ放送終了により視聴出来無くなった。地上デジタルテレビ放送も、日本とエンコード方式が異なるATSCを採用しているため、ISDBテレビ受像機では視聴出来ない。
  • CS放送のスカパー!およびスカパー!プレミアムサービスにおいて、「KBSワールド」を視聴することが可能である。ニュース番組は生放送であるが日本語字幕同時通訳が無く(NHK BS1のワールドニュースでは時差放送で日本語の同時通訳がある)、ドラマ・バラエティーなど多くの番組は一部を除き日本語字幕が付くため、本国よりも遅れて放送される(不定期のメンテナンス=主として深夜を除き、24時間放送)。
    • ニュース番組の同時放送対象番組 「KBSニュース広場」(平日6時台。以前は7時台や土曜の放送もあったが現在は平日6時台のみ)、「KBSニュース12」(平日12時台。前半35分間は手話通訳入り 2015年9月30日終了)、「KBSニュース9」(21時台。2022年1月より平日のみに縮小)
    • KBSワールド日本オリジナル番組として、K-POPの楽曲やアーティストの現状を取り上げる「輪!K-POP」が平日放送されている(2011年10月現在、月曜・水曜に新しい番組が更新され、翌日に当たる火曜・木曜は再放映)
    • これ以外にも、ひかりTVや全国主要ケーブルテレビ局でも視聴可能(チャンネルは異なるので、外部リンク「KBSWorld視聴方法」で確認)。
    • 2009年10月1日、スカパー!HD→スカパー!プレミアムサービス、eo光テレビ(チャンネル名は「KBS WORLD HD」)にて、2018年10月1日、スカパー!(チャンネル名は「KBS WORLD」)にてハイビジョン放送を開始した。
    • 番組中の「ステーションブレイク」中は、番組案内やK-POP(韓国のポップス歌手)のビデオクリップが放送されているが、2010年春頃から日本企業の通信販売インフォマーシャルが挿入される時間もある。
  • ラジオ放送は、国際放送の「KBSワールドラジオ」(日本語放送)はもとより国内向け中波放送も夕方から早朝にかけて日本国内でも聴取可能で、終日聴取可能な地域や日本国内の放送局と混信する地域もある。
    • 一時期、釜山放送本部が第1ラジオ放送の電波(当初は890KHz→891kHzのみ。後にAM・FM同時放送が開始されたのに伴い103.7MHzも追加)を利用して日本向け国際放送を同時放送[注釈 5] したことがあったが、現在は廃止されている。
  • インターネット放送を使うことによって、テレビ・ラジオ放送が視聴が出来るようになっている。また、2006年より、KONG (KBS On Air No Gravity) という機能が独自に開発され、これにより簡単にラジオ放送が聴けるようになった。なお、テレビ・ラジオ放送を視聴するにはKBSへの会員登録が必要である。
    • 韓国に居住していない日本人も「海外に住む外国人」枠(実際は英語表記)で登録可能であるが、登録にあたってはパスポート番号や住民基本台帳カード番号など、全国民を一義的に区分できる公的身分証明書の番号入力が必須となっている。なお、これはKBSに限らず、韓国のインターネットサイトでは本人確認が日常的に行われている(韓国のインターネット参照)。
    • 同年11月には「KBSワールドラジオ日本語放送の人気音楽番組SUNDAY MUSIC POWERの日本向け携帯配信サービスを開始。エンタメ配信サイト interest.TV を通してNTTドコモauの携帯電話でも一部無料で聴けるようになった。
    • 2015年10月30日、ニュースの生放送に特化した「KBS WORLD 24」を開局。KBS 1TVでの最新ニュースやKBS 2TVでのドキュメンタリー番組を中心に編成され、YouTubeニコニコ生放送によるインターネットストリーミング配信にて視聴が可能で、「KBSニュース広場」「KBSニュース12」「KBSニュース9」も、全編を通じて放送するようになった。その後、2021年7月に「KBS KOREA」にリニューアルし、1TVで放送している全てのニュースを全編同時放送するようになった他、夜の連続ドラマや幼児向け番組も放送されるようになった。また、これまで通り、ドキュメンタリー番組や教養番組も放送される。
  • ラジオ部門では、これまでの短波放送に代わる、より効率のよい伝送路の開発を行っている。

備考

  • 放送開始前(テレビでは午前 05:53)より、愛国歌をフルコーラス演奏している。また、ラジオ放送では愛国歌と併せて社歌も放送される。
  • ジングルなどに使われるロゴソングは、(Rain)が歌っている。
  • 上述の社歌・ロゴソングとは別にKBSの歌という曲が存在する。これはKBSの対外向けキャンペーンソングとして製作されたもので、国際放送の時間調整(オルゴールとして)などに放送される。2番まで歌詞がある。
  • 韓国の地方自治体公式サイトに設置されている実時間ニュースにKBSを使っている自治体もあるが、最近は国政広報処が運営する国政ブリーフィングに切り替えている自治体が多い。
  • KBSワールドラジオでは、日本語放送を含む漢字文化圏全体の言語において、韓国での呼称に合わせており、「朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)」を「北韓」(ほっかん)、「朝鮮半島」を「韓半島」(かんはんとう)、「朝鮮戦争」を「韓国戦争」(かんこくせんそう)と呼称しており、KBSワールドラジオの公式HP・アプリでも同様の表記が用いられる。ただし、スカパー!で放送している「KBS WORLD」では『南北の窓』などの番組であっても、日本語字幕では「北朝鮮」「朝鮮半島」「朝鮮戦争」を用いている。
    • なお、北朝鮮の国際放送、朝鮮の声放送(Voice of Korea)の日本語放送では韓国を「南朝鮮(みなみ・チョソン。ただし過去はみなみ・ちょうせん)」と表現している。逆のパターンではNHKワールド・ラジオ日本製作のハングルニュースでは北朝鮮をそのまま漢字語に直訳(プッチョソン[注釈 6]と読み上げている)したものが使われている。
  • NHKとは本部レベルで包括提携しているが、各放送局レベルでも提携関係を樹立している。
  • また、1980年代の一時期、韓国文化放送(MBC)の筆頭株主となり、事実上「1局2波」と同等状態になっていたことがあった。(言論統廃合を参照)

参考文献

脚注

注釈

  1. ^ 韓国では、番組と番組の合間にスポットCMが流され、KBS第2テレビジョンではスポットCMが唯一の地域別放送でもある。テレビ番組は、オープニングクレジット、本編、エンドカードの順で構成されており、タイムCMパーティシペーションは無し)がそれらの合間のみに放送され、番組本編の中には放送されないことが原則(ケーブルTVを除く)。ただし、数時間に及ぶ朝のワイドショーや特番、映画の時は、第1部・第2部というように番組を各部に分け、その間に中間広告を入れる手法を取っている。また、ドラマでも2018年4月から中間公告を始めたが、1話2部構成で、1部あたりの放送時間が35分である。
  2. ^ 現在放送している第3ラジオとは別の系統で、翌年に第2ラジオに統合される。
  3. ^ 本土向け放送のソウル局サイマルと、済州局サイマルがある。
  4. ^ 徴収委託手数料として。
  5. ^ 毎日0:00-1:00。なお1987年1988年は韓国ではサマータイムを採用し、この期間の日本時間は23:00-24:00に当たる
  6. ^ 북조선、この単語を用いられる全世界の放送媒体では当ニュースのみである。北朝鮮や中国朝鮮語は、漢字語に訳したものにあたるチョソン(조선)である。ただし、NHKの番組であってもテレビとラジオのハングル講座シリーズでは韓国の朝鮮語である韓国語を学習する性質上、韓国に合わせて北朝鮮による韓国の呼び名である北韓を漢字語に直訳したものである북한(プカン)が北朝鮮に相当する単語として用いられている。

出典

  1. ^ 今日の歴史(3月3日) 聯合ニュース 2009/03/03
  2. ^ KBS廣告放送(광고방송) 내일부터 「時間帶式(시간대식)」첫採擇(채택) 京鄕新聞 1981/03/06
  3. ^ KBS 한국방송, HDTV 본방송 시작 - KBS NEWS(韓国放送公社(韓国語)(KBSニュース9、2001年11月5日)
  4. ^ 디지털방송 시대 개막…지상파 아날로그방송 종료 - KBS NEWS(韓国放送公社(韓国語)(KBSニュース広場1部、2012年12月31日)
  5. ^ 이제는 디지털 방송 시대…과제는? - KBS NEWS(韓国放送公社(韓国語)(KBSニュース9、2012年12月31日)
  6. ^ a b c d e f g h i j k 인물검색(人物検索)”. chosun.com. 朝鮮日報. 2019年8月24日閲覧。
  7. ^ 박성원, 정원수 (2008年8月12日). “檢, 정연주 사장 체포영장 이르면 주내 청구”. dongA.com (東亜日報). http://www.donga.com/news/article/all/20080812/8615707/1 2019年8月15日閲覧. "記事修正日:2009-09-24" 
  8. ^ 이재명 (2014年6月11日). “朴대통령, 길환영 해임제청안 재가”. dongA.com (東亜日報). http://www.donga.com/news/article/all/20140611/64162512/1 2019年8月15日閲覧。 
  9. ^ “KBS 理事会が社長の解任案を可決”. KBSワールドラジオ. (2018年1月23日). http://world.kbs.co.kr/service/news_view.htm?lang=j&Seq_Code=66606 2019年8月15日閲覧。 
  10. ^ 金泰均 (2023年7月11日). “テレビ受信料を分離徴収へ 大統領が改正案承認=韓国”. 聯合ニュース. 2023年7月11日閲覧。
  11. ^ “韓国で公共放送の値上げめぐり論争 受信料はNHKよりはるかに安い月額181円” (日本語). MONEYzine (翔泳社). (2010年10月24日). http://moneyzine.jp/article/detail/189048/ 2010年10月25日閲覧。 
  12. ^ 崔慶韻 (2023年6月6日). “韓国公共放送局KBS受信料、電気料金と分離徴収へ”. 朝鮮日報. 2023年6月7日閲覧。
  13. ^ 三品貴志 (2015年10月30日). “「受信料は欧米より安い!」-籾井会長の発言はホントなのか?”. 産経新聞 (産経新聞社). https://www.sankei.com/article/20151030-MI3PTDUJKBI2ZH5YJITGUU5A4U/2/ 2016年11月14日閲覧。 
  14. ^ <ソチ五輪>韓国KBS、生放送で「浅田はおそらく失敗する」と予言、そして転倒に嘲笑浴びせる―韓国紙 record china 2015年2月10日
  15. ^ KBS위성방송 일본에서도 생생하게 수신 - KBS NEWS(韓国放送公社(韓国語)(KBSニュース9、1996年7月1日)

関連項目

外部リンク