イオンモール旭川駅前
イオンモール旭川駅前 ÆON MALL Around Asahikawa Station | |
---|---|
地図 | |
店舗概要 | |
所在地 |
〒070-0030 北海道旭川市宮下通7丁目2-5 |
座標 | 北緯43度45分50秒 東経142度21分26秒 / 北緯43.76389度 東経142.35722度座標: 北緯43度45分50秒 東経142度21分26秒 / 北緯43.76389度 東経142.35722度 |
開業日 | 2015年3月27日[2] |
正式名称 | イオンモール旭川駅前 |
施設管理者 | イオンモール |
設計者 | 西松建設[1] |
施工者 | 西松建設[1] |
敷地面積 | 28,300 m²[1] |
延床面積 | 47,200 m²[1] |
商業施設面積 | 28,800 m²[1] |
中核店舗 | イオンスタイル旭川駅前[1] |
店舗数 | ÆONと専門店約130店[1] |
営業時間 | 各店舗により異なる |
駐車台数 | 約900[1]台 |
前身 |
旭川エスタ 旭川ターミナルホテル (1982年10月 - 2012年9月30日)[3] |
商圏人口 | 10km圏(車20分圏) 約17.6万世帯 約34.6万人[1] |
最寄駅 | 旭川駅 |
最寄IC | 旭川鷹栖IC |
外部リンク | イオンモール旭川駅前 |
イオンモール旭川駅前(イオンモールあさひかわえきまえ)は、北海道旭川市宮下通に所在する複合商業施設(ショッピングセンター・駅ビル)である。この項目では、併設しているシネマコンプレックスのイオンシネマ旭川駅前(イオンシネマあさひかわえきまえ)、ホテルのJRイン旭川(ジェイアールインあさひかわ)についても記載している。
概要
[編集]旭川駅周辺の再開発「北彩都あさひかわ整備事業」にあわせて旭川ターミナルビル(旭川エスタ・旭川ターミナルホテル)跡地に建設され[3][4][5]、北海道旅客鉄道(JR北海道)が主体となってビルを設置し[6]、イオンモール株式会社が北海道内初出店[注 1]として駅直結型の店舗を運営している[7]。なお、核店舗の「イオン旭川駅前店」の運営はイオン北海道が担当している[8]。
店舗の特徴として観光振興の取り組みがあり、1階のインフォメーションでは旭川総合観光情報センター(あさテラス)と連携して周辺の観光案内や公共交通機関の案内をしている[7]。海外からのインバウンド対応では、館内フリーWi-Fiや海外冷凍冷蔵宅配サービスの導入、一部店舗で免税サービスを行っている[7]。また、「旭川観光基本方針」に賛同して2015年(平成27年)1月29日に旭川市とイオンとの間で包括連携協定を締結している[7][9]。同年3月5日より旭川WAONカードの発売を開始し[7]、このカードを通したお買い上げ金額の一部は旭川市旭山動物園の魅力向上と中心市街地の賑わい創出による地域経済活性化の取り組みに寄付する仕組みとなっている[7]。さらに、隣接する平和通買物公園と連携した企画を開催することで周辺の回遊性を高める取り組みも行う[7]。
主なテナント
[編集]核店舗のイオン旭川駅前店は、北海道内初となる「イオンスタイル」の店舗になっている[10](ただし、店舗名そのものの呼称は「イオンスタイル」ではなく「イオン」としている[注 2])。売り場は1階のみで、食品と健康雑貨に絞られている。また、札幌丸井三越が小型店「MI PLAZA(エムアイプラザ)」として入居し、2009年(平成21年)に丸井今井旭川店が閉店して以来6年ぶりに旭川に再進出した[11]。2023年(令和5年)には、株式会社ロフトが「旭川ロフト」として入居し、2016年(平成28年)に西武旭川店が閉店して以来7年ぶりに旭川に再進出した[12]。
イオンシネマ旭川駅前
[編集]イオンシネマ旭川駅前 ÆON CINEMA Around Asahikawa Station | |
---|---|
情報 | |
正式名称 | イオンシネマ旭川駅前 |
開館 | 2015年3月24日 |
開館公演 |
『イントゥ・ザ・ウッズ』 (ロブ・マーシャル監督)他[13] |
客席数 | 1,174席(8スクリーン) |
設備 | 5.1chデジタルサウンド、DLP |
用途 | 映画上映 |
運営 | イオンエンターテイメント |
所在地 |
〒070-0030 北海道旭川市宮下通7丁目2-5 イオンモール旭川駅前4F |
最寄駅 | 旭川駅 |
外部リンク | 旭川駅前 | イオンシネマ |
イオンシネマ旭川駅前は、イオンエンターテイメント運営による映画館(シネマコンプレックス)。
イオンエンターテイメントは、ワーナー・マイカル・シネマズ時代に道内にて江別(1997年11月1日)、小樽(1999年3月11日)、北見(2000年9月23日)、釧路(2000年11月30日)をそれぞれ開館しているが、2013年7月1日にイオンシネマズと統合してからは初の開館となった。北海道内での映画館の新規開館は、2011年7月15日オープンの「じゃがポックルシアター」(現在の新千歳空港シアター)以来3年8か月ぶり。また旭川市中心部としては、2010年8月31日に旭川東宝が閉館して以来4年7か月ぶりの映画館となった[注 3]。
スクリーンNo. | 座席数 | 車椅子席数 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | 239 | 4 | |
2 | 132 | 3 | 3D対応 |
3 | 276 | 4 | 3D対応 |
4 | 91 | 3 | |
5 | 91 | 3 | |
6 | 91 | 3 | |
7 | 91 | 3 | |
8 | 163 | 3 | 3D対応 |
JRイン旭川
[編集]JRイン旭川 JR INN ASAHIKAWA | |
---|---|
ホテル概要 | |
ホテルチェーン | JR北海道ホテルズ |
運営 | JR北海道ホテルズ |
前身 | 旭川ターミナルホテル[3] |
階数 | 地上5階 - 地上11階 |
部屋数 | 198室 |
シングル数 | 102室 |
ツイン数 | 96室 |
開業 | 2015年4月16日[14] |
最寄駅 | 旭川駅 |
最寄IC | 旭川鷹栖IC |
所在地 |
〒070-0030 北海道旭川市宮下通7丁目2-5 |
公式サイト | JRイン旭川 公式サイト |
JRイン旭川は、JR北海道ホテルズ運営によるホテル。施設の5階から11階にある。朝食に関しては4階(イオンモール内)の「グランファームビュッフェ」を利用する形をとっている。
施設
[編集]客室
- シングルルーム (17 m²)
- エコノミーツインルーム (17 m²)
- ツインルーム (24 m²)
- ラージツインルーム (27 m²)
- ユニバーサルルーム (30 m²)
その他
- JRインラウンジ
- 大浴場(男女別)
アクセス
[編集]自動車
[編集]鉄道
[編集]JR函館本線・JR宗谷本線・JR富良野線 旭川駅北口より徒歩1分
詳細は、公式サイト「アクセスマップ」を参照。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 本施設の開業以前にも北海道内に、施設名としての「イオンモール」は所在していたが、これらは全てイオンモール社ではなくイオン北海道が運営していた。またこののちの2016年には、イオンモール社がカテプリ(札幌市厚別区)を北海道内2つ目の商業施設として運営を開始(イオン北海道からの移管による)したものの、2024年6月30日をもって同所の運営から撤退した。
- ^ 「イオンスタイル」の形態に沿う店舗については、イオングループ他社のうちイオンリテールやイオン東北などでは店舗名自体を「イオンスタイル」とする例が多く見られるが、当店についてはその措置は取っていない。
- ^ その間も旭川市内ではディノスシネマズ旭川(7スクリーン)、シネプレックス旭川(7スクリーン)のシネコン2サイトが存続しており、当館の開館により3サイト・22スクリーンとなった。しかし、ディノスシネマズ旭川が2022年9月に閉館したため、市内の映画館は当館含め2サイト・15スクリーンとなった。
出典
[編集]- ^ a b c d e f g h i “旭川新交流拠点”「イオンモール旭川駅前」3月27日(金)AM9:00 グランドオープン 2015, p. 3.
- ^ “イオンモール旭川駅前店グランドオープン”. あさひかわ新聞 (北のまち新聞社). (2015年3月31日) 2015年9月9日閲覧。
- ^ a b c “旭川ターミナルホテルが9月末で営業終了 - 解体し利用検討へ”. 北海道建設新聞 (北海道建設新聞社). (2012年7月2日) 2017年7月8日閲覧。
- ^ “北彩都あさひかわ”. 旭川市. 2015年9月4日閲覧。
- ^ 「(仮称)イオンモールJR旭川」の計画概要について 2013.
- ^ “旭川駅直結で7.6万㎡の複合ビル-JR北海道とイオンモール”. 北海道建設新聞 (北海道建設新聞社). (2012年8月17日) 2015年9月10日閲覧。
- ^ a b c d e f g 「イオンモール旭川駅前」グランドオープン、道北経済へのインパクト①.
- ^ 初ものづくしイオン北海道の挑戦 「イオンモール旭川駅前」―道北経済へのインパクト②.
- ^ 『旭川市とイオン株式会社との包括連携協定締結式のご案内』(PDF)(プレスリリース)旭川市、イオン、2015年1月26日 。2015年9月9日閲覧。
- ^ “旭川新交流拠点”「イオンモール旭川駅前」3月27日(金)AM9:00 グランドオープン 2015, p. 1.
- ^ “MI PLAZA(エムアイプラザ)旭川”. 札幌丸井三越. 2015年9月9日閲覧。
- ^ “3月31日に「旭川ロフト」オープン!”. 2023年10月1日閲覧。
- ^ “イオンシネマ旭川駅前オープン!”. スタッフブログ. 北の映像ミュージアム (2014年4月1日). 2015年7月8日閲覧。
- ^ 『「JRイン旭川」&「イオンモール旭川駅前」開業記念プレゼントキャンペーンの実施について』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、北海道JRインマネジメント、イオンモール、2015年3月26日 。2015年9月9日閲覧。
参考資料
[編集]- 『「(仮称)イオンモールJR旭川」の計画概要について』(PDF)(プレスリリース)イオンモール、2013年 。2015年9月9日閲覧。
- 『“旭川新交流拠点”「イオンモール旭川駅前」3月27日(金)AM9:00 グランドオープン』(PDF)(プレスリリース)イオン・イオンモール・イオン北海道、2015年 。2015年9月9日閲覧。
- “「イオンモール旭川駅前」グランドオープン、道北経済へのインパクト①” (PDF). リアルエコノミー (2015年3月28日). 2015年9月9日閲覧。
- “初ものづくしイオン北海道の挑戦 「イオンモール旭川駅前」―道北経済へのインパクト②” (PDF). リアルエコノミー (2015年3月29日). 2015年9月9日閲覧。
- “「イオンモール旭川駅前」の光と影 道北経済へのインパクト③” (PDF). リアルエコノミー (2015年4月1日). 2015年9月9日閲覧。