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日本プロサッカー選手会

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
（Jリーグ選手会から転送）
日本プロサッカー選手会
Japan Pro-Footballers Association
団体種類 一般社団法人
労働組合
設立 1996年（平成8年）4月1日
所在地 東京都中央区新川2-8-4 八重洲長岡ビル2F
法人番号 1010005009803 ウィキデータを編集
起源 Jリーグ選手協会（任意団体）
主要人物 会長 吉田麻也
活動地域 日本の旗 日本
活動内容 サッカー文化の普及と振興
会員数 1,654名（2022年11月20日現在）[1]
ウェブサイト 日本プロサッカー選手会
2010年11月1日に現法人名に改称
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日本プロサッカー選手会（にほんプロサッカーせんしゅかい、英語：Japan Pro-Footballers Association、略称：JPFA）は、日本プロサッカーリーグ（Jリーグ）クラブに所属する日本人プロサッカー選手らを会員とする日本の一般社団法人並びに労働組合である。選手会の一つ。事務局はかつては日本サッカー協会ビルに所在したが、現在は東京都中央区の「八重洲長岡ビル」に移転している。現在の会長は吉田麻也。2010年10月31日以前は名称を「Jリーグ選手協会」としていた。

設立経緯・概要

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Jリーグ所属選手（Jリーガー）によって選手の立場で活動し発言する組織の必要性を感じた川淵三郎Jリーグチェアマン（当時）の呼びかけにより、加藤久が発起人となり、[要出典]1994年に設立準備を始める。1996年4月、会長には柱谷哲二、副会長に都並敏史、井原正巳、顧問に信藤健仁を据え、16支部468名の会員によって「Jリーグ選手協会」として設立された。

2010年11月1日、組織名を現在の「日本プロサッカー選手会」に改める。これに合わせて、それまで規約上「Jリーグのクラブに所属する日本国籍選手」としていた加入要件を「日本国内のサッカークラブに所属するプロサッカー選手（一部の外国人選手を含む）と海外のサッカークラブに所属する日本人プロサッカー選手」と改めている。

2011年2月28日の臨時総会で、賛成多数により、労働組合設立を決議をする[2]。その後、同年9月16日付で東京都労働委員会より労働組合としての認可を受けたと発表した[3]。

主な活動としては、選手の福利厚生環境を（公財）日本プロサッカーリーグとの対話により充実させることや、戦力外選手に対するJリーグ合同トライアウトの実施などを行なっている。Jリーグ全クラブに支部を置くほか、日本女子プロサッカーリーグ（WEリーグ）所属選手を対象とした「女子支部」を置いている。

理念

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  • サッカー文化の普及と振興を目指す
  • 社会に貢献する活動を行う
  • プロサッカー選手を取り巻く環境の改善に取り組む
  • 国内外のサッカー関係団体との交流
  • ファンサービスの周知徹底

歴代会長

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代 任期 選手名 在任中の所属クラブ
初代 1996年04月 - 1999年06月 柱谷哲二 ヴェルディ川崎
2代目 1999年06月 - 2001年11月 井原正巳 横浜F・マリノス→ジュビロ磐田→浦和レッズ
3代目 2001年11月 - 2007年06月 中山雅史 ジュビロ磐田
4代目 2007年06月 - 2012年06月 藤田俊哉 名古屋グランパス→ロアッソ熊本→ジェフ千葉→所属なし
5代目 2012年06月 - 2016年06月 佐藤寿人 サンフレッチェ広島
6代目 2016年06月 - 2022年06月 高橋秀人 FC東京→ヴィッセル神戸→サガン鳥栖→横浜FC
7代目 2022年06月 - 現在 吉田麻也 サンプドリア→シャルケ04→ロサンゼルス・ギャラクシー

沿革

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現在の役員

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所属クラブは2023年6月17日現在。

会長
（一般社団法人としては代表理事を兼任） 		吉田麻也 (ロサンゼルスギャラクシー)
副会長 山田大記（磐田）、権田修一（清水）、戸嶋祥郎（柏）、谷口彰悟(アル・ラーヤン)、早川史哉 (新潟)、有吉佐織 (大宮V)、日髙慶太 (FC大阪)、山田晃士（FC大阪）、松本泰介
監事
（労組としては会計） 		遠藤航(リヴァプールFC)、國井隆 (非選手、公認会計士)
事務局長 高野純一

JPFAアワード

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JPFAアワード（Japan Pro-Footballers Association awards）は、2022年シーズンから創設された賞で、シーズンを通して活躍したJPFA所属選手を互選（選手間投票）により選出するものである[1]。

男子の選考は「JFPA」（海外クラブ在籍選手を含むJFPA男子会員全員が対象）「J1」「J2」「J3」の4つのカテゴリーに分けられ、それぞれカテゴリーごとに最優秀選手とベストイレブンを選出し表彰する。選者、受賞対象者ともに出場試合数、クラブ所属日数等は問わない[1]。正賞はいずれもトロフィー。2023年からは全試合にフル出場した選手を表彰する「鉄人賞」を新設[5]。

女子の表彰は2023-24シーズンより新設され、選考はJPFA女子会員[注 1]全員が対象となり、選者に出場試合数、クラブ所属日数等は問わない[6]。受賞対象者は、当該シーズンにWEリーグにおいて出場試合数が50％以上（11試合以上）あるJPFA女子会員選手およびJPFA海外支部所属の女子選手全員とする[6]。正賞はMVPがトロフィーと賞金10万円、ベストイレブンがトロフィーと賞金1万円[6]。

受賞者

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JPFA

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男子
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年度 GK DF MF FW
2022[1] 日本の旗 シュミット・ダニエル (シント＝トロイデン) 日本の旗 板倉滉 (ボルシアMG)
日本の旗 遠藤航 (シュトゥットガルト)
日本の旗 冨安健洋 (アーセナル) 		日本の旗 鎌田大地 (フランクフルト)
日本の旗 久保建英 (ソシエダ)
日本の旗 堂安律 (フライブルク)
日本の旗 三笘薫 (ブライトン) 		日本の旗 浅野拓磨 (ボーフム)
日本の旗 伊東純也 (ランス)
日本の旗 古橋亨梧 (セルティック)
2023[7] 日本の旗 鈴木彩艶 (シント＝トロイデン) 日本の旗 板倉滉 (ボルシアMG)
日本の旗 遠藤航 (リヴァプール)
日本の旗 冨安健洋 (アーセナル) 		日本の旗 伊藤涼太郎 (シント＝トロイデン)
日本の旗 久保建英 (ソシエダ)
日本の旗 三笘薫 (ブライトン) 		日本の旗 伊東純也 (ランス)
日本の旗 上田綺世 (フェイエノールト)
日本の旗 大迫勇也 (ヴィッセル神戸)
日本の旗 古橋亨梧 (セルティック)
女子
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年度 GK DF MF FW
2023-24[8] 日本の旗 山下杏也加 (I神戸) 日本の旗 石川璃音 （浦和L）
日本の旗 清水梨紗 （ウェストハム）
日本の旗 南萌華 （ローマ） 		日本の旗 谷川萌々子 （ローゼンゴード）
日本の旗 長野風花 （リヴァプール）
日本の旗 長谷川唯 （マンチェスター・シティ） 		日本の旗 植木理子 （ウェストハム）
日本の旗 清家貴子 （浦和L）
日本の旗 田中美南 （I神戸）
日本の旗 藤野あおば （NB東京）

J1

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年度 GK DF MF FW
2022 日本の旗 高丘陽平 (横浜FM) 日本の旗 谷口彰悟 (川崎)
日本の旗 山根視来 (川崎)
日本の旗 岩田智輝 (横浜FM) 		日本の旗 家長昭博 (川崎)
日本の旗 脇坂泰斗 (川崎)
日本の旗 水沼宏太 (横浜FM) 		日本の旗 満田誠 (広島)
日本の旗 町野修斗 (湘南)
日本の旗 西村拓真 (横浜FM)
日本の旗 上田綺世 (鹿島)
2023 日本の旗 西川周作 (浦和) 日本の旗 藤井陽也 (名古屋)
日本の旗 毎熊晟矢 (C大阪)
日本の旗 酒井高徳 (神戸) 		日本の旗 佐野海舟 (鹿島)
日本の旗 脇坂泰斗 (川崎)
日本の旗 山口蛍 (神戸) 		日本の旗 細谷真大 (柏)
日本の旗 大迫勇也 (神戸)
日本の旗 武藤嘉紀 (神戸)
日本の旗 山岸祐也 (福岡)

J2

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年度 GK DF MF FW
2022 日本の旗 小島亨介 (新潟) 日本の旗 半田陸 (山形)
日本の旗 堀米悠斗 (新潟)
日本の旗 舞行龍ジェームズ (新潟) 		日本の旗 長谷川竜也 (横浜C)
日本の旗 伊藤涼太郎 (新潟)
日本の旗 河原創 (熊本) 		日本の旗 髙橋利樹 (熊本)
日本の旗 小川航基 (横浜C)
日本の旗 ディサロ燦シルヴァーノ (山形)
日本の旗 中山仁斗 (仙台)
2023 日本の旗 権田修一 (清水) 日本の旗 鈴木大輔 (千葉)
日本の旗 宮原和也 (東京V)
日本の旗 鈴木義宜 (清水) 		日本の旗 田口泰士 (千葉)
日本の旗 森田晃樹 (東京V)
日本の旗 乾貴士 (清水) 		日本の旗 小森飛絢 (千葉)
日本の旗 藤尾翔太 (町田)
日本の旗 ジャーメイン良 (磐田)
日本の旗 渡邉りょう (藤枝)

J3

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年度 GK DF MF FW
2022 日本の旗 内山圭 (藤枝) 日本の旗 家泉怜依 (いわき)
日本の旗 林堂眞 (富山)
日本の旗 安藤智哉 (今治)
日本の旗 広瀬健太 (鹿児島) 		日本の旗 嵯峨理久 (いわき)
日本の旗 日高大 (いわき)
日本の旗 山下優人 (いわき) 		日本の旗 有田稜 (いわき)
日本の旗 有田光希 (鹿児島)
日本の旗 米澤令衣 (鹿児島)
2023 日本の旗 辻周吾 (愛媛) 日本の旗 小川大空 (愛媛)
日本の旗 森下怜哉 (愛媛)
日本の旗 岡本將成 (鹿児島) 		日本の旗 菊井悠介 (松本)
日本の旗 谷本駿介 (愛媛)
日本の旗 茂木駿佑 (愛媛) 		日本の旗 小松蓮 (松本)
日本の旗 ブラウンノア賢信 (沼津)
日本の旗 松田力 (愛媛)
日本の旗 端戸仁 (鹿児島)
  • 太字は最優秀選手賞受賞者。
  • 括弧内は当時プレーしていたチーム。

鉄人賞

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年度 J1 J2 J3
2023 日本の旗 早川友基 (鹿島)
日本の旗 植田直通 (鹿島)
日本の旗 西川周作 (浦和)
日本の旗 前川黛也 (神戸)
日本の旗 朴一圭 (鳥栖)
日本の旗 河原創 (鳥栖) 		日本の旗 櫛引政敏 (群馬)
日本の旗 権田修一 (清水)
日本の旗 波多野豪 (長崎) 		日本の旗 丹野研太 (盛岡)
日本の旗 常田克人 (松本)
日本の旗 永井建成 (F大阪)

脚注

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[脚注の使い方]

注釈

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  1. ^ WEリーグに所属する日本人プロサッカー選手（一部の外国籍プロサッカー選手を含む）と海外のプロサッカークラブに所属する日本人女子プロサッカー選手。

出典

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  1. ^ a b c d “JPFAアワード2022受賞者発表について”. 一般財団法人日本プロサッカー選手会 (2023年1月18日). 2023年1月18日閲覧。
  2. ^ プロサッカー選手会が労組に移行　臨時総会で決議 - 47NEWS（よんななニュース）
  3. ^ 日本プロサッカー選手会　労働組合移行が完了 - スポーツニッポン、2011年10月12日
  4. ^ 労使協議会 発足のお知らせ Jリーグ 2012.05.15
  5. ^ 新たに「鉄人賞」を新設！！全試合にフル出場した選手は12名！【JPFAアワード2023】 Jリーグ 2023.12.31
  6. ^ a b c 『極楽湯 presents JPFAアワード女子2023-24受賞者発表について』（プレスリリース）一般社団法人 日本プロサッカー選手会、2024年6月28日。https://www.j-pfa.or.jp/news/n-00000554/。 
  7. ^ 極楽湯 presents JPFAアワード2023受賞者発表について Jリーグ 2023.12.31
  8. ^ 『女子初代MVPは今季WEリーグ得点王の清家 貴子選手（三菱重工浦和レッズレディース）に決定！【JPFAアワード女子2023-24】』（プレスリリース）一般社団法人 日本プロサッカー選手会、2024年6月28日。https://www.j-pfa.or.jp/news/n-00000553/?c=1。 

関連項目

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外部リンク

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2020年代
男子
女子
JPFAベストイレブン
2020年代
男子
女子
ベストイレブン(GK - DF - MF - FW) - 最優秀選手
2020年代
男子
女子
ベストイレブン(GK - DF - MF - FW) - 最優秀選手
2020年代
男子
女子
ベストイレブン(GK - DF - MF - FW) - 最優秀選手
2020年代
男子
女子
ベストイレブン(GK - DF - MF - FW) - 最優秀選手
JPFA最優秀選手
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