ボーン・トゥ・ラヴ・ユー
「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」 | ||||||||
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フレディ・マーキュリー の シングル | ||||||||
初出アルバム『Mr.バッド・ガイ』 | ||||||||
B面 | ストップ・オール・ザ・ファイティング | |||||||
リリース | ||||||||
規格 |
7" single 12" single | |||||||
録音 | 1984年 | |||||||
ジャンル |
ポップ・ロック ディスコ | |||||||
時間 | ||||||||
レーベル |
CBS CBS・ソニー | |||||||
作詞・作曲 | フレディ・マーキュリー | |||||||
プロデュース |
フレディ・マーキュリー ラインホルト・マック | |||||||
チャート最高順位 | ||||||||
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フレディ・マーキュリー シングル 年表 | ||||||||
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「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」 | |||||||||||||
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クイーン の シングル | |||||||||||||
初出アルバム『メイド・イン・ヘヴン』 | |||||||||||||
リリース | |||||||||||||
規格 | CD single | ||||||||||||
録音 | 1985年、1995年 | ||||||||||||
ジャンル | ロック | ||||||||||||
時間 | |||||||||||||
レーベル | 東芝EMI | ||||||||||||
作詞・作曲 | フレディ・マーキュリー | ||||||||||||
プロデュース | クイーン | ||||||||||||
チャート最高順位 | |||||||||||||
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クイーン シングル 年表 | |||||||||||||
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「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」(原題:I Was Born To Love You)は、イギリスのロックバンド・クイーンのボーカルであったフレディ・マーキュリーが1985年に発表した楽曲で、同年に発表されたソロアルバム『Mr.バッド・ガイ』に収録された。
1991年のフレディ他界後、クイーンのメンバーが1995年に発表したアルバム『メイド・イン・ヘヴン』にて、新たなアレンジを加えたバージョンを制作、収録した。
日本での評価
[編集]日本では1980年代後半にノエビアのテレビコマーシャルでフレディのソロバージョンの音源が使用されたが[2]、1996年のキリン一番搾り生ビール[2]、アサヒスーパードライ[2]、2011年のカップヌードル[2][3][注釈 1]のテレビコマーシャル、さらには2004年のTVドラマ『プライド』の主題歌[2]としてクイーンバージョンが使用された。「プライド」の主題歌として起用されたことがきっかけとなりクイーンが再評価、『ジュエルズ』という日本限定のベスト・アルバムが150万枚以上を売り上げるほどの大ブームとなった。
このため日本では「ウィ・ウィル・ロック・ユー」や「伝説のチャンピオン」、「ボヘミアン・ラプソディ」などと並ぶクイーンの代表曲とされ、2005年の来日ツアーでも、アンコールでアコースティック・ギターのみの伴奏によるブライアン・メイとロジャー・テイラーのデュオによる演奏が披露された。またQUEEN + Adam Lambertの来日公演では毎回、クイーンバージョンがアダム・ランバートの歌唱で行われている。
DVD版の『ジュエルズ』では、フレディ版のMVとクイーンのライブ映像を繋ぎ合わせたMVが収録されている。
元プロ野球選手の稲葉篤紀は、北海道日本ハムファイターズの選手時代に得点のチャンス時のテーマ曲として使用し、プロボクサーの田中恒成は入場曲に使用している。
曲のアレンジ
[編集]終始8ビート。フレディのソロ・バージョンは、「テクノポップ」とも形容できる、シンセサイザーと打ち込みを多用したと思われるシンプルな構成になっている。イントロはヴォーカルから始まる。
また、クイーンのアルバム『メイド・イン・ヘヴン』に収録されたものは、効果音からスタートし、バックで演奏されているそれぞれの楽器の音の厚みも増している。ギター・ドラム・ベースはそれぞれブライアン・メイ、ロジャー・テイラー、ジョン・ディーコンが演奏している。また、フレディのアドリブ・ボーカルは、クイーンの曲「カインド・オブ・マジック」や、フレディのソロ曲「リヴィング・オン・マイ・オウン」から流用している。
パーソネル
[編集]ソロ・バージョン
- フレディ・マーキュリー - リード・ボーカル、ピアノ、シンセサイザー
- フレッド・マンデル - シンセサイザー、リズムギター
- ポール・ヴィンセント - リードギター
- カート・クレス - ドラムス
- ステファン・ヴィスネット - ベースギター、フェアライトCMI
- ラインホルト・マック - フェアライトCMI、シンクラヴィア
クイーン・バージョン
- フレディ・マーキュリー - リード・ボーカル、バッキング・ボーカル、ピアノ、キーボード
- ブライアン・メイ - エレクトリック・ギター、キーボード
- ロジャー・テイラー - ドラムス、パーカッション
- ジョン・ディーコン - ベースギター
シングル収録曲
[編集]フレディ・マーキュリー
[編集]- 7" single
- ボーン・トゥ・ラヴ・ユー - I Was Born To Love You (Mercury)
- ストップ・オール・ザ・ファイティング - Stop All The Fighting (Mercury)
- 12" single
- ボーン・トゥ・ラヴ・ユー (旋風ミックス) - I Was Born To Love You (Extended Mix) (Mercury)
- ストップ・オール・ザ・ファイティング - Stop All The Fighting (Mercury)
クイーン
[編集]- ボーン・トゥ・ラヴ・ユー - I Was Born To Love You (Mercury)
チャート
[編集]フレディ・バージョン
[編集]チャート (1985年) | ピーク |
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ドイツ | 10 |
イギリス | 11 |
オーストリア | 20 |
スイス | 24 |
日本 | 55 |
アメリカ | 76 |
クイーン・バージョン
[編集]年 | チャート | ピーク |
---|---|---|
1996年 | 日本 | 45 |
2004年 | 40 (Re-Entry) |
日本でのタイアップ
[編集]バージョン | タイアップ | 備考 | 時期 | 出典 |
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フレディ・バージョン | ノエビア化粧品 CF・イメージ・ソング | 1985年 | [4] | |
クイーン・バージョン | キリン「一番搾り」CMソング | 1996年 | [5] | |
フジテレビ系ドラマ『プライド』主題歌 | 2004年 | [6] | ||
アサヒ飲料『SUPER H2O』CMソング | 2006年 | [7] | ||
アサヒビール「アサヒスーパードライ」CMソング | 2009年 | [2] | ||
日清食品「カップヌードル」CMソング | 歌詞が変更され、ボーカルをGary Mullenが担当している。 | 2011年 | [8] | |
SUBARU『IMPREZA』「人生を輝かせるクルマ篇」CMソング | 2019年 | [9] |
カバーしたアーティスト
[編集]アーティスト | 収録作品 | 発売日 | 備考 |
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ボーン・トゥ・ラヴ・ユー | |||
坂上忍 | SUMMER STORM | 1985年7月21日 | 日本語詞は売野雅勇。 |
本田美奈子 | ザ・ヴァージン・コンサート IN BUDOKAN | 1986年2月20日 | これがきっかけでブライアン・メイとの交流が始まった。 |
ロニー・ロメロ | Raised On Radio | 2022年4月15日発売 | [10] |
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ バックの演奏はそのままに歌詞がカップヌードルに関係したものに変更され、ボーカルをGary Mullenが担当している。映像は実際のMVを使用
出典
[編集]- ^ “クイーン アイ・ワズ・ボーン・トゥ・ラヴ・ユー - goo 音楽 (Release information - Queen - I Was Born to Love You)” (Japanese). music.goo.ne.jp. 2008年6月28日閲覧。
- ^ a b c d e f “フレディ・マーキュリー、当初「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」は気に入らず”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2011年1月15日) 2019年6月15日閲覧。
- ^ “日清カップヌードル「この味は、世界にひとつ。」、第5弾はフレディ・マーキュリー”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2011年1月1日) 2019年6月15日閲覧。
- ^ “昔のノエビアのCM曲”. CDジャーナル (2003年1月7日). 2019年10月18日閲覧。
- ^ “アイ・ワズ・ボーン・トゥ・ラブ・ユー”. ORICON NEWS. 2019年10月18日閲覧。
- ^ “プライド”. テレビドラマデータベース. 2019年10月18日閲覧。
- ^ “クイーン / アイ・ワズ・ボーン・トゥ・ラヴ・ユー”. CDジャーナル. 2019年10月18日閲覧。
- ^ “日清カップヌードル「この味は、世界にひとつ。」第5弾CM曲は?”. CDジャーナル (2011年1月5日). 2019年10月18日閲覧。
- ^ @queen40jpのツイート(1185032791823486976)
- ^ “引く手数多の実力派シンガー、ロニー・ロメロがソロ名義でカヴァー・アルバムを4月にリリース!”. BURRN! ONLINE. 2023年2月1日閲覧。