INDIE Live Expo
INDIE Live Expo (インディーライブエキスポ) とは、INDIE Live Expo実行委員会が主催する、インディーゲームを紹介する、日本を中心としたオンライン配信番組である。
概要
[編集]COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の影響により、さまざまなゲームイベントが開催中止となっていることを受けて企画されたもの[1]。第一回の全世界視聴者数は730万回を超えたと発表されている[2]。INDIE Live Expo Winter 2021では全プラットフォームでの合計視聴者数1390万人以上[3]、放送時間は6時間を超すなど、日本最大級のインディーゲームのオンラインイベントとなっている。
各回の情報
[編集]日時は特筆ない限り、日本標準時で表記する。
INDIE Live Expo 2020
[編集]第一回となるINDIE Live Expo 2020は2020年6月6日に開催された。日本語版、中国語版、英語版が制作され、YouTube Live、Twitter (Periscope)、Twitch、bilibiliにて配信された。
日本語版出演者
MC:吉田尚記
解説:水谷俊次(PLAYISM)
ゲスト:わいわい
INDIE Live Expo Ⅱ
[編集]第二回となるINDIE Live Expo Ⅱは2020年11月7日に開催された。「INDIE Live Expo Awards」が開催された。前回と同じく日中英の三種類の言語版が制作された。配信プラットフォームはニコニコ生放送が加わった[4]。
日本語版出演者
MC:吉田尚記
解説:水谷俊次(PLAYISM)
ゲスト:わいわい
INDIE Live Expo 2021
[編集]第三回INDIE Live Expo 2021は2021年6月5日に開催された。日本語版出演者:吉田尚記(司会)、水谷俊次、わいわい
INDIE Live Expo Winter 2021
[編集]第四回目はINDIE Live Expo Winter 2021として2021年11月6日に開催された。INDIE Live Expo Awardsの第二回が開催された。
日本語版出演者
松澤千晶(司会)、わいわい、古嶋誉幸
コーナーゲスト
INDIE Waves:吉田尚記
世界のインディスタジオ:徳岡正肇
Live Performance:ダイナ四、しゃみお、桐子
INDIE Live Expo Winter 2022
[編集]2022年12月3日、4日に開催された。INDIE Live Expo Awardsの第三回が開催された。
日本語版出演者
古嶋誉幸、百花繚乱、わいわい、やみえん
コーナーゲスト 吉田尚記、徳岡正肇
INDIE Live Expo Award
[編集]- 各賞概要
- インターネットを通じたゲーム体験賞 - WEB上で盛り上がった、ミーム的に話題になったタイトル
- キャラクター賞 - 特に親愛できる、個性的なキャラクタータイトル
- さわりごこち賞 - プレイの手触りが気持ちいいタイトル
- テーマ・オブ・ザ・イヤー賞 - 時代の「テーマ」に即した、もしくは提示したタイトル
- ルールズ・オブ・プレイ賞 - 新しいゲームプレイの手法を発明をしたタイトル
- ローカル文化賞 - クリエイターの出自が色濃く反映されているタイトル
- トレイラーオブ・ザ・イヤー賞 - ゲームの魅力を伝える素晴らしいトレイラーを制作したタイトル
- 短編賞 - 5時間以内で素晴らしい体験ができるタイトル
- 再発見賞 - 既存のゲームジャンルを掘り下げ、高い完成度に至ったタイトル
- 時間泥棒賞 - 「あと1ターン」を続ける内に気づけば朝になっていたようなタイトル
- 遅咲き賞 - 根気強くゲームを開発した結果、素晴らしい作品となったタイトル
- 第一回(2020)[5]
- 大賞 - Hades
- インターネットを通じたゲーム体験賞 - クラフトピア
- キャラクター賞 - Helltaker
- さわりごこち賞 - Hades、Lonely Mountains: Downhill
- テーマ・オブ・ザ・イヤー賞 - Not For Broadcast
- ルールズ・オブ・プレイ賞 - 5D Chess With Multiverse Time Travel
- ローカル文化賞 - Chinese Parents
- 第二回(2021)[6][7]
- 大賞 - Road 96
- インターネットを通じたゲーム体験賞 - Among Us
- キャラクター賞 - Chicory: A Colorful Tale
- さわりごこち賞 - Death's Door
- テーマ・オブ・ザ・イヤー賞 - Road 96
- ルールズ・オブ・プレイ賞 - Before Your Eyes
- ローカル文化賞 - 文字遊戯
- 第三回(2022年)[8]
- 大賞 - Unpacking
- インターネットを通じたゲーム体験賞 - NEEDY GIRL OVERDOSE
- キャラクター賞 - Stray
- さわりごこち賞 - Neon White
- テーマ・オブ・ザ・イヤー賞 - OMORI
- ルールズ・オブ・プレイ賞 - 7 Days to End with You
- ローカル文化賞 - 完美的一天 / A Perfect Day
- トレイラーオブ・ザ・イヤー賞 - Stray
- 短編賞 - Unpacking
- 再発見賞 - 両手いっぱいに芋の花を
- 時間泥棒賞 - Vampire Survivors
- 遅咲き賞 - Raft
- 第四回(2023年)[9]
- 大賞 - Viewfinder
- インターネットを通じたゲーム体験賞 - Party Animals
- キャラクター賞 - Sea of Stars
- さわりごこち賞 - Blasphemous 2
- テーマ・オブ・ザ・イヤー賞 -
- ルールズ・オブ・プレイ賞 - Viewfinder
- ローカル文化賞 - Venba
- トレイラーオブ・ザ・イヤー賞 - 『HUMANITY』Reveal Trailer
- 短編賞 - Viewfinder
- 再発見賞 - OXENFREE II: Lost Signals
- 時間泥棒賞 - EVERSPACE 2
- 遅咲き賞 - Mount & Blade II: Bannerlord
脚注
[編集]- ^ “「DELTARUNE」最新情報来るか!? インディーゲーム開発者らによるオンラインイベント「INDIE Live Expo」開催決定”. 2022年2月5日閲覧。
- ^ “「INDIE Live ExpoⅡ」番組情報公開”. INDIE Live Expo (2020年10月16日). 2022年2月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年2月5日閲覧。
- ^ “インディーゲーム紹介番組「INDIE Live Expo Winter 2021」全プラットフォームでの合計視聴数は1390万を突破。2022年上半期に次回を放送する予定も明らかに”. 電ファミニコゲーマー (2021年11月17日). 2022年2月5日閲覧。
- ^ “インディゲームの祭典“INDIE LIVE EXPO II”(11/7開催)の番組情報を公開!”. 2022年2月5日閲覧。
- ^ “INDIE Live Expo Awards 全7部門の受賞タイトルを発表!”. 2022年12月7日閲覧。
- ^ “第2回“INDIE Live Expo Awards”の受賞タイトルが発表に。大賞は「Road 96」” (2021年11月6日). 2022年12月7日閲覧。
- ^ “INDIELiveExpo Awards 大賞&全6部門の受賞タイトルを発表!”. 2022年12月7日閲覧。
- ^ ““INDIE Live Expo Awards 2022”の大賞は「Unpacking」に決定。各受賞タイトルまとめ” (2022年12月4日). 2022年12月7日閲覧。
- ^ INDIE Live Expo Awards 2023の受賞タイトルが発表。インディーゲームの名作から大賞に選ばれた作品は?【INDIE Live Expo Winter 2023/電撃インディー】
関連項目
[編集]- ZUN (ゲームクリエイター) - このイベントのテーマ曲である「唯一無二のシミュラークル」という楽曲を制作した[1]