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GLA (宗教法人)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
GLA 中京会館から転送)
総合本部本館

宗教法人GLA(ジーエルエー)は、高橋信次が創立した日本の宗教団体[1]。 東京都台東区雷門に本部を置く。現代社会が抱える様々な課題の根本に、人間が永遠の生命としての「の原点」を見失った存在空洞化があると説く[GLA 1]。GLAは創立当初の1969年には神光会あるいは大宇宙神光会[2]と称していたが、1970年に団体の名称をGod(神)Light(光)Association(会)の各語の先頭の文字を合わせたGLAへ改めた[1]。1973年に宗教法人になり[1]、2013年1月に法人名をジー・エル・エー総合本部から宗教法人GLAへ変更した[GLA 2]

教義概要

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宗教法人GLAでは、一切の源なる生命にして、宇宙の意志たる「大宇宙大神霊・仏」ともいうべき「大いなる光」を崇拝の対象としている[GLA 3][注 1]。そして、「自己の確立」と「世界の調和」を生きる一人ひとりを通じて、神の光はこの世界に現れてゆくとする[GLA 4]。人間存在の原点回復を導く新たな人間観・世界観を「魂の学」として集成[GLA 5]

GLAは、その真実の人間観、世界観を世界に発信し、一人ひとりが本当の自分に目覚め、魂として抱いた固有の目的と使命(ミッションワーク)を果たし、より輝ける人生を取り戻してゆけるように研鑽をかさねている。そして、一人ひとりの「魂の学」の実践を助力し、会員の家庭や職場、社会が調和され、よりよい世界を創造してゆくことがGLAの願いであるとしている[3]

また、「魂の学」の実践 (魂主義を生きる)とは、「どうあらんとするか」という問いを発し続ける生き方であるとされている。[注 2]

沿革

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  • 1968年7月 - GLAの創始者高橋信次は宇宙を貫く法(神理)を悟る境地に到達した。人間は誰もが永遠の生命を生きる存在であり、人生の目的は「自己の確立」と「世界の調和」であることを説き、調和のとれたユートピア建設をめざした。[GLA 6][3]
  • 1969年 - 創始者高橋信次の許に集った有志により「大宇宙神光会」が創設される。[3][注 3]
  • 1970年 - 会名を「GLA」に変更。(GLAとはGod Light Association[注 4]の略)
  • 1976年 - 高橋信次は自らの48歳での帰天と青年の中から後継者が出現することを予言し、後継者を探し始める。
    • 和歌山県白浜研修会開催 当時大学生であったGLAの現在の主宰高橋佳子は、この研修会にて宇宙を貫く法(神理)に到達し、法の継承のアルカナが顕現する。[GLA 8] 
    • 創始者高橋信次死去[4]。「感謝誓いの式」が挙行される。式辞の中で2代目主宰高橋佳子は、創始者高橋信次の志である神の光が顕現した仏国土・ユートピア具現の使命を引き継いでゆくことを表明した。
  • 1977年 - 『真創世記』を発刊。[注 5]
    • MBG(のちの青年塾)を発足。
    • ウイズダム(GLAの実践哲学における基礎的方法)を開示。
    • システムとしてのプロジェクト(具現運動)及びプロジェクト活動(神理の体験と具現の学習)を導入。
  • 1991年 - 『サイレント・コーリング』を発刊。創始者高橋信次が目指してきた真のユートピアがなる力となる力の統合された新たな文明を築くことであることを明示する。[注 6]
  • 1994年 - GLA創立25周年の善友の集い開催  このとき講演時における主宰による祈りに触れ、弟子全体による新たなる志の発現潮流が起きる。これを、弟子による「ボーディ・サットヴァ宣言(菩薩になりゆきたいという志の表明)」と名づけた主宰は、誰もが菩薩の境地を目指せる研鑽システムの構築へと取り掛かる。[GLA 12]
    • 主宰によるボーディ・サットヴァウイズダム[注 8]の策定により21世紀に向け、ボーディ・サットヴァ(菩薩)の境地を目指す会員の自己認識力の強化と、神理実践者[注 9]全国的な増加等を図る。
    • ニュープロジェクト(これまでのプロジェクト活動[注 10]を自己の確立の面で強化した新具現運動)を支柱とした研鑽体系の再構築が図られる。[注 11]
  • 2001年 - 21世紀を迎えるにあたって、ビッグクロスとの再結(大いなる存在との信仰を象徴する縦の絆・永遠の生命観にもとづく友情を象徴する横の絆、これを十字に組み合わせたものをビッグクロスとしこれと結びつくこと。内的なユートピアほどの意味)に加え、これまでの「自己の確立」を「人間復興」として、「世界の調和」を「世界復興」として行動指針化し、内なる力と外なる力の統合された新たな文明の創造をGLAの目的としてリスタートした。[注 16]
    • ジェネシスプロジェクトをスタートする。[注 17]
    • TL人間学実践企業・実践病院の認定[注 18]が行われる。2000年度~2001年度[GLA 21]
  • 2003年 - TL人間学実践企業・実践病院の認定が行われる。2001年度~2003年度
    • 2003年感謝の集いが開催される。21世紀の人間復興の基礎となる「魂の因果律」が開示される[注 19] 
  • 2005年 - TL人間学実践企業・実践病院の認定が行われる。2004年度~2005年度
  • 2007年 - グローバルジェネシスプロジェクトを開始。[注 21]
    • TL人間学実践企業・実践病院の認定が行われる。2006年度~2007年度
  • 2017年 - 第7回TL人間学実践企業、実践病院(クリニック)・実践ドクターの認定が行われる。2015~2017年度
  • 2019年 - 2019年八ヶ岳伝道者研鑽セミナーが開催される。GLAが内なる力と外なる力の統合された新たな文明を築くことを目的としていることが講演された。[注 25]
    • 2019年感謝の集いが開催される。 GLAの使命が、神の光の顕現したユートピア具現にあることが講演された。[注 26]

組織・施設

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総合本部

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[GLA 26]

総合本部本館   東京都台東区雷門2-18-3

八ヶ岳いのちの里 人生祈念館 山梨県北杜市高根町村山西割4283-149

地方本部

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北海道本部 (北海道会館) 北海道札幌市中央区南1条東2-9-1

東北本部 (東北会館)   宮城県仙台市青葉区上杉3-3-23

宮城研修センター   宮城県黒川郡大衡村大衡古井待38-4

東京本部(東京会館)   東京都台東区雷門2-12-9

千葉会館  千葉県千葉市中央区浜野町936-1

さいたま会館  埼玉県上尾市川170-8

山梨会館   山梨県甲府市相生2-4-13

富士会館   静岡県富士市永田町2-91-2

静岡会館   静岡県静岡市清水区楠新田241‐7

北陸本部 (北陸会館:金沢ターミナル)   石川県金沢市駅西本町1-5-41

富山会館   富山県富山市上袋355-1

高岡会館  富山県高岡市問屋町78

中京本部(中京会館:名古屋・尾張北ターミナル)  愛知県名古屋市中区上前津2-3-3

岐阜会館  岐阜県岐阜市東金宝町4-1

三重会館  三重県松阪市久米町1036-1

近畿本部 (近畿会館)  大阪府吹田市金田町28-17

京阪会館  大阪府大阪市城東区関目1-2-14

京都会館 京都府京都市南区東九条上殿田町48

和歌山会館  和歌山県和歌山市太田4-10-19

中国四国本部 (中国四国会館)  岡山県岡山市北区表町3-21-21

広島会館  広島県広島市西区三篠町2-11-4

福山会館 広島県福山市木之庄町2-6-28

高知会館  高知県高知市堺町2-28

九州本部 (九州会館) 福岡県福岡市早良区荒江3-11-35

太宰府研修センター  福岡県太宰府市梅香苑1-13-25

熊本会館    熊本県熊本市中央区帯山7-6-87

GLA 中京会館

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GLA 中京会館は愛知県名古屋市にある。GLA中京本部のある建物。「魂の学」を日本全国・海外へ発信する新たな主要拠点の一つとなる[注 27]

GLA 中京会館の沿革

2012年、設計作業が始まる。設計事務所「ケイ・アソシエイツ」の主宰岸和郎と株式会社竹中工務店の共同設計により設計。2016年開所、GLA地方本部としては最も大きな会館となる[7]

GLA 中京会館の施設概要

  • KAGAMI HALL - 収容人数604名の「講演専用ホール」。ネットワーク機器と音響映像機器の充実によって、高品質の映像送信が可能になっている[8]
  • 「講堂」 - 収容人数約200名の講堂。 研修の場として恒常的に活用。
  • 「聖堂フロア」 - 最大120名が参列できる。聖堂正面には「大いなる存在・神の光を象徴する「天上の星」が配置されている[9]
  • 「人生記録出会室」 - 八ヶ岳いのちの里人生祈念館に奉納されている「人生記録」を通信回線を通して拝聴することができる。
  • 防災拠点設備 - 大地震対応として、「制振壁」を採用し、耐震性の向上を図る。災害時の飲料水(簡易浄水器を用い、地下水を使用)。自家発電設備、72時間最低限の機能を稼働できる。アマチュア無線基地局を開設(定期的に無線を活用した連絡訓練を実施)。

GLA国際部

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総合本部本館内  東京都台東区雷門2-18-3

人生祈念館

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人生祈念館は山梨県北杜市にあるGLAの宗教施設。2013年、GLAでは、1人ひとりが魂としてこの人生を生きた軌跡こそが、後世に伝えられるべき遺産であるという考えにもとづいて、山梨県北杜市に人生祈念館を開設した。 GLAの主宰高橋佳子は、その竣工式において、人生祈念館が抱くべき2つの柱について明らかにした。第1の柱は、様々な人生の条件を引き受けた人々が神理と出会い、それを支えにして実践をしてきた足跡が、人生祈念館に蓄積されてゆくこと。第2の柱は、人生祈念館がGLAにおける祈りの中心の場となってゆくということ。この2つの柱を抱く人生祈念館の始動とともに、GLAの文化の蓄積を進めてゆく歩みが始まったという。

その第1の柱として、具体的には、人生祈念館に会員1人ひとりの「人生記録」およびその遺骨を預かり、その人生の挑戦を讃え、後世に伝え遺してゆくということが挙げられた[10]。第2の柱として、人生祈念館・祈念広場の全体の構成が人生祈念館が祈りの中心の場となるようにデザインされていることであった[11]

人生祈念館の施設概要

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  • 人生祈念館
  • 祈念広場
  • 地上の星

人生祈念館の沿革

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2013年、人生祈念館を開設。2014年、「高橋信次『奉納の儀』」が執り行われる[12]。2014年8月から10月にかけて信濃毎日新聞など各地方紙で「新宗教にみる葬送」と題して、人生祈念館では遺骨を30年後に散骨することなど、その活動と趣旨が紹介された[13]

会員数

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GLAの会員数は、1976年6月(高橋信次の死去時)9千人弱[14]、1976年末8761人、1978年9千人(『日本宗教総覧』)、1988年1.3万人(同)、1994年1.6万人、2001年2万人(『日本宗教総覧』)、2006年2.6万人[14]、2014年4万2,437人(物故会員 5,899人を含む)、2020年4月6万85人(物故会員 11,519人を含む。GLAによるデータ)、2023年62,839人(物故会員15,609人を含む)[15]

活動

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冠婚葬祭

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GLAでは、希望する会員の各々の冠婚葬祭についてそれを執り行っている[GLA 27]

命名の儀

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「命名の儀」は、両親や親族によってつけられた「名」が、司祭の祈りとともに嬰児に授けられる。[GLA 28]

結婚式

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結婚式(結婚と誓いの儀)は、新郎新婦が深い絆によって結ばれる生涯の伴侶として、ひとつの家庭を築き、ともに人生を歩み続けることを誓い合う場として行われる。[GLA 29]

葬儀

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葬儀では、何よりも故人を偲び、 故人への畏敬と感謝とともに、あの世での道行きに神理の光が注がれるように祈りを捧げることが大切にされる。それは、この世での修行を終えた故人の魂が、赴くべきところに旅立ってゆく「人生の卒業式」と受け止められている。

葬儀にあたっては、故人の人生の道のりをしたためた小さな(葬儀の栞)が作成される。それを通して、参列者は、故人の人生や人柄をより深く知り、かけがえのない別れの時が実現されるという。[GLA 30]

供養行ならびに特別供養

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「供養行」の取り組みは、供養行について書いてある冊子にもとづいて会員個人によって行われる。「供養行」は、一定の期間、取り組む本人が自らの人生を振り返り、心の浄化を深めながらあの世の魂との絆を深め、思い出を想起し、祈り、語りかけ、共に魂の成長と進化の道を歩んでゆくものである。

特別供養は、2009年、GLAの主宰によって新たに開かれた供養の場である。その場では、特別供養を申し込んだ会員の個人的な供養行の取り組みを経たのち、当日は、司祭の祈り添えによる供養が執り行われる。

「特別供養」は、年2回(春季特別供養、夏季特別供養)、GLA会員とその親族を対象に、GLA各本部で開催されている。[GLA 31]

ボランティア活動

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2011年の東日本大震災、2016年の熊本地震においては、対策本部を立てた。全国的な救援活動の陣頭指揮を執りながら、GLA主宰者も再々被災地に赴いて被災者と対話した。[GLA 32][16]

研鑽システム

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GLAには、研鑽システム(各種の集いやセミナーなど)がある。

聖日の集い

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聖日とは、1年の中に定められた、GLAが大切にしている聖なる日のこと。[GLA 33][注 28]

  • 新年の集い(年の始まり)
  • 善友の集い(GLA創立記念日)
  • 現身の集い(創始者高橋信次の命日)
  • 感謝の集い(年の終わり)

善友の集い

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GLAの年中行事の一つである善友の集いは毎年4月に創立記念日にちなんで開催され、GLAが定める聖日の一つである[17]

1994年の善友の集いで行われた主宰者高橋佳子の講演は、「GLAにおけるもっとも重要かつ基本的な研鑚の場」である「ニュープロジェクト研鑽」[注 29]が開始される契機となった[17]。2004年の善友の集いでは「GLA会員憲章」が採択された[17]。2019年の善友の集いではGLA創立50周年記念式典が行われた[17]。2020年は新型コロナウイルスの影響により、G.ライブ(インターネットを通じて行われるライブ中継)にて開催され、日本各地および世界22か国から24000名の会員が参加した[18]

GLAによれば、GLAは、仏教の祖師であるゴータマ・シッダッタが「善友」ということの重要性を特に強調したことを受け止め、GLAに集うすべての人が善友となることを願い、この行事の名称を名付けた[19]。GLAによれば、ゴータマ・シッダッタが、「善友」の意義を問う弟子に対して「善き友を得るとは、道のすべてにもあたることだ」と語ったとされることが、GLAの善友の集いの原点である[注 30]。GLAによれば、人間の深化成長および人生の使命を生きる願いを持った善き仲間と切磋琢磨してゆくことが、ゴータマ・シッダッタの時代より変わることのない人の生きる道にとって重要なことであるとする思想が、GLAの善友の集いにある[20]

層別セミナー

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年齢層(層別)に分かれて行われるセミナー。[注 31]

毎年、春から夏にかけて、主に以下の名称の層別セミナーが行われている。

  • 「かけ橋セミナー」(親子対象)
  • 「青年塾セミナー」(青年層対象)
  • 「フロンティアカレッジ・こころの看護学校合同セミナー」(壮実年・婦人層対象)
  • 「豊心大学セミナー」(熟年層対象)

これらは、2泊3日で、八ヶ岳いのちの里(山梨県にあるGLAの研修施設)で行われている。[注 32]

セミナーでは、主宰者である高橋佳子の講演やオリジナル教材を基に、その世代ならではの課題に取り組む。[注 33] [GLA 34]

生活実践

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1カ月に2回、2時間程度、自宅や職場が近くの会員5、6名が1つのグループをつくって、「魂の学」の基本を学ぶ場。2017年現在、約3000グループが活動しているとされる。[注 34] [GLA 35]

グローバル・ジェネシスプロジェクト研鑽

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週1回、プロジェクト活動(GLAでのボランティア活動)を通して、「研鑽」と「奉仕」が1つになった実践的な学びの場とされる。

1年間の登録制の研鑽で、現在、日本、アメリカ、ブラジル、オーストラリアなどで1万人を超える会員が学んでいるという。[GLA 36]

GLA会員でなくても参加することができる活動

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新年の集い

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1月に開催される。その映像の集いとなる新春の集い(2月)、陽春の集い(3月)も各地にて開催される。

高橋佳子講演会

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毎年、東京、大阪、名古屋を含む地方都市約20カ所で開催されている。「高橋佳子講演会」[注 35]は、GLA会員でなくても参加することができる。主宰は、高橋佳子講演会実行委員会(GLA、TL経営研修機構、TL医療研究会、TL教育研究会)。 [GLA 37]

専門分野の活動 「TL(トータルライフ)人間学」

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会員でない人(10名以上の従業員のいる会社の役員等)も参加できる専門分野の研鑽。[注 36]

  • TL経営研修機構;「魂の学」に基づく新しい経営の在り方を学び、自社においてその実践に取り組んでいる。
  • TL医療研究会;「魂の学」に基づく新しい医療観・病気観・診断観・治療観による研究と実践に取り組んでいる。

TL経営研修機構

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GLAの関連団体である[22]TL経営研修機構はTL(トータルライフ)人間学(魂の学)に基く経営を学び、実践するための研修機構である。TL経営研修機構は、経営に携わる人がTL経営(TL人間学[23]に基づく新しい経営)の在り方を学び、実践する集いのこと。「TL人間学」を基とした実践によって、一人ひとりの中にある内なる力を引き出し、問題解決と創造を可能にする道を体験的に学んでゆくことを目的としている。[24]

TL経営研修機構の沿革

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  • 1991年 高橋佳子によりTL運動が提唱される。[25]
  • 1992年 TL人間学講座が開始される。第一回目は「サイレント・コーリングを聴く」であった。[26]
  • 1996年 TL人間学・経営・医療・教育3分野合同による第2次ディスカバリーセミナーが開催。[27]テーマは、「四つの刃・カオスを光と闇に分化する人間」。
  • 2001年度~ TL人間学実践企業・実践病院の認定[28]が行われる。
  • 2019年「2019TL人間学セミナー」が開催される。

トータルライフ医療学術集会

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  • TL教育研究会;「魂の学」に基づく教育実践に取り組んでいる。

トータルライフ総合事務局によって開催されているセミナー

  • 「2018TL人間学セミナー」 (約1200名が参加)
  • 「TLシリーズセミナー」(登録制、年3回)[注 37]

[GLA 38]

  • 2018年「THE GATE Series Seminar」(約千名の経営・医療・教育等の専門分野の方々が参加。)

魂の学における実践哲学としての活動

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セミナー、講演会等におけるウイズダム実践について

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層別セミナーでは、各参加者の直面している問題に対して、主に「ウイズダム」[注 38]にそった解決手順を踏んでゆくように指導がなされている。 各セミナーにおける参加者は2018年においておおよそ次の通りであった。[GLA 39]

  • 「2018かけ橋セミナー」約2500名
  • 「2018青年塾セミナー」約1000名
  • 「2018フロンティアカレッジ・こころの看護学校合同セミナー」約3500名
  • 「2018豊心大学セミナー」約3000名

こうしたセミナーを支えるボランティアのスタッフは、年間約1000名ほどとなっている。[注 39][注 40]

また、グローバル・ジェネシスプロジェクト研鑽参加者約10000名においても、各個人が、各人の問題を解決するためのシートによる実践を為している。[GLA 40]

脚注

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注釈

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  1. ^ 各地の聖堂正面にはGLA主宰によってデザインされたビッグクロス(大いなる十字)が配されていて、会員は祈りのたびに正面に向かって手を合わせているが、しかしビッグクロスは本尊であるということではなく、大いなる光の存在を象徴したものであり、祈りへといざなう表現として大切にされているものである。ウエブサイト「宗教情報リサーチセンター教団データベースP4
  2. ^ 魂主義を生きるとは、第1の自分革命:人生に見えない次元をプラスする 「魂の学」を学び、その人間観・世界観によって見えてくる「内外エネルギー交流」を発見する。第2の自分革命:「マルかバツか」を超える。カオスという次元を加え、快感原則を超える自己変革。第3の自分革命:青写真(ヴィジョン)を描いて生きる。第4の自分革命:「果報側」から、「因縁側」へ。魂の主導権を取り戻し、人生の願いと使命を取り戻す自己変革。第5の自分革命:「すべてを、条件として」。これら5つの自分革命を通して、「どうあらんとするか」という問いを発し続ける生き方に到達するという。『魂主義という生き方』P27
  3. ^ 大宇宙神光会とは大宇宙の神の光というものをこの地上に顕現する会の意、集われた人の中より、「ぜひもっと多くの人にこの教えを聞いていただきたい」という発心が生まれ、会の発足が具現した。[GLA 7]
  4. ^ 「自己の確立」と「世界の調和」を生きる一人ひとりを通じて、神の光はこの世界に現れてゆくという意味。ようこそGLAへP7
  5. ^ 創世とはジェネシスと訳する。のちのジェネシスプロジェクト(創世具現運動)の起点となる書物。
  6. ^ 強大な力を持つ科学文明を崩壊に至らせないためには、それを扱う人間の内に、闇(暗転)と光(光転)を見分ける弁別力を育むことが必要であり、21世紀に向かって新しい文明が開かれてゆくためには、外なる科学文明と内なる弁別力を統合してゆく道が呼びかけられていると説いた。  [GLA 9]
  7. ^ 人間は永遠の生命を持つ魂存在であるとする観点から構築された人間学の講座[GLA 10]
  8. ^ GLA全体の研鑽方策を定めたウイズダム。毎年12月30日に21世紀開拓者会議にてその審議の場が設けられている。2018年に54冊目となった。[GLA 13]
  9. ^ 現実社会の問題をツールを用い調和・進化に導いた者の意
  10. ^ 神理の体験と具現の学習
  11. ^ この時点より、止観シート煩悩地図等の自己認識のためのツールが漸次開示されてゆく。1999年には地獄滅消の法が説かれる。 [GLA 14]
  12. ^ 経営者の人間的深化・成長と、それを基とした利益の実現を同時に達成する経営の研鑽
  13. ^ 弟子達の願いにより伝道研鑽部会が設けられる。公募による選任、任期は3年。  [GLA 17]
  14. ^ TL人間学における三分野が統合された。[GLA 18]
  15. ^ 「自己の確立」と「世界の調和」に向かって歩む人間の偽我から善我、真我への歩みを総合的にまとめられたもの。 [GLA 19]
  16. ^ ジェネシスプロジェクトアジェンダとして開示した。 [GLA 20]
  17. ^ ニュープロジェクト(新具現運動)をジェネシスプロジェクト(創世具現運動)に変えて新たな世紀への行動指針の徹底を図る。
  18. ^ 世界復興に寄与している企業が認定される
  19. ^ 根本教義。ここから、「魂の学」「魂主義」「魂の学の実践哲学」という概念が派生してくる。[GLA 22]
  20. ^ ジェネシスプロジェクトアジェンダに沿って作成されている。 [GLA 23]
  21. ^ ジェネシスプロジェクト(創世具現運動)をグローバルジェネシスプロジェクト(国際的な創世具現運動)に変え国際化を図る。
  22. ^ 年に2回希望者を募り式典が執り行われる。大いなる存在との縦の絆のもとで、魂となり永遠の生命となった故人との友情の絆を深めることが真の供養であるとされている。特別供養とは
  23. ^ 2016年に開所。604名を収容できる講演専用のホールを持つ
  24. ^ この中には、闇(暗転)と光(光転)を瞬間的に見分ける弁別力を育むタイプの発想術も説かれている。また、暗転してゆく世界をカオスと観ることにより、光転に導くという復興を具現した、愛媛大学名誉教授の実践例が載せられている。[GLA 24]
  25. ^ 全国・海外11か所で実施。約3100名が参加。[GLA 25]
  26. ^ G.誌2020、2月号GLA創立50周年となる
  27. ^ GLA中京本部は長野、静岡両県の一部を含む東海三県。[6]
  28. ^ 「聖日の集い」は、参加するだけで、誰もが神理の基本を学び、生きることができるように考えられており、会員は、「聖日の集い」に参加することで、GLAの1年の学びを概観し、「魂の学」のいのちを体験することができるとされている。
  29. ^ 2007年に「グローバル・ジェネシスプロジェクト研鑽」に改称された[17]
  30. ^ 弟子はアーナンダのことであるが、その個所のほかにコーサラ国王に対しても、「善き友をもつこと、善き仲間のいること、善き人々に取り巻かれていることは、清浄行の全体である。」と語ったとされる。『原始仏典Ⅱ 相応部第一巻』中村元ほか、第三篇第二章第8節、137頁。ISBN 978-4-393-11301-1
  31. ^ 少年層は「チャレンジングエンジェルス スクール」、青年層は「青年塾」、壮実年層は「フロンティアカレッジ」、婦人層は「こころの看護学校」、熟年層は「豊心大学」と呼ばれる。
  32. ^ 中には、全国の地方本部の会場でも同時中継で開催されるセミナーもある。
  33. ^ 層別セミナーは、GLAの教義の1つである「円環的人生観」に基づいて作られている。
  34. ^ 主宰高橋佳子の著作や、月刊『G.』、講演映像などを学びながら、1人ひとりが自らの心(受発色)の傾向を見つめつつ、お互いの人生を深く語り合う。その中で、互いの絆や友情が育まれると同時に、現実の試練や問題をあるがままに受けとめ、解決してゆく道が開かれてゆくという。
  35. ^ この高橋佳子講演会の様子は、たとえば中外日報で以下のように紹介されている。「……GLAは9日、パシフィコ横浜で高橋佳子主宰の講演会を開いた。約7千人が来場し、高橋主宰は心を魂がつながれば使命達成の道を歩めると説いた。広島など全国6会場にも中継された。横浜会場ではまず会員の体験を映像で紹介・・・・埼玉で障害児施設を運営する医師・許斐博史さんとの対話を通して、『心と魂の溝をなくせば、現実の快苦の刺激に振り回されることなく、悠々と使命達成の道を歩むことができる』と語った。会場ロビーには、心の傾向が分かる『自己診断チャート』のコンピューター判定コーナーもあり、来場者らの長い列ができていた」 [21]
  36. ^ トータルライフ総合事務局が運営を行っている。ようこそGLAへP75
  37. ^ ここでは、高橋佳子の講義、様々な実習、仲間の実践発表、シンポジウムなどが行われている。
  38. ^ さまざまな問題を解決するために考案された実践シート
  39. ^ ボランティアのスタッフに関しても、「セミナーの運営を通してのセミナー」という位置付けでさまざまな問題を解決するために考案された実践シートを用いての実践がなされている。
  40. ^ また、新年の集い、 善友の集い 、感謝の集い、高橋佳子講演会(4地域)は、 年間総計約700名ほどのボランティアスタッフにて、運営されている。

出典

[編集]
  1. ^ a b c 松野純孝編『新宗教辞典』東京堂出版、1984年、111-112頁。
  2. ^ GLA(宗教団体)の意味を知りたい。」レファレンス協同データベース、1995年5月24日、2011年6月16日更新、国立国会図書館。2020年7月23日閲覧。
  3. ^ a b c 宗教法人GLA」『教団データベース(新)』宗教情報リサーチセンター、公益財団法人国際宗教研究所
  4. ^ 高橋信次先生 - GLA公式サイト
  5. ^ 経営、医療、教育等に跨る「TL(トータルライフ)人間学」を提唱。島田裕巳『日本の10大新宗教』
  6. ^ GLA https://ja-jp.facebook.com/GLA.or.jp/photos/a.422162861164762/1116238991757142/?type=3&theater (ジー・エル・エー)Facebook
  7. ^ 敷地面積は約1,500㎡、建物は地上6階地下1階、延床面積約6,400㎡
  8. ^ GLA 中京会館の研鑽施設
  9. ^ 聖堂フロア
  10. ^ 「人生記録」は、会員1人ひとりが生前に自ら自身で取り組み、納める。それは、新しい人生伝承の実践であり、1人ひとりの魂を重んじる新しい葬制のあり方と言われている。人生記念館
  11. ^ 人生祈念館・祈念広場・入口に至るスロープ・地下廊下・回廊・ホワイエ・聖堂・天上の星・祈念広場の森へとつながる螺旋状の道・地上の星までの全体が円環的人生観を歩む人間が祈りの中心に向かって歩んでゆく姿をモチーフにデザインされている。また。大自然の中でも建物の中でも祈ることができるように、聖堂内には「天上の星」、さらには建物の外・自然の場にある「地上の星」が用意されている。人生記念館GLA八ヶ岳いのちの里GLA中京会館ガイド vol.2八ヶ岳いのちの里 - Google Sites
  12. ^ facebook.com/GLA
  13. ^ 信濃毎日新聞2014年8月26日夕刊、河北新報2014年8月30日、熊本日日新聞2014年9月7日、福井新聞2014年9月8日、山梨日日新聞2014年10月3日ほか
  14. ^ a b 島田裕巳『日本の10大新宗教』幻冬舎、2007年11月、ISBN 978-4344980600
  15. ^ GLAの概要 GLA公式サイト
  16. ^ 東日本大震災のときにGLAがどのような支援をしたのか。
  17. ^ a b c d e 宗教法人GLA」『宗教情報リサーチセンター』国際宗教研究所。2024年10月24日閲覧。
  18. ^ G.誌2020年9月号P26
  19. ^ G.誌2020年4月号P9注3
  20. ^ G.誌2019年4月号P6
  21. ^ 中外日報2014年11月21日
  22. ^ GLAの関連団体
  23. ^ 人間の本質を魂と考え、それを原点として、一人ひとりの仕事と人生と願いを一つに結び、それによって新たな問題解決の道をつけるものとされる。「TL(トータルライフ)人間学」とは
  24. ^ TL経営研修機構
  25. ^ この年に発刊された『サイレント・コーリング』(高橋佳子著)の著者プロフィールには、人間の深化の道をTL人間学に集約し、その思想にもとづく定見を様々な分野で提案し、共感と実践の環を広げるためにTL運動を提唱したことが書かれている。(第2版3刷)
  26. ^ ようこそGLAへP14-2年表
  27. ^ TL人間学における三分野が統合された。
  28. ^ 問題解決と創造に寄与している企業が認定される

GLA

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  1. ^ ウエブサイト、トータルライフ(TL)人間学とは | トータルライフ経営研修機ー高橋佳子先生紹介
  2. ^ GLAの概要」GLA(ジー・エル・エー)。2020年7月22日閲覧。
  3. ^ ようこそGLAへP8
  4. ^ ようこそGLAへP7
  5. ^ ウエブサイト、トータルライフ(TL)人間学とは | トータルライフ経営研修機ー高橋佳子先生紹介
  6. ^ ようこそGLAへP10、『心行』(神意の仏国土を造らんがため生まれいでた)より
  7. ^ ようこそGLAへP10
  8. ^ 1976年1977年GLA誌
  9. ^ サイレント・コーリングP282、P306、P261
  10. ^ TL人間学とは | トータルライフ総合事務局
  11. ^ ようこそGLAへ年表14-2
  12. ^ ようこそGLAへP22
  13. ^ G.誌2019年3月号
  14. ^ ようこそGLAへ年表14-2
  15. ^ ようこそGLAへ年表14-2
  16. ^ TL経営研修機構
  17. ^ ようこそGLAへ年表14-2
  18. ^ ようこそGLAへ年表14-3
  19. ^ ようこそGLAへ年表14-3
  20. ^ ようこそGLAへP23
  21. ^ ようこそGLAへ年表14-3
  22. ^ ようこそGLAへP23
  23. ^ ようこそGLAへP23
  24. ^ 『最高の人生のつくり方』P233,P123
  25. ^ G.誌2019年12月号
  26. ^ GLAの施設
  27. ^ GLA「冠婚葬祭」
  28. ^ GLA「命名の儀」
  29. ^ GLA「結婚式」
  30. ^ GLA「葬儀」
  31. ^ GLA「特別供養」
  32. ^ ^ 高橋佳子『果てなき荒野を越えて』増補版 p13 三宝出版、2016年3月、ISBN 978-4879281043
  33. ^ GLA「四聖日の集い」
  34. ^ GLA「層別の研鑽で学ぶ」
  35. ^ GLA「生活実践」で学ぶ
  36. ^ GLA「グローバル・ジェネシスプロジェクト研鑽」で学ぶ
  37. ^ GLA「各種講演会・文化活動」
  38. ^ GLA「専門性を生かした活動
  39. ^ 2018年G.誌
  40. ^ 『運命の逆転』(p.75~77)

関連項目

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外部リンク

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