G.212 (航空機)
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フィアット G.212 (Fiat G.212) とは、イタリアのフィアット社が1947年頃に製造したレシプロ3発旅客機で、"Aula Volante" と通称された。機首および両翼に各1機のエンジンを搭載した "G.12" シリーズ中の1機種。
1949年5月、イタリアのサッカークラブ「ACトリノ」(後のトリノFC)の主力メンバーほとんどを失わせる墜落事故(スペルガの悲劇)を起こしたのはこの "G.212" であった。
諸元
[編集]- 製造年:1949年
- ウィング・スパン:29.344 m
- 全長:23.402 m
- 全高:8.142 m
- 重量:18,000 kg
- 空虚重量:11,200 kg
- 最高速度:380 km/h (高度3,700 m)
- エンジン:プラット・アンド・ホイットニー製 R-1830 3基
- 航続距離:3,000 km
- 定員:26 ~ 30 名